2012年6月30日土曜日

赤ちゃんの寝言

夜寝る前はベッドに入って、試験に受かったら作りたい洋服の仕様書を見ます。至福の一時です。夫がいなくてベッドが広いのと、掛け布団を一枚追加して暖かいのでよく眠れますが、ここ数日はめめちゃんがゲリラ的に泣きながら起きて「ママー!」と叫ぶんです。
私のベッドに連れて来ると程なく寝るんですが、たまにハッと目を覚まして
「ぞうさん!」
と言ったり、
「ママ、ネンネ」
と私の顔をペチペチ叩いたりします。先日はついに初寝言を言いました。
「This!This!」
欲しいものが取ってもらえない夢でも見ていたんでしょうか。

イヤイヤ期に片足を突っ込んでいるようで、ムズがると機嫌を直すのに一苦労します。そこでナニーさんとパッと交代できると、めめちゃんも私も気分転換になるんですよね。助かります。
もうちょっと大きくなって、どうしてそれが嫌なのかとか、ちゃんと言葉で説明できるようにならないかな。...でも、それって何歳くらいなんでしょう...。


2012年6月29日金曜日

あわやカージャック被害

昨日、うちのナニーさんが帰る時にゲートまで見送ったら、別の家のナニーさんも一緒になって、一緒に帰って行ったようでした。
今日になって、ナニーさんが
「昨日はあれから、一緒にマタツに乗って、乗り換えのステージ(バス停)で待っていたんです。来たマタツに乗ろうとしたら、エクスプレスだって言われて私の降りたい場所には止まらないからそれを見送ったんですけど、○○の家のナニーさんはそれに乗って帰ったんです。そしたら、そのマタツがカージャックに遭って...みんな携帯電話もお金も取られた上に、ナイロビから遥か彼方で降ろされたって」
と、恐ろしい話をしていました。一歩間違っていれば彼女も。そして、昨日は平気だったかもしれないけど、今日も大丈夫とは限らないわけで。今日も見送りにゲートまで行く時に「マタツ、気をつけてね」と言ったら「こればっかりは運ですから」と白い歯をキラリンとさせて笑って去って行きました。

日曜の出勤は教会の後で!と宣言する程、真面目なキリスト教徒の彼女、さすがだな、と思った話があります。

「旅に出て、目的地に無事に着いたら『ありがとう』って言うんです」

日本やヨーロッパだったら、なんだそれ、って思うようなことですが、ここでは、目的地に無事に着くのは「ありがとう」に値することなんだろうな、と今回のカージャック事件のことがあって改めて感じました。


2012年6月28日木曜日

またひとつ、そしてもうひとつ

今日のめめちゃんは外から持って来た花を「ママ フワワー どじょ」(ママ フラワー どうそ)とくれました。今朝、外に行くときは「どうぞ」なんて言えなかったのに。さっきまで出来なかったことが、突然できるようになるんですね、子供って!凄い〜!親の方が子供の成長についていけないくらいです。

よくよく見れば、ちょっと前まで裾を折って履いていたパンツも靴を履かないときでも裾が床に付かなくなってるし、買ったときはブカブカだった帽子もあっというまに被れるようになるし。それこそ、朝起きて最初にめめちゃんの顔を見ると、前日よりも子供っぽい顔立ちになってると思うときもある程です。

そういうめめちゃんの成長を見ると、わたしも勉強を頑張って”成長”しなくちゃなあと励まされます。




2012年6月27日水曜日

お留守番の日々

夫は出張先で、知り合いとランチしたり、友達とディナーに行ったり、合間をぬって買物したり、忙しくしているそうです。そんな充実ぶりなのに、チャイルドシートを買ってこい、という私の要望には「重いからヤダ」と一蹴。

めめちゃんは、最初は朝起きて「パパ、パパ」と探していましたが、今日からそれもしなくなりました。でも夫が映っているビデオを見せると大喜びするので、存在自体は忘れていない様子。パパの不在をその頭の中でどんな風に理解しているんでしょうね。

