2011年9月27日火曜日

間に合いました

右肩から肩甲骨にかけての痛みを取るために薬局に行って事情を説明し、飲み薬と塗り薬を買いました。一体どんな強い薬をもらったのか知りませんが、飲んだら格段に良くなり、極めつけに指圧師を家に呼んで1時間マッサージをお願いしました。今日は男性指圧師のPさんにお願いしました。この人は女性指圧師Eさんよりもソフトタッチで、いつも半分寝てしまいます。
日本では処方箋が無いと買えないような薬(抗生物質など)もケニアでは一錠単位から買えてしまいます。家でマッサージをしてもらっても千円ちょっとで済んでしまいます。そんなケニアの利点を最大限に活用して、何とかめめちゃんを抱っこできる位までに回復しました。
このまま、自分の身体を騙しながら最終目的地まで自分も、めめちゃんも、荷物も無事に着きますように...。
出発まで6時間。何とか間に合いました。

首が回らない

昨日の夕方から違和感があったのですが、こんな大事な時に原因不明で右肩が痛くなってしまいました。動かすと肩甲骨から首筋、腕に痛みが走ります。寝違えたと言うよりもギックリ肩みたいな感じ。でも心当たりがないんです。
大変なのは横になった時。痛みのあまり寝返りがうてず、かといって腹筋を使って身を起こすのも首が痛くてできません。生後3ヶ月くらいの赤ちゃんみたいに、寝返りの途中で腕が抜けずにジタバタしてしまいます。起きても、首が回らず、腕が上がらず、ロボットみたいなぎくしゃくした動作です。めめちゃんを抱っこするときが一番辛い(腕のあげる高さが)ので低い位置で抱っこして左腕だけでずるずる引き上げています。

ひとりだったら余裕で旅行できる程度なんですが、赤ちゃん連れで利き手の肩が動かせないのはかなりのダメージです。めめちゃんがネンネ期だったり、逆にあんよが出来ていたら私への負担も軽かったかもしれませんが何しろ今は、自分では歩けないけどアクティブで、長時間抱っこするには重い大変な時期。

そう言えば昔、フランクフルト航空で見送りの人に挨拶をして出国ゲートに向かおうと足下に置いてあった手荷物を持ち上げた瞬間、ぎっくり腰になったことがあります。その乗り換えを含む12時間のフライトでは気を失うかと思いました。

でも、今回は赤ちゃん連れと言うだけで充分大変なのでぎっくり腰とか肩が痛いとか言うプラスαの冒険的要素はいらないのに...。

パリまでの8時間なら何とかなる(夜のフライトでめめちゃんが寝てくれると言う皮算用)と思うので、パリで養生して日本行きフライトに備えたいと思います。

ちなみに、今日出発です。薬局の開店と同時にディープヒート買いに行ってきます。

耳栓買いに行って笑われた

私がめめちゃんと日本に行っている間、夫は別行動なのですが、その時に必要になるかもしれないから耳栓買って来てと頼まれました。そう言えば、大型スーパーでも耳栓見たこと無いな〜と思ってアウトドア用品のお店へ行ってみました。耳栓、ありますか?と聞いたら、イヤフォンはうちにはないよ!と言われてしまいました。そうじゃなくて、耳栓!テントの中で友達のいびきがウルサいかもしれない時に使うアレ。と、説明すると、上の階のスポーツ用品店にあるかもなー、とのこと。
そしてそのスポーツ用品店では水泳用のコイルタイプのものを渡されました。私はスポンジタイプの物を探していたので、「これって寝るときも使えますか?」と聞いたら、店員がビックリした顔で「夜に?どうして夜に耳栓を使うの?」と真顔で聞くので「いや〜...夫のいびきが酷いんです」と言ったら彼女は大笑いしながら「あはははは、本当にそれで静かに寝れたら私にも教えてね!うちの旦那もいびきがすごいから私も買うわ〜」と、思わず笑っちゃう民間療法を知った人みたいな反応をしてました。
静かに寝たい、集中したい時は耳栓、って日本人では受験の頃からの常識ですが、ケニア人には浸透してないんでしょうか?

