2012年11月7日水曜日

二歳の誕生日

今日で我が家のめめちゃんが二歳になりました。平日ということもあり何もしませんが、週末にお祝いしようかな。元気に育っています。本当に病気もしません。気になるのは日焼けくらいです。

先週末も国内旅行に行っていて、来週からまた暫く旅行です。詳しい日程は把握してませんが。大変だけど楽しみ。楽しみだけど大変。


2012年10月30日火曜日

合格

日本に帰ってました。そしてもうナイロビに戻りました。往復のフライトの過酷さはもう筆舌に尽くし難いです。復路にいたっては48時間で眠れたのが6時間足らず。何の罰ゲームかと思いました。原因はもちろん時差ぼけでリズムが滅茶苦茶なめめちゃんなんですけどね。

日本滞在中に、8月に受けたフランス語の試験の結果が出ました。夫に取りに行ってもらおうとしたら、直接その試験を実施した機関の責任者に問い合わせていて、これで落ちていたら恥ずかしい想いをしたに違いありません。私も夫も。

今回合格したのはDELFのB2というレベルです。これに合格すれば中級はクリアして既に上級に達していることが証明されます。フランス語検定では準一級と同等とされますが、求められているものが全然違うので一概に比較できません。ちょうど英検とTOEICのように。

ほとんど予想通りの点数で受かったんですが、予想した各セクションの得点と実際のそれが全然違ってビックリしました。とにかく作文が苦手なようです。そして驚くべきことに面接がほぼ満点でした。

この試験はさらに上があって、私が最終的に目指しているのは上から2番目のDALF C1に合格することなので(一番上のC2はほぼネイティブ並みの語学力でもなかなか合格しないとか)、弱点強化をしながら少しずつ準備していきたいと思います。

2012年10月3日水曜日

いざ出発

夜にパリに発つのに、バタバタした一日でした。

予定が立て込んでいて行けないと思ったのですが、なんとか昼間の韓国大使館のレセプションにまで出ることができました。近所の韓国人外交官のマダムが招待してくれたんです。わたしの住むマンションはみんな仲良しで、もうご近所の枠を超えていいお友達です。

夜のフライトなので機内でめめちゃんがどのくらい寝るかが着いてからの行動を左右します。日中たくさん遊んだようで今も舟を漕いでいるから何とかなるかな、と思いますがあとは座席次第でしょうか(二席貰えないと厳しいです。私もめめちゃんも)。

それではいざいざ。

2012年10月2日火曜日

ペアルック


普段はスタイを嫌がって絶対につけないのに、プーさんと色違いのお揃いでつけてあげたら大喜び。豚の絵を指して「バタ」(まだブタと言えない)と言っているところ。

さて、明日出発です。

でも大忙し。私は明日午前中にフランス語の先生に最後に会いに行って、ランチの時間帯はある国の大使官邸でのレセプション。めめちゃんは体操教室。きっと二人ともへとへとで飛行機の中でぐっっすり眠れて気がつけばパリに着いている、という理想像にどこまで近づけるか。見通し甘いですかね。



2012年9月30日日曜日

インドのレセプション

今日は夫のインド系の同業他社の副社長のお宅にオヨバレしました。ランチの時間だったのでめめちゃんはナニーさんと楽しく遊んで、おりこうにお留守番していましたよ。

実は夫はこの副社長とは知り合いのホームパーティで15分程度喋ったことがあるだけなのに、ご丁寧な招待状をいただいたそうです。今まであまり関わりがなかった方のパーティなので、招待客も私たちが普段あまり縁のないような方ばかり。国籍もエジプト、インドネシア、アメリカ、ドイツ、イギリス、オーストラリア、中国、韓国、日本、フランス、インドという多様さ。

お食事はもちろんインド料理。何種類ものカレーをいただきました。マダムに「ナイロビのインドレストランで一番美味しいのはどこだと思いますか?」と夫が聞いたら、首を傾げながら「外で食べることはあんまり...家で作れますから」と微笑んでました。確かに、確かに。でも私が気に入っている某レストランHは美味しいとおっしゃってました。確かに、確かに。

わたしにしては珍しいことなのですが、このレセプションで知り合ったインドネシアのマダムと電話番号を交換しました。外見も話し方も凄いブルジョワで知識階級な感じがする方でした。今度(私が日本から帰って来たら)またランチでもご一緒したいなあと思います。



お腹いっぱいで家に帰って来たら、めめちゃんが「See you on Monday!」と言えるようになってました。ビックリ。幼稚園のせいか最近は英語の上達が目覚ましいです。「I want book up」(その上にある本が欲しい)とか言うんですよ。日本語では「おしり」とか「うんち」とか語彙に偏りがあります。なんででしょ。


2012年9月28日金曜日

突然のお別れ

ナイロビに住む外国人の多く(特に駐在員)は数年の任期で、その後は次の国へ行ったり、自国へ帰ったりします。数年経つとそれぞれのコミュニティーで全然違う顔ぶれになります。夫の職場では夫より以前に赴任した駐在員は独りだけなりました。

仲の良い人がいつくらいに離任するのか気になるところです。夫の会社は赴任の年数がきっちり決まっているので、いつ異動の辞令がくるかハラハラする、ということは全くありません。そして、自国に帰らない場合でも、第6希望まで選んだ中から次の赴任地が決まるので安心です。でも周りの人達は「そろそろかなー」とか「次は日本かなー」と不確実な予測を抱えていて大変そうです。

つい数週間前まで「任期が延長されるはずだから、来年いっぱいはナイロビにいるはず」とかなり断定的に言っていた私のフランス語の先生。

今週になってご主人の異動が決まったそうで、しかも10月10日付けの異動とのこと。もし異動なら、と今までに話した時にも全然話題にされなかった北アフリカの某国だそうです。あまりに急な話に私はビックリ。来週から私は日本に行ってしまうので、もう次のレッスンはありません。今週末にお別れパーティが開かれるそうなので、めめちゃんを夫に預けて独りで挨拶しに行こうと思います。

...それにしても、先生がいなくなったら私のフランス語はどうなるんでしょ。またあの語学学校に通うという方法もありますが...授業の内容ではなくて、トイレの汚さとか、他の生徒にたかられることとか、先生がくだらないことを聞いてくる(うちの家賃とかメイドの給料とか)こととか、気分悪い思い出があるので遠慮したいわけです。最終段階の試験を受けるには行っておいた方がいいのかなー。

それにしても寂しくなります。



2012年9月27日木曜日

マダムのBBQランチ

今日は総勢12人のマダムが集まってプールサイドでBBQでした。韓国マダムが4kgのプルコギ風牛肉を手際よく焼いてくれて、それ以外にも鶏肉、ソーセージ、野菜、ポテト、白米、デザートなどみんなでお持ちより。〆はその場でローストしたコーヒー豆でドリップしたコーヒーをいただきました。
楽しくて美味しくて楽しいひとときでした。

私はパイナップルアップサイドダウンケーキを作りました。小さな頃よく母が作ってくれたのですが、同じようにはできませんでした。なんででしょ。でもみなさんその場で食べて、持ち帰りもしてくれて完売でした!次回はもっと美味しく作れるように頑張ります。


2012年9月23日日曜日

プール遊び


少しずつ暖かくなってきたので昨日は久々に敷地内のプールへ。とはいえ、午後から陽が翳り、そうなるとやや涼しく感じたため水着ではなく遊び着で。子供用プールの階段の一段目にしかまだ入れませんが、それでもしばらく楽しく遊んでいました。

本格的に暑くなったらもっとたくさんプールで遊ぼうと思います。

2012年9月19日水曜日

元気に通園してます

今日もめめちゃんは学校でした。
いつもより遅く家を出たら、私たちが着いた時には仲良しのAちゃんが既に教室で遊んでいて、それが嬉しくてめめちゃんは振り返らずにオモチャが置いてある机に直行しました。
泣かれるのも胸が痛いですが、私の方を振り返らないのも何だか寂しいものです。
もっとも、数分後に私の存在を思い出して一度教室の外まで探しに行った、とお迎えの時に先生が教えてくれました。でも泣かなかったようです。

いつまでも小さくて何も出来ないと思っているのは親だけなのかもしれません。

こんなことがありました。先日久々にめめちゃんを体操教室に連れて行きました(いつもはナニーさんの役目)。ぶつかったりしそうな種目のときは危ないのでひとりずつやるのが基本で、その都度インストラクターのPさんが「はーい、みんな座ってー」と呼びかけるんです。そうすると2歳にも満たない子供達が壁際の台にみんな座って順番を待っているんです。その姿の可愛らしいこと!

本当に、何も出来ないと思っているのは親だけですね。

「めめちゃんはできないと思っていたことが本当はできる」ということが以前も頻発して、この子はできないから、と私がめめちゃんの限界を作っているのかもしれないと猛省し、学校にやることを決めたんでした。

学校で出る昼食にも食べ慣れないもの(チャパティ、加工肉、硬い果物等)も出るようですが、毎日ちゃんと食べれるようになりました。

まだ通い始めて数週間ですが日に日に成長しています。

2012年9月17日月曜日

我慢できないのは誰

秘密の花園みたいですが、実際は一心不乱に花をむしっているめめちゃん。

外が大好きで、特に花をむしる、独りで滑り台の階段を上っても滑らずに上でジャンプする、庭の池にあれこれ投げ入れたり、いけないこと、危ないことをしたがります。

私はハラハラしたり、ヒヤヒヤしたりで、あっという間にめめちゃんを抱えて退散してしまうのですが、やっぱりそれでは不満らしく、大きな声で泣き叫んで、家に帰ってからも機嫌を直すのが大変。

対する夫は、ある程度好きに遊ばせるので満足しためめちゃんは自然と次の遊びを始めるそうです。

夫曰く私は「我慢が足りない」そうです。わかってるんですけどね。かんしゃくを起こしためめちゃんを辛抱強くなだめると言うのが一番苦手。昨日は夫に丸投げしたら、暫くして夫に抱っこされたまま寝てました。だから今日は「落ちちゃうかもしれない」といつもならさっさと抱き上げて退避する庭の池に小石を投げる遊びも暫くつきあいました。

イヤイヤ期のめめちゃん。我慢を覚えさせなくては!と思って「ちょっと待って!」とか「あとで!」とか言い聞かせているんですが、めめちゃんの方こそ「お母さんこそちょっと我慢してよ!」と怒って泣いているのかもしれません。反省します。

2012年9月16日日曜日

歳を取ったと感じた瞬間、らしい


今日はめめちゃんの幼稚園のFamily Fun Dayなるものに3人で行ってきました。最初めめちゃんは「今日も置いて行かれるの?!」と勘違いをして、泣きそうになったり夫にしがみついたりしていました。それを見た夫は「こんなに幼稚園がトラウマになっていて可愛そうなめめちゃん!!」と大変胸を痛めていました。が、担任の先生に「泣くのは最初の数分ですよ」と聞いて少し安心したようです。

さらに夫は”子供の学校(幼稚園)のイベントに参加している”と言うことに歳を感じて、ちょっとショックを受けていました。年齢相応の出来事だと思いますけどね。

写真は、ダイナミックな洗車にちょっと遠くから目が釘付けになる子供たち、です。



2012年9月15日土曜日

目下の関心事

去年と同じように、めめちゃんと二人きりパリ経由で日本に帰ります。

本当はもっといろいろ心配しなければいけないことがあるんでしょうが、目下私の関心事と言えば、現地で何を着るか、ということ。

なかなか涼しくならない東京に対して、着実に秋が深まっているパリ。向こう一週間で言えば、最低気温は10度を割り込んだり、最高気温が20度を以下の日もあるようです。ただでさえナイロビで季節感の無い、そして流行的センスの無い服を来ているのに、その上、あっちとこっちの都市の気候に合うこぎれいな服を用意するなどということは無茶な話です。

そうなってくると、お馴染みの思考、無いなら作っちゃえ!と出発前のバタバタの中でソーイング熱が高まってくるわけで。そして、やや焦って作るのでいつもよりも大雑把になって不満だけが残るといういつものパターンです。いい加減、学びたいものですが...。

もっと心配すべきことがあるんですけどね、本当に。

2012年9月13日木曜日

生活リズムの変化

今日も幼稚園でした。お友達二人は病欠だったようですが、楽しく過ごしたそうです。

普段は幼稚園に送りに行ったあと、迎えの時間まで近くのカフェでお茶をするんですが今日は家に人が来る用事がありました。お迎えにはせっかくなのでナニーさんも連れて行きました。彼女はめめちゃんの幼稚園に行くのが初めて。園庭で体操をする少し年上の子供達を興味深そうに見ていました。

きっと疲れているのに昼寝もせずに午後もハードに遊びます。最近は大きな滑り台が大好き。見ている方がハラハラするくらい上に駆けのぼって楽しそうに滑っります。

おかげでいつもお風呂の時間には眠くてグズグズで湯船で泣いてばかり。しょうがないので、今日は試しに夕食が終ってすぐにお風呂に入れました。お風呂からあがってしばらくはTROTROを観ていたのですがそのまま寝てしまったので、ベッドへ。いつもよりも30分以上早い就寝でした。昼寝をしないならこのリズムでもいいのかもしれません。


2012年9月12日水曜日

注意喚起のメール

今日はこのような注意喚起のメールが送られてきました。

(引用)

ごく最近、ナイロビ市内ウエストランド地区のショッピング・センター「Sarit Centre」において、女性が被害に遭う強盗事件が発生しました。手口は、犯人女性が買い物中の女性に「自分の子供が、あなたの子供と同じ学校に通っています。」等と親しげに近づき、言葉巧みに、拳銃を所持した男が待ち構える同ショッピング・センター駐車場に誘い込み、金品を強奪するというものです。
 類似事件は、他のショッピング・センターにおいても発生していることから、見ず知らずの人物の接近には、十分警戒するよう注意喚起をお願いいたします。

                            (引用終わり)

夫に話したら私だったらどうしてたかと聞かれました。そんな人には取り合わない、と言ってみましたが本当はそんな自信ありません。めめちゃんは幼稚園に通い始めたばかりなので、”私の娘が幼稚園に通っている”と認識する人が今は絶対的に少ないはず。でも、もう少し経った時点で「私の子があなたの子供と同じ幼稚園に通ってます」と何処かで話しかけられたら、相手は私を知っている(と言っている)のに私が相手を知らないのは失礼かも、と思ってつい話してしまうかも。

私のかねてからの持論なのですが、ケニアの軽犯罪は単純なケースが多く、ヨーロッパのそれはかなり技術と頭脳を駆使していると思います。ヨーロッパの有名なスリの手口は、ひとりが署名を募って気がそれた瞬間に相棒がバッグから財布を失敬とか、汚れた洋服を拭いてあげるふりをしてポケットから財布を抜き取るとか。かく言う私も某S国でスリに遭ったことがあります。現金だけ、それも大金ではなかったので諦めがついたのですが、そのテクニックの鮮やかさは天晴でした。60代のおばちゃんだったのに。

でも今回のメールを読むと、取り合えずひったくる、取り合えず脅す、取り合えず物乞い、みたいな単純明快な手口ではなくて少しビックリしました。国が発展するにつれて犯罪の手口も巧妙になってきているのかもしれません。気をつけます。


2012年9月9日日曜日

ウサギじゃなくてロバでした

夫は最高に忙しいらしく、週末なのに泊まりがけの出張です。日曜ですが教会が終ってからナニーさんに来てもらいました。そうしないとめめちゃんにつきっきりで食事に手が回らないんです(というのはほぼ言い訳ですけどね。)

ちょっと手が離せないときに、めめちゃんに待ってもらう場合はTROTROというアニメの助けを借りています。多分フランスのアニメですが、youtubeではドイツ語でもトルコ語?でも他各国語でも見つけることが出来ます。フランス語バージョンとドイツ語バージョンではやや語気が違う感じがします。フランス語の言い回しが可愛らしいのに対してドイツ語ではちょっと粗野というか。うちではもっぱらフランス語で見せています。



一話は5分前後と短くてそれがいくつもまとめられたものが重宝しています。何度同じエピソードを見ても楽しいようです。

ただ、パッと見た時に勘違いして「うさぎだよ!」と教えてしまったため、めめちゃんは「ラビットラビット」と催促しますが、実はロバです。お間違いなく!

今日も絶好調


花のイヤイヤ期。自己主張が激しくて同時に甘えっ子です。

欲しいものがあればすぐ泣いて
大人が食べているものは自分も食べないと気が済まなくて
おもちゃは手にした瞬間に飽きて放り出し
散歩の半分以上は抱っこで
眠いときは髪を洗うのを嫌がって

なかなか手を焼いています。wantという言葉を覚えて、正しく使えないのですが、want this, want thisと言いながら何かを指したりしています。何かを揚げる時には「merciは?」と聞いて言わせようとしていますが、その時に言う「merci」の”言えばいいんでしょ”という感じがする投げやりな感じが何とも言えません。

いろいろ大変なことはありますが、もの凄く健康なのが素晴らしいです。幼稚園に通い始めても、洟ひとつ垂らさず元気です。

今日はめめちゃんを昼寝させようとしたら私だけ寝てしまい(!)、その間(一時間半!)夫がめめちゃんと遊んでいてくれました。砂場と滑り台。平日はあまり遊んであげられないから、と夫は言ってましたが、たっぷり遊んでもらって満足げにめめちゃんは帰ってきました。

写真は、夕食の前にちょっと外に連れて行ったら、機嫌良く歌いながら横にピョンピョン跳びながら歩くめめちゃんです。

2012年9月8日土曜日

長い一週間


昨日買ったサイザルのバッグはこちら↑ 室内で見るのと、写真と、陽の光で見るのでは微妙に色が違います。

さて。

めめちゃんの長い一週間が終わりました。幼稚園に行ったのは3日ですが、どの日も大泣きをしたようです。どのくらいの時間どんな風に泣いたかは見ていないのでわかりませんが、お迎えに行くと”泣き過ぎて頭がボーッとして話し声が震える”状態でめめちゃんが教室から出てきます。初日は飲まず食わずのハンスト状態だったようです。今日はおやつのケーキを半分、ジュースをちょっと、昼食もほんの少し食べたようです。

近所の子も生後間もない頃から顔を会わせていたお友達も一緒なので、慣れたら凄く楽しめると思うんですが。もうちょっとかかりそうですね。




2012年9月6日木曜日

サイザルバッグ

今日はお友達に誘われてサイザルバッグを買いに行ってきました。サイザルバッグはケニアの名産?で、お土産屋や雑貨屋でよく見かけますが、今回行ったところは、いろいろなかたちや大きさのサイザルのカゴが沢山おいてあって、選んだものにお好みの取手や裏地をその場でつけてくれる、行ってみればカスタムメイドができる場所です。


入り口脇には革の取っ手を作る人、その奥には裏地をつけるミシン、お店の中に入るとカゴの山と、革を縫い付けるミシンがあって、階段の脇のカゴの山を抜けて2階に行くと、革の取っ手をつける職人が4、5人で作業しています。カゴは色もかたちも沢山あって、選ぶのが大変なほど。選んでみても革の取っ手が付くとまた違った印象になります。今度じっくり行けばもっといい組み合わせでオーダーできそう!と言いながら今日の戦利品を手にお店をあとにしました。

私は今回は三点買いました。実は、自他共に認める鞄好きで、私のクローゼットは鞄だらけなので、もう不必要に鞄は買わないと決めているんです。だから今回のものも日本に帰った時に誰かに差し上げようと思います。

子供服を買いに行くトイマーケットもこのお店も、しばらくいるともの凄く疲れます。エネルギーを吸い取られるようです。なので、帰りに美味しいインドカレーを食べて元気をつけました。


2012年9月5日水曜日

我が家の新体制


9月です。新学期です。ヨーロッパでは新年度。我が家にも変化がありました。

今日はめめちゃんの初登園日でした。

登園時間に間に合うように、夫が一時間早く出勤して、タウンから戻って来た車に乗って私がめめちゃんを幼稚園に送る、という段取りです。夫には朝早いのは辛そうですが、今まではラッシュの大渋滞に一時間近くも足止めされていたのが、今日はすんなり15分ほどで職場に着いたそうです。

めめちゃんが幼稚園に行っている間の午前中いっぱいナニーさんがフリーになるので、今日からはメイドさんは来なくてナニーさんの一人体制になります。通園は週に3日なので、通園しない日はどうするのかとかそういう問題はありますが、何とかやりくりできるでしょう。

とはいえ、そんなに簡単には物事は運びません。

特にめめちゃん。最初は大泣きするよ〜、と周りの人に脅されていた通り、今日は私がその場を去ってからかなり泣いていたようです。おやつにも昼食にも手を付けず、飲まず食わず。幼稚園がある日は昼食作らなくていいからラッキー!と浮かれていた私は、家に帰ってから慌ててめめちゃんのご飯を用意したらいつもの1.5倍くらい食べました。幼稚園でも帰りの車でも暫く茫然としていましたが、家に帰ってきてナニーさんの顔を見たら嬉しかったのか、そこからずっとはしゃぎっぱなしでした。

これから少しの間は大変そうですが、軌道に乗るまでみんなで頑張ります。そして、頑張れめめちゃん!

