2012年4月27日金曜日

勉強期間

雨ばっかりです。夜はいくらでも降ればいいんですが、日中に雨が振るとめめちゃんが外に行けず、(怒って)泣きながら玄関のドアの前で地団駄を踏むので可哀想です。今朝も雨がぱらぱら降っていましたが、外に出たいと泣き叫ぶので仕方なく濡れないようにめめちゃんに傘をさして少し歩かせました。

さて、最近の私は勉強ばっかりです。平日は一日5時間位勉強時間に充てています。というのも八月に試験があるんです。でも七月はヨーロッパで休暇なので、その間はまともに勉強できないということを想定すると、実質的な時間はあと二ヶ月しかありません。50%が合格ラインなので、このままでいくと”53点で辛くも合格”という感じになるんじゃないかと思われます。が、もちろん良い得点で合格するのが理想的なので、あと二ヶ月できる限り勉強しようと思います。実はフランス語の先生には内緒でこっそり勉強していたんですが(こんな難しい試験をあなたが受けるのか、と思われたくなかったため。)、事情があってフランスで休暇中だった先生のところに、試験用の教材を送らせていただいて、それをナイロビまで持って帰ってきてもらったら、「難しい試験だけどあなたなら合格するんじゃないかしらー」とのお言葉。嬉しい。でも、闇練のようにコッソリとガツガツ勉強していることはまだ内緒のままです。

こんなに勉強できるのも、ナニーさんがめめちゃんを遊ばせてくれているおかげです。そうすることで日中の勉強時間も確保できるし、遊び疲れためめちゃんは夜もぐっすり寝てくれます。今までは6時起床でしたが、最近になって7時まで寝てくれるようになりました。めめちゃんの睡眠時間が延びたおかげで、私の夜の勉強時間も一時間多くなりました。感謝感謝。


2012年4月20日金曜日

最近のこと

めめちゃんはすくすく成長していて、いろんなことができるようになっています。アレも書こう、コレも書こうと思っている間に、また別のことができるようになって、結局どれも書けないままですが。

うんちをした後にナニーさんと私でいつも「めめちゃん、プップー!」とめめちゃんに言っていました。プップーというのはこちらの言葉でうんちのこと。おしっこはススーといいます。すると、最近になってうんちをしたら自分からプップーと言うようになりました。外で遊んでいて、こちらがうんちをしたのに気がつかないと、プップープップーと言いながら寄ってきて、早くオムツを替えに行こう、とせがむんです。

言葉はやはり英語が優勢ですが、どの言語でも自分の子供が喋れるようになるのは本当に可愛いし、嬉しいものです。

夕方にナニーさんを見送りにゲートまで行った時に何度か、夜に駐在させる犬がトラックから降りるのを観ためめちゃんは、犬が来るまで待ちたいのか毎日「ワンワン」と言ってゲートから離れようとしません。大きなシェパードが2頭も来るので、さすがに近づくのは怖いのか、遠くから微動だにせずじっと観ながら、わんわん、わんわん、と繰り返します。

もうすぐ一才半です。

2012年4月15日日曜日

みんなで風邪気味

季節の変わり目に家族皆で風邪気味でした。めめちゃんは、ear infectionで一度お医者様に看ていただきましたが、抗生物質を呑んでいるのになかなか洟がおさまりませんでした。洟のせいで呼吸が苦しくなるのか、明け方もの凄く早い時間に目を覚まして泣く日が続きます。今までは、一度起きると断乳したので二度寝をさせる方法がなかったので、仕方なく一緒に起きて遊んだりご飯を食べさせたりしていましたが、ここ数日は5時台に起きるのでさすがに付き合うには朝早すぎるということで、ベッドに一緒に横になって背中とんとんで二度寝をさせることに成功しました。これで七時半くらいまで寝ました。

夫は日曜なのにソマリアへ日帰出張で留守。一日中めめちゃんと二人きりじゃ身が持たないということで、礼拝が終ってからナニーさんに来てもらいました。本当に...助かりました。