ま、一応買って来たその水泳用の耳栓はやはりなんだかしっくりこないとのことで結局また探し直しです。普通は空港にも売ってますよね?ケニアはどうかな??明日チェックしようと思います。

2011年9月26日月曜日

予行練習のようなものでした

コーストに2泊3日で行ってきました。泊まったのは3月にも行ったブティックホテル。スタッフの方々が覚えていてくれて、さかんにめめちゃんが大きくなったと言って可愛がってくれました。めめちゃんは慣れて来るとみなさんに手を振ったり大きな声を出して話しかけようとしたり、愛想を振りまいて他の宿泊客にも人気でした。
前回はめめちゃんは4ヶ月でした。やっと寝返りができるかできないかの時期で、寝せておけば良かったのですが、今回はそう言うわけにはいきませんでした。大きなビーチベッドの上でさえ所せましとはいはいして、落ちそうになるので目が離せませんでした。でも、前回との大きな違いは、今回はめめちゃんはプールで遊べる程大きくなったこと。水着と水遊び用のおむつをつけてプールに入れると大はしゃぎでした。あと、浜辺に出て散歩をすれば海を指差して何か叫んでいるし、砂で飽きずに遊ぶし、前回と比べて成長を感じられて感激しっぱなしでした。
めめちゃんの食事は瓶や粉末の離乳食を持参しましたが、それらはほんとど登場せず、私たちの食事から食べられそうなものを取り分けるだけで済んでしまいました。
夜は用意していただいたベビーベッドに寝かしました。一泊目は22時頃に目を覚ましてからベビーベッドで寝たくないと大泣きするので私たちのベッドに。二泊目は午前3時頃まで頑張りました。場所見知りをしてしまい、あまり部屋が好きではなかったのでしょうがないですね。でも、数時間でもひとりでベビーベッドに寝ていられたのでおかげで私たちはゆっくり夕食を頂くことが出来ました(その間はシッターサービスを頼みました)。つくづく苦労してネントレしてよかったな〜と思いました。

日本出発も間近なこの時期にわざわざコーストに行かなくてもいいのに、と思ったこともありましたが、こうやって行ってみると離乳食や就寝のことなど布石になったような気がします。


2011年9月22日木曜日

タルトレットでレモンメレンゲパイ

先日買ったタルトレットの型で作ったレモンメレンゲパイです。型は6個あるのですが、作りたかったのは9個だったため、いくつかはビスケット生地だけ焼いた段階で型から取り出して作業を進めましたが少し生地が欠けてしまったのもありました。あと6個買い足したくなりました。ま、そんなに人が集まることも滅多にないんですけどね。でも、ちまちま作業をするのは疲れますね。しかも昨日はこのパイが冷蔵庫に入っていたせいで(?)夕飯を作れません(作りません)でした。
それにしても、今までにあまり食べたことがない味や食感が新鮮で作る度に美味しく食べています。一番面倒くさいのは生地の部分ですが、今回は生地を多めに作って冷凍しておいたので次回はもっと楽にできるはずです。
今日もみんなで楽しくたくさんおしゃべりして沢山いただきました。ごちそうさまでした。お腹いっぱいで今日も夕飯作りたくありません。どうしましょ。

花と一緒に

昨日の夕食を御一緒した方からいただいた綺麗な花束。今朝、ナニーさんが見て、めめちゃんと花束を写真に撮って欲しいと言うので、めめちゃんを花束の近くに立たせたら興味津々の様子。



2011年9月21日水曜日

餃子とトイマーケット

今日の夕方、夫の知り合いがうちに寄ったのでどうせなら夕食をご一緒しましょうとお誘いしました。
中華風コーンスープ
春雨サラダ
餃子
カボチャプリン
何の変哲もないメニューですが、ナイロビじゃ外食ではお目にかかれないので一から全部わざわざ作るんです。王将とかあれば楽なのに。
餃子以外は早いうちから準備できたので、朝らかいろいろ下ごしらえをしました。

そして、午前中の遅い時間からトイマーケットに。トイマーケットというのは衣料品を中心にありとあらゆるものが売っているマーケットなのですが、その衣料品というのが援助物資として寄付されたものが流れているらしく、ほぼ新品同様の有名ブランドの子供服があったりするんです。しかもそれが、一着50円とか。足場の悪い中、ただでさえ暑いのにテントの中でさらにすごい気温の中、文字通り山のような服からサイズが合ってセンスが良くて状態がいいものを探すのはさすがに一苦労でした。でもおかげでなかなかいいものが見つかりました。ただいま洗濯中です。乾いたら写真とってアップしますね。

午後は餃子を作りました。皮も大きさや形を揃えて作れるようになってきました。あとは焼き方をもうちょっと研究したいです。でもお客さんが一杯食べてくれると作った甲斐があったな〜と嬉しくなります。