2012年9月3日月曜日

週末のめめちゃん

平日はナニーさんがつきっきりで遊んでくれるので、勿体ないと思うのか全然お昼寝をしません。そして、お隣の仲良しのAちゃんは四六時中スナックを持ち歩いていて、めめちゃんもそれを結構食べているようです。だから、夕ご飯のときはへとへとで眠いし、あんまりお腹が空いてないしで直ぐに椅子から降りたがったり、食べたくないと怒ったり手を焼くことが多いんです。

ところが週末は様子が一変。ナニーさんがいないのがよほどつまらないのか、午後に必ずお昼寝をします。最近はオンブで寝かしつけなくてもソファーでゴロゴロしているうちにいつの間にか寝てしまいます。そしてAちゃんとも一日中一緒にいないのでダラダラとおやつを食べません。だから夕方の食事のときは、食べ終わるまでちゃんと椅子に座って、ちゃんと食事に集中しています。今日は用意した食事を全部食べた後もまだ足りなさそうだったので、チーズとマンゴーをあげたのにもっと欲しいと言うのでちょっとだけ小さく切った羊羹まであげました。

昼寝をしたので眠くないかな?と心配したら、そんなことはなかったようで、ご機嫌でお風呂に入って(平日は眠すぎてお風呂でぐずることが多い)、パジャマを着てすぐに「ばいばーい」と夫におやすみなさいのチューをしてベッドに行きたがりました。


幼稚園が始まって生活にどんな変化が起こるのか。ちょっとどきどきです。

2012年9月2日日曜日

不穏な空気

今週末は警戒情報が出ているので家で大人しくしています。
昨日(金曜日)はあちこちの学校や職場でイスラム教徒のデモを避けるために午前中で切り上げた所が多かったようです。夫の職場はタウンの大きなイスラム寺院の近くにあるので、正午でオフィスを閉めて帰ってきました。

何だか不穏で不安なナイロビです。新学期ももうすぐなのに。夫はヨーロッパ企業なので9月からが新年度。みんな無事にスタートを切れますように。

私は、と言えば、めめちゃんが学校に通うのに便乗して、妊婦の時に行っていた学校に復帰しようかなーと思っていたのですが、先日の試験の結果が出てなくて、希望のクラスに入れてもらえないだろうということで今回は見送りました。多分次回も見送るでしょう。半年後くらいにまた通おうかな...。それまでまたこつこつ自分で勉強します。

2012年8月29日水曜日

入園準備


めめちゃんは来週から週に三回幼稚園に通います。最初のうちはナニーさんも同行させることが多いのですが、それじゃあいつまで経っても幼稚園に慣れない気がして、うちは最初からめめちゃん独りで送り込みます。最初は大泣き必至でしょうけどね...。
日本なら幼稚園バッグ作ったり、持ち物に名前書いたり、お弁当の本を買って研究したり、ママ達に大変な仕事が待っていますが、めめちゃんが通う幼稚園では特にそんな指示もありません/制服もないので私服で元気に遊んでくるはずなので、せめて入園にあたってスモックくらいは準備しようと思いました。

そして出来たのが画像のもの。

めめちゃんのではありません...。一緒に幼稚園に通うことになっている男の子のもの。めめちゃん用だったら縫い代はジグザグミシンでダダダッと縫ってお仕舞いでしたが、このスモックは縫い代を全て降り伏せ縫いで処理して繰り返しの洗濯にも耐えられるようにしました。男の子っぽい柄の布を全然持っていなかったのですが、布はその子のママがちゃんと準備していました。枕カバーなどを作るためのIKEAのものだそうです。薄すぎず厚すぎず縫いやすい布でした。さすがです。布幅が120cmもあり効率よく型紙を配置できました。3mも預かったので洗い替え用もまだ縫えそうです。


2012年8月27日月曜日

モンバサの週末

週末はモンバサに行ってました。
またコースト?と思われるかもしれませんが、いつも行くのはモンバサから南に下った比較的小さなリゾート地で、家族でモンバサに宿泊するのはこれが初めて。
そして夫の出張に便乗同行というかたちだったので、かなり直前に決まって、このハイシーズンに空いているホテルを見つけるのが困難で選択肢がほとんどない状態でした。何とか見つけたホテルは、普段の私たちなら絶対に泊まらないような大きな大きなリゾートホテル。毎食ビュッフェ、プールではいろいろなアクティビティが開催されて、音楽がガンガンかかっていて、不慣れな場所に面食らったままあっという間に滞在が終ってしまった感じです。

それでもめめちゃんは、海で砂浜でプールでその辺の水道で大忙しに遊んでいました。

モンバサは不快なほど蒸し暑い記憶があったのですが、この時期は三十度を少し下回るくらいで海からの風が気持ちよく、とても快適でした。海辺の大きなリゾートで過ごしたせいか、ずっと熱海や伊豆にいるような感覚が抜けませんでした。


2012年8月24日金曜日

二人で落書きに夢中


お隣に住むアメリカ人のAちゃんとめめちゃんはとっても仲良し。誕生日もたったの5日違い。身長は全然違いますが。

今日も朝から仲良く落書きに夢中でした。

めめちゃんは敷地のあちこちにチョークで絵(?)を描くので、今日もアスカリ(警備員)に

「めめちゃんに会いたいときは地面の落書きを追って行けばいいね!」

と言われたほどです。


地面に描く分には問題ないのですが、間違って駐車してある車とか、階段ホールの壁などに落書きをしないようにちゃんと注意しなければいけません。

画像はめめちゃんが敷地内の案内板に落書きしているところ。私としてはこれはアウトじゃないかと思うのですが、警備員も庭師も大丈夫と言って笑ってくれます。そして、いつもいつのまにか綺麗になっています。すみませんすみません。


2012年8月23日木曜日

試着中


着用画像です。
やっぱりまだ大きいですね。オシリが隠れるくらい裾が長いです。
本当に良く出来たパターンで、画像だとよくわかりませんが、前から見ても後ろから見てもフードのおさまりがいいんです。さすが。

最近めめちゃんはポケットのある服が好きで「ボコッツ」(ポケットのこと。しかも複数形?)と言ってポケットに手を入れて格好つけてるみたいなポーズまでします。

ちょっとくらい失敗しても、小さな子供が着るとそれなりに可愛く見えるのが不思議。「ちょっとここの縫い代の始末が...」とか文句を言うような年齢になるまでいろいろ縫って着せたいと思います。



2012年8月22日水曜日

冬が終わる前に

朝晩は肌寒いですが日中は半そでで気持ちよく過ごせるナイロビ。もう冬も終わりでしょうか。

そんな時期に今さらめめちゃんのジャケットを作りました。


昨日の朝に生地の裁断が終ってから、一日半かけて完成です。気分的に大正時代の女工さんくらい作業しました。

生地は裏地がポリエステルのキルティングで、袖口、ポケット口、裾にはスパンフライスを使っています。この...生地の選択がまずかったようです。キルティングの裏地はつるつるすべってミシンで縫っていて目が飛ぶし、布帛とフライスを一緒に縫う時は布が送られる速さが違ってどんどんずれるし、本当に扱いにくい布でした。
おなじみの大雑把さ故の失敗未満のちょいミスもいくつかありましたが、8割ほど出来てあとちょっと!と言う時に致命的な失敗を発見して、一時は闇に葬ろうかと思いましたが、苦し紛れですが何とか誤摩化して(本当は誤摩化せてないんですが)何とか完成しました。

サイズは90でまだめめちゃんには大きいので来年も着られることでしょう。いろいろと不満な部分も残るので、このサイズが小さくなったらサイズ100で再挑戦したいくらいです。その時は縫いやすい布で...。そして、その時までにちょっとは上達していればいいのですが。

ナニーさんは完成の遥か前から、可愛い可愛い、凄い凄いとおだてて私のモチベーションを維持してくれました。めめちゃんのこともそうやって誉めて育てているに違いありません。

一気に作業して疲れました。少しずつ楽しみながら作るということが私にはなかなかできません。次は気楽に作れる布帛のチュニックか何かに取りかかりたいです。


2012年8月21日火曜日

ついに始まった

今日から例のバスルームの修理が始まりました。
今まで何回か来たことのある手ぶらで普段着の工事人ではなくて、ユニフォーム(作業着)で意味も無くヘルメットを被った確かに少しまともそうな技術者達4人。なぜか二人ずつの二交代制。

修理とか洋服のクリーニングとか、少しでも現状より良い状態にしようと思うと何故か前よりももっと悪くなるということが頻発する国、ケニア。

携帯の電源が自然に切れるようになってしまったから修理に出したら、解体した携帯が上手く閉まらなかったようで接合部分に隙間ができて戻ってきたこともありました。

ネクタイをクリーニングに出したら、水洗いをされたらしく、よれよれしわくちゃになって返って来たこともありました。

ちょっと車をぶつけた時に交換したパーツも塗装が雑すぎて本当にお粗末です。

ほぼ唯一期待を裏切らなかったのが、カーペットのクリーニング。8000kshも出した甲斐がありました。信頼してお願いできたのはやはりカーペット屋の店主の目力の強さでしょうか。

今回こそ水漏れは直るかもしれませんが、穴を開けられた我が家の浴室が元通りになるとは考えられません。聞いたところによると今回は本格的な工事で(今までは一体なんだったの?)浴槽を取り外すとか。どうせだったら新しいバスタブにしてくれればいいのになあ、などと思いながら時々進行具合を見に行ってますが、4人のプロ集団なのに仕事はやたらと遅くて本当に今週中に終るか心配になってきました。


2012年8月20日月曜日

小さなお母さん


ケニアは月曜日がイスラムの祝日なので三連休です。そのせいか私の住むマンションはちょっと閑散としています。

残念ながら夫は明日通常通りの勤務なので、ドライバーやメイドさん、ナニーさんにもいつもどおり来てもらう事になっています。ありがたや〜。

と、気を抜いていたら夫が今朝緊急出勤。バタバタと準備して迎えに来た職場の車に乗って行ってしまいました。そして私とめめちゃんはノンビリと庭を散策したり砂遊びをしました。外に出る時に居間に転がっていた赤ちゃんの人形を見つけて
「ベビ、バック(赤ちゃんおんぶ)」
とせがむので、キコイで背負わせてあげたら散歩のときも砂遊びのときもずっとおんぶしていました。


2012年8月18日土曜日

今日は口語試験

口語試験でした。
今週は毎晩夫と面接の練習をしたので、対策はバッチリ。...だったんですが、試験官がケニア人でケニア訛りのフランス語が全然わからなくてしどろもどろになってしまいました。
しかも、受けたはいいけど、結果の発表がどこなのかいつなのかわからず。多分一ヶ月くらいはかかるんだと思いますが。

これでやっと心置きなく好きなことが出来ます。まずは洋裁かな。いろいろ作りたいものがあるので、コツコツ頑張ります。


2012年8月16日木曜日

ケニア風髪型?


ケニア人女性の髪型はウィッグやエクステンションを使ってみんな自分らしいオシャレをしていて見ているだけで楽しいです。うちのナニーさんはいつも短髪ですが、それはそれで綺麗な頭の形が際立ってとてもかっこいいと思います。

さて、今日はめめちゃんが小さなケニア人みたいに、三つ編みを三つもしていました。髪が柔らかすぎてほどけてきてしまいますが。もちろんこれをやってくれたのはナニーさん。私がめめちゃんの髪をいじると、ポニーテールにする間でもじっとしててくれません。

猛特訓

夫と毎晩口頭試験の練習をしています。百戦錬磨の夫はさすがに素晴らしい戦術を持っていて、あちこちの(日本の)ブログで読んだ対策よりも説得力があるような気がします。とは言え、実際に試験を受けるのは私...教授してもらった戦略を基にして、試験官に好印象を与えられるようなプレゼンをしたいんですが、どうなることやら。

そしてその試験に付随して、ちょっと心配事がひとつ。

試験が午前中の遅い時間から数時間(実際の試験は50分なのですが、待ち時間が長いと思われます。)なので、先週と同じようにドライバーとナニーさんに出勤をお願いしようと思っていたら、夫が

「めめちゃんは僕が一人で面倒見てられるよ」

と言い出したんです。今まで二人っきりで数時間を過ごしたこともないのに。今まで一人でご飯を食べさせたことも無いのに。私ですら夫が出張のときはナニーさんに休日出勤をお願いするのに。何度も何度も「大丈夫なの?」と聞いても「僕はパパだよ」と言って妙な自信。

試験本番ではお留守番している二人のことで気もそぞろで全然集中できなかったらどうしよう!


2012年8月14日火曜日

2年経っても変わらず

私たちがこの家に引っ越してきて2年。

2年でいろいろ変わりました。当時は妊婦だった私も、今では元気なめめちゃんに手を焼いています。

2年で変わらないものも勿論あります。断続的に階下の住人Lさんから報告される「またお風呂場が水漏れ」の報告もそのひとつ。今までに4、5回は工事が入って、その度に数日間メインのバスルームが使えなくなる不便さ。今日もミスターフィックスイットのMさんが申し訳なさそうに「また水漏れしているので、工事がしたいんだけどバスルームが一週間使えなくなります」と我が家に言いにきました。私は留守で夫(休暇中)が否定的な対応をしたようです。Mさんは「今回こそ本当のプロが修理するので大丈夫です!」と食い下がったようです。じゃあ今まで修理に来ていた人達は何だったの?近所の兄ちゃん?と後で話を聞いて飽きれました。

ケニアは相変わらず、と飽きれた出来事でした。


2012年8月13日月曜日

フランスで覚えた言葉

フランスで過ごした日々はめめちゃんにいい刺激だったようで、フランス語の単語を口にするようになりました。これにはナニーさんもびっくり。

ボンジュー(bonjour)
メシー(merci)
カナー(鴨)
バト(船)
タン(tiens 軽くどうぞという意味)
カシェ(いなくなっちゃった)
カセ(こわれちゃった)
コラ(ニコラという友達の名前)
など

日本語では;
あった
モモ(桃)
おじり(オシリ)
ばじゃい(バンザイ 服を脱ぐこと)
っぱい(いっぱい)
っしょ(一緒)
なにー?(何?)
だれー?(誰?)
など

休暇という時間のくくりがあるので、その間にこんなに成長した!
と思えますが、子供というのは絶え間なく成長していて、
漫然とした日常の時間の流れの中では気がつきにくいだけなんでしょうね。

休暇中は就寝が変則的で、一緒に寝せたり、慣れない所に無理矢理
一人で寝かせたりして、まだ調子が戻っていないのか自分のベッドでも
一人で寝るのを嫌がって泣いたり、夜に起きて泣いたりしています。
少しずつまた慣れてくれますように。

2012年8月11日土曜日

筆記試験終了

試験でした。
難易度は、問題集で「この問題は難しい!」と思ったくらいのレベルです。ただ問題集だと、リスニングが難しいと読解が比較的簡単で、リスニングが簡単だと読解で難航する、というパターンがありましたが、本番ではどちらも難しかったです。
ただ、この試験は合格点が受験者の点数の平均で変動するわけではなくて、100点満点の50点で合格と決まっているので、半分できればいいんだ、と思えるのは心が楽になります。
来週は口頭試験です。こちらは本当に全く手を付けていません。対策があるようなのですが...。幸い、夫が来週はまだ休暇で家にいるので試験官の役をお願いして練習しようと思います。

取り合えず疲れました。ナニーさんもドライバーも休日出勤でした。ありがとうございました。


2012年8月10日金曜日

怒濤のヴァカンス終了

昨晩ナイロビに戻りました。

最初の約一週間を夫の実家で、続く2週間を南西部の田舎で、最後の5日はパリで私の母と合流して過ごしました。それぞれの移動が凄く大変でした。何しろ、大きな荷物が2つ、そのうちひとつは(夫の荷物)キャスターがないにもかかわらず20kg。更に手荷物やらストローラーやらがあって、めめちゃんも。

フランスに行くときから災難続きで、乗り換えのアムステルダムではパリ行きが欠航になっていて5時間待ち、無事に(?)パリに着いたと思ったら私のスーツケースが出て来なくて、日曜に到着したのにスーツケースがCDGで行方不明になっていて結局配達されたのが木曜日。

へこたれそうでした。

でも母とも会えたし、友達とも会えたし、いいこともたくさんありました。めめちゃんも元気で何でも一杯食べて、フランス語も随分覚えました。

怒濤の日々だったため全然勉強しませんでしたが、試験は明日です。取り合えず、遅刻したり忘れ物をしたりすることだけは避けたいと思います。


2012年7月13日金曜日

嬉しい間違い

今回のヴァカンスの航空券は夫の職場が出してくれます。毎回毎回出してくれるわけではなくて、何ヶ月に一回という規定があり、駐在している国によってその頻度は変わってきます。
めめちゃんと長距離のフライトに乗るときの気がかりは、めめちゃんの分も一席貰えるか、というところにあります。空席があればもちろん大丈夫なんですが、なければ膝の上。百歩譲っても膝の上でも良いから一番前のちょっと広い席を貰いたい。でもあの席って、月齢が低い子供がいる家族が優先なので(バシネットの関係で)、あの席すらもらえないこともあるんです。
クリスマス開けにケニアが戻るフライトがキャンセルになって、2日待って次の便に乗ったときはまさに、普通の席でめめちゃんは膝の上、という最悪なパターンでした。8時間、長かったなー。

さて、今回は...めめちゃんの分もすでに一席確保。どういうミスだったのかわかりませんが、ブッキングの時に何故かめめちゃんの生年月日を間違えたらしく...2歳以上で登録されて大人の運賃の80%を請求されてしまったようです。自腹だったら猛抗議して変更させるんですけど、夫の職場が面倒くさがりだったのか太っ腹だったのか、そのまま支払ってくれました。ありがたや〜。と言うわけで、荷物も三人で75kgまでオッケーです。フランスで気が大きくなっていろいろ買物できそう。

この嬉しい手違いのおかげで、フライトのストレスから少し開放されるかな?生年月日を間違ったのが夫だったらそれはそれで笑えませんけど。

私のスプーン

めめちゃんを見ていて子供の言語能力の高さにいつもびっくりさせられます。

これ誰の?と聞くと気に入ったものは自分のものじゃなくても「マイン!」と嬉しそうに答えていためめちゃん。最近ご飯を食べる時にお気に入りのスプーンを持っていたずらをするのですが、実はこれ食事用のスプーンじゃなくて子供用の風邪シロップについてきて計量スプーン。見るからに食べにくそうなんですが、自分で気に入っているならいいか〜。
今日はそのスプーンを準備し忘れたので、めめちゃんがスプーンが欲しくて叫びました。
「マイ プーン!」
マイスプーン!my spoon! ナニーさんと顔を見合わせてビックリ。誰にも教わっていないのに、「マイン プーン(mine spoon)」と間違えずにちゃんと「マイ プーン(my spoon)」と突然言えるなんて。
やっぱり子供の言語能力の発達ってすごいですね。

余談ですが、スワヒリ語で「ジャンボ!」という挨拶があるんですが、庭師やガードマンがいつもめめちゃんに「ジャンボ〜」と言いながら、ハイファイブをしてくるんです。そのせいか、最近家でも朝起きるとベッドの上で手を上げながらジャンボ〜と一人で言っています。が、ジャンボとまだ言えずに「アポ〜」。それが何だか間が抜けていて可愛いんです。

休暇先のフランスではどんな言葉を覚えるかな?

