2011年2月28日月曜日

はじめての旅行

めめちゃんを連れて2泊の旅行に行ってきました。

もー、新米パパママはグッタリです。でもいっぱい学ぶことがあり
次回に生かせるんじゃないかと思います。はい。

大人なら「ちょっと不便だけどこのくらいガマン〜」ということも
赤ちゃん連れには致命的(大袈裟?)になったりして。特にケニアに
住んでいると”ちょっと不便”の間隔が麻痺してきて、実はかなり不便
ということもありますし。

例えば、宿泊先のロッジのバスルームはシャワーだけでバスタブが
なかったのでめめちゃんのベビーバスを持参しました。ところが、
シャワーからお湯がでないんです。ロッジの人にお湯を運んでもらうも
階段でつまづいてお湯をこぼしまって、苦笑いするしかありませんでした。

あと、やっぱり車の移動は大人も子供も疲れますね。時間は2時間半程
でしたが、最後の1時間は砂埃で前も後ろも見えなくなる程の悪路。


実は今週末にもモンバサ近くのビーチに3泊で滞在予定です。交通手段は
飛行機だし、宿泊設備も良いので(ベビーシッティングサービスもあり)
今回のようなパニックにはならないとは思いますが、とにかく蒸し暑い
地域なので日焼けや汗疹が心配です。あとはマラリア汚染地域なので
日が暮れてから蚊に刺されないように気をつけてあげたいと思います。

いつかまたサファリに行くようなことがあれば、その時はナニーさんにも
付いて来てもらおうと思っています。サファリのロッジには正規の
宿泊客ではない、ドライバーやナニー向けの宿泊施設がちゃんと用意
されています。


とはいえ、ぐったりしたのは親だけでめめちゃんは生活のリズムを
崩すことなくマイペースでした。

2011年2月23日水曜日

黄昏れ泣きの恐怖

デジカメのストラップをナメナメ。小指立ってます。

めめちゃん、3ヶ月半になりました。

夕方から夜にかけて理由もなく泣く、「三ヶ月こっくり」とか
「黄昏泣き」とかいうアレが始まるんじゃないかと内心ハラハラ
ビクビクしながら毎日過ごしています。もしそんなものが始まったら
ナニーの勤務時間を後ろにずらして、泣き止むまでいてもらおうかと
考えています。

めめちゃんは生後間もなくから2ヶ月の手前まで夕方よく泣きました。
その頃はナニーはまだウチで働き始めてなくて、泣き始めるのが
メイドが帰った後、夫が帰宅する前、という魔の時間帯でした。
ベビービョルンで抱っこして外をユラユラしながら歩きましたが
今思えば結構追いつめられていたのか、歌ってあげていた歌が
中島みゆきの「時代」とかユーミンの「翳りゆく部屋」とか...
泣きたくもなるような歌ですね。

最近のめめちゃんはニコニコ笑うことが多くなり、ナニーがいてくれる
心強さもあって、気分的に随分楽になりました。

と、書きましたが実は反対で

私が気分的に楽になったので、めめちゃんもニコニコ笑うことが多く
なった、のかもしれません。

歌う歌も「大きな栗の木の下で」とかハイジの主題歌「教えて」とか
いろいろです。日々youtubeでレパートリーを増やしています。

昨日、めめちゃんはドライバーに抱っこされた途端に大泣きをしました。
夫に話したら「いいぞいいぞ、めめちゃんは誰がいい人なのかちゃんと
わかるんだ」と嬉しそうでしたが、今日のめめちゃんはドライバーに
抱っこされてキャッキャッキャと嬉しそうにしていました...。

2011年2月22日火曜日

日本の技術とケニアの自然

わたしは毎日お米を食べたい!という人間ではありません。
イマイチなお米を毎日食べるくらいなら、美味しいパンでもパスタでも
いただいたほうがいいと思っています。でもお米を食べるなら美味しい
お米じゃないとイヤ。