わたしはここぞとばかりに楽していて、夕飯はごく簡単にパンとチーズ程度で済ませて、あとはずっと勉強しています。めめちゃんと一緒に朝起きなければいけないので少し早めに就寝ですが、ここ数日は7時まで寝てくれるので本当に助かっています。

問題は週末なので、しっかりと対策を練ろうと思います。...と言うよりも、休日出勤をナニーさんにお願いしようと思います。

2012年6月26日火曜日

買物ツアー中止

モンバサで(テロかもしれない)爆発があったようです。先週末あたりにモンバサの警戒情報がピンポイントで流れた直後でした。アメリカ政府関係者にいたっては7月1日までモンバサへの渡航が禁止(および退避)になったそうです。
さらに、ナイロビ市内の庶民が多く住む(準スラム街)で爆発物が見つかったそうです。うちのアパートで働く人達も、このエリアに住む人が少なくないので、びっくりです。

実は、ここのところ肌寒いので、めめちゃんの温かい服を仕入れにそろそろトイマーケットに行こうとしていたところでした。トイマーケットは東アフリカ最大のスラムであるキベラに隣接しているんです。が、今回の事件があって(特に、準スラム街での爆発物発見が怖い)トイマーケットへ行くのを中止にしました。ちょうどここ数日、夜になると雨が降るので多分ぬかるんでいて大変そうだし。

めめちゃんの数少ない冬物ワードローブでもうすこしのあいだ自転車操業して、夏のヨーロッパに行って帰ってくれば、冬もそろそろ終わり、という感じなので、何とか乗り切れるといいな〜。


2012年6月24日日曜日

試練の日々

夫が週末を何回かまたぐ出張に行ってしまいました。そして本日は日曜日...。ナニーさんに来るようにお願いしていたのですが、教会の後で、ということで約束は午後2時。めめちゃんの起床は午前6時半。その7時間半の長かったことと言ったら!
いつも、ナニーさんか夫がいたので、こんなに本当に二人きりということはほぼ初めてだったので、どっと疲れました。一体日本のママ達はどうやって切り盛りしてるんでしょうか?よほど日本のベビちゃんたちの手がかからないか、ママ達が頑張ってるかどちらかでしょう(現実的に考えて後者ですよね)。

こういうことがある度に、ひしひしと日本のママ達がすごいと感じるし、私に育児ストレスを感じさせないぼど活躍してくれるナニーさんに感謝の念の抱きます。そして、普段は何もしないと文句ばかり言ってますが、夫のサポートも結構あったんだと気がつかされました。

大泣きして手が付けられなかっためめちゃんもナニーさんが来たらあっという間に機嫌が回復して元気に遊び、時間が無くて全然片付かなかった台所も気がつけばピカピカになっていました。嗚呼、何だかお恥ずかしい話ですね。

今日の反省はまた後でするとして、取り合えず今は夫のいないこれからの日々の対策を考えようと思います。

2012年6月22日金曜日

ここで会ったが百年目

一年以上に渡って、5万円(ケニアでは大金です!)をちょろまかして、今年の2月にクビにしたドライバーM。電話が来てもSMSが来ても、一切返事をしなかった夫と私ですが、近所のマダムが「○○周辺で目撃した!」とか情報をくれていました。

そして、今日、Mを目撃してしまいました。

しかも、うちのマンションのゲートの前で。私が買物から帰ってきたときに、入れ違いでゲートの前に止まっていた車が発車するところでした。窓が開いていて、運転席に乗っていたのがMだったんです。向こうもこちらに気がついたと思います。一目で見ればウチの車だってわかりますからね。

そして、そして、ゲートの内側ではめめちゃんが遊んでいました。

ナニーさんに聞いたら、Mは今タクシードライバーをしていてお客さんを近所まで乗せて来たのでちょっと立ち寄ったとのこと。ゲート内には入らなかったけど、外にいた庭師と話したり、めめちゃんを見て「大きくなったなー」とビックリしていたとのこと。