2012年7月12日木曜日

人の褌で相撲を取る

もうすぐ休暇に出る私たち一家。明日から荷造り頑張ります。

フライトは夜なんですが、その日の昼間は夫の職場でパーティがあるんです。大きなパーティで食べ物がいっぱい出て、お祭りで夜店を食べ歩く感覚に似たものがあります。去年は頑張って着物で行って帯が裂けるかと思うほど食べたので、今年はゴムのスカートで行くつもりです。

私の友達も招待していいと夫が言ったので、お言葉に甘えていつもお世話になっている近所の人、仲のいいお友達を夫婦で数組招待することができました。一番いいのは、ウチでディナーなりランチなりに招待することなんでしょうが、今回はこの機会に便乗することにしました。人の褌で相撲を取っている感が拭いきれませんが、自覚しているので大目に見てください...。

食べ過ぎてお腹壊したらフライトがますます長く感じると思うのでほどほどにしたほうがいいですね、きっと。気をつけます。

2012年7月10日火曜日

寒くて着るものが無い

ここのところ寒い日が続きます。めめちゃんの着るものがありません。とくに、さっと羽織れるジャケット。12ヶ月用のものを無理矢理着せていますが、何だか窮屈そう。本当に子供ってあっという間に大きくなるんですね。

億劫でなかなか行けなかったトイマーケットに今日行ってきました。行動的なお友達が引っ張って行ってくれました。ありがたや〜。

買ったものは、ジャケットが3着、カットソー素材のカーデガンが1着。Tシャツ1枚、ワンピース1枚。いつもは奥の方まで行ってしぶとく物色するのですが、今日は時間がなかったので入り口付近でぱぱっと見ました。入り口付近の方が値段が高い気がしました。トイマーケットでの買物は状態がいい服があれば、サイズが大きくても買っておくことに秘訣があると思います。子供はすぐに大きくなりますから。今回のお買い物も殆どが2−3歳用のサイズばかり。来年の今頃も温かく過ごせるはずです。
ナニーさんの好きそうなスカートも数着買ってきました。制服の代わりに支給します。

聞くところによるとフランスも天候不順で肌寒さが続いているようなので、バカンスにも一枚ジャケットを持って行こうと思います。

そういえば農場

週末はこちらの農場に行ってたんです。農場と聞くと牧草の生えた広大な土地をイメージしますが、ここは森の中。たどり着くのですら最後の11kmは舗装されていない道なので4WDでも大変でした。

一日目は午後遅くから大雨が降ってきてしまったので室内でゆっくりしました。今回借りたのはファミリーヴィラという2ベッドルームのタイプ(私たち一家と友人で行ったんです)。暖炉に火を焼べましたが、夜はそんなに気温も下がらずに快適に寝ることが出来ました。
二日目は片道45分のハイキングへ。めめちゃんは私がマンジュカで抱っこすると泣き叫んで暴れるのに、夫が同じように抱っこしたらハイキングの間ずっと寝てました。前日の雨のせいで靴から服からドロだらけになりながら歩きました。森の奥の川のほとりに温泉があってとても気持ちよさそうだったのですが、準備をしてこなかったので入れませんでした。次回こそ。

めめちゃんは沢山の動物を見れてとても嬉しそうでした。この週末で言えるようになった動物の名前は

まま(シまウま)
あも(ウマ)

そして何故かどさくさにまぎれて

ペンギー(ペンギン)

まだポニーに乗るには小さすぎますが、ロバが引くカートに私と乗りました。けっこう揺れたりスピードが出たりするのですが、嫌がったりすることもなく微動だにせず乗っていました。

めめちゃんくらいの子供を連れて泊まりがけで外出するのって本当に大変ですが、楽しそうにしている姿を見てまた何処かに連れて行きたいなと思いました。

2012年7月9日月曜日

新しい美容師さん

休暇の前になると焦って美容院に行きたくなります。
最近、某ショッピングセンターの美容院で韓国人美容師が働き始めたそうで、うちの近所の韓国人が行ってきてとてもよかったと言っていたので、今回はそこへ行くことにしました。
しかし、どうやらその美容師さんはあまり英語がお得意ではないらしく、意思の疎通が出来ないと困るから、と韓国人の友達が一緒に付いてきてくれることになりました。ありがたや〜。美容師さんの腕もさることながら、この美容院にはケニアでは珍しいことに何とデジタルパーマの設備があるんです。どうやらその美容師さんが導入した様子。他の従業員は操作方法すら分かっていないようでした。ちょっと高いですよ、と言われたのでひるんだら全て込みで8500円でした。日本から比べたらまだ割安感がありますよね。2時間かかりますと言われたので並行してペディキュアもお願いしました。頭はホカホカ温かいし、足はお湯につけられたりマッサージされたり、危うく舟を漕ぐところでした。とてもいい美容師さんでした。また是非お願いしたいです。

髪型も一新して、いつでもバカンスに行けます。


その後で友達とランチして、2時間も付き合わせたお礼にご馳走しました。ありがとうございました。次回もよろしく...。


2012年7月7日土曜日

農場に泊まる

ケニア生まれだけあって(?)動物が大好きなめめちゃん。

ぞうさん
キリン
タートー(亀)
カウ(牛)
めー(ひつじ)
ガオ(ライオン)
ワンワン(犬)
ミャオ(ネコ)
カミョン(カメレオン)
ファイ(=バタフライ/チョウチョ)
ベヤ(くま)
バビュス(ラビット)
など
こんなに語彙の多いカテゴリーは他にない位いろいろ覚えたようです。

そんなめめちゃんを連れて今週末は農場へ行ってきます。農場の中にヴィラやレストランがあって、子供連れで楽しめると以前近所のマダムが薦めてくれたんです。
つい先日出張から帰ったばかりで、来週からヴァカンスなのに、合間の週末にすら出掛けようとする夫。本当に旅行が好き、というのもあるし、ナイロビが嫌いというのもあるんでしょうね。

私の勉強も今週末は小休止です。


2012年7月6日金曜日

ベッタリ〜

夫が帰ってきました。ナイロビでそんなの着たら赤い土の汚れが落ちなくなるのに、と言うようなパリの高級子供服をめめちゃんに買ってきました。親バカだな〜。
めめちゃんはパパを見て暫くモジモジしていましたが、すぐに慣れたと思ったらベッタリ〜。ご飯を食べるときも遊ぶときも「パパ ここ」と言って隣にいさせたがります。今朝はあまりに別れ難いようだったので、車に同乗してタウンの夫の職場まで見送りました。行きはいいのですが、夫がいなくなったとたん機嫌が悪くなって、そう言う時に限って渋滞で車は全然進まないので私はゲンナリでした。

かく言う私も、買って来てもらったマカロンをお友達と大事にいただきました。何度も挑戦して失敗ばかりだったマカロン作り。きっと何かが違うんでしょうねえ。アーモンドプードルの細かさか粉砂糖の品質じゃないかと私は思っています。というわけで、マカロンを作ることは諦めて、たまにこうやって美味しいマカロンを手に入れたときに少しずつ堪能することにしました。





2012年7月4日水曜日

トライリンガルへの道

いろいろ話せる言葉が増えためめちゃん。最近、初めて一つのことを三か国語で話せるようになりました。それは「ここ」。

ここ→日本語
ヒア→英語
アパ→スワヒリ語

トライリンガルへの道を着実に歩き始めています。...あ、あれ?フランス語は??フランス語の代わりにスワヒリ語を覚え始めてしまいました。でも面白いのが、スワヒリ語の「ここ」は実際は「hapa」なのですが、めめちゃんは何故か「アパ」と発音します。ハグ(hug)も何故か「アッグ」。Hの音を発音しない(できない?)のはさすがフランス人という感じですね。

そろそろ夫が帰ってきます。週末はまた家族で遠出するので、夫にめめちゃんの面倒をみてもらって、フランス語でいっぱい話しかけてもらいましょ。

多少お金を払ってでも移動時間は短い方が良いという信条のもと、いつも飛行機ですが、今回は珍しく車移動です(近すぎて飛行機で行けない)。ズボラな私はこれを機にやっとめめちゃんのチャイルドシートを買い替えました。早く慣れてくれるといいのですが。

2012年7月3日火曜日

赤ちゃんの悪夢

赤ちゃんでもうなされることもあるんですね。
昨晩はちょっと大変でした、何やらうなされたあとで泣きながら起きたんです。その時に叫んでいた言葉

「Mama nooooo!!! No no no no no mama!!!」

いったい夢の中で私が何をしたんでしょ。せっかく私のベッドに連れて来たのに、まだ夢と現実の区別がついていないのか、私に腹を立てていて、一緒に寝てくれません。

しょうがないのでもう一度めめちゃんのベッドに戻したら「バイバーイ」と言って大人しく横になった2秒後に我に戻ったようで、フギャ!と泣いたのでまた私のベッドへ。

おかげさまで今日は一日中眠かったです。

めめちゃんは、ベビージムの日でした。最近、うちのマンションからほど近い所に、部屋を借りたようでもうウチには来てくれなくなりました。車でちょっとのところなのですが、毎週決まった曜日の決まった時間に車を出すのが難しい人もいるので、ぐっと受講者が減ったようです。今日にいたっては、めめちゃん一人。一時間ずっとジャンプしたり走ったり転がったり大はしゃぎでした。

今日はよく寝てくれるかな?

夏を迎える準備の全て

前衛的な短歌でいろんな人の度肝を抜いた穂村弘という歌人。でも、実はこの人はオーソドックスな短歌も詠んでいます。私が毎年毎年7月になると思い出すのが

自転車のサドルを高くあげるのが夏を迎える準備の全て

という一首。疾走感、期待、高揚がギュッと詰まっていて、夏が楽しい季節だった頃を思い出させてくれます。

さて、ナイロビは寒い冬ですが、私ももうすぐヨーロッパの夏を謳歌できます。その準備として今日は帽子を作りました。


母がくれたパターンで、生地はpindotという茅木真知子のお店のもの。スカートを作りたくて買ったのに、生地の厚さや質感が帽子にも向いていてこの生地で作る帽子は2つ目。残りの生地でめめちゃんにも作ってあげられるかな?まだリボンを通す作業が残ってます。買って来ないと。首の動きを邪魔しないように、後ろのツバが短くなっているんです。前のツバは、充分長くて紫外線も避けられそうなのに、視界を全然邪魔しません。もちろん折り曲げても可愛いです。

何か作る度に言ってますが(そして全然実現しませんが)、生地を変えてまた作りたいです。

というわけで、私の夏を迎える準備もこれで全てです。




2012年7月2日月曜日

世界でも稀な危険都市

ケニアの北東部ガリッサにて2つの教会が襲撃され、17人が死亡し50人以上が負傷したとのニュースが。日曜の礼拝を狙ったようです。同じことがナイロビで起こらないとは限りません。しっかりと気を引き締めて生活したいものです。

この嫌な感じの治安悪化と本格的な冬にやや辟易としていて、フランスにバカンスに行けるのが楽しみでしょうがありません(あの活発な幼児の面倒をみきれるのかと言う疑問はさておき)。

先日ふと思ったのですが、ナイロビくらい治安の悪い都市ってなんだかんだ言って世界中にはいくつもあると思うんです。ヨハネスブルク、リオデジャネイロ、メキシコシティ...。でも一体その中で、治安悪化にテロの危険性が含まれている街は幾つあるんでしょう。アフガニスタンやソマリア、シリアなど内戦や無政府状態などの混乱の中にある国ならまだわかりますが、(それなりに)きちんと統治された一国の、周辺地域でも非常に重要な役割を果たす、国際都市で、テロが危惧されているのは世界でもナイロビだけなのでは?

これから情勢がどうなっていくのか、動向に注目です。


2012年7月1日日曜日

子供は元気

気がつけばもう7月。一年も折り返してしまいました。早いものですね。

さて、相変わらず母子家庭の我が家。今週末は土日ともにお昼からナニーさんに来てもらっています。太っ腹に先月から休日出勤と3時間以上の残業代を値上げしてしまいました...。
何しろめめちゃん、起きている時間は家にいるよりも外にいる時間のほうが俄然長いほどのお外大好きっ子。一日中付き合っていたらすごく疲れるし、他に何も出来ません。いつになったら家の中でおままごととか出来るようになるんでしょ。

外遊び(午後の部)をナニーさんに任せられるので、ささっと料理をして時間を有効に使うべく勉強をしようと思うのですが、外遊び(午前の部)の疲れが出てしばらく放心状態のわたし。昨日もそうでした。8時から12時半の4時間半。これだけでも結構堪えます。お昼寝も全然しないで、夜7時になるとコテッと寝てしまいます。

子供は元気だー。





2012年6月30日土曜日

赤ちゃんの寝言

夜寝る前はベッドに入って、試験に受かったら作りたい洋服の仕様書を見ます。至福の一時です。夫がいなくてベッドが広いのと、掛け布団を一枚追加して暖かいのでよく眠れますが、ここ数日はめめちゃんがゲリラ的に泣きながら起きて「ママー!」と叫ぶんです。
私のベッドに連れて来ると程なく寝るんですが、たまにハッと目を覚まして
「ぞうさん!」
と言ったり、
「ママ、ネンネ」
と私の顔をペチペチ叩いたりします。先日はついに初寝言を言いました。
「This!This!」
欲しいものが取ってもらえない夢でも見ていたんでしょうか。

イヤイヤ期に片足を突っ込んでいるようで、ムズがると機嫌を直すのに一苦労します。そこでナニーさんとパッと交代できると、めめちゃんも私も気分転換になるんですよね。助かります。
もうちょっと大きくなって、どうしてそれが嫌なのかとか、ちゃんと言葉で説明できるようにならないかな。...でも、それって何歳くらいなんでしょう...。


2012年6月29日金曜日

あわやカージャック被害

昨日、うちのナニーさんが帰る時にゲートまで見送ったら、別の家のナニーさんも一緒になって、一緒に帰って行ったようでした。
今日になって、ナニーさんが
「昨日はあれから、一緒にマタツに乗って、乗り換えのステージ(バス停)で待っていたんです。来たマタツに乗ろうとしたら、エクスプレスだって言われて私の降りたい場所には止まらないからそれを見送ったんですけど、○○の家のナニーさんはそれに乗って帰ったんです。そしたら、そのマタツがカージャックに遭って...みんな携帯電話もお金も取られた上に、ナイロビから遥か彼方で降ろされたって」
と、恐ろしい話をしていました。一歩間違っていれば彼女も。そして、昨日は平気だったかもしれないけど、今日も大丈夫とは限らないわけで。今日も見送りにゲートまで行く時に「マタツ、気をつけてね」と言ったら「こればっかりは運ですから」と白い歯をキラリンとさせて笑って去って行きました。

日曜の出勤は教会の後で!と宣言する程、真面目なキリスト教徒の彼女、さすがだな、と思った話があります。

「旅に出て、目的地に無事に着いたら『ありがとう』って言うんです」

日本やヨーロッパだったら、なんだそれ、って思うようなことですが、ここでは、目的地に無事に着くのは「ありがとう」に値することなんだろうな、と今回のカージャック事件のことがあって改めて感じました。


2012年6月28日木曜日

またひとつ、そしてもうひとつ

今日のめめちゃんは外から持って来た花を「ママ フワワー どじょ」(ママ フラワー どうそ)とくれました。今朝、外に行くときは「どうぞ」なんて言えなかったのに。さっきまで出来なかったことが、突然できるようになるんですね、子供って!凄い〜!親の方が子供の成長についていけないくらいです。

よくよく見れば、ちょっと前まで裾を折って履いていたパンツも靴を履かないときでも裾が床に付かなくなってるし、買ったときはブカブカだった帽子もあっというまに被れるようになるし。それこそ、朝起きて最初にめめちゃんの顔を見ると、前日よりも子供っぽい顔立ちになってると思うときもある程です。

そういうめめちゃんの成長を見ると、わたしも勉強を頑張って”成長”しなくちゃなあと励まされます。




2012年6月27日水曜日

お留守番の日々

夫は出張先で、知り合いとランチしたり、友達とディナーに行ったり、合間をぬって買物したり、忙しくしているそうです。そんな充実ぶりなのに、チャイルドシートを買ってこい、という私の要望には「重いからヤダ」と一蹴。

めめちゃんは、最初は朝起きて「パパ、パパ」と探していましたが、今日からそれもしなくなりました。でも夫が映っているビデオを見せると大喜びするので、存在自体は忘れていない様子。パパの不在をその頭の中でどんな風に理解しているんでしょうね。

わたしはここぞとばかりに楽していて、夕飯はごく簡単にパンとチーズ程度で済ませて、あとはずっと勉強しています。めめちゃんと一緒に朝起きなければいけないので少し早めに就寝ですが、ここ数日は7時まで寝てくれるので本当に助かっています。

問題は週末なので、しっかりと対策を練ろうと思います。...と言うよりも、休日出勤をナニーさんにお願いしようと思います。

2012年6月26日火曜日

買物ツアー中止

モンバサで(テロかもしれない)爆発があったようです。先週末あたりにモンバサの警戒情報がピンポイントで流れた直後でした。アメリカ政府関係者にいたっては7月1日までモンバサへの渡航が禁止(および退避)になったそうです。
さらに、ナイロビ市内の庶民が多く住む(準スラム街)で爆発物が見つかったそうです。うちのアパートで働く人達も、このエリアに住む人が少なくないので、びっくりです。

