2012年3月20日火曜日

帰ってました。帰りました。

日本に帰っていました。そして今日ケニアに戻りました。

日本の携帯を何と出発前、空港に向かう道すがらなくしてしまい、会いたい人に連絡を取れない致命的な状況になってしまいまいましたが(結局、慌てて解約をしてからタクシーの中で見つかったと連絡がありましたが...)それでもショートノーティスなのに会えた人には感謝感謝です。いつもバタバタですみません。

家族ともっと時間を過ごしたかったとか、もっと沢山の友達と何度も会いたかったとか、あれもそれも買ってくれば良かったとか、言い出したらキリがありませんが、そういう心残りがない滞在なら二週間じゃ全然足りないし、何ヶ月もいたら日本を離れたくなくなってしまいますよね。どこへ行く時も、そしてどこへ帰る時も、私はそこそこ喜べるのですが、今回は何故かケニアに戻ることに喜びをあまり感じず、日本に後ろ髪を引かれてばかりでした。前回よりもめめちゃんが大きくなって、日本に行っても(ナニーさんがいなくても)楽になった(夫も一緒だったのも大きいです)こともあり、行動の制限はそれなりにありつつも充実した滞在だったからでしょう。雪深い長野の山奥に温泉に入りに行ったかと思えば、宮城の被災地にも行き、その足で中尊寺にも足を伸ばし、築地でお寿司を食べ、六本木でフレンチを食べ...。

成田を発ってしばらくしたら、雨雲の切れ間からオレンジ色の光が目に入ってきました。それが東京タワーだとわかって、私たちが住んでいたのはあの辺りかな、と考えたら思わず涙が出てしまいました。

今回の滞在で夫は、やっぱり日本はいい、と再認識したようで、日本への再赴任を真剣に考え始めたようです。もう一度日本に住めるなんて夢物語のようで考えるだけでうっとりしてしまいますが、日本赴任云々の前にもっと目前に迫ったことで決断しなくちゃいけないことがあるわけで。

でも、28時間におよぶ長旅で三人ともヘトヘトです。今晩はゆっくり休んで、小難しいことは明日からちゃんと考えようと思います。