ナニーさんにどうして追い返さなかったのかとか、どうして口を利いたのかとか私には責めることができませんでした。私たちにとってドライバーMは、窃盗をはたらいた上に、脅しまでしたろくでもない人ですが、結局ここの使用人(メイド、ナニー、庭師、警備員)にはそういう認識が欠けていて、ただ「前に働いていた人が様子を見に来て、懐かしかった」くらいに思っているんでしょうね。今回は偶然わたしが戻って来たから良かったものの、これまでもあったかもしれないしこれからもあるかもしれないという危機感が湧いてきました。

と言うわけで、夫に連絡をしまして、今後同様のことがあっても車をゲート前に停めることをさせないで欲しいと書面で管理会社に要請することにしました。そして、夫の職場でドライバーとして働いているMの従兄弟を通じて、本人に「今後、マンションに行って、めめちゃんに話しかけるようなことがあれば即警察に連絡をする」と言ってもらうことにしました。

M本人は(もともと軽卒で浅はかな人なので)軽い気持ちで立ち寄ったと思うのですが、色々されたこちらとしては良い気分はしません。特に、めめちゃんに近づかれることが単に危機としか思えません。もしも今日Mと入れ違いでなければ、車を降りていってMを引っ叩くくらいしたかもしれません。次回はただじゃ帰さないぞ、と息巻きつつ次回が無いことを願うばかりです。

ここは、私からもナニーさんにきちんと説明しなければ...。


2012年6月21日木曜日

魔法の言葉

ヨーロッパで子供が何か欲しかったり頼み事をするときに、親が「魔法の言葉は?」と聞くと、子供が「Please」と各国語で付け加える光景を目にします。そのくらいPlease(各国語)を言えることは大切なんです。大人になってからも同じですけどね。日本語で「お水」だけじゃなくて「お水ちょうだい」と言えた方がいいのと同じような感覚かな?

さて、めめちゃん、1歳7ヶ月半。魔法の言葉が言えるようになりました。まだプリーズとは言えなくてピィズですが、「ジュー ピィズ(ジュースちょうだい)」とか「パンパン ピィズ(アンパンマン見せてちょうだい)」とか連発していて、あまりの可愛さに(親ばか)ついつい何でも従ってしまいます。本当に魔法の言葉ですね!一番可愛かったのは、いつもチョークで地面に殴り書きをするのが本人曰く「ぞうさん」らしいのですが、今朝もチョークが欲しくて外で「ぞうさん ピィズ!ぞうさん ピィズ!」と連呼してました。

「ありがとう」は、頭をちょこんと下げて表現するし、「Hi」と「Bye」も言えるので、後は「Sorry(ごめんなさい)」を早く習得して欲しいんですが、自分が悪いことをしたと認識しなければいけないので、多分これが一番難しいでしょうね。



2012年6月20日水曜日

カージャック事件発生に伴う注意喚起

住宅地で自宅の敷地内に車を止めたところを、銃を持った男4人に襲われて、自家用車ごと短時間誘拐された上、車内で暴行を受け、クレジットカード、旅券、現金、携帯電話等を盗まれた事件があったそうで、その注意喚起のスポット情報がメールで来ました。アパートの敷地内というところが恐ろしいです。もう安全なところなんてないんじゃないかという猜疑心が芽生えてきます。

メールの中には注意点がいくつもあげられているんですが、その中に「日常の行動パターンを画一化しない」というのがあります。でも、これって本当に難しいんですよね。

車が使えるのが朝10時から午後4時まで。めめちゃんや私たちの食事の準備のことを考えるとあまり遅い時間に買物に行けないし、テロのことを考えると行く場所も限られて来るし...で、結局同じ時間に同じ場所に買物に行くことが多くなります。ま、私の場合は昼間なので、そこまで心配する必要はないかな、とは思いますが...。

危ない危ないと分かっていても暮らしてみると案外普通の街かも、と思うこともあるし、普通の街みたいだけどやっぱり危ない、と思うこともあるし、自分の中で危険レベルをどのくらいに設定すればいいのか、時々迷うことがあります。でも、こうして時々気を引き締め直すことも必要ですね。気をつけます。