実は、ここのところ肌寒いので、めめちゃんの温かい服を仕入れにそろそろトイマーケットに行こうとしていたところでした。トイマーケットは東アフリカ最大のスラムであるキベラに隣接しているんです。が、今回の事件があって(特に、準スラム街での爆発物発見が怖い)トイマーケットへ行くのを中止にしました。ちょうどここ数日、夜になると雨が降るので多分ぬかるんでいて大変そうだし。

めめちゃんの数少ない冬物ワードローブでもうすこしのあいだ自転車操業して、夏のヨーロッパに行って帰ってくれば、冬もそろそろ終わり、という感じなので、何とか乗り切れるといいな〜。


2012年6月24日日曜日

試練の日々

夫が週末を何回かまたぐ出張に行ってしまいました。そして本日は日曜日...。ナニーさんに来るようにお願いしていたのですが、教会の後で、ということで約束は午後2時。めめちゃんの起床は午前6時半。その7時間半の長かったことと言ったら!
いつも、ナニーさんか夫がいたので、こんなに本当に二人きりということはほぼ初めてだったので、どっと疲れました。一体日本のママ達はどうやって切り盛りしてるんでしょうか?よほど日本のベビちゃんたちの手がかからないか、ママ達が頑張ってるかどちらかでしょう(現実的に考えて後者ですよね)。

こういうことがある度に、ひしひしと日本のママ達がすごいと感じるし、私に育児ストレスを感じさせないぼど活躍してくれるナニーさんに感謝の念の抱きます。そして、普段は何もしないと文句ばかり言ってますが、夫のサポートも結構あったんだと気がつかされました。

大泣きして手が付けられなかっためめちゃんもナニーさんが来たらあっという間に機嫌が回復して元気に遊び、時間が無くて全然片付かなかった台所も気がつけばピカピカになっていました。嗚呼、何だかお恥ずかしい話ですね。

今日の反省はまた後でするとして、取り合えず今は夫のいないこれからの日々の対策を考えようと思います。

2012年6月22日金曜日

ここで会ったが百年目

一年以上に渡って、5万円(ケニアでは大金です!)をちょろまかして、今年の2月にクビにしたドライバーM。電話が来てもSMSが来ても、一切返事をしなかった夫と私ですが、近所のマダムが「○○周辺で目撃した!」とか情報をくれていました。

そして、今日、Mを目撃してしまいました。

しかも、うちのマンションのゲートの前で。私が買物から帰ってきたときに、入れ違いでゲートの前に止まっていた車が発車するところでした。窓が開いていて、運転席に乗っていたのがMだったんです。向こうもこちらに気がついたと思います。一目で見ればウチの車だってわかりますからね。

そして、そして、ゲートの内側ではめめちゃんが遊んでいました。

ナニーさんに聞いたら、Mは今タクシードライバーをしていてお客さんを近所まで乗せて来たのでちょっと立ち寄ったとのこと。ゲート内には入らなかったけど、外にいた庭師と話したり、めめちゃんを見て「大きくなったなー」とビックリしていたとのこと。

ナニーさんにどうして追い返さなかったのかとか、どうして口を利いたのかとか私には責めることができませんでした。私たちにとってドライバーMは、窃盗をはたらいた上に、脅しまでしたろくでもない人ですが、結局ここの使用人(メイド、ナニー、庭師、警備員)にはそういう認識が欠けていて、ただ「前に働いていた人が様子を見に来て、懐かしかった」くらいに思っているんでしょうね。今回は偶然わたしが戻って来たから良かったものの、これまでもあったかもしれないしこれからもあるかもしれないという危機感が湧いてきました。

と言うわけで、夫に連絡をしまして、今後同様のことがあっても車をゲート前に停めることをさせないで欲しいと書面で管理会社に要請することにしました。そして、夫の職場でドライバーとして働いているMの従兄弟を通じて、本人に「今後、マンションに行って、めめちゃんに話しかけるようなことがあれば即警察に連絡をする」と言ってもらうことにしました。

M本人は(もともと軽卒で浅はかな人なので)軽い気持ちで立ち寄ったと思うのですが、色々されたこちらとしては良い気分はしません。特に、めめちゃんに近づかれることが単に危機としか思えません。もしも今日Mと入れ違いでなければ、車を降りていってMを引っ叩くくらいしたかもしれません。次回はただじゃ帰さないぞ、と息巻きつつ次回が無いことを願うばかりです。

ここは、私からもナニーさんにきちんと説明しなければ...。


2012年6月21日木曜日

魔法の言葉

ヨーロッパで子供が何か欲しかったり頼み事をするときに、親が「魔法の言葉は?」と聞くと、子供が「Please」と各国語で付け加える光景を目にします。そのくらいPlease(各国語)を言えることは大切なんです。大人になってからも同じですけどね。日本語で「お水」だけじゃなくて「お水ちょうだい」と言えた方がいいのと同じような感覚かな?

さて、めめちゃん、1歳7ヶ月半。魔法の言葉が言えるようになりました。まだプリーズとは言えなくてピィズですが、「ジュー ピィズ(ジュースちょうだい)」とか「パンパン ピィズ(アンパンマン見せてちょうだい)」とか連発していて、あまりの可愛さに(親ばか)ついつい何でも従ってしまいます。本当に魔法の言葉ですね!一番可愛かったのは、いつもチョークで地面に殴り書きをするのが本人曰く「ぞうさん」らしいのですが、今朝もチョークが欲しくて外で「ぞうさん ピィズ!ぞうさん ピィズ!」と連呼してました。

「ありがとう」は、頭をちょこんと下げて表現するし、「Hi」と「Bye」も言えるので、後は「Sorry(ごめんなさい)」を早く習得して欲しいんですが、自分が悪いことをしたと認識しなければいけないので、多分これが一番難しいでしょうね。



2012年6月20日水曜日

カージャック事件発生に伴う注意喚起

住宅地で自宅の敷地内に車を止めたところを、銃を持った男4人に襲われて、自家用車ごと短時間誘拐された上、車内で暴行を受け、クレジットカード、旅券、現金、携帯電話等を盗まれた事件があったそうで、その注意喚起のスポット情報がメールで来ました。アパートの敷地内というところが恐ろしいです。もう安全なところなんてないんじゃないかという猜疑心が芽生えてきます。

メールの中には注意点がいくつもあげられているんですが、その中に「日常の行動パターンを画一化しない」というのがあります。でも、これって本当に難しいんですよね。

車が使えるのが朝10時から午後4時まで。めめちゃんや私たちの食事の準備のことを考えるとあまり遅い時間に買物に行けないし、テロのことを考えると行く場所も限られて来るし...で、結局同じ時間に同じ場所に買物に行くことが多くなります。ま、私の場合は昼間なので、そこまで心配する必要はないかな、とは思いますが...。

危ない危ないと分かっていても暮らしてみると案外普通の街かも、と思うこともあるし、普通の街みたいだけどやっぱり危ない、と思うこともあるし、自分の中で危険レベルをどのくらいに設定すればいいのか、時々迷うことがあります。でも、こうして時々気を引き締め直すことも必要ですね。気をつけます。

2012年6月19日火曜日

マカマシ

日本は台風が上陸したそうですね。4号に続いて5号も本州に接近する見込みだとか。みなさま、お気をつけ下さい。

さて、こちら曇りで肌寒いナイロビでは、めめちゃんの風邪が治らずに今日2回目の往診をお願いしました。特に、喉(咳)の風邪が流行っているようで、あちこちで同じような咳をよく耳にします。

咳に加えて洟もまだ出ているんですが、今朝近所の子がそんなめめちゃんを見て「めめちゃんも、マカマシだ」と言ったんです。マカマシ?と思ってナニーさんに聞いたら、「running nose(洟が出てること)」だそうです。面白いい響きですよね、マカマシ。お笑いタレントにいそうな感じ。スワヒリ語は時々ちょっと日本語に似ていて、可愛い響きの言葉があります。

わたしが可愛いと思うのは「モジャモジャ」。モジャはスワヒリ語で「1」、そして「モジャモジャ」で「ひとつずつ」という意味です。めめちゃんがおやつのレーズンをいっぺんに沢山口に入れたときに、ナニーさんが「めめちゃん、モジャモジャ!」と言ってました。

わたしはスワヒリ語が喋れるわけでも、勉強しているわけでもないのですが、ナニーさんが繰り返しめめちゃんに話しかけるのを聞いていて、わたしも何となく覚えたことが沢山あります(だから、私が喋れるスワヒリ語は赤ちゃん言葉に近い感じなんですが)。同じように赤ちゃんも周りの人達が繰り返し話すことで言葉を覚えていくんですね。

2012年6月18日月曜日

タウンでランチ

行ってきました。久しぶりのダウンタウン。
そして、案外あっさりと試験の申し込みも完了〜。一番苦手なセクション(口頭試験)が筆記試験の一週間後だと分かったので、取り合えずバカンスの前は筆記試験の勉強をすることにしました。手続き担当のデスクの近くに、テキストが並べてあって、思わず試験対策用のテキストを買ってしまいました。本来なら、対策用の講座で4ヶ月かけて終らせるというのに、独学で一ヶ月もない状況でどうすればいいのかちょっと自信がありませんが、やれるだけやってみます。

お昼はダウンタウンにある老舗のイタリアン、『トラットリア』で夫と。ここはパスタとティラミスが本当に美味しいです。2階にあるテラスで食べたらちょっと肌寒かったです。そこから街を眺めていると、ビルの谷間を人々や車がせわしなく行き交ってごくごく普通の街のようですが、実際は私たち(外国人)が普通に街を歩けるのは中心街のほんの一部分だけ。そしてタウンの中心から出てしまうと、よほどのことが無い限りブラブラ歩くなんてしないので、今日はケニア人ビジネスマン達に混じって颯爽と街を歩けてとても楽しかったです。

定期的にタウンに行っていつもとは違う空気を吸うのも悪くないと思いました。


ついに腹を括って

この週末はゆっくり過ごしました。
めめちゃんが活発で、パパ好きなため、夫と外に遊びに行くことが多くて私はかなり楽です。

さて、勉強の進み具合ですが、4セクションあるうちの2つがなかなか独りでは準備し辛くて、やっぱり傾向と対策を熟知している(←ポイント)人に繰り返し添削をしてもらえる環境にないと不利だと思えてきました。かなり練習問題を解いた2セクションをやっているときは手応えを感じるのですが、出来ないセクションの問題集のページを開くだけで、心が萎えてきます。

やっぱり今回はパスして次(11月)にしようかな、と毎晩毎晩考えます。でも、嫌なことはさっさと終らせて早く楽になりたい気持ちが強いので、明日試験を申し込んでくることにします。以前も書きましたが、申し込みはタウンなので、手続きが終ったら夫とタウンでランチの予定です。オイクラ万円なのか何処にも記載がないところからして先が思いやられます。申し込み期限ギリギリでもよかったんですが、ダラダラ勉強して申し込むよりも、申し込んだ危機感で残りの時間を有効に使えるかな、と思ったわけです。

気が重いですが、いってきます。




2012年6月17日日曜日

パパが大好きな理由


最近、ますますパパっ子です。今日は抱っこで寝てしまい、静かにソファに座った夫の上で一時間お昼寝。こんな息苦しい姿勢のまま一時間我慢した夫もそれはそれで偉いです。その後、あんまり寝ると夜寝れなくなるからと私に叩き起こされたり、お風呂の前に手足を押さえつけられて私に歯磨きをされている時に、夫が「もういいじゃないかー」とめめちゃんを救出したり...考えてみると、めめちゃんが嫌がることは夫は一切しないので、そりゃパパ大好きになるはずです。

毛玉取り、ブラッシング、歯磨き...愛犬の嫌がることは一切せず、愛犬に一番好かれている実家の父とそっくり!

2012年6月15日金曜日

ワンピースと気管支炎


昨日完成したワンピースです。
この水色のリネンは時々覗く布地屋で見つけたもの。リネンやコーデュロイはあまり入荷しないので、このときも興奮して思わず3mも買ってしまったんです。だから、まだいろいろ作れます。本当はこのワンピースにも使ったリバティと組み合わせて、ワンマイルバッグを作ろうとしたんですが、手提げバッグなんてめめちゃんはまだ使わないかな、と思って後回しにすることにしました。来週からはショートパンツを制作します。パーツ数も多くて、ちょっと複雑そうですが、完成すれば可愛いのができる予感!

さて、先週末から洟が出ていためめちゃん、昨日から咳が酷くなって、ゼロゼロしてきて、さらに声まで枯れてしまいました。小児科の先生に往診にきていただいたところ、軽い気管支炎とのことで、抗生剤を処方していただきました。本人はとっても元気だったので。油断して先生に看ていただくのが遅れてしまいました。ちょっとしょんぼりしていたら先生が「でも、診察のタイミングは良かったと思いますよ。」と慰めてくださいました。喉が昨日より痛い、とか本人が言えないだけにタイミングの見極めが難しいです。


もうできちゃいました

結局、めめちゃんのワンピースは今日出来てしまいました。ノースリーブだかったからかな。写真はまた陽の光の中で撮ってアップしますね。さっそくめめちゃんに着せてみたら、まだ大きくて(サイズ90cm)袋が歩いてるみたいになっちゃいました。
来月フランスで着せようと思ったのに、無理みたいです。ケニアが暑くなる11月頃にはちょうどよくなるかな?

最近はポケットが付いている洋服が大好きで、ポケットがあるよ、と教えると得意げに手を入れて格好つけるんです。今回のワンピースもポケットがあるので手を入れたり出したりしてました。

とは言え、とってもお転婆なめめちゃん。一日中外にいて滑り台や砂場や水で遊びます。だからスカートを履いても足を守るためにスパッツは必須。可愛いワンピースに素足でサンダルという格好でお上品に遊べる日が来るんでしょうか。

さて、次は何を作ろうかな。

2012年6月13日水曜日

ただいま製作中

今日はここまで。


明日は時間があるかどうかわからないので、完成は今週中かな?

本当はポケットにはリックラックをはさんで縫うのですが、手元に無かったので、袖ぐりの縫い返しに使ったのと同じ布をはさみました。これはリバティプリントで、数年前に一大決心して冬用のコートを作った時に、裏地にリバティを使うのに憧れてていた私が清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った思い出のリバティの残りです。
何かを作って残った布は結構ホイホイ捨ててしまう方なんですが、リバティはたとえ1cm角でも捨てないようにしています。いい生地だし(高いし)、こうやってちょっとしたところに使っても存在感があってかつ悪目立ちしない気がします。
いつも、裁縫を始めると何かに取り憑かれたみたいに完成するまで他のことが出来なくなってしまうので、これからはちょっとずつ楽しみながら作れるようにしたいです。

上手にできたら完成品の写真も載せますね。



息抜きの裁縫

危惧した通り、この”寒さ”のせいで風邪を引きました。喉の痛みとクシャミです。昨日も書きましたが、国際レベルではこんなの”寒い”うちに入らないのに。

今までは午後と夜に勉強をしていましたが、午後の勉強時間と言うのがかなり細切れで集中出来ないため、これからは夜にまとめて勉強することにしました。これで、昼間に洋裁の時間ができたので、こつこつといろいろ作れそうです。とくに、子供服は小さくて短時間に出来るので、小物感覚で息抜きにもってこいです。今日は早速、めめちゃんのワンピースの制作に取りかかりました。もう布の裁断まで出来たので、明日からはミシン作業です。この夏のバカンスに着せてあげたいので頑張ります〜。あ、もちろん勉強も。


2012年6月12日火曜日

暑さと寒さの振れ幅

ナイロビは随分涼しくなってきました。特に午前中は、曇りがち。
今週は最低気温が11度から13度、日中の最高気温は22から24度という感じのようです。涼しいと言えば涼しいですが、寒いと言う程でもないんです。でも、ケニア人にしてみれば、正に冬の到来。フリース着たりダウン着たりしてます。めめちゃんもナニーさんに毛糸の帽子をかぶらされています。でもこの寒さのおかげで帽子嫌いと靴下嫌いが少し治ったかも?
かく言う私も、寒いと暑いの触れ幅が狭くなってきてように思います。年間で見てみても、10度から30度の間で安定しているのに、寒いと愚痴ってみたり、暑いと文句を言ってみたり。東京だと氷点下から37度という振れ幅だし、ドイツでもマイナス10度から年に数回は35度くらいはいくというのに。
体が甘やかされているのかな?そんなだから、ちょっとの気温の変化でも風邪を引きやすくなるんですよね。

これから本格的な冬(と言う程寒くはないんですが、曇りで憂鬱な天気)を迎えると、国外に脱出する人が続出です。要するにケニアは気候が良いことが大前提なんでしょうか。ちょうど折しも北半球は夏だし。私たちの国外脱出もあと一ヶ月程です。

これからの冬に備えて、冬服を縫うべきか、ヨーロッパの夏向けに夏の洋服を縫うべきか悩みどころです。

2012年6月11日月曜日

海辺の週末

テロの危険性が高まっていたからではありませんが、週末にまたコーストへ行ってきました。

場所はいつものところですが、今回はホテルを変えてみました。ここも小規模なホテルで、コテージで8部屋と、ロッジが1つのみ。しかも、ローシーズンだったので他にお客さんが1組いるだけでほぼ貸し切り状態。活発なめめちゃんがいたので、気を使わないで済みました。

愛用のバケツとスコップを持って
 いつものホテルがある場所よりも南側に位置している今回のホテルは、砂浜の様子がちょっと違いました。もっと白くて、貝や小さなカニが一杯。

白い砂浜
 こんなに綺麗な砂浜にも、ホテルの気持ちいいプールにも目もくれず、めめちゃんは、プールの脇にあった蛇口に夢中。


最近、めめちゃんはパパが大好きで、パパが見えなくなると大泣きして「パパ〜、カム!」と騒ぐ程。おかげさまで、夫がせっせとめめちゃんと遊んでいる間、私はゆ〜っくりと昼寝をしていました。

コースト名物ラクダ。6頭の大所帯は珍しいかも
ホテルもオススメできるレベルのいいホテルでした。が、私のお気に入りはやっぱりいつものあのホテル。サービスのきめ細やかさと食事の質がとにかく他とは比べ物になりません。と言うわけで、夏の長期休暇から帰ってからまた行こう、ということになりました。私たちは本当にこのビーチが大好きなんです。何をするわけでもないけど、メールからも携帯電話からもそしてケニアからも開放されて、気持ちをリセットできる場所です。


2012年6月8日金曜日

今さら夜泣き?