実家の母が持って来てくれた宮城県産の美味しいお米は大事に冷蔵庫で
保管して、めめちゃんの離乳食のお粥にしようと思っています。
こんな自己犠牲(?)の親心でめめちゃんにお粥食べさせても
ベーッとかゲーッとか口から出されちゃうんでしょうけどね。

ケニアで食べられる美味しいお米って...何?という話ですが
多分、日本レベルで満足できるお米なんてないんじゃないかと思います。
日本食レストランで出てくるお米も何か今イチで
「あのレストラン美味しいけど、ご飯がちょっとダメなんですよねー」
と日本人でもない夫が知り合いにウンチクを語れるくらいの
明らかなダメさ。

うちでは偶然スーパーで見つけたカリフォルニア米を食べてました。
ところが、これも今イチ。パサつくんです。フィスラーの圧力鍋でも
ル・クルーゼでも、吸水を長くしても、水を多めにしてもどうしても
上手く炊けず、試行錯誤しているうちに一袋終ってしまいました。

一番スタンダードなウガンダ米を買いに行ったら、ケニア産の
コシヒカリが売っていたのでそちらを買ってきました。値段は
2kgで500円。パン一斤が30円で売っているケニア庶民の生活を
考えると結構なお値段です。見た目は...やや小粒かもしれません。

圧力鍋であっという間に炊いてみたら...悪くないかも。
まず、へんな臭いがしないし、前食べていたカリフォルニア米より
パサついてません。レベルで言うと自治体が地方に持ってる宿泊施設
(青少年自然の家)でプラスチックのお椀に盛られて出て来るご飯
程度には美味しいです。

最初にも書きましたが、毎日お米が食べたい!というわけではないので
(おいしいお米なら毎日食べたいですが)食べたくなったらこのお米を
食べて何とかやっていけそうです。


ちなみに、めめちゃんの離乳食開始時期には日本にいます。日本は
美味しいものがいっぱいなので、ケニアに戻ったら離乳食を食べなく
なってしまいそうで今から心配しています。

2011年2月19日土曜日

新しいルール


我が家では、めめちゃんの後頭部を見て笑ってはいけないルールができました。何も気がつかないうちに髪の毛が生えてきますように。

2011年2月17日木曜日

メイドVSナニー

乳母のことは何故かナニー”さん”と呼び、家政婦のことはメイドと呼びたい傾向がありますが、個人的な感情によるものではありません。

前から働いていたメイドは週3日に労働日数を減らし、ナニーは週5日の出勤で、わたしの手が空いた分メイドが担当していた料理がわたしの担当になりました。もちろん、おもしろくないのはメイド。ナニーに

「オマエのせいで収入が減ったじゃないか」

と文句を言ったそうです。キッチンでランチを食べながら仲良く談笑していると思っていたのに、そんないびり(?)があったなんて。スワヒリ語がわからないから見逃していました。

ケニア人といっても、部族が何十もあるので個人的に好きな部族、嫌いな部族もあるようです。ナニーを最初にメイドに紹介したときも、開口一番で

「あんたはどの部族?」

って聞いてました。知り合いのメイドはその家庭でもう一人メイドを雇うときに「他の部族の人と一緒に働く自信が無いので、自分で同じ部族の人をみつけてくる」と言ったそうです。

もしかして、わたしはめめちゃんの面倒をみてくれる人が早急に欲しいがために早まったことをしてしまったのかも。と、思っていた矢先のこと。メイドがいない日に布おむつのストックが少なくなっていたので、ナニーが汚れた布おむつを下洗いしてくれました(その後わたしが洗濯機にかけました)。そして翌日、出勤して来たメイドは「余計なことするな。わたしの仕事を取るんじゃない」と怒ったそうです。「だからもうおむつを洗えなくなりました。すみません」とナニー。汚れた布おむつ洗いを争わなくてもいいのに...。
しかもその日はメイドの機嫌が悪くて、ナニーもドライバーMも10時のミルクティーとパンを貰えなかったそうです。...うちの食べ物で覇権を誇示するの止めて欲しいです。