2012年6月19日火曜日

マカマシ

日本は台風が上陸したそうですね。4号に続いて5号も本州に接近する見込みだとか。みなさま、お気をつけ下さい。

さて、こちら曇りで肌寒いナイロビでは、めめちゃんの風邪が治らずに今日2回目の往診をお願いしました。特に、喉(咳)の風邪が流行っているようで、あちこちで同じような咳をよく耳にします。

咳に加えて洟もまだ出ているんですが、今朝近所の子がそんなめめちゃんを見て「めめちゃんも、マカマシだ」と言ったんです。マカマシ?と思ってナニーさんに聞いたら、「running nose(洟が出てること)」だそうです。面白いい響きですよね、マカマシ。お笑いタレントにいそうな感じ。スワヒリ語は時々ちょっと日本語に似ていて、可愛い響きの言葉があります。

わたしが可愛いと思うのは「モジャモジャ」。モジャはスワヒリ語で「1」、そして「モジャモジャ」で「ひとつずつ」という意味です。めめちゃんがおやつのレーズンをいっぺんに沢山口に入れたときに、ナニーさんが「めめちゃん、モジャモジャ!」と言ってました。

わたしはスワヒリ語が喋れるわけでも、勉強しているわけでもないのですが、ナニーさんが繰り返しめめちゃんに話しかけるのを聞いていて、わたしも何となく覚えたことが沢山あります(だから、私が喋れるスワヒリ語は赤ちゃん言葉に近い感じなんですが)。同じように赤ちゃんも周りの人達が繰り返し話すことで言葉を覚えていくんですね。

2012年6月18日月曜日

タウンでランチ

行ってきました。久しぶりのダウンタウン。
そして、案外あっさりと試験の申し込みも完了〜。一番苦手なセクション(口頭試験)が筆記試験の一週間後だと分かったので、取り合えずバカンスの前は筆記試験の勉強をすることにしました。手続き担当のデスクの近くに、テキストが並べてあって、思わず試験対策用のテキストを買ってしまいました。本来なら、対策用の講座で4ヶ月かけて終らせるというのに、独学で一ヶ月もない状況でどうすればいいのかちょっと自信がありませんが、やれるだけやってみます。

お昼はダウンタウンにある老舗のイタリアン、『トラットリア』で夫と。ここはパスタとティラミスが本当に美味しいです。2階にあるテラスで食べたらちょっと肌寒かったです。そこから街を眺めていると、ビルの谷間を人々や車がせわしなく行き交ってごくごく普通の街のようですが、実際は私たち(外国人)が普通に街を歩けるのは中心街のほんの一部分だけ。そしてタウンの中心から出てしまうと、よほどのことが無い限りブラブラ歩くなんてしないので、今日はケニア人ビジネスマン達に混じって颯爽と街を歩けてとても楽しかったです。

定期的にタウンに行っていつもとは違う空気を吸うのも悪くないと思いました。


ついに腹を括って

この週末はゆっくり過ごしました。
めめちゃんが活発で、パパ好きなため、夫と外に遊びに行くことが多くて私はかなり楽です。

さて、勉強の進み具合ですが、4セクションあるうちの2つがなかなか独りでは準備し辛くて、やっぱり傾向と対策を熟知している(←ポイント)人に繰り返し添削をしてもらえる環境にないと不利だと思えてきました。かなり練習問題を解いた2セクションをやっているときは手応えを感じるのですが、出来ないセクションの問題集のページを開くだけで、心が萎えてきます。

やっぱり今回はパスして次(11月)にしようかな、と毎晩毎晩考えます。でも、嫌なことはさっさと終らせて早く楽になりたい気持ちが強いので、明日試験を申し込んでくることにします。以前も書きましたが、申し込みはタウンなので、手続きが終ったら夫とタウンでランチの予定です。オイクラ万円なのか何処にも記載がないところからして先が思いやられます。申し込み期限ギリギリでもよかったんですが、ダラダラ勉強して申し込むよりも、申し込んだ危機感で残りの時間を有効に使えるかな、と思ったわけです。

気が重いですが、いってきます。




2012年6月17日日曜日

パパが大好きな理由


最近、ますますパパっ子です。今日は抱っこで寝てしまい、静かにソファに座った夫の上で一時間お昼寝。こんな息苦しい姿勢のまま一時間我慢した夫もそれはそれで偉いです。その後、あんまり寝ると夜寝れなくなるからと私に叩き起こされたり、お風呂の前に手足を押さえつけられて私に歯磨きをされている時に、夫が「もういいじゃないかー」とめめちゃんを救出したり...考えてみると、めめちゃんが嫌がることは夫は一切しないので、そりゃパパ大好きになるはずです。

毛玉取り、ブラッシング、歯磨き...愛犬の嫌がることは一切せず、愛犬に一番好かれている実家の父とそっくり!