2012年4月11日水曜日

深刻な牛乳不足

雨が降って解消されるかと思った牛乳不足は、深刻さを増すばかり。我が家ではロングライフの1リットルを買っているのですが、メジャーなメーカーのものは全て売り場から消えています。フレッシュミルクも大差は無く、1リットルから3リットルまでのポリボトルのものは全く無くて、普段は目もくれないようなマイナーなメーカーのテトラパックかビニールに入った500mlが売っているだけ。これを機会に豆乳に切り替えようと思いましたが、豆乳は輸入品のため牛乳の3倍もするので、仕方なく普段買ったことも無いようなメーカーのロングライフを買いました。いつものより微妙に生臭いような、薄いような...。
バターは全く在庫がありません。うちではバターの在庫は料理と製菓に大切に使うことにして、パンに塗って食べる用にマーガリンを買いました。

ナニーさんに愚痴ったら「来月には改善されるんじゃないですかねえ」と呑気なことを言ってました。まだ4月やっと中盤に差し掛かったところなのに。

今週は夫の同僚がニューヨークから来るので、「何か持って来て欲しいものはある?」と夫に聞かれて、すかさず「ロングライフ牛乳とはかせるタイプの紙おむつ(これもケニアじゃなかなか手に入りません)」と答えた私。伝えてもらえなかったでしょうけど、多分。

2012年4月7日土曜日

桜のない世界

世の中に耐えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 在原業平

毎年桜が咲く時期に「そう言えば、世の中に桜が無かったら...って短歌あったよねー」と母と話している横から、父がこの短歌をすらすらと暗唱して、短歌のうろ覚えは知的じゃない、とかなんとか言われたものです。(そして今はインターネットで何でも検索できる便利な時代になりました☆)

花の開花でこんなにヤキモキしたりハラハラしたりする国の人って他にいるんでしょうか?天気予報で花の開花予報を真剣に報じる国って他にあるんでしょうか。

桜のない世界に実際に身を置いてみると、のどかというよりも漫然としているように思えます。桜だけではなく、ケニアには四季自体がないので、季節特有の何かを見たり食べたりすることで、今年も誰かを、何かを思い出すということがないのは寂しいものです。

日本のみなさまにおかれましては、週末に満開の桜を存分にお楽しみください。

2012年4月6日金曜日

ソマリアの自爆テロで

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000019-cnn-int

いつもなら、またソマリアでテロか〜、と思って直ぐに忘れるようなニュース。悲しいですが、ケニアでもソマリアでも自爆テロはもう日常の一部になっているような感があります。

今回のテロで負傷したあるソマリア人ジャーナリストがいました。彼を隣国ジブチにあるフランス軍基地の医療施設に搬送できないかと言う話がありました。昨日から夫はずっと電話やメールで誰かと連絡を取り合って、交渉やら調整を進めていたようです。ところが、脚の負傷と共に全身の火傷があまりに酷く、軍の病院でも対処しきれず、そしてナイロビ市内の病院の医療施設でもそこまで高度な治療が出来ないということがわかりました。残された選択肢は、南アフリカかヨーロッパへの搬送しかありません。しかし南アはビザが複雑すぎて入国そのものが難しいと言われてしまいました。一方、ヨーロッパに搬送するには時間がかかり過ぎて、運搬途中で彼が亡くなってしまう危険性があります。そして、あまりに莫大な費用を一体誰が出すのか、という現実的な問題も。

ジブチに運べないと知った時点で夫たちに出来る範疇外のことになってしまったのですが、それでも暫くは本社にメールを書いたり、同業他社の駐在員と話したり、何とか助けられないかとみんなで奔走したようです。でも、ある時点で「もう、ダメだ」と言って、パソコンに向かうことをやめてしまった夫。暫く床の上に仰向けになって呆然としていました。

一人の命を救うことの難しさ。それに対してあまりにあっけなく多くの人が殺される毎日。これもアフリカなんだと、そしてそういう世界が私の住む世界と紙一重に存在しているんだと、今日改めて思い知らされました。