めめちゃんは普通19時半から6時半までグッスリの早寝早起きのおりこうさんですが、ここのところ一日おきに、泣いて目を覚まして私が迎えに行くまでひたすら泣き続けるんです。泣く時間はまちまちで、0時のときも、3時のときも、5時のときもありました。そして、同じベッドで寝ても10分おきくらいに「フギャー!」と泣いて、もぞもぞ動いてまた寝るというのを繰り返すんです。今までは夜中に目が覚めても、ちょっと泣いてまた独りで入眠できたのになあ。
起きてから暫くは機嫌が悪いんですが、外に連れて行ってしまえばいつも通り元気に遊んでいます。
さすがにちょっと睡眠不足ですが、それでも新生児の頃に比べたら全然楽ですよね。しかも、泣いている時に「ママー、カム〜(Mama, come)」と叫ぶので、行けば泣き止むということもわかるし...。
いつか、朝いつまでたっても起きないめめちゃんを「いい加減に起きなさい!」と言ってベッドから引っ張り出す日が来ることを心の支えにしながら、今晩も夜泣きの恐怖と闘おうと思います。

2012年6月7日木曜日

タウンの最警戒日

明日と明後日がダウンタウンをターゲットにしたテロの最警戒日のようです。タウンは週末は閑散とするので、平日に狙われやすいようですが、逆に郊外のSCなどはむしろ週末が狙われそうですね。夫の職場(タウン)には既にケニア警察が警備にあたっているそうです。
ピリピリした緊張感も無く街の生活はいつも通りで、本当にそんな危機が迫っているのか疑いたくなる程です。

そう言うわけで、週末はちょっと静かなところへ行って来ようかな、と思います。


2012年6月4日月曜日

ナイロビでのママ友事情

私の住んでいるマンションには小さい子供が多くて、必然と母親同士も顔を合わせているうちに仲良くなって、お茶だのランチだのというイベントがよくあるんです。
今日は持ち寄りランチでした。私はいつもデザート担当なので楽と言えば楽です。そして毎回のことながらずらりと並んだ多国籍料理には驚くばかり。そして、料理の多彩さと同じくらりに集まった人達の話す言語の多さにも。
こんなにオリジンが違う人達が集まっているんだから、理解し合えない部分があって当然と言う根本的な認識があるので、子育てでもある程度のギャップは尊重し合えるんです。だからと言って、日本でありがちなママ友同士のイザコザみたいなのが全くないかと言えばそうでもありません。むしろ、関係が悪くなったから遊びにいく公園を変えるとか出来ないので、ちょっと面倒くさい部分もあります。そして、最近私の頭を悩ませるような、ケニアならではの問題もありますが、そのお話はまたの機会に。
ただ、こうやって近所の人達との交流がさかんなマンションに住めたのは本当にラッキーだったと思います。それぞれケニアに来た理由も、滞在期間もまちまちなので、みなさんから学ぶことが沢山あります。そして、めめちゃんも近所のお友達と一日中楽しそうに遊んでいます。

英語優勢のめめちゃんですが、最近は「ママ、かいー(ママ、かわいい)」とか「ナナ、おしー(バナナおいしい)」とか日本語で話せる語彙もちょっとずつ増えています。

週末に思うこと

今週末も無事に終わりを迎えました。
週末ごとに、ナニーさんへの感謝の気持ちを新たにし、日本で子育てをする人達に敬意の気持ちを抱きます。

週末はジムに行くことが時間的に無理なので最初から諦めていますが、今週末は夜の勉強も集中できず、あまり捗りませんでした。明日からまた頑張ります...。ただその分、全力でめめちゃんと遊びました。

しかも、今日は夕飯を作る気力が無かったため、寿司のデリバリーで済ませました。味はまあまあなレベルですが、時間内(45分)にちゃんと配達をしてくれるのでたまに利用するんですが、系列店にカフェとベーカリーもあるため、お寿司とピザとサンドイッチという合わせ技も注文可能なんです。ま、大抵はお寿司なんですけど。

そして、こうやってお寿司を食べていると夫は必ず「日本が懐かしいなあ」という話を始めて、そこから「じゃあ今後はどの国に行こうかなあ」とか「フランスではどんな生活になるんだろう」という話題に派生します。それで、いつも私が辿り着くところは、フランスでちゃんと仕事が見つかるか、という大問題。そのためにはやっぱり今からちゃんと準備をしないと、という認識を再確認して食事を終えるのが常です。

今の生活では、ノンビリダラダラとしていたら本当に無為に日々が過ぎて行ってしまうので、趣味や目標を持つことがとても重要です。楽しく時間が潰せる趣味もいいのですが、今の頑張りが直接近い未来のライフスタイルを左右するという緊張感も悪くないと思っています。

2012年6月3日日曜日

テロよりも危ない?

ケニアは三連休ですが、テロ警戒情報が出ているため、人が多く集まる場所にはいかないことにしています。ある筋の情報では、国際テロ組織のメンバーがすでにナイロビに潜伏しているとか。そのままソマリア等に移動するのか、ナイロビでテロを起こすのか、という2つでは後者の方が可能性が高く、この週末か来週末を狙っているという話です。

そう言うわけで、家でノンビリめめちゃんの相手でもしていようと思ったのですが、月曜日にオヨバレしているランチでデザートを持って行くことになっていて、リクエストがカボチャのプリン。カボチャと卵がない致命的な冷蔵庫事情だったので、買物に行かなければなりません。うちから一番近いスーパーは日曜日閉店なので今日を逃すと大きなSCに明日行くことになりますが、それは上記の理由で避けたい...でもわざわざ夫に運転してもらって、めめちゃんも乗せて3人で行く程のこともないし...ということで、一人で運転して行って参りました。

ケニア初。と、思ったら、日本でも一人で運転したこと無いので、人生初でした。あはは。

幸い?うちの前の幹線道路は修復工事をしていて、交代で一車線通行だったので、ノロノロ運転でした。合流だけ気をつければあとは楽勝。そこのスーパーの駐車場はとても混雑していてとめにくいので、敷地の外にある道ばたの駐車スペースにとめました。

今は街中どこもかしこも道の状態が悪いので、なるべく運転したくないんですが、雨季が終って道が補修されたら、またドライバーを隣に乗せて運転したいと思います。

2012年6月1日金曜日

ナニーさん慰労会

今日は近所のナニーさんのお別れパーティがありました。

ナニーがやめるごときで何でパーティ?
しかもナニーとは友達じゃないのになんで私が行かなくちゃいけないの?

と、ぶうぶう言って私は家で夕食を作っていて、うちのナニーさんとめめちゃんを派遣したんですが、しばらくして友達が「小腹が空いたからスナックを食べに行こう!」と誘いに来たので結局遅れて参加しました。
小さな誕生会のような雰囲気でした。スナック、ピザ、ケーキ、スピーチ、プレゼント...。ナニーというよりも家族の一員のような感じで雇っていたんだと思います。

終盤になって、突然参加していたナニーさんやメイドさん達が歌い始めたんです。身体を揺らしたり踊ったりしながら。その楽しそうな歌が庭中に響き渡ったので、近所の人が何事かとバルコニーに出て見るくらい。

わたしはそれを見ていて何だかジーンとしてしまいました。普段はあまり目立たない(暗そうな)、ボソボソと話すやや高齢?のナニーさんが上手に歌い、みんな楽しそうに踊って、手拍子を取ったり、笑ったり。ナニーさんやメイドさんというカテゴリーを抜け出して、個人としての輝きを感じた気がしました(大袈裟?)。

それを一緒に見ていたお友達がすごくいいことを提案したんです。

「いつもいつもパーティをしたりランチに行ったりするのは私たちだけど、たまにスナックや軽食を用意してメイドさんやナニーさんを招待するのもいいかも。それがモチベーションに繋がるかもしれないし、何よりも私たちは一番大事なもの(自分の子供)を預けてるんだから。」

!!ああ〜。本当にいい考え。こうやって庭でパーティがあって、お菓子や軽食があるとナニーさん、メイドさんはいつも最後の方にしか手を付けてはいけません。それは彼女達の立場を考えれば当然のことなんですが、もしも時間を決めて、ナニーさん、メイドさん同士で好きなだけお喋りできて、自由に飲み食いできる機会があったらきっと嬉しいんじゃないかと思うんです。

私の住むマンションはソーシャルな人がとても多くて、持ち寄りでランチとかみんなでどこかにいくとか、段取りを決めるのが上手な人がいるんですが、このメイドさん慰労会は私が頑張って幹事をやってみようかなー。七月を過ぎるとバカンスでいなくなる人が多いので、出来れば6月中の実現を目指します!




2012年5月30日水曜日

今日はテロ警戒情報

先日のテロ疑惑がある爆破騒ぎについて、現場近くに住む知人にあの日は大丈夫だったのか、と話していた矢先に夫から電話がありました。

テロの強い警戒情報が出ているから今日はショッピングセンターに行かないで!

とのこと。そんなこと言われても今晩食べるものが無いから一番近いスーパーにいくよ、と言ったらそこならオッケー、とのことだったのでそそくさとショボいスーパーで必要最低限の買物をしてきました。

テロの危険性があるから人混みには近づかないとか大きなSCやホテルはなるべく避ける、と言われたことは今までに何度もあったんです。その度に肩すかしで、いつの間にか忘れちゃって、結局すぐに元の生活に戻ってたんです。

が、今回は「ちょっと怖いから仕事を早めに終わらせて帰りたい。車をすぐにこっちに回して」と夫から連絡があり、何だかただならぬ雰囲気です。前回の爆破が夫の職場の近くで起きたので、かなり過敏になっているんでしょうか。

それとも、週の真ん中でちょっと疲れて来て、テロ情報に便乗した体のいいサボリなんでしょうか...。

またいつもみたいに、結局何も無かったね、アハハハ、と笑えれば良いんですが。取り合えず今日はもうどこにも出掛けずにめめちゃんとみんなで遊ぼうと思います。

無事を祈っててくださいね。


2012年5月29日火曜日

爆破テロ?

今日のお昼時にダウンタウンで爆発がありました。テロとも電気系統の故障とも言われています。



夫のオフィスから数百メートルの場所で、夫はその時間オフィスから出て同僚とランチに行っていたそうです。滅茶苦茶あぶないじゃないですか。

かくいう私も時々タウンには行くんです。そして最近もそろそろ試験の申し込みをしようかな、と思っていたところだったんですが、もし今回の爆発がテロだったら危なくてタウンに行きたくない。じゃあ、申し込めないし、試験受けられない?!とそれはそれでヒヤヒヤです。

今回爆破があったのは外国人があまり行かないエリアで、さすがの私も一度だけ足を踏み入れて異様な雰囲気に慌てて逃げて来たほどなのですが、このストリートは危険なエリアと、日中なら気をつければ歩いても平気とされるエリアの境界線にあるんです。

とはいえ、いろいろ心配し過ぎて日常生活に支障がでるのも避けたいので、大学の頃にO先生がおっしゃっていた「バカな奴ほど運がいい」という言葉を信じて、そして危険察知アンテナを張り巡らせて生活しようと思います。

2012年5月28日月曜日

最後の砦


外が大好きなめめちゃん。一日4時間くらい、多いときで6時間くらい外で遊んでいます。平日はナニーさんがいるので私には全然負担ではありませんが、週末が大変です。

夫と交代でめめちゃんを外に連れて行き、合間合間で昼食や夕飯の準備をします。敷地の中に小さなプレイグランドがあって、そこで砂遊びをするのが大好きなので私は勉強本を持って行って滑り台の下に座って勉強したいのに、いつもめめちゃんが「もう一回これに砂入れて」とか「もう一回型抜きして」とかやってくるので、実際勉強は全然捗りません。

外から帰るときも大変で、まだ遊びたいと泣き叫んで暴れるめめちゃんを肩に担いでいます。

この子は夜よく寝て本当にオリコウさんだなー、と思っていたのですが、それもこれも全て日中たくさん遊ばせてくれるナニーさんの功績が大きいんです。私は週末に夫と二人体制で、めめちゃんの昼寝に便乗できるのでまだまだ楽な方ですが、全部一手に引き受けているナニーさんの疲労は想像に難くありません。

実他のお宅ではナニーさんは週6日勤務というのは普通のようです。土曜日は半日だけという家も多いようですが。週末にめめちゃんがぐずったり、思うように自分のやりたいことができないと、うちも土曜日ナニーさんに来てもらおうかな、と一瞬頭をよぎりますが、上記の様にナニーさんの負担を考えるとお願いするのをためらってしまいます。そして、平日ナニーさんに来てもらってこんなに楽しているんだから、週末くらい苦労して方がいいのでは、という考えもあるんです。もしも週末もナニーさんに来てもらってしまったら、私の中の最後の砦が崩れて、ズルズルズルズルと「じゃあ日曜日もたまに」とか「今日は泊まりをお願い」とか今以上に頼ってしまいそうな気がします。

と、偉そうに書いてみましたが、既に明日(月曜日)の9時(ナニーさん出勤時間)が待ち遠しくてたまりません。きっとめめちゃんも私と同じ位ナニーさんが来るのが待ちきれないんじゃないかと思いますが。

2012年5月26日土曜日

パパもう食べ終わったよ

毎日新しい言葉を覚えるめめちゃん。

今朝は

パパ ニャムニャム ゴーン

と言って、夫と私をビックリさせました。通訳すると「Papa nyam nyam gone」つまり、「パパが食べ終わった」です。今までは「ワンワン ねんね」とか二つの言葉しか組み合わせられなかったのに。

そして最近可愛いなと思ったのが「ピヨピヨ」。ひよこのことではありません。

私がいつもスパークリングウォーターを飲んでいると、めめちゃんが欲しくて寄ってくるんです。その時に

「めめちゃん、これピチピチのお水だよ」

と言っていたら、スパークリングウォーターを飲んでいる私を見て「ピヨピヨ」と言って「ピチピチのお水、私も飲みたい」と意思表示をするようになりました。ピヨピヨって、可愛すぎる!!


2012年5月25日金曜日

チフス発症

初めてケニアに行く時に、ドイツの大学病院でいろいろ予防注射を受けた中に腸チフスがありました。腸チフスなんてナイロビじゃかからないよ、と笑った人もいましたが、私が到着した途端、居候させてくれた家の人が腸チフスで入院したんです。あー、予防接種やっておいてよかった、と思ったものです。

どうしてそんなことを思い出したのかと言えば、週3日働いているうちのメイドさんが、うちで働かない日は近所の別の家で働いているんですが、その家のナニーさんの娘さんが腸チフスにかかったそうなんです。伝染性が強いのかわからないため、ナニーさんを出勤させていいものかわからない、とその家の奥様が悩んでいるとのことだったので、もしも必要ならメイドさんがうちで働く日もそちらで働かせて構わないと言うために電話をしたんです。その時に奥様が、ここのところ水道管修理の断水のせいでスラムの水事情が非常に悪くて、そのせいでチフスにかかったらしい、という話をしていました。そのうちのナニーさんが住んでいるエリアは、うちのナニーさんメイドさんをはじめ、他の家で働く多くの人達が住むエリアです。身近な患者が他に出ないことを願うばかりです。

メイドさんがあちらの家で暫く働くことになるのかはわかりませんが、取り合えず明日はうちには来ないことになりました。火曜日と木曜日はナニーさんが一人でかなり頑張ってくれているので、メイドさんがいなくても困ることは(私には)ありませんが、あまりナニーさんに負担をかけても申し訳ないので、明日は意を決してめめちゃんを買物に連れて行こうと思います。普段、二人きりで買物なんてしないので今からドキドキです!

2012年5月24日木曜日

ちゃんとわかってるんです

最近めめちゃんの語彙がどんどん増えています。二語つなげて「ベイビーねんね」とかも言うようになって、ますますコミュニケーションが楽しくなってきました。が、やっぱり英語がメイン。夫は、朝と夜の短い時間、そして週末しかめめちゃんと一緒にいられないので、めめちゃんがフランス語にふれる時間が少ないことをとても心配しています。

でも、めめちゃんは私たちが思っているよりもずっと多言語の生活で頑張っています。

「これはなあに?」とフランス語で聞いても「ウマ」とフランス語で答えることはしませんが、「ウマはどこ?」とフランス語で聞くと、間違えること無く「こどもずかん」でウマを指します。ウマなんて日本語でも英語でもまだ喋ったことが無い言葉なのに、それぞれの言語で「ウマ」という言葉を理解して、それをちゃんとウマの絵と結びつけることが出来ています。すごい!

話すようになった単語は言語に関係なく混ぜて使います。「わんわんgone」のように。

めめちゃんが英語を主に喋る要因にひとつに、お隣に住んでいる同じ月齢のアメリカ人の影響があります。この子に影響されて、いろいろ英語が喋れるようになりました。と、思ったらこのアメリカ人の女の子はめめちゃんに影響されて、家で日本語を喋って両親がびっくりしたとか。「ナイナイ」って家で言うんだけどどういう意味?と母親に聞かれました。

赤ちゃんの言語能力って本当にすごいんですね。私も頑張らなくっちゃ。





2012年5月22日火曜日

ナイロビリセットの週末

コーストで過ごした週末の旅行から帰ってきました。

飛行機の機種は乗客の数によって変わりますが、今回は12人乗り?のセスナキャラバンという小型の飛行機でした。揺れるし、速度が出なくて所要時間がながくなるのであまり好きではありませんが、幸いめめちゃんは爆睡してくれました。

こんな感じの飛行機でした。
飽きずに、懲りずに同じホテルにいつも来ていてもう4回目。スタッフの人達が「おかえりなさーい」と寄ってきて、めめちゃんが大きくなったとか話しかけてくれて、本当に居心地のいい場所なんです。

到着して、水着に着替えたとたん、めめちゃんは持参したシャベルとバケツを持って大忙しでした。
すぐ目の前は綺麗なビーチです。でもめめちゃんは海が怖くてビーチに行ってもずっと抱っこのまま。

ホテルのプールの一番浅い場所でずっと遊んでいました。

足に付いた砂を落とすための水をはった大きな貝の中で遊ぶのも大好き。

食事が3食付いたフルボードのアラカルト、どれもこれも本当に美味しいのですが、とりわけ本日のスペシャルメニューの魚介類がビックリする程の美味しさ。朝食と昼食は私たちの料理から取り分けてめめちゃんも一緒に食べました。夜はめめちゃんの就寝時間が早いため、ホテルにお願いしてご飯と茹でた野菜、茹でた魚を用意してもらいました。よほど美味しかったのかパクパク沢山食べて、お風呂に入ったら直ぐに爆睡。そのタイミングでホテルのスタッフでいつもベビーシッターをお願いしているベッティに来てもらって、私たちはゆっくり2時間かけて夕飯を楽しみました。

普段独りで寝るのに慣れているせいか、川の字で寝るのを嫌がって夜中に暴れて泣かれました。夫も私もこんな広いベッドの端っこで縮こまって寝ました。


 こぢんまりとして行き届いている本当にいいホテルです。タンザニアで各地にそれぞれ違ったコンセプトでブティックホテルを経営しているグループですが、ケニアにはここしかありません。

子供がもう少し大きいともっとアクティビティがあるホテルの方が楽しいかもしれませんが、めめちゃんくらいの子だったらここで大満足。親もゆっくりできて大満足。

ナイロビにいると、治安、インフラ(断水、停電)、周囲の人への不信感(使用人とか)、そして何よりも自由に出歩けない閉塞感のせいで知らない間に結構ストレスが溜まるんです。だから、時々ナイロビから脱出してガス抜きが必要だと思います。日本でもいいし、ヨーロッパでもいいし、ドバイでもいいんですが、私にとってはこのホテルが、ケニアにいながらケニアを忘れられる場所で、ここで元気をチャージするとまたナイロビで頑張ろうと思えてきます。