2012年6月15日金曜日

ワンピースと気管支炎


昨日完成したワンピースです。
この水色のリネンは時々覗く布地屋で見つけたもの。リネンやコーデュロイはあまり入荷しないので、このときも興奮して思わず3mも買ってしまったんです。だから、まだいろいろ作れます。本当はこのワンピースにも使ったリバティと組み合わせて、ワンマイルバッグを作ろうとしたんですが、手提げバッグなんてめめちゃんはまだ使わないかな、と思って後回しにすることにしました。来週からはショートパンツを制作します。パーツ数も多くて、ちょっと複雑そうですが、完成すれば可愛いのができる予感!

さて、先週末から洟が出ていためめちゃん、昨日から咳が酷くなって、ゼロゼロしてきて、さらに声まで枯れてしまいました。小児科の先生に往診にきていただいたところ、軽い気管支炎とのことで、抗生剤を処方していただきました。本人はとっても元気だったので。油断して先生に看ていただくのが遅れてしまいました。ちょっとしょんぼりしていたら先生が「でも、診察のタイミングは良かったと思いますよ。」と慰めてくださいました。喉が昨日より痛い、とか本人が言えないだけにタイミングの見極めが難しいです。


もうできちゃいました

結局、めめちゃんのワンピースは今日出来てしまいました。ノースリーブだかったからかな。写真はまた陽の光の中で撮ってアップしますね。さっそくめめちゃんに着せてみたら、まだ大きくて(サイズ90cm)袋が歩いてるみたいになっちゃいました。
来月フランスで着せようと思ったのに、無理みたいです。ケニアが暑くなる11月頃にはちょうどよくなるかな?

最近はポケットが付いている洋服が大好きで、ポケットがあるよ、と教えると得意げに手を入れて格好つけるんです。今回のワンピースもポケットがあるので手を入れたり出したりしてました。

とは言え、とってもお転婆なめめちゃん。一日中外にいて滑り台や砂場や水で遊びます。だからスカートを履いても足を守るためにスパッツは必須。可愛いワンピースに素足でサンダルという格好でお上品に遊べる日が来るんでしょうか。

さて、次は何を作ろうかな。

2012年6月13日水曜日

ただいま製作中

今日はここまで。


明日は時間があるかどうかわからないので、完成は今週中かな?

本当はポケットにはリックラックをはさんで縫うのですが、手元に無かったので、袖ぐりの縫い返しに使ったのと同じ布をはさみました。これはリバティプリントで、数年前に一大決心して冬用のコートを作った時に、裏地にリバティを使うのに憧れてていた私が清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った思い出のリバティの残りです。
何かを作って残った布は結構ホイホイ捨ててしまう方なんですが、リバティはたとえ1cm角でも捨てないようにしています。いい生地だし(高いし)、こうやってちょっとしたところに使っても存在感があってかつ悪目立ちしない気がします。
いつも、裁縫を始めると何かに取り憑かれたみたいに完成するまで他のことが出来なくなってしまうので、これからはちょっとずつ楽しみながら作れるようにしたいです。

上手にできたら完成品の写真も載せますね。



息抜きの裁縫

危惧した通り、この”寒さ”のせいで風邪を引きました。喉の痛みとクシャミです。昨日も書きましたが、国際レベルではこんなの”寒い”うちに入らないのに。

今までは午後と夜に勉強をしていましたが、午後の勉強時間と言うのがかなり細切れで集中出来ないため、これからは夜にまとめて勉強することにしました。これで、昼間に洋裁の時間ができたので、こつこつといろいろ作れそうです。とくに、子供服は小さくて短時間に出来るので、小物感覚で息抜きにもってこいです。今日は早速、めめちゃんのワンピースの制作に取りかかりました。もう布の裁断まで出来たので、明日からはミシン作業です。この夏のバカンスに着せてあげたいので頑張ります〜。あ、もちろん勉強も。