2人のウマがあまりにも合わないようなら、メイドを手放してナニーだけでも家事も子守りも何とかなるかも、と思ったのですが夫は優しいので「せめて異動の時期に誰か赴任して来るから、メイドに次の働き口を紹介してあげないと」と言っていました。

人を雇うのって本当に大変です。

2011年2月14日月曜日

母親への敬意の表し方

ナニーを雇って半月が過ぎました。
真面目で責任感が強くて公私混同しない性格で私はとても気に入ったのですが、
どうやらメイドにいじめられている模様。「あんたがいるから私の仕事が
減った」と八つ当たりをされているようです。...雇用主としてはハラハラです。

さて。

そのナニー。めめちゃんが泣いていても私みたいにオッパイあげて誤摩化す
ということが出来ないので、ひたすらユラユラだっこであやします。すごい
忍耐力ですよね。(めめちゃんが眠いときにあんなに泣くなんて知りません
でした、私)彼女はあやしているときに必ず

バスバスバスバスバス....

と言いながらユラユラするんです。何だか気になって聞いてみたら

赤ちゃんをなだめるのに効果的なんです

と言ってました。日本でも「よしよしよし」って言いますがケニアでは「バスバスバス」です。どっちが効果的なんでしょうか。先日、ショッピングセンターでめめちゃんを抱っこ紐で抱っこしながら買い出しをしていたら、めめちゃんがぐずり始めたのでユラユラして、思わず「バスバスバス...」って言ったら周りにいたケニア人が笑ってました。

そして、この間わたしのことは”マダム”じゃなくてファーストネームで呼んで
いいよ、と提案してみました。すると

「いいえ、アナタのことは”マザー・めめ”と呼びます。それがリスペクトの表し方ですから」

とのこと。日本だったら「めめちゃんママ」と呼ばれるよりも「ベニさん」と
呼ばれた方が、一個人としての尊厳が守られているような気がしますが。
いろんな敬意の表し方があるんですね。

そんなめめちゃんも明日で生後100日。ちなみに、この100日の間で
私たちが用意したベビーベッドで一晩通して寝てくれたのは0日。
マザー・めめもお手上げです。

2011年2月11日金曜日

ある日突然

前日までできなかった(しなかった)ことがある日突然できるように
なるのが赤ちゃん。

めめちゃんは指(拳)をしゃぶるのに夢中で「ものを掴む」という
動作をする気配がありませんでした。よだれでベタベタな拳を
私が無理矢理開いて何かを握らせてもすぐに離していました。

ところが、昨日から突然そばにあるものを握って遊ぶようになりました。



一度”掴む”のを覚えたらピンクのウサギもライオンもどっちも
離したくない欲張りぶり。



たてがみが掴みやすいようです。



と、思ったら一心不乱にライオンの顔を舐めています。


今朝はめめちゃんが髪の毛を掴んだと夫が嬉しそうに言ってましたが
きっとライオンのたてがみと間違ったのではないでしょうか。

2011年2月10日木曜日

BCGの跡


日本では生後3ヶ月を過ぎると予防注射が始まる頃ですが
ケニアでは生後間もなくからいろいろ打ってます。
もちろん、日本で打たないのを打ったり、打つものを打たなかったり
差はあるんですが、ケニアに住んでいる以上はケニアの基準に
従った方がいいのかな、と思って取捨選択したりしていません。
この先、日本に住むわけじゃないし。

日本のBCGはハンコ注射ですが、他の国では普通の注射が
多いのではないかと思います。生後一日でBCGの注射を打たれた
娘の腕にはまだくっきりと跡が。きっと完全に消えないんだろうなあ。
だったら上腕に打つとかオシリに打つとかすればいいのに
中途半端に目立つところに打つところがさすがケニア?!

来週も予防接種が予定されています。日本みたいにスケジュールを
自分で組まなくていいので、ずぼらな私は非常に楽しています。

2011年2月7日月曜日

早いもので

あひるのバスローブ、夫は「ピカチュウ?」と...