明日はお菓子作りの日です。


2011年9月20日火曜日

キッチンで小規模爆発とマグマ流出

いつもプリンを作る時に使っているガラス製のタルト型があるんですが、直火にかけられてとても便利です。というのも、プリンのカラメルを作る時に型を火にかけて砂糖をキャラメリゼしていけば、洗い物も出ないし、カラメルも鍋にこびりついて無駄になることもありません。昨日、いろいろなことを並行してカラメルを作っていたら火に長くかけすぎたようで、カラメルが焦げてしまいそうになったので慌てて火から下ろしました。が、余熱でどんどん黒くなっていくカラメルを目の当たりに私はパニックになり、思わず底に濡れ布巾をしいてしまったんです。3秒後。バキン!!という音を立ててタルト型が粉々に。黒々したカラメルは煙をもうもうとあげながらマグマのようにキッチンの台の上にドロドロ流れてしまいました。キッチンは煙くて、むせる程のカラメルの臭いが充満しています。粉々になったガラスもカラメルもあちこちに飛び散ってしまいました。大惨事でした。(幸い?キッチンのドアを閉めて作業をしていたので夫にバレなかったものの、バレなかったせいで夫はさっさと一人で寝てしまいました。)日曜日の夜に、キッチンの台に固まり付いたカラメルをナイフでガリガリと削り取る惨めさといったら。やっとなんとか片付けて寝たらめめちゃんの夜泣きタイムがすぐに始まってしまい、心身ともにゲッソリで月曜の朝を迎えました。

もうプリンはこりごり〜、やっぱりこれからはタルトを中心に作ろうと思い、今日はタルトレット(小さいタルト)の型を買いにいきました。なのに、いっしょにプリンも作れそうなスフレ型も買ってしまいました。お気に入りのキッチン雑貨のお店があるんです。一体どれだけ散財してるの?というくらいそこでよくあれもこれも買ってます。

ま...キッチン雑貨もいいんですけどね、そろそろ旅の支度をしないと...。いよいよだなー、と思うたびに心無しか胃が痛くなるストレスに弱い私です。

2011年9月19日月曜日

恋は盲目

パパのジョギングに付いていって、芝生で遊んでいためめちゃん。パパが走って通り過ぎる度に指をさして声を上げて大喜びでした。
パパの親バカぶりを見た人は思わず苦笑いするくらい凄いものがあります。本人曰く、「めめちゃんを可愛がっていると周りが見えなくなる」そうです。それでも、甘やかしすぎないように気をつけているのですが、めめちゃんがいたずらをしているのを見つけて厳しく叱った後ですぐに「パパのことまだ好き?」と心配そうにめめちゃんに追いすがって聞いています。思わず私も苦笑いです。恋は盲目と似たような感じがします...。



2011年9月17日土曜日

エクスパットはマタツに乗らないらしい

マタツって、日産のハイエースに座席を詰め込んだ乗り合いミニバスで、ナイロビ市民の足ですよ。ただ、整備してない車両に、運転の荒いドライバー、定員オーバーだったりでよく事故に遭うし、スリや強盗もいるという噂です。

ですけど、私はこのマンションに住み始めた頃は、語学学校のあるタウンの帰りにマタツに乗っていました。理由は簡単、車がなかったから。(あれ?車はあったけどドライバーがいなかったのかな?)朝は夫の出勤にあわせて一緒にタクシーに乗ったので(夫の支払い)良かったんですけど、帰りに一人でタクシーを使うのが嫌でバスで家に帰ろうとしたんです。(バスっていうのは大型バスで、緑のバスと青のバスが市内を走ってます。)ところが、そのバスに乗ってもうちの近くまでは着かないことがわかったのです。しょうがなくタクシーを拾って家に向かう車中でドライバーが、何番のマタツにどこで乗り換えればいいのか教えてくれました。それ以来、随分とバスとマタツを乗り継いで家に帰ったものです。夫はあまりいい顔をしませんでしたが、夕方以降は絶対に乗らないことを条件に目をつむってくれました。

ただ、当時は妊婦だったため、あのマタツの中にギュウギュウ押し込められて、さすがにお腹がつぶれる〜と思ったことがあったため(そして車もドライバーもやってきたため)程なくして乗るのを辞めてしまいましたが、別に危険な目に遭ったことも、不快な目に遭ったこともありませんでした。ただ、人がある程度乗ってからじゃないと発車しないので、長時間無為に待たされることもちょくちょくあります。あと、雨の日は運賃が上がります。姑息ですよね!