2012年6月12日火曜日

暑さと寒さの振れ幅

ナイロビは随分涼しくなってきました。特に午前中は、曇りがち。
今週は最低気温が11度から13度、日中の最高気温は22から24度という感じのようです。涼しいと言えば涼しいですが、寒いと言う程でもないんです。でも、ケニア人にしてみれば、正に冬の到来。フリース着たりダウン着たりしてます。めめちゃんもナニーさんに毛糸の帽子をかぶらされています。でもこの寒さのおかげで帽子嫌いと靴下嫌いが少し治ったかも?
かく言う私も、寒いと暑いの触れ幅が狭くなってきてように思います。年間で見てみても、10度から30度の間で安定しているのに、寒いと愚痴ってみたり、暑いと文句を言ってみたり。東京だと氷点下から37度という振れ幅だし、ドイツでもマイナス10度から年に数回は35度くらいはいくというのに。
体が甘やかされているのかな?そんなだから、ちょっとの気温の変化でも風邪を引きやすくなるんですよね。

これから本格的な冬(と言う程寒くはないんですが、曇りで憂鬱な天気)を迎えると、国外に脱出する人が続出です。要するにケニアは気候が良いことが大前提なんでしょうか。ちょうど折しも北半球は夏だし。私たちの国外脱出もあと一ヶ月程です。

これからの冬に備えて、冬服を縫うべきか、ヨーロッパの夏向けに夏の洋服を縫うべきか悩みどころです。

2012年6月11日月曜日

海辺の週末

テロの危険性が高まっていたからではありませんが、週末にまたコーストへ行ってきました。

場所はいつものところですが、今回はホテルを変えてみました。ここも小規模なホテルで、コテージで8部屋と、ロッジが1つのみ。しかも、ローシーズンだったので他にお客さんが1組いるだけでほぼ貸し切り状態。活発なめめちゃんがいたので、気を使わないで済みました。

愛用のバケツとスコップを持って
 いつものホテルがある場所よりも南側に位置している今回のホテルは、砂浜の様子がちょっと違いました。もっと白くて、貝や小さなカニが一杯。

白い砂浜
 こんなに綺麗な砂浜にも、ホテルの気持ちいいプールにも目もくれず、めめちゃんは、プールの脇にあった蛇口に夢中。


最近、めめちゃんはパパが大好きで、パパが見えなくなると大泣きして「パパ〜、カム!」と騒ぐ程。おかげさまで、夫がせっせとめめちゃんと遊んでいる間、私はゆ〜っくりと昼寝をしていました。

コースト名物ラクダ。6頭の大所帯は珍しいかも
ホテルもオススメできるレベルのいいホテルでした。が、私のお気に入りはやっぱりいつものあのホテル。サービスのきめ細やかさと食事の質がとにかく他とは比べ物になりません。と言うわけで、夏の長期休暇から帰ってからまた行こう、ということになりました。私たちは本当にこのビーチが大好きなんです。何をするわけでもないけど、メールからも携帯電話からもそしてケニアからも開放されて、気持ちをリセットできる場所です。


2012年6月8日金曜日

今さら夜泣き?