と、思ってホテルを出て飛行機に乗ろうとしたら、乗るはずの飛行機がまだナイロビを出発すらしてないとのこと。頭に来てもう一度タクシーでホテルに戻って、めめちゃんを最後にプールに入れて、ランチを食べて飛行場に戻ったところで、今さっきナイロビを発ったとか。そこで2時間待たされて、結局5時間も遅れてナイロビに帰ってきました。そして到着したら平日の夕方で、渋滞に巻き込まれ、またゲンナリ。でも、そんなことにめげずに明日からまたナイロビで楽しいことを探しながら元気に生活していこうと思います。


2012年5月18日金曜日

遠い日の遠い国

最近いいなと思っている唄。この動画の写真と相まって、日本で過ごした遠い日にホームシックです。
めめちゃんは、大きくなってから、どこの国で過ごした遠い日を思い出すんでしょう。



子育てから学ぶこと

毎晩毎晩、勉強しています。めめちゃんが寝てからささっとご飯を食べて、そこから長い日は日付が変わるまで。思うように捗らなかったり、問題が出来なかったり、一喜一憂しながらそれでも毎日机に向かっています。
そして週に3回はジムで走っています。一時間走って9km弱。寝不足の翌朝は身体が動かなかったり、気が乗らない日があったり、いろいろですが、それでも決めた曜日の決めた時間にちゃんと走ることにしてるんです。

時間がありすぎると、結構時間を無駄にしてしまいがちですが、目標を決めたり、ルーティーンを自分に課したりすることで、漫然と流れていた時間がちゃんとリズムをもってきます。赤ちゃんを育てるときに、食事の時間や、寝る時間をきちんと決めて、リズムをつけることが大切と言われていますが、大人の生活も基本的には同じなんだと思います。子育てを通して私自身や私の生活を見直すことが沢山あります。そして、願わくば、めめちゃんの成長ように私の勉強も日々前進して欲しいものです。

ここのところ頑張ったし、ナイロビは肌寒くて雨も多いし、断水の危機もあるし、ということで、週末は二泊で海辺へ行ってきます。いつもの旅行代理店で、いつものホテルです。毎度お馴染みのせいなのか、代理店の担当Dさんが「代金は旅行から帰ってきてからでいいです」と言って請求書すら送ってきません。帰ってきてから請求書見て、あまりに高くて払えなかったらどうしよう。

居心地のいいホテルで、顔なじみのスタッフ、美味しいご飯、綺麗な海。本当に大好きな場所です。ケニアにいる間にあと何回行けるかな。


2012年5月16日水曜日

第一次ベビーブーム

赤ちゃんの存在を認識したのが数週間前。そして今、めめちゃんに空前のベビーブームが訪れています。

自分で持っている赤ちゃん人形じゃ飽き足らず、近所のお友達からもベビーカー付きで借りて、家の中をベビーカーを押しながらグルグルグルグル。そして、ご飯のときはテーブルに二人を座らせて「あーん」と言いながら食べさせるふりをします。オムツを替えるときは二人も両脇に寝かせると、全然嫌がらずに仰向けでいてくれます。朝起きて第一声が「ベビー」、外へ行くときも一緒。

半年程前に、めめちゃんよりも八ヶ月程年上の女の子のママが「赤ちゃんって言うと分かってる見たいで、可愛がろうとする」と言っていたのを当時は「すごいなー」と思って聞いていましたが、いつの間にかめめちゃんもそんなになりました。


2012年5月15日火曜日

難解な言葉

日に日に語彙が多くなるめめちゃん。今日は本を見て、トマトとコーンが言えるようになってました。

めめちゃんにとって発音しやすい言葉は概して私たちにとっても聞き取りやすいのですが、ちょっと難しい言葉になるとめめちゃんが上手く発音できず、私たちにとってもナゾナゾのようになってきます。

先週末にしきりに「ばーびゅす」と言っていたのですが、私には何のことかさっぱりわからず。どれ?なあに?と聞いてもめめちゃんは教えてくれません。それでもめめちゃんは「ばーびゅす」と嬉しそうに話していました。

週が開けてスーパーナニーさんが出勤したところで「ばーびゅす」の謎はあっさり解明されました。

なんと!

ラビット=ばーびゅす だったんです!

ひとつとしてラビットと共通する音がない「ばーびゅす」、恐るべし。

次はどんな言葉を覚えて、それをどんな風に発音するのか、楽しみです。

2012年5月14日月曜日

クジラと日本人

今週末は原因不明の胃痛に悩まされていました。やはり、賞味期限が半年前に過ぎた韓国の激辛ラーメンを食べたのがいけなかったんでしょうか。それでも夫がめめちゃんを外で遊ばせている間に家事をして、めめちゃんのお昼寝の時に一緒に寝ることができたので、しんどさはありませんでした。めめちゃんも、パパと一緒に外でいっぱい遊んだようで、「ダーティ!」と言いながら砂だらけの手で帰ってきました。

さて、最近とみに、めめちゃんは私たちが思っているよりももっともっとたくさんのことを理解しているんじゃないかと感じます。だから夫とも「話す内容にはもうちょっと気をつけよう」と話し合っています。例えば、可愛い可愛いとついつい言ってしまうんですが、もうちょっと控えた方がいいんじゃないか、とか。噂によると、フランスでは女の子はパパから「君は世界で一番可愛い」と言って育てられるので、幼稚園に入った時にみんなが”世界で一番”で喧嘩になるとかならないとか。

そんなことを話し合ったそばから私、大きなミスをしてしまいました。めめちゃんの大好きな「こどもずかん」を見ていたときのことです。魚介類のページでめめちゃんは亀を指して「タートー」と得意そう。そして夫が、クジラを指して「これはなに?」と聞くので(もちろんめめちゃんは分からず)、わたしがめめちゃんに「これはニャムニャム(食べ物のこと)だよ」と日本人らしいユーモアで教えてあげました。

ところが後日、同じように「こどもずかん」を見ながらめめちゃんに「これなあに?」と聞いていくと、クジラを「ニャムニャム」と答えるではありませんか。何度聞いてもやっぱり「ニャムニャム」なんです。これには夫がビックリ。「何てことを教えたんだ!」と半ば本気で怒られてしまいました。

本当に、子供の記憶力、理解力を侮って適当なことを教えていはいけないと肝に銘じた出来事でした。

2012年5月11日金曜日

18ヶ月の言葉

沢山喋れるようになりました。漏れがなく書き出せるかわかりませんが一応リストアップしてみますね。

<動物>
ワンワン(犬。動物全般)
ゾウザン(ぞうさん。ゾとザでなぜか舌を噛む)
キィン(キリン)
デュデュ(小さな虫のこと。)
ミャオ(ネコ)
アアイ(猿)
タートー(亀)

<人>
パパ
ママ
パピ(おじいちゃん)
マミ(おばあちゃん)
ジェン(メイドさんの名前)
ベイビ(赤ちゃん)
その他、いつも一緒に遊びお友達の名前

<食べ物>
ナナ(バナナ)
チー(チーズ)
ニャムニャム(食べ物全般)

<乗り物>
ゴンゴン(がたんごとん。電車)
ブンブン(飛行機、ヘリコプター)
ブーブー(車、ベビーカー)
カー(車)

ジス(This これ)
ヒア(here ここ)
ボール(ボール)
シュ(靴)
モア(more もっと)
カッキー(luckyラッキー)
ナイナイ(いないいないばあ、もういらない、なくなった)
ゴン(gone なくなった、行っちゃった)
ネンネ(ねんね)
プップー(うんち)
シュッシュ(おしっこ)
ダイダイ(バイバイ)
ナイン(mine わたしの)
ハロー(hello)
トントン(「とんとんトマトちゃん」)
チッ(アチッ!)
ダーティ(dirty 汚いという概念で使っているのかは謎)
アゲン(again もう一回)
コンコン(ドアをノックしながら)
チョンチョン(ジャムやソースなどのこと。またはそれらをつける行為)

いくつもの言語に囲まれて生活しているので、言葉が遅いのは覚悟しておこうと夫といつも話しています。英語がやはり優勢ですが、ここにきて語彙が増えた気がします。私がわからないことを一人でずっと喋っていることもあるので、もう少ししたらもっともっと話せることが増えるでしょう。


2012年5月9日水曜日

誕生パーティの価値観

ナイロビは東京よりも外国人の割合が多い街だと思います。そして、ナイロビに住んでいる事情も本当に様々。私たちの様に駐在員で数年で去ってしまう人、現地の人と結婚した人、そしてナイロビで生まれ育った人、など。だから、価値観も本当にいろいろ。

その顕著な例が、子供の誕生日会。先日、近所の女の子が一歳になりました。ご両親はどちらもナイロビで生まれ育った外国人ですが、高等教育は英国で受けています。彼らは会員制ゴルフクラブのクラブハウスのバンケットルームで100人ほどを招待しての誕生会を娘のために企画したんです。親戚縁者や旧友などがナイロビにいればそのくらいになるのかな、と一瞬思いましたが、結婚式の招待客が100人でも結構な数だと思ったら、一歳の娘のために企画するパーティにしては大きすぎるのではないかと、一億層中流の国出身の私は面食らってしまいました。

ここでは人件費や場所代などが日本に比べれば遥かに安いことを加味しても、いくらなんでもやりすぎだ、と夫ははなから行く気無し。そんなの親の自己満足、というよりも自己顕示欲だ、と。確かに、近所の子供達の誕生会を見ていると、親同士の自己満足競争みたいに思えてきます。

この国でそれが普通なら別に批判する必要もありません。でも、私たちは数年でここを離れる身。だから、自分たちが培ってきたいろいろなことの”基準”を超えたことには敢えて合わせる必要はないかな、というのが私たちの考え。そして、理想のめめちゃんの誕生日パーティは双方の家族が勢揃いして祝えること。難しいですけどね...。

2012年5月8日火曜日

検診と今日の手作りおやつ

今日はめめちゃんを連れて小児科へ。
三種混合とジフテリアの予防接種でした。でも...診察室に入った段階ですでに泣いていて、身長体重を測る時には号泣。少し落ち着かせて予防接種をしようとしても更に泣き。足と腕を押さえ三人掛かり。先生が聴診器をあてようものなら先生を蹴って大暴れ。仕舞には、泣きながらドアの所に行って必死にドアを開けようとしていました。ところが、会計を済ませて一歩外へ出たらピタリと泣き止んで、帰りの車の中では泣いてよほど疲れたのかイビキをかいて寝てました。
おかげで先生と話したいことも話せず、私もグッタリ疲れました。

身長も体重も小さめですが標準の範囲内です。小さいながらも着実に成長しているところが凄い。

ところで、今日卵ボーロを作りました。以前から作ってみたくて日本から片栗粉を1kg持ってきてあったんですが、片栗粉はめめちゃんの食事のとろみをつける貴重品です。一度に50gも使うのが勿体なかったんです。でも最近はとろみをつけないでも上手に食べられるようになったので、ここにきてやっとふんぎりがつきました。
卵黄が多かったのか、生地がややダレてしまいましたが味や食感は懐かしの卵ボーロそのもの。次回はもっと卵白卵黄の比率を均等にして、なるべく小さめに丸めて、もっと上手に作ろうと思います。
なかなか大変ですが、めめちゃんのおやつはなるべく手作りのお菓子をあげたいと思っています。作れないときは、茹でたトウモロコシでも、レーズンでも大喜びで食べるんですけどね。


18ヶ月になりました

今日でめめちゃんは一才半になりました!

最近はぞうさんが大好きです。絵本を持ってきて象を指したり、youtubeでぞうさんの歌が聞きたいとせがんだりします。食事の時に、プレイモービルの象に食べさせるふりをするとめめちゃんも一生懸命食べます。
それから、youtubeで偶然に見せた「とんとんトマトちゃん」の歌がかなり気に入ったようです。「トマトちゃんとかくれんぼ いないいないばあ!」という箇所があるのですが、その場面(トマトがマグカップに隠れてる)が映ると、私を見て「いないいない」と言って教えてくれます。

夫の鞄、靴、夫がよく飲んでいるもの、よく食べているお菓子などを見ると「パパ、パパ」と言います。

そのパパは今日から一泊で出張中。朝4時半に出発しました。めめちゃんが生まれて初めての出張は確かめめちゃんが2ヶ月のときでした。あの時はまだナニーさんもいなかったし、そのうえ夫までいなくて、とてもドキドキしたのを覚えています。そして、小さな物音にもビクビクしていました(強盗じゃないかとか)。今ではすっかり手がかからなくなり(特に夜)、夜7時半から朝6時半までぐっすりです。親の勝手な希望を言えば、もうちょっと遅寝遅起きでもいいんですが。

明日は18ヶ月の検診と予防注射です。前回からどのくらい大きくなってるかな?

2012年5月7日月曜日

季節のうつりかわり


一ヶ月程前の写真です。
まだ雨季が始まる前の暑い時期だったので、めめちゃんはノースリーブ。
今はこの頃より涼しいので、こんな格好はできません。

一年中穏やかな気候のナイロビですが、それでもおぼろげにですが
季節のようなものがあり、その季節は確実に移り変わっています。




2012年5月6日日曜日

フランス大統領選挙の投票日

今日はフランスの大統領選の投票日でした。
投票所はフランス人学校でした。前回の投票の時に、私もめめちゃんも付いて行ったら、めめちゃんは幼稚園の園庭で喜んで遊んでいたので今回も三人で行きました。
夫は知り合いと会うごとに話し込んで、仕舞には投票所の受付にいた友達とまでおしゃべり。おかげでめめちゃんは滑り台で沢山遊べました。遊んでいたら、アジア人が通りかかったので、珍しいなと思ったら知り合いの報道カメラマンDさんが投票所の様子を取材に来たとのことでした。

何ヶ月も前から夫の関心はこの大統領選挙でした。明日は出張で4時起きなのに、大勢が判明するまでは眠れない、と今からやきもきしている様子。この熱狂は直接選挙の国ならではのものなんでしょうか?

それにしても、毎日の雨のせいでナイロビの道は冠水したり、穴がボコボコ開いたりしていて本当に運転しにくいです。みんな「雨のせいで」と言いますが、そもそも最初からもっとちゃんとした道を作っていればこんなことにならなかったのに。雨季が終った頃に、穴を適当にふさいでも、結局次の雨季が来ればまた穴だらけ。その繰り返しです。運転しやすければもっと住みやすい町になるのになあ。


こどもの日

今日はこどもの日。
私たちは家族でお友達の家にオヨバレでした。いつも一緒に遊んでいる、めめちゃんよりも一ヶ月くらい遅く産まれた男の子のいるお宅です。

大きなシャンパンが出てきて、ほぼ飲み放題状態。こどもの日と言うよりも、お酒の日でした。沢山食べて、お喋りして、笑って、本当に楽しい時間でした。めめちゃんもお友達とその子のナニーさんといっぱい遊んでいました。

そのお宅にお邪魔した時、めめちゃんがバルコニーを指して「ぞうざん、ぞうざん(ぞうさん)」としきりに言うんです。もちろんケニアだからって、民家の外に象が歩いているわけないので、何のことだろうと思ったら、バルコニーの手すりに干してあったタオルに象のアップリケがしてあったんです。うわー、なんて賢いんだ、と思った瞬間、バルコニーに出ようとしためめちゃんが、ガラスの扉が閉まっているのがわからなくて体当たりしてしまいおでこをぶつけてました。賢い...はずなんだけど...。

めめちゃんが眠くなったタイミングで退散しましたが、ちょうど雨にも降られず、めめちゃんのご飯の時間に帰宅しました。

今は大雨が降っています。最近は毎晩夜通し雨が降ります。朝方まで雨が残りますが、日中はいい天気です。9時前後にめめちゃんをストローラーに乗せて、敷地の中を散歩しながら、濡れた地面が少しずつ乾いていって、曇の隙間からのぞく青空の面積が少しずつ広がっていくのを見るのが日課です。



2012年5月3日木曜日

いつまで続くのか

今朝、町中のATMがネットワーク障害で使えないという問題があって、お金がおろせませんでした。車のメンテナンス代として夫から預かっていたお金で友達とランチしてしまいました。同じことをドライバーがしたら即クビですが。午後にATMからお金を引き出して補填しておこうとしたら、やっぱりネットワーク障害が直っていなくて結局今日は現金を引き出せないままでした。日本だったら、銀行の役員レベルの人が何人も降格だの減俸だのの処分になるくらいの出来事なのに、ケニアでは責任の所在なんて概念はきっとありません。機械の不具合なんて、機械の責任、くらいにしか思ってないんでしょうね。

いらいらすることは沢山ありますが、全ていらいらしてもしょうがないこと。日本だったら、いらいらした態度が少しは役に立つこともあるけど、ここではイライラしている自分の独り相撲ぶりに後でゲンナリします。

でも、楽しいことも毎日沢山。どこの国にいても、友達がいて、趣味があって、家族が健康で、物資に不足しなければ、楽しく暮らしていけるような、根拠の無い自信が最近になって湧いてきました。でも、ナイロビの生活がもう少し続けばいいな、と密かに願っています。一体、いつまでここにいられるか、夫の職場の本社が数ヶ月以内に決定を下すようです。どうなることやら。



2012年5月2日水曜日

マパって誰のこと

日本はゴールデンウィークなんですね。ケニアの気候はGW頃の東京と同じくらいだと思っているので、ちょうど東京もこのくらいの陽気かなと想像しています。ナイロビにいるとこの爽やかな気候が一年中続くのでありがたみがありませんが、東京は一年のうちで一番過ごしやすい時期ですね。

ケニアは今日はメーデーで祝日でした。ナニーさんもメイドさんもお休み。特に、ナニーさんにはイースターに出てきてもらったり、夫が出張の日曜に来てもらったり、ちょこちょこ休日出勤と残業をお願いしたので、今日こそはゆっくりしてもらいたかったんです。
以前はナニーさんのいない週末は気が重くなる程めめちゃんに付きっきりでしたが、最近は少し楽になった気がします。ご飯を作ったり、お皿を洗う間、夫がめめちゃんを見ててくれれば余裕です。疲れたらめめちゃんと一緒に昼寝をすればいいし。

最近、ますますいろいろ話すようになりました。今まで動物はキリン以外全部「わんわん」でしたが、「にゃあにゃあ」と「ぞうさん」がわかるようになり、「これなあに?」と聞くとちゃんと答えます。ま、「ぞうさん」が「ぞうざ」に聞こえたりするんですけどね。そして、あんなに「おかあさん」と呼ばせようと頑張ったのに、周りの影響で「ママ」と呼ぶようになってしまいました。あーあ。しかも、焦っていると「パパ」と「ママ」をよく言い間違えたりして、酷いときは思わず「マパ!」と言ったりして夫と大笑い。自分より小さい人間は「ベビー」だと認識するようになりました。欲しいものが貰えたり、嬉しいことがあったときは「カッキー!」(ラッキー!のこと)と言います。ありがとうとごちそうさまでお辞儀をするのが日本人ぽくて可愛いと夫はめろめろです。わたしが教えたんじゃないんですけど。