その話を知り合いにすると、ビックリされます。「駐在員の奥さんがマタツに乗るの?フランスはそうなの??」と。ビックリされたことにビックリしましたけどね、私は。そういえば、ドライバーを雇い始めたばかりの頃、ドライバーの住むエリアからうちまでの道のりを聞いた時に「最初はバスでマタツに乗り換えるんです」と言うので「あ、バスは○○番でマタツは○○番でしょ?私もよく乗ったよ!」と言ったら絶句してました。

車のやりくりが難しい(夫も私も同時に別の場所で車が必要)時なんかは、私はマタツを使うから別に気にしないで〜、と今でも言いたくなります。結局いつも夫が職場の車を手配するので、私がマタツに乗る必要はなくなるのですが。でも、自分がよく行く場所と自宅のバスとマタツの路線は知っておくと何かの時に役に立つかもしれません。


コーストの隠れ家的ホテル

日本への一時帰国を前にしたこの忙しい時期に、無理矢理またコーストへ行くことになりました。お友達を誘ってあるのですが、今行かないと彼の異動までにお互いの時間が合わないのです。

泊まるのは、2月にも一度お世話になったブティックホテル(こちら)。10室しかないとても小さなホテルで、ホテルと言うよりも、むしろ凄く金持ちの友達の家に招待されたような感じになります。設備最高、サービス最高、食事もとても美味しいです。しかも、スタッフがみなさん子供好きで、めめちゃんを本当に可愛がってくれました。

ま、前回はめめちゃんが4ヶ月で、首がすわるかすわらないかという頃でした。そのへんに寝かせておけば、手足をバタバタしてたまに寝返りをする程度の機動力だったので、今思えば楽でした。今はハイハイでどこまでも行き、つかまり立ちでちょっと高いところのものもいたずらして、何でも口に入れたがるし、「ダメ!」と遠ざけたり、取り上げたりすると身体を反らしたりよじったりしながら大騒ぎします。いやー、成長したもんですね〜。と言うわけで、めめちゃんと天蓋付きの大きなベッドでゴロゴロするのは諦めて、子供用プールで遊ぼうと思って今日はめめちゃんの水着を買ってきました。お風呂は好きなんですけど、初めてのプールで驚いて泣くかな?

前回はこんな感じでした

2011年9月16日金曜日

最近の心配事ナンバーワン

ちょっとの間日本に帰ることになっているんですが、例によってパリ経由です。中東経由で24時間かけて帰るよりも、中継地点で何泊かして疲れを取って日本行フライトに備えた方が良いという理由からなんですけどね。理論的には正しいと思います。ただ、赤ちゃんと一緒にパリで数泊することが本当に休養になるのか、今考えてみると唸るしかありません。うーん。
しかもパリでは居候の身ですの。仲のいい友達と日頃から「mi casa es tu casa」(わたしのいえはあなたのいえ)を合い言葉にしているのですが、さすがに赤ちゃん連れは迷惑かかるかも、と思って「夜ウルサく泣くかもしれないし、朝早く起きて騒ぐかもしれないし、汚すかもしれないけどそれでもいいの?」と2回聞いたのに2回とも「つべこべ言わないで早くおいで」と言ってくれたので、子連れ旅行は迷惑かけて当たり前、の意気込みでお世話になろうと思います。ナイロビの友達にも相談したら「気を使っているうちに3泊くらいすぐ経つよ」とのこと。ごもっともです。

知り合いにこの計画を説明する度に、夫がナイロビからパリまで一緒でそこから別行動、と誤解されますが、全行程めめちゃんと二人きりです、と説明するとビックリされます。やっぱり無謀なことなのか、とその人達の反応を見て痛感する日々でございます。

いろいろ心配は尽きませんが、何よりもナニーさんがいないことが、私の心を重くしています。普段どれだけ頼ってるのよ、と怒られそうですけどね。日本にいる人からすれば、ケニアで子育てなんて不自由で大変そう、と思うかもしれませんが、ナイロビの日本人には、日本は子連れに冷たいから大変よ、と脅されました。そんなことを聞かされて、すっかり震え上がっている私です。


2011年9月15日木曜日

レモンメレンゲパイ

突然ですが、これ何だかわかりますか?
ポップな色と形のアクセサリーではなくて、パイ生地を焼くときに膨らまないようにするものです。普通は専用のウェイトや小豆等を使いますが、これは表面にシリコン加工がしてあってとても可愛いんです。
こんなメッシュの巾着もついています。

使うとこんな感じ

こうやって作ったのが、レモンメレンゲパイです。明日、お友達のうちでランチなので持っていく予定です。
昔、まだ母と一緒にお菓子を作っていた頃に眺めていた本にこのパイが載っていました。黄色の部分とメレンゲのふわふわがとても美味しそうで憧れていましたが、難しそうで結局一度も作ったことはありませんでした。今日初めて作ってみて、なるほどこういうことだったのか!とやっとわかりました。特に、レモン味の部分、焼かないんですね。想像していたのと質感が違いました。

