2011年2月17日木曜日

メイドVSナニー

乳母のことは何故かナニー”さん”と呼び、家政婦のことはメイドと呼びたい傾向がありますが、個人的な感情によるものではありません。

前から働いていたメイドは週3日に労働日数を減らし、ナニーは週5日の出勤で、わたしの手が空いた分メイドが担当していた料理がわたしの担当になりました。もちろん、おもしろくないのはメイド。ナニーに

「オマエのせいで収入が減ったじゃないか」

と文句を言ったそうです。キッチンでランチを食べながら仲良く談笑していると思っていたのに、そんないびり(?)があったなんて。スワヒリ語がわからないから見逃していました。

ケニア人といっても、部族が何十もあるので個人的に好きな部族、嫌いな部族もあるようです。ナニーを最初にメイドに紹介したときも、開口一番で

「あんたはどの部族?」

って聞いてました。知り合いのメイドはその家庭でもう一人メイドを雇うときに「他の部族の人と一緒に働く自信が無いので、自分で同じ部族の人をみつけてくる」と言ったそうです。

もしかして、わたしはめめちゃんの面倒をみてくれる人が早急に欲しいがために早まったことをしてしまったのかも。と、思っていた矢先のこと。メイドがいない日に布おむつのストックが少なくなっていたので、ナニーが汚れた布おむつを下洗いしてくれました(その後わたしが洗濯機にかけました)。そして翌日、出勤して来たメイドは「余計なことするな。わたしの仕事を取るんじゃない」と怒ったそうです。「だからもうおむつを洗えなくなりました。すみません」とナニー。汚れた布おむつ洗いを争わなくてもいいのに...。
しかもその日はメイドの機嫌が悪くて、ナニーもドライバーMも10時のミルクティーとパンを貰えなかったそうです。...うちの食べ物で覇権を誇示するの止めて欲しいです。

2人のウマがあまりにも合わないようなら、メイドを手放してナニーだけでも家事も子守りも何とかなるかも、と思ったのですが夫は優しいので「せめて異動の時期に誰か赴任して来るから、メイドに次の働き口を紹介してあげないと」と言っていました。

人を雇うのって本当に大変です。

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