めめちゃんは普通19時半から6時半までグッスリの早寝早起きのおりこうさんですが、ここのところ一日おきに、泣いて目を覚まして私が迎えに行くまでひたすら泣き続けるんです。泣く時間はまちまちで、0時のときも、3時のときも、5時のときもありました。そして、同じベッドで寝ても10分おきくらいに「フギャー!」と泣いて、もぞもぞ動いてまた寝るというのを繰り返すんです。今までは夜中に目が覚めても、ちょっと泣いてまた独りで入眠できたのになあ。
起きてから暫くは機嫌が悪いんですが、外に連れて行ってしまえばいつも通り元気に遊んでいます。
さすがにちょっと睡眠不足ですが、それでも新生児の頃に比べたら全然楽ですよね。しかも、泣いている時に「ママー、カム〜(Mama, come)」と叫ぶので、行けば泣き止むということもわかるし...。
いつか、朝いつまでたっても起きないめめちゃんを「いい加減に起きなさい!」と言ってベッドから引っ張り出す日が来ることを心の支えにしながら、今晩も夜泣きの恐怖と闘おうと思います。

2012年6月7日木曜日

タウンの最警戒日

明日と明後日がダウンタウンをターゲットにしたテロの最警戒日のようです。タウンは週末は閑散とするので、平日に狙われやすいようですが、逆に郊外のSCなどはむしろ週末が狙われそうですね。夫の職場(タウン)には既にケニア警察が警備にあたっているそうです。
ピリピリした緊張感も無く街の生活はいつも通りで、本当にそんな危機が迫っているのか疑いたくなる程です。

そう言うわけで、週末はちょっと静かなところへ行って来ようかな、と思います。


2012年6月4日月曜日

ナイロビでのママ友事情

私の住んでいるマンションには小さい子供が多くて、必然と母親同士も顔を合わせているうちに仲良くなって、お茶だのランチだのというイベントがよくあるんです。
今日は持ち寄りランチでした。私はいつもデザート担当なので楽と言えば楽です。そして毎回のことながらずらりと並んだ多国籍料理には驚くばかり。そして、料理の多彩さと同じくらりに集まった人達の話す言語の多さにも。
こんなにオリジンが違う人達が集まっているんだから、理解し合えない部分があって当然と言う根本的な認識があるので、子育てでもある程度のギャップは尊重し合えるんです。だからと言って、日本でありがちなママ友同士のイザコザみたいなのが全くないかと言えばそうでもありません。むしろ、関係が悪くなったから遊びにいく公園を変えるとか出来ないので、ちょっと面倒くさい部分もあります。そして、最近私の頭を悩ませるような、ケニアならではの問題もありますが、そのお話はまたの機会に。
ただ、こうやって近所の人達との交流がさかんなマンションに住めたのは本当にラッキーだったと思います。それぞれケニアに来た理由も、滞在期間もまちまちなので、みなさんから学ぶことが沢山あります。そして、めめちゃんも近所のお友達と一日中楽しそうに遊んでいます。

英語優勢のめめちゃんですが、最近は「ママ、かいー(ママ、かわいい)」とか「ナナ、おしー(バナナおいしい)」とか日本語で話せる語彙もちょっとずつ増えています。

週末に思うこと

今週末も無事に終わりを迎えました。
週末ごとに、ナニーさんへの感謝の気持ちを新たにし、日本で子育てをする人達に敬意の気持ちを抱きます。

週末はジムに行くことが時間的に無理なので最初から諦めていますが、今週末は夜の勉強も集中できず、あまり捗りませんでした。明日からまた頑張ります...。ただその分、全力でめめちゃんと遊びました。

しかも、今日は夕飯を作る気力が無かったため、寿司のデリバリーで済ませました。味はまあまあなレベルですが、時間内(45分)にちゃんと配達をしてくれるのでたまに利用するんですが、系列店にカフェとベーカリーもあるため、お寿司とピザとサンドイッチという合わせ技も注文可能なんです。ま、大抵はお寿司なんですけど。

そして、こうやってお寿司を食べていると夫は必ず「日本が懐かしいなあ」という話を始めて、そこから「じゃあ今後はどの国に行こうかなあ」とか「フランスではどんな生活になるんだろう」という話題に派生します。それで、いつも私が辿り着くところは、フランスでちゃんと仕事が見つかるか、という大問題。そのためにはやっぱり今からちゃんと準備をしないと、という認識を再確認して食事を終えるのが常です。

今の生活では、ノンビリダラダラとしていたら本当に無為に日々が過ぎて行ってしまうので、趣味や目標を持つことがとても重要です。楽しく時間が潰せる趣味もいいのですが、今の頑張りが直接近い未来のライフスタイルを左右するという緊張感も悪くないと思っています。

2012年6月3日日曜日

テロよりも危ない?