久々のアフリカ定番

うーん。久々です。慣れるものではないけど、久しぶりだと衝撃が大きいです。

食中毒

心当たりがないのが不思議ですが、珍しく長引いています。最初はお腹を顕著に壊して、それが落ち着いた当たりからずっと酷い胸焼け。何も食べていないので吐くことはありませんでしたが。

明日からイースター休暇でお店が閉まるところが多くなるので、今日は午前中フラフラしながら買い出しへ。帰ってきてからも良くならず、めめちゃんの面倒をナニーさんに丸投げして暫く横になりました。今日は本当にめめちゃんをないがしろにしてしまいました。ごめんね、めめちゃん。ありがとう、ナニーさん。

明日どのくらい回復するのかわからないので、取り合えず明日もナニーさんに来てもらうことにしました。


2012年4月3日火曜日

雪の山へ

夫も私も好きな温泉があります。長野の山奥で交通の便は悪いのですが、温泉も料理も景色も大のお気に入り。

今回で3回目。夏から秋にかけては予約でいっぱいだそうですが、私たちは雪景色を見ながら温泉につかるのが格別だと思っているので、また二年後の冬に来れたらいいなあ、と話しました。

雪を見て大泣きしたケニア生まれケニア育ちのめめちゃんも次回来る時には元気に遊び回れるかな?


気仙沼へ


日本滞在のことを全然書いていませんでした。

東日本大震災から一年という節目を日本で迎えられたのは、私にとっても大きな意味がありました。

去年の震災直後は、日本にいない自分を責めていました。同じ日本人なのに私は高みの見物をしているようで、そして遠くにいることで何も力になれなくて。特に、父の故郷が気仙沼ということもあり、どんな思いで東京の親戚が、そして気仙沼の親戚が安否がわかるまでの日々を過ごしたのかと思うと、私だけ遠くで震災が文字通り別の世界で起きたような場所にいてることに苛立を覚えました。

そんなこともあって、今回の日本滞在中に気仙沼へ行ってきました。

夫は日本に住んでいた時にかなりあちこちを旅行したのですが、東北だけはどういうわけか縁が無く、いつか東北にいきたいなあ、と言って日本を去ったのですがまさかこんな形で東北を訪れることになろうとは。

親戚には、奇跡的に家が無事だった人も、津波の後の火災で家が焼失した人も、床上浸水だった人も、いろいろだったようです。寒い夜、電気も電話も通じず、余震に襲われながら、恐怖と闘ったのかと思うと、東北の人たちの我慢強さに感服せずにはいられません。

帰りの電車まで時間があったので、気仙沼市内と隣の陸前高田を車で案内してもらいました。復興復興とメディアではさかんに報じられていましたが、一年経ってやっと瓦礫が片付いただけ、と言うのが私の率直な感想でした。

寒かったし遠かったし赤ちゃん連れでしたが、意を決して行ってよかったと思いました。ほとんど通訳もしなかったのに、辛抱強く付き合ってくれた夫には感謝感謝です。





2012年4月2日月曜日

雨期の始まり

昨晩、寝ていたら何だか懐かしい音が聞こえて目が覚めて、それが雨の音だとわかるまでに一瞬間がありました。

雨期の始まりです。

なかなか雨が降らず、野菜の値段は高騰するし、乳製品不足は深刻だし、水不足もささやかれ、ずっとやきもきしていました。

雨の音、雨上がりの湿度、濡れた地面の匂い、久しぶりでとても新鮮です!ま、数日もすれば、雨のせいで渋滞が酷いとか、停電になって困るとか、不満も噴出するんでしょうけど。


ところで、日本から持って来たソーイングの本からめめちゃんの服をつくりました。パフスリーブニットTシャツというもの。後ろのスリットあき部分のリボンが可愛いです。このニット地は以前日本で買った物なのですが、私用の服を作るにしても地味な色身で、持て余していた布だったのですが、この可愛らしいデザインの服を作ってやっと日の目を見たのでした。
以前は、めめちゃんの服を作るのはいつもベビー服でしたが、こちらの服は子供服の90cmサイズということで、デザインが女の子らしくて作っていてとても楽しいです。特に、その本はガーリーな服が沢山なのでこつこついろいろ作ろうと思います。