これも例によってイギリスのお菓子の本のレシピですが、やっぱり砂糖の量がすごくて、大体三分のニくらいまで減らしましたがそれでも充分すぎる程甘いです。

この可愛らしいウエイトが使いたくて、フランスからタルトの本も入手しました。

今度は何を作ろうかな。


2011年9月13日火曜日

寒さ免疫ゼロ

寒いです、ナイロビ。あまりに寒くて昼寝しちゃいました(寒い→暖を取りたい→布団にくるまって本を読もう→グウ)。

さて、私の夫はさすがフランス人と言う感じで、休暇の計画に余念がありません。何しろ直近の休暇が始まる前から次の休暇や次の次の休暇の計画を立てている程。現在までのところ来年の夏のヴァカンスの予定まで立っています。あとは予約するのみとか。

10月に日本に帰って2月にも帰るので、クリスマスシーズンは大きな移動はしないのかなー、と思っていたら「クリスマスの前なら10日程休めそうだからフランスに帰らない?」と夫の提案がありました。その時は魅力的な提案に思えて、私はもしかしたら延泊して以前住んでいた北ドイツの街に足を伸ばそうかとも思ったほどでした。昔の同僚にめめちゃんを会わせられるし、友達とクリスマスマーケットにも行けるし。

でも、霧雨が降る気温15度程度のナイロビの天気で心身ともに低調気味になるくらいじゃ、冬のヨーロッパは無理かもしれない、と今日、突然危機感を抱きました。そもそもそんな真冬用の防寒着なんてわたしもめめちゃんも持ってないんです。百歩譲ってパリは大丈夫だとしても、北ドイツの冬は容赦ない厳しさです。天気も気温も日照時間も。例えば、その時期のナイロビは30度前後だとsると気温差が3、40度もあることになります。大丈夫なのかな...。

ナイロビみたいな気候の穏やかな場所ですっかり甘やかされてますが、数年したら嫌でも何でもヨーロッパに戻ることになっています。今から心配してしまう程、寒さへの免疫がなくなったことに気がつきました。ナイロビはあまりに寒いので近々またコーストへ行って来ようと思います。そして暑さにも耐えられなくなっていることを確認して来ようと思います。

2011年9月12日月曜日

みんな風邪引き

私の風邪はだいぶ良くなりましたが、何やらめめちゃんが鼻水垂らして咳をゲホゲホするようになりました。機嫌もいいし食欲もあるので少し様子を見ようと思いますが、鼻づまりが苦しいのかここ数日あまりよく眠れなくなってしまいました。ネントレの初期みたいです。いつもの時間にベッドに寝かせても暫く大泣き。やっと寝たと思ったら2時間おきに泣いて起きてしまいます。昨日は仕方なく、私が添い寝、添い乳で寝かせようと思ったら、普段はそれですぐに寝るのに、ウトウトしたと思ったらハッと目を覚ましてもぞもぞ動き回ってしまいました。もうお手上げだったので、もう一度ベビーベッドに置いたら寝てくれたので私も自分のベッドで寝ましたが、何度もフギャ!と泣いてはまたもぞもぞ眠るというのを繰り返していたようです。

昨日は、自分が病気になるのは赤ちゃんが病気になるのと同じ位大変、と書きましたが、やっぱりめめちゃんが具合悪くするくらいだったら私の具合が悪くなった方が精神的に楽だと今日は思いました。

でも一番いいのは家族みんな元気でいることですよね。頑張って治します、わたしもめめちゃんも!

2011年9月11日日曜日

風邪を引きやすい季節

ナイロビにも穏やかな季節の変化があり、今は冬から春になる変わり目です。そんな時期にカゼをひいてしまいました。おそらく夫のカゼがうつったと思われます。昨晩、急に悪化して水分を飲むのも辛いくらい喉が腫れて、身体もだるくて力が出ませんでした。散々夫に「風邪をうつされた」と非難したので、夫がめめちゃんの面倒はみるからベッドでゆっくり寝てて、と言ってくれました。
やっと夕方ごろから少し元気になったものの、抱っこして散歩に行く程は力が出なかったので普段は車に積みっぱなしのベビーカーを降ろして敷地の中をグルグル散歩しました。

赤ちゃんが病気になるのも大変ですが、自分が病気で赤ちゃんが元気なのもなかなか大変だと気がつきました。立つのでさえフラフラするのに、笑顔でめめちゃんがやって来て、抱っこして欲しくて足下にまとわりついてきたときは、さすがに夫に代わってもらいました(めめちゃんは不満で怒って泣きましたが)。

もしもよくならなかったら明日は日曜日だけどナニーさんに来てもらおうと思いましたが、何とかなりそうです。

2011年9月9日金曜日

バナナケーキ再び

懲りずにまた作ってみました。アップサイドダウンバナナケーキ。今回はキャラメルの量はレシピ通りにしたのですが、火にかける前は砂糖の多さにビックリしたものの、出来上がりのキャラメルはちょうどいい量でした。
それでもやっぱりバナナが剥がれてしまうんですよねー。完全に冷めるまで型から外さない方がいいのかな?よくわかりません。砂糖の多さにやっぱりびびって三回目があるのかはわかりません....。