文字通り、毎日新しいことが出来るようになります。嬉しい反面そんなに速く大きくならないでもいいのにとも思ったりします。




2012年4月27日金曜日

勉強期間

雨ばっかりです。夜はいくらでも降ればいいんですが、日中に雨が振るとめめちゃんが外に行けず、(怒って)泣きながら玄関のドアの前で地団駄を踏むので可哀想です。今朝も雨がぱらぱら降っていましたが、外に出たいと泣き叫ぶので仕方なく濡れないようにめめちゃんに傘をさして少し歩かせました。

さて、最近の私は勉強ばっかりです。平日は一日5時間位勉強時間に充てています。というのも八月に試験があるんです。でも七月はヨーロッパで休暇なので、その間はまともに勉強できないということを想定すると、実質的な時間はあと二ヶ月しかありません。50%が合格ラインなので、このままでいくと”53点で辛くも合格”という感じになるんじゃないかと思われます。が、もちろん良い得点で合格するのが理想的なので、あと二ヶ月できる限り勉強しようと思います。実はフランス語の先生には内緒でこっそり勉強していたんですが(こんな難しい試験をあなたが受けるのか、と思われたくなかったため。)、事情があってフランスで休暇中だった先生のところに、試験用の教材を送らせていただいて、それをナイロビまで持って帰ってきてもらったら、「難しい試験だけどあなたなら合格するんじゃないかしらー」とのお言葉。嬉しい。でも、闇練のようにコッソリとガツガツ勉強していることはまだ内緒のままです。

こんなに勉強できるのも、ナニーさんがめめちゃんを遊ばせてくれているおかげです。そうすることで日中の勉強時間も確保できるし、遊び疲れためめちゃんは夜もぐっすり寝てくれます。今までは6時起床でしたが、最近になって7時まで寝てくれるようになりました。めめちゃんの睡眠時間が延びたおかげで、私の夜の勉強時間も一時間多くなりました。感謝感謝。


2012年4月20日金曜日

最近のこと

めめちゃんはすくすく成長していて、いろんなことができるようになっています。アレも書こう、コレも書こうと思っている間に、また別のことができるようになって、結局どれも書けないままですが。

うんちをした後にナニーさんと私でいつも「めめちゃん、プップー!」とめめちゃんに言っていました。プップーというのはこちらの言葉でうんちのこと。おしっこはススーといいます。すると、最近になってうんちをしたら自分からプップーと言うようになりました。外で遊んでいて、こちらがうんちをしたのに気がつかないと、プップープップーと言いながら寄ってきて、早くオムツを替えに行こう、とせがむんです。

言葉はやはり英語が優勢ですが、どの言語でも自分の子供が喋れるようになるのは本当に可愛いし、嬉しいものです。

夕方にナニーさんを見送りにゲートまで行った時に何度か、夜に駐在させる犬がトラックから降りるのを観ためめちゃんは、犬が来るまで待ちたいのか毎日「ワンワン」と言ってゲートから離れようとしません。大きなシェパードが2頭も来るので、さすがに近づくのは怖いのか、遠くから微動だにせずじっと観ながら、わんわん、わんわん、と繰り返します。

もうすぐ一才半です。

2012年4月15日日曜日

みんなで風邪気味

季節の変わり目に家族皆で風邪気味でした。めめちゃんは、ear infectionで一度お医者様に看ていただきましたが、抗生物質を呑んでいるのになかなか洟がおさまりませんでした。洟のせいで呼吸が苦しくなるのか、明け方もの凄く早い時間に目を覚まして泣く日が続きます。今までは、一度起きると断乳したので二度寝をさせる方法がなかったので、仕方なく一緒に起きて遊んだりご飯を食べさせたりしていましたが、ここ数日は5時台に起きるのでさすがに付き合うには朝早すぎるということで、ベッドに一緒に横になって背中とんとんで二度寝をさせることに成功しました。これで七時半くらいまで寝ました。

夫は日曜なのにソマリアへ日帰出張で留守。一日中めめちゃんと二人きりじゃ身が持たないということで、礼拝が終ってからナニーさんに来てもらいました。本当に...助かりました。


2012年4月11日水曜日

深刻な牛乳不足

雨が降って解消されるかと思った牛乳不足は、深刻さを増すばかり。我が家ではロングライフの1リットルを買っているのですが、メジャーなメーカーのものは全て売り場から消えています。フレッシュミルクも大差は無く、1リットルから3リットルまでのポリボトルのものは全く無くて、普段は目もくれないようなマイナーなメーカーのテトラパックかビニールに入った500mlが売っているだけ。これを機会に豆乳に切り替えようと思いましたが、豆乳は輸入品のため牛乳の3倍もするので、仕方なく普段買ったことも無いようなメーカーのロングライフを買いました。いつものより微妙に生臭いような、薄いような...。
バターは全く在庫がありません。うちではバターの在庫は料理と製菓に大切に使うことにして、パンに塗って食べる用にマーガリンを買いました。

ナニーさんに愚痴ったら「来月には改善されるんじゃないですかねえ」と呑気なことを言ってました。まだ4月やっと中盤に差し掛かったところなのに。

今週は夫の同僚がニューヨークから来るので、「何か持って来て欲しいものはある?」と夫に聞かれて、すかさず「ロングライフ牛乳とはかせるタイプの紙おむつ(これもケニアじゃなかなか手に入りません)」と答えた私。伝えてもらえなかったでしょうけど、多分。

2012年4月7日土曜日

桜のない世界

世の中に耐えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平

毎年桜が咲く時期に「そう言えば、世の中に桜が無かったら...って短歌あったよねー」と母と話している横から、父がこの短歌をすらすらと暗唱して、短歌のうろ覚えは知的じゃない、とかなんとか言われたものです。(そして今はインターネットで何でも検索できる便利な時代になりました☆)

花の開花でこんなにヤキモキしたりハラハラしたりする国の人って他にいるんでしょうか?天気予報で花の開花予報を真剣に報じる国って他にあるんでしょうか。

桜のない世界に実際に身を置いてみると、のどかというよりも漫然としているように思えます。桜だけではなく、ケニアには四季自体がないので、季節特有の何かを見たり食べたりすることで、今年も誰かを、何かを思い出すということがないのは寂しいものです。

日本のみなさまにおかれましては、週末に満開の桜を存分にお楽しみください。

2012年4月6日金曜日

ソマリアの自爆テロで

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000019-cnn-int

いつもなら、またソマリアでテロか〜、と思って直ぐに忘れるようなニュース。悲しいですが、ケニアでもソマリアでも自爆テロはもう日常の一部になっているような感があります。

今回のテロで負傷したあるソマリア人ジャーナリストがいました。彼を隣国ジブチにあるフランス軍基地の医療施設に搬送できないかと言う話がありました。昨日から夫はずっと電話やメールで誰かと連絡を取り合って、交渉やら調整を進めていたようです。ところが、脚の負傷と共に全身の火傷があまりに酷く、軍の病院でも対処しきれず、そしてナイロビ市内の病院の医療施設でもそこまで高度な治療が出来ないということがわかりました。残された選択肢は、南アフリカかヨーロッパへの搬送しかありません。しかし南アはビザが複雑すぎて入国そのものが難しいと言われてしまいました。一方、ヨーロッパに搬送するには時間がかかり過ぎて、運搬途中で彼が亡くなってしまう危険性があります。そして、あまりに莫大な費用を一体誰が出すのか、という現実的な問題も。

ジブチに運べないと知った時点で夫たちに出来る範疇外のことになってしまったのですが、それでも暫くは本社にメールを書いたり、同業他社の駐在員と話したり、何とか助けられないかとみんなで奔走したようです。でも、ある時点で「もう、ダメだ」と言って、パソコンに向かうことをやめてしまった夫。暫く床の上に仰向けになって呆然としていました。

一人の命を救うことの難しさ。それに対してあまりにあっけなく多くの人が殺される毎日。これもアフリカなんだと、そしてそういう世界が私の住む世界と紙一重に存在しているんだと、今日改めて思い知らされました。


久々のアフリカ定番

うーん。久々です。慣れるものではないけど、久しぶりだと衝撃が大きいです。

食中毒

心当たりがないのが不思議ですが、珍しく長引いています。最初はお腹を顕著に壊して、それが落ち着いた当たりからずっと酷い胸焼け。何も食べていないので吐くことはありませんでしたが。

明日からイースター休暇でお店が閉まるところが多くなるので、今日は午前中フラフラしながら買い出しへ。帰ってきてからも良くならず、めめちゃんの面倒をナニーさんに丸投げして暫く横になりました。今日は本当にめめちゃんをないがしろにしてしまいました。ごめんね、めめちゃん。ありがとう、ナニーさん。

明日どのくらい回復するのかわからないので、取り合えず明日もナニーさんに来てもらうことにしました。


2012年4月3日火曜日

雪の山へ

夫も私も好きな温泉があります。長野の山奥で交通の便は悪いのですが、温泉も料理も景色も大のお気に入り。

今回で3回目。夏から秋にかけては予約でいっぱいだそうですが、私たちは雪景色を見ながら温泉につかるのが格別だと思っているので、また二年後の冬に来れたらいいなあ、と話しました。

雪を見て大泣きしたケニア生まれケニア育ちのめめちゃんも次回来る時には元気に遊び回れるかな?


気仙沼へ


日本滞在のことを全然書いていませんでした。

東日本大震災から一年という節目を日本で迎えられたのは、私にとっても大きな意味がありました。

去年の震災直後は、日本にいない自分を責めていました。同じ日本人なのに私は高みの見物をしているようで、そして遠くにいることで何も力になれなくて。特に、父の故郷が気仙沼ということもあり、どんな思いで東京の親戚が、そして気仙沼の親戚が安否がわかるまでの日々を過ごしたのかと思うと、私だけ遠くで震災が文字通り別の世界で起きたような場所にいてることに苛立を覚えました。

そんなこともあって、今回の日本滞在中に気仙沼へ行ってきました。

夫は日本に住んでいた時にかなりあちこちを旅行したのですが、東北だけはどういうわけか縁が無く、いつか東北にいきたいなあ、と言って日本を去ったのですがまさかこんな形で東北を訪れることになろうとは。

親戚には、奇跡的に家が無事だった人も、津波の後の火災で家が焼失した人も、床上浸水だった人も、いろいろだったようです。寒い夜、電気も電話も通じず、余震に襲われながら、恐怖と闘ったのかと思うと、東北の人たちの我慢強さに感服せずにはいられません。

帰りの電車まで時間があったので、気仙沼市内と隣の陸前高田を車で案内してもらいました。復興復興とメディアではさかんに報じられていましたが、一年経ってやっと瓦礫が片付いただけ、と言うのが私の率直な感想でした。

寒かったし遠かったし赤ちゃん連れでしたが、意を決して行ってよかったと思いました。ほとんど通訳もしなかったのに、辛抱強く付き合ってくれた夫には感謝感謝です。





2012年4月2日月曜日

雨期の始まり

昨晩、寝ていたら何だか懐かしい音が聞こえて目が覚めて、それが雨の音だとわかるまでに一瞬間がありました。

雨期の始まりです。

なかなか雨が降らず、野菜の値段は高騰するし、乳製品不足は深刻だし、水不足もささやかれ、ずっとやきもきしていました。

雨の音、雨上がりの湿度、濡れた地面の匂い、久しぶりでとても新鮮です!ま、数日もすれば、雨のせいで渋滞が酷いとか、停電になって困るとか、不満も噴出するんでしょうけど。


ところで、日本から持って来たソーイングの本からめめちゃんの服をつくりました。パフスリーブニットTシャツというもの。後ろのスリットあき部分のリボンが可愛いです。このニット地は以前日本で買った物なのですが、私用の服を作るにしても地味な色身で、持て余していた布だったのですが、この可愛らしいデザインの服を作ってやっと日の目を見たのでした。
以前は、めめちゃんの服を作るのはいつもベビー服でしたが、こちらの服は子供服の90cmサイズということで、デザインが女の子らしくて作っていてとても楽しいです。特に、その本はガーリーな服が沢山なのでこつこついろいろ作ろうと思います。


2012年3月20日火曜日

帰ってました。帰りました。

日本に帰っていました。そして今日ケニアに戻りました。

日本の携帯を何と出発前、空港に向かう道すがらなくしてしまい、会いたい人に連絡を取れない致命的な状況になってしまいまいましたが(結局、慌てて解約をしてからタクシーの中で見つかったと連絡がありましたが...)それでもショートノーティスなのに会えた人には感謝感謝です。いつもバタバタですみません。

家族ともっと時間を過ごしたかったとか、もっと沢山の友達と何度も会いたかったとか、あれもそれも買ってくれば良かったとか、言い出したらキリがありませんが、そういう心残りがない滞在なら二週間じゃ全然足りないし、何ヶ月もいたら日本を離れたくなくなってしまいますよね。どこへ行く時も、そしてどこへ帰る時も、私はそこそこ喜べるのですが、今回は何故かケニアに戻ることに喜びをあまり感じず、日本に後ろ髪を引かれてばかりでした。前回よりもめめちゃんが大きくなって、日本に行っても(ナニーさんがいなくても)楽になった(夫も一緒だったのも大きいです)こともあり、行動の制限はそれなりにありつつも充実した滞在だったからでしょう。雪深い長野の山奥に温泉に入りに行ったかと思えば、宮城の被災地にも行き、その足で中尊寺にも足を伸ばし、築地でお寿司を食べ、六本木でフレンチを食べ...。

成田を発ってしばらくしたら、雨雲の切れ間からオレンジ色の光が目に入ってきました。それが東京タワーだとわかって、私たちが住んでいたのはあの辺りかな、と考えたら思わず涙が出てしまいました。

今回の滞在で夫は、やっぱり日本はいい、と再認識したようで、日本への再赴任を真剣に考え始めたようです。もう一度日本に住めるなんて夢物語のようで考えるだけでうっとりしてしまいますが、日本赴任云々の前にもっと目前に迫ったことで決断しなくちゃいけないことがあるわけで。

でも、28時間におよぶ長旅で三人ともヘトヘトです。今晩はゆっくり休んで、小難しいことは明日からちゃんと考えようと思います。


2012年2月28日火曜日

スパイは誰だ

新しいドライバーのSさんは近所の人のドライバーPさんからの紹介です。Pさんはいつもにこにこしたいい人で、めめちゃんのことをとてもよく可愛がってくれます。他の家のドライバーってどうして良く見えるんだろうな〜、不思議。

さて、先週のある朝、Pさんと話していたら「そう言えば、M(うちが解雇したドライバー)から電話があったよ。二回も!」と言い出すではありませんか。何でも、うちにSさんを紹介したことに対して怒り狂っていて、脅しのようなことも言ったとか。どうしてSさんを紹介したのがPさんだとわかったんでしょうか。

スパイがいる


メイドかもしれない、庭師かもしれない、ガードマンかもしれない、ドライバーかもしれない...疑い始めるときりが無く、暫く疑心暗鬼だった私。めめちゃんを外で遊ばせるときも、会う人会う人にちょっと無愛想になってしまいました。

結局、近所のドライバーの一人がMに電話で話していたことが判明して、その家のマダムが注意してくれました。その日のうちにそのドライバーが私のところにやってきて

「僕はスパイじゃありません。何も知らなかったんです。ただ電話がかかって来て...。Mがそんな大金を盗んでいたのも知りました。」

と、涙目で訴えるんです。そのドライバーだって、内通しようと思っていたわけじゃないと思うんですよね。ただ、Mから突然電話があって、事情を知らないので正直に話しちゃったんでしょう。聞き知ったところによると、Mが具体的にいくら盗んだのか詳しいことを知らない近所のメイド達が、「あんなに若くて気だてのいい人をクビにするなんて可哀想だ。誠心誠意謝ったならまた雇ってあげればいいのに」と話しているそうです。お使いのお釣りをちょろまかしたのとはわけが違うし、そもそも誠心誠意謝ったどころか、私たちは脅されているというのに。これが国民総汚職の根性だ!と夫が激怒。

夫ともうこの件について話すのは止めようということになりました。人の口に戸は建てられないけど、人の噂も75日。私たちが休暇で日本に帰っている間に、ほとぼりが冷めていますように...。

断乳、ドライバーとのその後、そして事故


一週間でいろいろありました。

まず、ついにめめちゃんの断乳に踏み切ったんです。ずっと迷っていたのですが、先日の検診で小児科の先生に、あかちゃんはオッパイがなければないで代わりに安心できるものを探すので大丈夫ですよ」と言われたので決心がつきました。月曜の朝に授乳して、「はーい、これでおしまい」とばっさり辞めました。もともとウトウトしたいときだけおっぱいを欲しがる子だったので、昼間は機嫌が良かったのですが、一日遊んでご飯も食べて疲れて眠くなる時間から大泣きが始まり、あまりの泣き方に一瞬ひるむ私と夫とナニーさん。そして次の朝も五時半から大泣き。思わず、「出来るだけ早く来て!」とナニーさんにSOSの電話をしてしまいました。お風呂も私は水着で入っています。
でも噂に聞いていた通り、二晩ガマンしたら落ち着きました。夜中は一回も授乳していなかったので夜も相変わらず七時半から朝までぐっすり寝てくれました。が、調子が狂ったのか何故か数日は五時半に起きていて、こちらも寝不足でぐったり。
ここ数日は六時半に目覚めて泣いてから機嫌が良くなるまでの時間も短くなって、七時にはむしゃむしゃ朝ご飯を食べています。

一方的に断乳して可哀想だと思う反面、今まで機嫌が悪かったり眠かったり間が持たなかったりした時に授乳して誤摩化していた場面で、一緒に遊んだり本を読んだりするようになり、コミュニケーションのアプローチが変わっただけなんじゃないかという気もします。


さて、クビにしたドライバーですが、遡って調べてみたら私たちが考えた以上に長い期間に渡って、かなりの金額を横領していたことがわかりました。2月分として支払われるべき給料よりも横領の額が多かったため、給料ゼロというメモを封筒に入れて人づてに渡したら翌朝脅迫まがいのメールが来ました。人づてに警告をしましたが、もしこれで連絡がまだ来るようなら私たちの電話番号を変えたり、夫の職場を通じて正式な警告をしたり、というプロセスになるようですが、ここ数日は連絡もないので、このまま落ち着くといいのですが。

めめちゃんが早起きになって一日が長いと思ったこと、そしてドライバーのこともあってケニアに辟易としていて気分転換したいと思ったことなどがあり、週末にドライブに行ったんです。何を血迷ったのか私の運転で。夫は後部座席でめめちゃんの隣。最初は良かったんです。知っている道だったので。目的地近くになると、道幅が狭くなってきてしかも路肩が崩れていたりして、それが怖くてやや右側に寄って運転していたんです。すると反対側から猛スピードでやって来るマタツが。その瞬間、すごいバーン!という衝撃が。マタツが私の車に当たって去って行ったんです。ハンドルを持つ手が震える程のショック。車を止めて調べたらボディには異常は無く、サイドミラーだけが粉々になっていました。でも、ミラーの向きを変える電気系統もフレームもダメージはないようです。
精神的ショックが大きくて、落ち込み気味の私を近所の人のドライバー達が必至に慰めてくれました。あの道、あのマタツ。ケニアじゃなかったらあんな事故は起こらなかったんじゃないかと思ったらますますケニアに辟易としてきました。
その日、行ったのはジラフセンターだったんですが、帰ってきてからめめちゃんに絵本できりんを見せながら「きりんだよー」と教えたら「キイン」と言うようになりました。

2012年2月18日土曜日

ドライバー面接

朝からドライバーの面接でした。一人三十分の枠を作って割り当てたのに、指定の時間より一時間も早く来る人がいたりで、順番も時間も予定と大幅に違ってしまいました。一番に来たら仕事がもらえるとか思ったんでしょうか…。と、思ったら、ゴシップを聞きつけたアスカリ(ガードマン)の一人が、僕も候補にいれてください、とやって来たり。その彼が意外に良かったんですが、すぐに働けないのがネックで敢えなく選考から落ちてしまいました。

しかし、本当に難しいですね。いいドライバー見つけるのって。前のドライバーみたいに運転が滅茶苦茶上手でもネコババするような人はダメだし、だからと言って人柄が良くても運転がヘタなのも却下。夫の職場は市街地で朝晩は渋滞が酷いし、職場の駐車場は下り坂からバックして柱をよけながら駐車しなければならない難易度の高さなので、どうしても経験のあるドライバーが欲しい。いいな、と思った候補者は何かにつけて「うちは貧しいので…。」と言って、これじゃあローンやら前借りを繰り返しそうな予感がして、運転は上手いのに印象があまり良くありませんでした。若くて人間的に好感の持てた人は残念ながら運転が下手で…緊張していたのもあるかもしれませんが、私より駐車が下手でした。

結局、採用に向けてトライアルとして働くことになったのは、近所のドライバーからの強い薦めで面接した人でした。決め手はないけど総合評価が高く、特にマイナス要素もありません。実際の運転が上手くて道もよく知っててくれれば言うことないんですが。

ちなみに、解雇したドライバーは今ごろ家でうなだれて途方に暮れているんじゃないかと、昨日はちょっと心配したり、申し訳なく思ったりしましたが、どうやら夫のところに「一年半も働いたんだから退職金くれ」というSMSを送ってきたようです。金を盗んでおきながら謝罪や弁解の言葉は一切なく、この開き直りぶり。この厚顔無恥さのおかげで罪の意識が吹っ飛びました!何を言われてももう返事は一切しないことに決めて、夫の職場でドライバーとして働いている彼の従兄弟に、清算した給料を渡してもらうついでに、彼を黙らせないとあなたのポストも危うくなるよ、と言おうと思います。前々からこの男は、ありがとうとすみませんが言えないと思っていたんですが、こう言う状況でもやっぱり同じ。呆れました。

さて、新ドライバーの腕はいかほど?