今日で三ヶ月目を迎えました、めめちゃんです。

ダウンしてました

先週の半ばからダウンしてました。

医者に行かなかったので確かなことはわかりませんが
多分、食あたりと乳腺炎の併発だと推測しています。
どの症状がどっちの病気(?)に属するのか線引きが
難しいですけど。

悪寒と倦怠感と脱力感のせいで一日何も出来なくても
ナニーさんにめめちゃんのことを任せることが出来たので
本当に助かりました。

今日あたりからやっと調子が戻り始めました。

余談ですが、具合が悪くてごろごろしていたら
次の日にランチの約束をしていた友達から
「食中毒でお腹壊したからランチ延期して」
と連絡が来ました。奇遇だね!私もだよ〜!と
思わず笑ってしまいました。この食中毒率の高さは
ケニアならではです!

2011年2月3日木曜日

めめちゃんの首座り


「生後2ヶ月くらいから一日数回、赤ちゃんをうつぶせにすると良いでしょう」
と書いてある育児書を見たことがあります。仰向けよりも運動量が多いとか
首の座りが早くなるとか、まことしやかな話も耳にします。

そんなことをしなくてもめめちゃんの首座りは問題ないと思ってました。
ゲップをさせようと肩のあたりに抱っこすると、頭を持ち上げて左右に
顔を動かしたりするので。

先日、思い立ってめめちゃんをうつぶせにしてみました。私は、すぐに
スフィンクスのように顔を上げて、首座りの順調なめめちゃんを見れると
思ったのに...うつ伏せにしたらジタバタして一向に顔を上げようとしません。
それどころか、顔の近くにあった手を見つけて一心不乱にしゃぶり始めて
挙げ句の果てには胃が圧迫されたせいで、ゲボっと吐いてしまいました。

もしかして、実はめめちゃんは全然首が座ってないのかも?!と
思い始めて、誰にも言えずにちょっと悩んでいました。インターネットで
「赤ちゃん 首座り」で検索して出てくる画像を見ては、めめちゃんの
うつ伏せから顔を上げるのが出来ないのを気にする毎日でした。

何度かうつ伏せにさせてみてわかったのですが、首が座ってないから
顔を上げられないのではなくて、うつ伏せにされてどうするのが一番
いいのかわからなかったみたいです。最初は足を上げてみたり、腕の
支えなしに顔を上げようとしてみたり、手伝ってあげたくなるくらい
頓珍漢な体の動かし方をしていましたが、だんだん上手になって来て
ここ数日はちゃんと絵に描いたようなポーズができるようになりました。

首座りがどうというよりも、こういう何気ない姿勢も赤ちゃんは
練習をして習得するということに感心してしまいました。

2011年2月2日水曜日

ナニーの登場


ナニーが来て数日。人見知りが始まってからだと慣れるまで大変、という
話を聞いていたのですが、もちろんめめちゃんはまだそんな時期ではないので
ナニーにゆらゆら抱っこをされて、ふんぞり返ってぐうぐう寝ています。
日本人家庭で何年も働いただけあって、出勤するとめめちゃんに
「オハヨーゴザイマスー」と日本語で挨拶もします。聞き覚えのある
メロディーが聞こえるなー、と思ったら「大きな栗の木の下で」を
日本語で歌ってました。

私はその間に料理をしたり、勉強をしたり、泳ぎに行ったり。授乳が
あるため、長時間家を空けることはできませんが、細切れの時間でも
家の中でも、有効に過ごすことができて、ナニーとめめちゃんに感謝です。

ナニーを雇うと自分で料理が出来るので、メイドには一日おきに
来てもらうことにし、その旨は一ヶ月程前に彼女に伝えてありました。
もしもそれでメイドが困るなら一ヶ月の間に別の働き口を探せると
思ったからなのですが、その間彼女は何もしないし、私にも
何も言わなかったのに、いざ労働時間が減らされる段になって
「働かないで家でずっと座ってるわけにもいかないんです」
とかで、誰か(働き口を)紹介して、と言い出す始末。
何のために猶予を持たせたのか全然わかってなかったんですね。
ケニアっぽいと言えばケニアっぽい。私の考えが甘かったのかも。
そこまで面倒見なくちゃいけないんでしょうか...。