なぜこんなにバナナケーキばかり作っているかと言うと、メイドさん達がランチに食べるスクマ(ケール)を買いに行くときに小銭がないと、50ksh分のスクマと50ksh分のバナナを買って100ksh札を払うんです。50ksh(50円弱)でバナナが何本買えると思いますか?10本です、10本!もちろん、日本のバナナみたいに丁寧に扱われてなくて、ぶつけた跡や傷がありますが、つぶしてケーキにすれば全然気にならないというわけです。





10ヶ月になりました

朝起きてすぐ夫に「今日でめめちゃん10ヶ月だよ!」とはりきって言ったら「...昨日でしょ...」と言われてしまいました。痛恨のミスです。

そんなズボラな母をよそにめめちゃんは元気に育っています。遊ぶのが楽しいのかあまりお昼寝はしませんが、夜はぐっすり10時間続けて寝るようになりました。食事はムラがありますが気にしないようにしています。随分歯ごたえのあるものを食べられるようになってきました。スパウトやストローよりもコップで飲む方が好きなようです。こぼしたりむせたりしますが、一生懸命飲んでいます。バイバイの他にニギニギや人差し指をたてる動作をします。それぞれにめめちゃんなりの意味があるのかはわかりませんが。

ところで今日、パリに行った前後(5月)によく被っていた帽子を洗ったのですが、その小ささにビックリしてしまいました。そういえば、めめちゃんが産まれて退院する時に、帰宅用の服を着せてもらおうと看護士さんに渡したら、新生児用の靴下ですら大きすぎてポロリと脱げてしまうほどでした。結局はだしで退院したのですが、靴下すら履かせてあげられないくらい小さく産んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。が、それが今では靴下のサイズが小さくていつのまにか脱げてしまう始末です。買ってあげないと...。


そして何よりも9ヶ月目にしてやっと父にめめちゃんを会わせてあげることができたのが大きな出来事でした。みんなで行ったサファリも楽しかった〜!



2011年9月7日水曜日

メリットとデメリット

アフリカで生活していると言うと、メイドに何でもやらせてノンビリ優雅に生活している苦労のない人達と思われますが、実際はそんなに楽じゃない、という話で今日のフランス語のレッスンは盛り上がりました。先生は長年アフリカのいろいろな国に住んでいて、一度アフリカ生活のメリット、デメリットをリストアップしたらデメリットのほうが多かったと言っていました。

一番苦痛なのは自由に出歩けないこと。特に夜。夕ご飯に招待されたのに、金曜日の夜にあの道は通りたくないなあ、と渋滞や安全面を理由につい考えてしまいます。(ところが、街を歩きたい。夜の街を歩きたい。と、いつも思っていたのに、パリに行った時に夫(パリに詳しい)にあちこち徒歩で連れ回されたら「そんなに歩かせないでよ!疲れた!!!タクシーで行きたい!!!!」と不機嫌になってしまいました。なんて我侭なんでしょ、私。)

ま、そんな風に多少の不便はありますが、私は楽しく暮らしています。東京からナイロビに引っ越す時に夫が「一緒にアフリカに行ってくれてありがとう」とお礼を言ってましたが、今はむしろ「アフリカに連れて来てくれてありがとう」と私が夫にお礼を言いたいくらいです。

どこに住んでも多少の不便や不平不満はあるわけで、そんな生活をいかに充実させるか、楽しみを見つけるか、少しずつわかってきたような気がします。


2011年9月5日月曜日

お菓子を食べ過ぎた日の夕ご飯

今日はお友達がうちに遊びに来てくれて、ベルギーやらフランスの美味しいお菓子をいただきながら楽しいひとときを過ごしました。あんなに「砂糖の量が凄い」と作っているときはビックリしたバナナケーキもパクパク食べてしまいました。

というわけで、今日の夕ご飯は軽めに(?)パスタサラダです。カリカリベーコン、レタス、ゆで卵、アボカド、シェル型パスタにマスタードの利いたドレッシングで頂きます。本当はドレッシングにアンチョビも入はずだったのに、アンチョビを買うためにわざわざいつもとは違うスーパーに足を伸ばしたのにアンチョビだけ買い忘れて帰って来た見事なサザエさんぶりです。

私がこうやって今日の夕飯は軽くていいや、と思う日に限って夫は「お昼食べる時間がなかった〜」とお腹ぺこぺこで帰ってくるんですよね。

アップサイドダウンバナナケーキ

最近、料理熱が再燃したので料理本を4冊も買ってしまいました。イギリスのデザートの本2冊、パスタの本、フランスのタルトの本。外国のデザートの本って基本的に日本人の口に合わない気がするんですが、どうでしょう。