2012年2月17日金曜日

まさかの裏切り

我が家のドライバー。メメちゃんの面倒もよくみて、フレンドリーで近所でも評判のドライバーでした。



ここにきて、金銭横領が発覚しました。ま、修理屋と結託して修理費に上乗せした分を山分け、とかもやっていたとは思うんですが、そういうのって証拠がなかなか上がらないんですよね。今回のケースは運が良かったのか、お金の動きがコンピューターに記録されているので、時間をさかのぼって履歴を呼び出せたんです。そして、そういうことができるということを本人は知らなかったらしく、夫が最近になって履歴の話をしてからは挙動不審になり、履歴を見るまでもなくかなりクロに近いグレーだとは感じていました。

もちろん、問答無用で即クビです。セキュリティに事情を説明して、彼がきても絶対にゲート内に入れないように指示をしました。

もうー、ガッカリです。夫婦で信頼してたんです。だから、私たちが引っ越す時には、夫が職場のドライバーに推薦しようかな、と言っていたくらいなのに。目先のはした金に目が眩んで、将来を棒に振ったんです、あの男。四歳と新生児を抱えて無職でこれからどうするんだろ、と思うとこっちまで気分が暗くなりますが、それ以上に今まで何かにつけよくしてあげたのにこんな風に裏切られたので怒りが収まりません。

フランス語でtrop bon, trop conと言うのがあります。お人好しはただの馬鹿、とでも言うんでしょうか…。結局ドライバーもそんな風に思って、ただの金づるとしか私たちを見てなかったのかと考えると人間不信になりそうです。早くケニアを離れたいな〜と言う気持ちが一段と強くなりました。これでドライバーよりも信用しているナニーさんに裏切られていたら私は任期が終わるのを待たずにめめちゃんとケニアを離れますね。

問題は、次のドライバーなのですが、周りの皆さんの紹介で数人の候補者がいるので、週末に面接をします。月曜日に夫が仕事に行く時にドライバーがいない状況だけは避けたいです。次のドライバーにはあくまでドライに事務的に距離を取って信用し過ぎないようにします。…できるかなー。

2012年2月15日水曜日

去年の三月に


このビーチに最初に来たのは去年の二月だったっけ?
と聞く夫に
三月だったでしょ。
と確信を持って答える私。本当に?どうして覚えてるの?と不思議がる夫。

ここに最初に来たのは三月の最初の週末で、ここでめめちゃんは生後四ヶ月を迎えました。フランスからの友達もいて、楽しい滞在で、満足してナイロビに戻って、友人がフランスに帰り、時間が出来たから友達の家に行こうとしていた金曜日の朝、3月11日の金曜日の朝、車の中で地震のニュースを知ったんでした。

地震の直後は、このビーチで撮った写真を見て「あの頃は、何も起こってなくて、何が起きるかも知らなくて、能天気で幸せだったなあ」と何度も何度も思ったものです。

去年は乳飲み子(今でも乳飲んでますが)を抱えて、何も出来ず、右往左往してばかりいましたが、今年の3月11日は日本で過ごします。

母の悩み

最近の悩みは、めめちゃんの幼稚園について。日本だと三歳からが主流なので、一歳三ヶ月の時点では幼稚園のことはあまり考えないんでしょうが、ケニアでは一才半から通わせるのは珍しくなく、二歳ではほとんどの子が幼稚園に行っている気がします。

私がめめちゃんと家でゆっくりできるのはケニアにいる間だけなので(次の国ではちゃんと仕事します)、その貴重な時間を享受しないでどうするんだろうと言う想いと、幼稚園に行けば沢山の子がいて遊びもお遊戯も楽しめるんじゃないかという想いが交差して、行かせるべきか否かでまず迷っています。(もっと長いスパンでケニアに住むなら、めめちゃんをちゃんとケニアで教育を受けさせるステップを踏むのですが、ちょうどここを離れてフランスに引っ越す時期とフランスで子供を幼稚園に入れる時期が重なるんです。)

そして、もし行かせるなら、どこがいいかというのも大きな悩みです。人気のある幼稚園というのはあるのですが、我が家からだと渋滞しやすい道を通らないと行けない、という致命的な問題があります。それ以外で、是非とも通わせたいと思った幼稚園は三歳からとのこと(じゃあ、そもそも無理してどうでもいい幼稚園に通わせなくてもいいのでは、という最初の問いに逆戻り)。

二歳になるタイミングで通わせるならまだ時間がある、と思っていたのに、人気のある幼稚園はウエイティングリストがあるから早くした方が良いわよ、とも言われ、悩んだり焦ったりでだんだんわけがわからなくなってきました。

ちなみに、夫のスタンスは一貫して「幼稚園に行かせるのは反対」。理由は「まだこんなに小さいのに可哀想」。

取り合えず、気になっている幼稚園を見学してから決めようと思います。

最近の様子

もう二月も中旬なんですね、びっくりびっくり。

最近のめめちゃんは...習い事を始めました。と、言ってもそんなに堅苦しいものではなくて、週に一回中庭でやっているベビージムに参加し始めたんです。これは、二歳前後の子供をもつママ達がどこからかインストラクターを探してきたんです。ケニア人なんですが、噂では中国で曲芸やらアクロバットを習得したらしく、「中国でアクロバットをやる人は子供の頃からトレーニングをしている」と言って、ナイロビでも赤ちゃん向けのトレーニングを普及させているんです。トレーニングって言っても相手は赤ちゃんなのでそんなに難しいことはしません。飛んだり跳ねたりバランスを取ったり。でも、そこは赤ちゃん、先週は楽しく参加していたのに、今週は泣き叫んでずっと抱っこばっかり、ということもあります。めめちゃんには無理強いしないようにしています。インストラクターと助手の二人に対して生徒は6人程。一時間700円です。

今日は15ヶ月の予防注射を受けてきました。診察室に入った瞬間に泣き始め(先生がまだ来てないのに)、先生に触られると身をよじって抵抗し、ヒックヒックしゃくり上げながら誰とも目を合わせず、ドアをしきりに指差して「帰りたい」を猛アピール、というめめちゃんでした。よく動くようになって体重は緩やかな増加になりましたが、身長はちゃんと伸びていて、身長体重ともに25%になりました。産まれたときは最低ラインにも引っかからなかった程だったので、よく大きくなったなーというのが素直な感想です。

週末は海に行ってきました。いつもお世話になっているお気に入りのホテルに二泊。最初に行ったのは一年前で、まだ首も座らない頃でした。スタッフのみなさんに可愛がられてご機嫌なめめちゃんは、プールで、砂浜で、スコップを持って遊ぶのに大忙しでした。


2012年1月27日金曜日

初めてのリュック

このトトロのリュックは夫が出張先で買って来たもの。

嫌がるかと思ったらむしろ喜んで背負うことが判明。これとは別にもっと実用的なリュックにお水とお菓子を入れて外に遊びにいくようにしました。顔見知りの人達からは
「あら、めめちゃん。学校に行くの?」
と、声をかけられます。

これがあれば外に行けると学んだめめちゃん。朝七時にまだベッドにいる私のところにリュックと靴を持ってやってきます。パジャマなのに夫にリュックを背負わせてもらって嬉しそう。


子供服を買いに

みなさんは、自分が途上国に寄付した物が最終的にどうなっているか想像したことがありますか?

ナイロビにはトイマーケット(Toi Market)と呼ばれるところがあって、洋服や靴、下着、とにかくいろいろ売っているのですが、そのほとんどが本来は寄付されたもので、それが横流しされて売られているんです。

木の枠に屋根としてビニールシートを乗せただけの粗末な造りのお店が並んでいて、そこには服の山。私はめめちゃんの普段着を買いに行くのですが、状態のいい、サイズの合うものを探すのは結構疲れます。そして、暑いし、埃っぽいし、服を触りすぎて手がカサカサに。日本では、西◯屋で新品が安く買えていいですねー。



最近のメメちゃんはよく歩くようになり、そのせいで段差やちょっとした弾みでよく転ぶのでスパッツで膝を守っています。今回はトイマーケットで主にスパッツを中心に探しました。結局10本近いスパッツと、今の時期(夏)に合ったトップスを何枚か買いました。あとは、うちのナニーさんには仕事着を支給していない(他の家のメイドさんが着ているような制服は夫が「植民地時代の名残みたいでイヤ」と言ってました)のに、めめちゃんの面倒をみているうちに何時の間にかナニーさんの私服が汚れてしまうので、ナニーさんにスカートを二着買いました。ちなみに、こうして買っためめちゃんの普段着はサイズアウトすると、ナニーさんのいとこの子供に全てあげています。もともと、ケニアの人たちに、と善意で送られたものなので私の手元に置いておくのは申し訳ないような気がするんです。

これでめめちゃんが心置きなく汚してもいいお洋服が増えました。いっぱい遊んで大きくなあれ。

2012年1月22日日曜日

最近の娘の様子

ケニアは今が夏の盛りです。
週末はナニーさんがいないので、敷地内のプールにメメちゃんを連れて行きます。子供用プールの一番浅い処に
座って飽きずに水をバシャバシャ叩いています。

最近話すようになったのは
ワウワウ(動物全般)
ノンノンノン(NO!)
ジス!(THIS)
カー(車)
ブーン(飛行機)
パパ
ヤダ!
ヒア(hereここ)

などなど。外に行きたい時に靴を持ってくるなどの身振り手振りも含めると随分意思伝達が可能になってきました。

以前よりよく食べるようになって、特に食事の時はちゃんとお利口さんに
座っていられるようになりました。うちでは砂糖の入ったお菓子は
極力あげないようにしていて、オヤツには茹でたトウモロコシ、
グレープ果汁で甘さをつけたクッキー、グリッシーニなどを食べさせています。
最初はあまり飲まなかった牛乳も午前と午後にそれぞれ100mlずつ飲むように
なりました。母乳は眠い時に吸いたくなるみたいです。

夜は基本的に7時半に寝て朝の6時まで起きません。以前のネントレの
成果もあるのでしょうが、日中いっぱい遊んで疲れきっているのもあると思います。

一応誰にでも愛想はいいのですが、いつでも抱っこできるのは、私、夫、ナニーさん、
ドライバーという限られた人だけ。なんでメイドさんはダメなんだろうなー。
特にナニーさんのことは特別大好きで、ナニーさんが出勤する時間に合わせて
ゲートまで迎えに行くほど。

気候が良くて子供好きな人が多いケニア生活を一番謳歌しているのは間違いなくメメちゃんでしょう。

2012年1月21日土曜日

まだ半分、もう半分

気がつけば予定されている私たちのケニア生活も半分が過ぎました。もう半分という気も、まだ半分という気もします。こちらについて、本当に生活が起動に乗ったのは何だかんだで一年かかったし、今度はケニアから引っ越す準備もきっと一年前くらいから考えなくちゃいけないことも出てくると思うので(次の住まいとか…どうしましょ)、思う存分生活を満喫できるのって後半年ほどなのではないでしょうか…。
時間があって落ち着いているうちに、次の国で生活していくのに役立ちそうな資格を撮ろうと思い、毎日めめちゃんが寝た後に勉強しています。夜にホイホイで歩けるほど治安が良くないと、家での勉強がはかどります。

今までのケニアでの生活を振り返ると、つまりそれは妊娠出産育児と直結した日々で、これからのもう半分もめめちゃんの日々の成長と共に過ぎていくことでしょう。いろいろ日本とはまた違うイライラもありますが、友人に恵まれ、楽しいこともたくさんある居心地のいい日々です。ケニアの生活だけで完結するならこんなに素敵なことはないのですが、そうもいかないのが現実なのでナニーさんもメイドさんもドライバーもいない次の国でのことを考えて、今から少しずつ精神的にも物理的にも準備を進めようと思います。

2012年1月14日土曜日

よくなりました

木曜日はかなりダルそうで、歩くのもやっとだっためめちゃんですが、今日はかなり回復したようで朝から外に行きたくて私のところに靴を持ってきたり、夫が出張先で買った絵本を嬉しそうに投げ飛ばしたりしていました。食欲もない、薬も嫌がるめめちゃんをあの手この手で完食させたナニーさんの功績は大きいです。私はヒルんで諦めちゃうんですが、ナニーさんにとっては「食べさせる」というのが業務命令ですからね。意気込みが違います。

そんなめめちゃんの発病によって気付かされた、運転の必要性。今日も練習しました。近所の人のドライバー達やゲートのガードマンに温かい目で見守られながらの出発でした。ま、大したところ走ってないんですが、それでも対向車線からはみ出て突進してくる車を交わし、大きな穴を避けなければならず、さすがナイロビ、といった感じ。来週はよく行くショッピングセンターまで行けるようになるのと、駐車を練習したいと思います。

病気をするごとに強い子になっていくとよく言いますが、子供が病気をするごとに親も強くなっていくのかもしれません。

2012年1月12日木曜日

鉄は熱いうちに打て

昨日の今日ですが、運転の練習を始めました。
昨日の出来事を話したらドライバーに、
だから僕が以前、僕もご主人もいない時に運転する必要があるかもしれないから慣れておいたほうがいいですよ、って言ったじゃないですかー
と言われてしまいました。夫が留守でドライバーもいないときにまさかめめちゃんの薬を買いに行かなくてはならなくなるなんて。自分のことなら一晩くらい我慢しますよ。でも、今後もめめちゃんの非常事態が起こるかもしれないので、その時に備えることにします。

ペーパードライバーとはいえ、日本で取った免許はマニュアル。教習所では毎回褒められ、ストレートで合格、卒業した私。でも、ここはケニア。道が悪いし、日本の交通常識が通用しません。場数を踏んで慣れるしかないですね。そして我が家の車は、トヨタのランドクルーザー。車幅の感覚が掴めずおっかなびっくりです。

ドライバーMは普段はヘラヘラしてるのに、運転練習になるとやたらと厳しくて
どうしてここでブレーキ踏むんですか!
と怒られること暫し。上下関係逆転です。

明日も教習です。とりあえず、うちの近くにある三ヶ所のショッピングセンターに難なくいけることを目標にしたいと思います。

夫の留守中に…

夫が二泊三日で国外出張です。何と、日本の書店も進出しているらしいので、あわよくば何か買ってきてもらおうと読みたい本のリストを渡しましたがどうなることやら。

さて、夫が留守の間、いつも以上にノンビリできる、とよこしまなことを考えたのがいけなかったのか、こんなときに限ってめめちゃんが高熱を出してしまいました。

考えてみれば昨日の深夜、普段は泣かない時間帯に泣いて起きたので、私のベッドに連れてきて一緒に寝かせようとしたもののバタバタ動いて全然寝ません。その時はしょうがなくまたベビーベッドに戻したら直ぐにねたのですが、今から思えばあの時すでに調子が悪かったんでしょうね。

朝ごはんも少し残した程度だったし、朝から外に出てゲートまでナニーさんを迎えに行くくらい元気だったのに、お昼前に外から帰ってきた時はグッタリしてナニーさんに抱っこされてました。なんだか随分火照っているようだけど、と熱を測ったら38.5度以上もあってビックリ。小児科の先生に来てもらうように電話をしました。

夕方に先生がいらして診察していただいたとこえお、扁桃腺が腫れているとのこと。こういう場合は50%ほどの確率で最近によるものなので、抗生物質を呑めばニ、三日で落ち着きますよ、とのこと。

ここで困ったのが、夕方の外出。夫が出張中につきドライバーはすでに家に返してしまったあとで交通手段がありません。ペーパードライバーの私が、夕方の帰宅ラッシュの幹線道路を運転する自信もなく、歩いて行こうとしたところ、近所の人のドライバーがまだ待機していたので、お願いしてうちの車を運転してもらうことにしました。こういうこともあるんだから、やっぱり運転はいつでもできるようにしておかないとダメですね。うちのドライバーを助手席に乗せて練習することにします。

めめちゃんは、機嫌が悪かったり、泣き続けるわけでもなく、ひたすらダルそうにしていて、あまり食欲がありません。八百屋で売っているフレッシュジュースで私が作ったマンゴーゼリーやヨーグルトのような喉越しのいいものをやっと食べる程度です。

早くめめちゃんが良くなりますように。

2012年1月4日水曜日

正月と誕生日

あっという間に新年になってました。ご挨拶が遅れました。今年もよろしくお願いします。

実は、新年明けて二日が私の、そして三日が夫の誕生日なんです。そうでなくても
クリスマス、忘年会、年越し、新年と胃腸も懐もお疲れ気味なのに
駄目押しの誕生日二連続。

でも夫のためにちゃんとお祝いの食事とデコレーションケーキを作って
プレゼントも渡してお祝いしました。

今年もみんな仲良く健康に生活できますように。