ケニアは三連休ですが、テロ警戒情報が出ているため、人が多く集まる場所にはいかないことにしています。ある筋の情報では、国際テロ組織のメンバーがすでにナイロビに潜伏しているとか。そのままソマリア等に移動するのか、ナイロビでテロを起こすのか、という2つでは後者の方が可能性が高く、この週末か来週末を狙っているという話です。

そう言うわけで、家でノンビリめめちゃんの相手でもしていようと思ったのですが、月曜日にオヨバレしているランチでデザートを持って行くことになっていて、リクエストがカボチャのプリン。カボチャと卵がない致命的な冷蔵庫事情だったので、買物に行かなければなりません。うちから一番近いスーパーは日曜日閉店なので今日を逃すと大きなSCに明日行くことになりますが、それは上記の理由で避けたい...でもわざわざ夫に運転してもらって、めめちゃんも乗せて3人で行く程のこともないし...ということで、一人で運転して行って参りました。

ケニア初。と、思ったら、日本でも一人で運転したこと無いので、人生初でした。あはは。

幸い?うちの前の幹線道路は修復工事をしていて、交代で一車線通行だったので、ノロノロ運転でした。合流だけ気をつければあとは楽勝。そこのスーパーの駐車場はとても混雑していてとめにくいので、敷地の外にある道ばたの駐車スペースにとめました。

今は街中どこもかしこも道の状態が悪いので、なるべく運転したくないんですが、雨季が終って道が補修されたら、またドライバーを隣に乗せて運転したいと思います。

2012年6月1日金曜日

ナニーさん慰労会

今日は近所のナニーさんのお別れパーティがありました。

ナニーがやめるごときで何でパーティ?
しかもナニーとは友達じゃないのになんで私が行かなくちゃいけないの?

と、ぶうぶう言って私は家で夕食を作っていて、うちのナニーさんとめめちゃんを派遣したんですが、しばらくして友達が「小腹が空いたからスナックを食べに行こう!」と誘いに来たので結局遅れて参加しました。
小さな誕生会のような雰囲気でした。スナック、ピザ、ケーキ、スピーチ、プレゼント...。ナニーというよりも家族の一員のような感じで雇っていたんだと思います。

終盤になって、突然参加していたナニーさんやメイドさん達が歌い始めたんです。身体を揺らしたり踊ったりしながら。その楽しそうな歌が庭中に響き渡ったので、近所の人が何事かとバルコニーに出て見るくらい。

わたしはそれを見ていて何だかジーンとしてしまいました。普段はあまり目立たない(暗そうな)、ボソボソと話すやや高齢?のナニーさんが上手に歌い、みんな楽しそうに踊って、手拍子を取ったり、笑ったり。ナニーさんやメイドさんというカテゴリーを抜け出して、個人としての輝きを感じた気がしました(大袈裟?)。

それを一緒に見ていたお友達がすごくいいことを提案したんです。

「いつもいつもパーティをしたりランチに行ったりするのは私たちだけど、たまにスナックや軽食を用意してメイドさんやナニーさんを招待するのもいいかも。それがモチベーションに繋がるかもしれないし、何よりも私たちは一番大事なもの(自分の子供)を預けてるんだから。」

!!ああ〜。本当にいい考え。こうやって庭でパーティがあって、お菓子や軽食があるとナニーさん、メイドさんはいつも最後の方にしか手を付けてはいけません。それは彼女達の立場を考えれば当然のことなんですが、もしも時間を決めて、ナニーさん、メイドさん同士で好きなだけお喋りできて、自由に飲み食いできる機会があったらきっと嬉しいんじゃないかと思うんです。

私の住むマンションはソーシャルな人がとても多くて、持ち寄りでランチとかみんなでどこかにいくとか、段取りを決めるのが上手な人がいるんですが、このメイドさん慰労会は私が頑張って幹事をやってみようかなー。七月を過ぎるとバカンスでいなくなる人が多いので、出来れば6月中の実現を目指します!