今日は、イギリスのデザートの本からアップサイドダウンバナナケーキを作りました。アップサイドダウン、つまり焼いてからひっくり返すので底に敷いたバナナが上にくるというやつですね。小さな頃、母が作ってくれたパイナップルのアップサイドダウンケーキが好きだったな〜、と作りながら思い出したりして。

バナナを底に並べる前に、砂糖と水と煮詰めたカラメルを入れるんですが、砂糖が200g!!という大胆な分量。もちろん、ケーキ生地にも砂糖が入るので合計するとかなりの量になります。私はビビって100gでカラメルを作りました。バターが入らないのがせめてもの救いなのですが、その代わりサラダ油が160ccと書いてあります。もちろんこれも130ccくらいに減らし、スパイスも半分の量にしました。バニラエッセンスも小さじ2という量でしたが、数滴しか入れませんでした。何だかんだで全て少しずつ調整してしまいました。

ところが、キャラメルをケチったせいかわかりませんが、焼き上がってひっくり返してみるとバナナが型にくっ付いてしまっていました。がーん。フォークで慎重に剥がしてそっとケーキの上に置きましたが、やや見栄えが悪いです(と言うわけで写真なし)。味が良ければいいんだけどな〜、と思ってちょっと試食してみると、やっぱりキャラメルが少ないせいか、キャラメルが中途半端に自己主張します。ケーキ生地の中にもバナナが1カップ分入っているので、別にバナナを敷いてキャラメルの味にさせなくてもケーキ生地だけで十分美味しい、という結論に達しました。

でもそれじゃあアップサイドダウンにする必要がなくなってしまいますね。


実は今日のおやつにもその本のレシピからチョコレートスフレを作ったのですが、やっぱり甘くてくどかったです。チョコレートスフレなのにフォンダンショコラ並みの甘さ。頭が痛くなりそうでした。

やっぱり、外国のレシピで好みの味に作るのは難しいですね。このレシピ本を見ても驚くものばかり。例えばチーズケーキ。クリームチーズ500g、マスカポーネチーズ250g、砂糖220g、150gバター...これだけで1kgを超える材料です。ま、指定のケーキ型も24cm(!)と大きいんですけどね。

いくつかピックアップして、日本人(私)の口に合うようなレシピにアレンジしようと思います。

2011年9月4日日曜日

手強すぎる離乳食

めめちゃんの離乳食。その後の進み具合ですが...かなり難航しています...。

それは食事内容のせいとか食欲のせいではなくて、めめちゃんがつたい歩きまで出来るようになったせいで、ハイチェアーにも私の膝にもじっと座るのを嫌がるようになってしまったから。遊びたくて遊びたくて大暴れ。特にハイチェアーは、座らせる段階でオシリが椅子までまだ5cmくらいあるうちから泣き出してしまいます。

座らせる方を優先させるのか、食べる方を優先させるのか、選択を迫られたら「沢山食べて大きくなって欲しい」と願う親なら、どんなことをしても食べて欲しいと思うのではないでしょうか。

私たちは苦肉の策で、バルコニーの窓の縁にめめちゃんをつかまり立ちさせて食べさせています。いろいろ試した結果、この体勢が一番良く食べるんです。もともとヨダレが少なくて服を濡らすことがないので、普段スタイをしないせいか、食事の時にスタイをすると嫌がって外そうとして、気が散ってちゃんと食べないこともあるのでスタイもつけません。汚したくない服は脱がせてから食べさせます。

今日なんてめめちゃんの夕食の時間にあいにく凄い夕立が振っていました。何とか座って食べさせようとしたのですが、やっぱり無理だったので、雨が降りしきる中バルコニーで食べさせました。バルコニーまで雨は入って来なかったのですが、急に肌寒くなったのにそんな中めめちゃんはランニング姿(肌着)...。ちょっと見た人は、酷い親だとびっくりするような光景だったに違いありません。

ハイチェアーも食べこぼしポケット付きスタイも、活用できるようになる日が来るんでしょうか...。ハイチェアーを拒絶するとか、スタイが嫌で食事が出来ないとか、聞いたことないんですけど、他にこんな子いるんでしょうか??


