2011年10月22日土曜日

日本とケニアでは子育てしやすいのはどちら?

日本とケニアではどちらが子育てしやすいんだろうとずっと考えています。 ケニアでは物質的な面でやはり不便さを感じることが多いし、安全面でも気軽に外を散歩できないことがストレスに思えることもあるので、日本はさぞかし子育てしやすいんだろうなあと羨ましかったのです。 たしかに、天気のいい日に友達と待ち合わせてデパ地下で美味しそうなお惣菜を買ってピクニックをした時には、さすが日本!と唸りましたが、そこまで行くには電車に乗り、ベビーカーだったのでいちいちエレベーターを探して結構苦労してたどり着いたんでした。ケニアではいつでもどこでも車に乗って、ベビーカーの出し入れもドライバーに頼めばいいので楽ですが、公共交通を使った外出の疲れること!ベビーカーは階段しかない場所ではとても不便だし、赤ちゃんが常にご機嫌でベビーカーに乗ってくれるわけでもないけど、抱っこだけで外出するのは重くて大変!どちらにしろ、電車で外出した日は親子でグッタリ。慣れもあるんでしょうが…。そして、気軽にベビーシッターを頼めないのも大変ですね。保育園の一時預かりみたいなのではなくて、レストランで食事をしたいから自宅で夜に3時間だけという風にできたら赤ちゃんがいるママ達も息抜きできるのに。日本では実家に預けられるからシッターなんていらないのかな?(私は実家ではない場所に泊まった時に、夜と昼に一度ずつ以前の家政婦さんにベビーシッターをお願いしたおかげで、久々に雰囲気のいいレストランでゆっくり食事を楽しめました。) いろいろ比べてみると、ケニアでの子育てもやっぱり悪い事だらけじゃない事に気がつかされます。ナイロビの過ごしやすい気候、恵まれた住宅事情、ヘルパーの雇いやすさ、そして子供好きな人の多さ。 日本の子育てアイテムの豊富さは羨ましくて悔しいくらいですが、それでも私はケニアで子育てできて幸せです。

2011年10月3日月曜日

長旅の後で

着きました、日本。
3泊した中継地のパリでは人に会うので大忙しで、しかも暑くてふらふらでした。泊めてくれた友達はめめちゃんのいたずら、奇声、泣き声に嫌な顔ひとつせず耐えてくれました。感謝感謝。
旅の間は赤ちゃんと二人きりだというだけで、優先させていただく場面が多くて助かりました。ナイロビ、パリ、成田の空港では特に「途方にくれて泣きたい」瞬間に声をかけていただきました。子連れに優しい社会、うれしいです。
めめちゃんは場所見知り、疲れ、時差ぼけから本調子になるまでまだかかりそうですが、しばらくはゆっくり付き合おうと思います。