2011年9月3日土曜日

ピザも手作り

今日はピザを作りました。これもパンより簡単でした。生地は昼間作っておいて、二次発酵が終った段階でラップに包んで冷蔵庫で保存。夕食の時間に合わせて焼いて熱々を食べました。ピザソースはスーパーで瓶に入った市販のものでしたが、次回は頑張ってこれも作ってみようと思います。

基本的にナイロビは一通りの物は何でも揃うと思っていたのですが、スーパーでアンチョビを置いてないと言われてしまって軽くショックでした。あんなに大きなスーパーなのに!こうやって私の意識下に「見つけたら即買い占め」精神が根ざしてしまうんでしょうね。アンチョビがなかったのでハムで代用して、マッシュルーム、バジル、モッツァレラチーズ、エメンタールチーズなどを乗せました。

ま、ナイロビにも美味しいイタリアンはあるんですけどね、そういうところはデリバリーなんてしてないんですよ。日本のサルヴァトーレみたいにそこそこ美味しいデリバリーピザがあれば絶対に重宝するのに、デリバリーしてくれるピザは不味くてゲンナリです。

まさかこうやってピザを生地から焼いたのが出てくるとは思わなかった夫は(テイクアウトしたピザを温め直すと思っていたらしい)ビックリ大喜びして(ピザが好き)食べていました。二人で300gの小麦粉で作った生地を完食。パンにするとどのくらいか考えるのも怖いです。熱々のうちに食べようと気が急いていて写真撮るの忘れました。次回をお楽しみに。

ポイントは生地を出来るだけ出来るだけ薄〜くのばすこと。とくに我が家はイタリアスタイルのクリスピーなピザが好きなので頑張りました。逆に厚めに焼くとアメリカタイプのピザになるんでしょうね。あとは焼く時になるべく高温で焼くこととオーブンの上段に入れてピザの表面に熱が当たりやすくするといいと思います。

ピザ生地をクルクル放り投げて遠心力で生地を薄く伸ばしていく本場の技を習得できるよう頑張ろうと思います。目標高すぎですか?

餃子やピザを作ったりできるのも昼間めめちゃんの面倒をみてくれるナニーさんと、散らかす側から片付けてくれるメイドさんのおかげです。感謝の気持ちを忘れずにこれからもアフリカでいかに美味しいものを作るか、いろいろ試していきたいと思います。

2011年9月2日金曜日

おかえり、カーペット

カーペット、クリーニングから戻ってきました。取りに行ったらまばたきをしない店長が「いや〜。運がよかった」と何回も言ってました。そうです、ちゃーんと綺麗になりました!!嬉しいなあ。

電話で値段は聞いておいたので「8000kshですよね?」(8000円弱。高いのか安いのかわからないほど奥の深いペルシャカーペットの世界です)と、聞いたら店長は相変わらずまばたきをせず真面目な顔で「108000kshですよ」と、日本の八百屋の大将みたいな冗談を言ってました...。

そのお店に吊るしてあるカーペットがとても素晴らしいので、「これいくらですか?」と試しに聞いてみたら「4000ドルです」と。私が驚いたら「高いと思いますか?四千で高いと思いますか?ふふ。高くないんですよ」と、相変わらずまばたきもせずに言ってました。

取り合えず一件落着。よかったー!

2011年9月1日木曜日

皮から作る餃子

今日は思い立って餃子を作りました。冷凍餃子というのがナイロビでは手に入るのですが、どうも...味が好みではなく、これを食べるんだったら自分で頑張って好みの味を作ってみよう、と思ったのが発端です。白菜(キャベツ)、にら、しょうが、豚挽肉...材料は少し大きな八百屋や肉屋に行けば簡単に手に入ります(豚挽肉は品質が確かなお店で買った方が良いでしょう)。

ほらね、大きさがバラバラ
私の実家ではまだ週末に家族全員揃って夕食を食べていた頃はよく餃子が登場しました。もちろん、皮から手作りで。山の様に出来た皮で中身を包んで行くのはいつも父の役目でしたが、几帳面な性格な父は皮が余ったり、中身が余ったりするとそれはそれは悔しそうでした。一人で全部包むのは大変だからと誰かが手伝おうとしても、「自分のやり方があるから」と断固として拒否していました。そして、そんな父の作った餃子は、餃子工場で機械が作ったみたいに形も大きさもヒダの数も揃っていて、それはそれは見事でした。

そんな父の血を継いでいる私ですが、何しろズボラなので餃子の大きさもバラバラ、形もいびつ、まだまだ練習が必要なようです。が、味はそこそこ美味しいし、皮もちゃんと出来ました。皮を上手に延ばすのだけが難しいですね。きっと、丸く延ばせれば包むのももうちょっと綺麗にできるはず。やっぱりこれには短い麺棒が必要かな〜。

総じて言うと、手捏ねでパンを作るよりも簡単だし楽です。餃子が出来るということは、シュウマイも出来るということですよね?韓国ショップで見た大きな蒸し器買っちゃおうかな...。

チャーハンと召し上がれ!
ちなみに、テキト〜に作っていったら案の定中身が大量に余ってしまい、泣く泣く冷凍をすることにしました。後日肉団子スープにでもします...。