2011年12月29日木曜日

最後まで波瀾万丈

フライトキャンセルになった時に対応してくれた地上職員は、ああでもないこうでもないとかなり時間をかけて最終的に
「これで、明後日のフライトの予約ができました。ちゃんとバシネットの席です!」
と言ってたのに。信じてたのに。だから心置きなくパリで食べまくって散策して楽しんだのに。

今日、振替のフライトにチェックインしようとしたら、予約が入ってないと言われ、しかもキャンセルになったフライトのデータに私たちの名前が見つからないと言われ、二つしか開いていないチェックインカウンターのひとつで一時間も待たされた私たち。ま、最終的には何とか乗れたんですけど、もちろんバシネットの席でもなく、めめちゃん分に一席貰えたわけでもなく、遊びたい歩きたいめめちゃんを何とか必至で押さえつけながらの八時間でした。

疲れました。

もうKQには乗らないと夫と心に誓ったのでした。


2011年12月27日火曜日

ナイロビに帰れなかった

本来なら今頃機上の人だったわたしたち。明日はナニーさんにめめちゃんを預けて クリスマスプレゼントやショッピングの戦利品を整理して、食料品の買い出しに行って… と思っていたのに。 痛恨のフライトキャンセル。 チェックインカウンターの番号をチェックしようと電光掲示板を見上げた夫の「ウギャ!」 という声が忘れられません。 何とかしてナイロビに戻るフライトを探してもらったのですが、フランクフルト経由の デルタ便はコンドル航空(格安航空会社)との共同運航で振り替えができないようです。 アムステルダム経由は?チューリッヒ経由は?ロンドン?色々ありそうなのに 実際は十二時間かけてヨハネスブルクまで行って現地に一泊、翌日ナイロビ行便で 夜到着という赤ちゃん連れには過酷なフライトだったので大人しく次のKQ便に 乗ることにしました。次って言っても毎日運行ではないので明後日の便です。あーあ。 しかも航空会社が手配してくれたホテルがターミナルから循環バスに乗らなくちゃいけない というのが気に食わなかった夫はキレて結局自腹でターミナル隣接のホテルに泊まることに してました。 期せずして明日は丸々一日パリで過ごせます。メメちゃがいるので大変なことには変わり ありますがんが、クリスマスが終わって街は少し落ち着いてるかな? この休暇でメメちゃんはますます成長しました。 階段を登れるようになったり、動物全般を「ワウワウ」と呼ぶようになったり。 欲しいもの触りたいもの興味があるものを指して「ジス!」と連呼するので 何のことかと思ったらどうやら英語の"this"のようです。 ベビーカー嫌いはもともですが、最近は歩いていろいろ冒険したいので抱っこも 嫌がるようになり母ちゃんは困っています。

2011年12月15日木曜日

お友達のオモチャでごきげん

お友達の家のオモチャは目新しくてめめちゃんも夢中。
お友達が食べているとめめちゃんもつられて一緒に一杯食べます。
歩き始めたのもお友達が歩いてみるのを見たから。

一緒に遊んだりはまだ出来ないけど、同じ月齢くらいのお友達と一緒にいるのは刺激になるんだと思います。

ナイロビは日差しが強くなってきて、夏の到来を感じさせられますが、明日からは寒い寒いヨーロッパへ行ってきます。風邪を引かせてしまうのではないかと母はビクビクハラハラです...。


2011年12月12日月曜日

コーデュロイのオーバーオールズ

この数週間、風邪を引いていて外出を控えていたこともあり、洋裁がよくはかどりました。めめちゃんの服を作る時に役立っているのが『小さくてもきちんとした服』という本で、特にその中からリバーシブルのジャンバースカートと総裏地のオーバーオールズは何枚も生地を変えて作っています。
今回の作品はこちらのオーバーオールズ。どうして赤ちゃんがオーバーオールズを着るとあんなに可愛いんでしょうねーというくらいシルエットが可愛らしいパターンです。生地屋さんで珍しくコーデュロイを見つけたので、ベージュのコーデュロイに合う裏地も一緒に買って張り切って作りました。めめちゃんが産まれる前に作ったものが70cmサイズで裾が短くなったので、これは80cmサイズです。これから夏を迎えるナイロビにはやや生地が厚いですが、今度のフランス旅行と次回の日本旅行に持っていけると思います。たっぷりしていて厚着もオッケー。総裏で出来上がりがとても綺麗な割に、ジグザグミシンを書けなくていいので以外にささっと出来ます。
赤ちゃんの服にはスナップボタンやリングスナップをよくつけるため、わたしはマルチプライヤーというのを使っていますが、それを使ってもなかなか上手くいかないことが多いんです。今回も幾つ無駄にしたことか...。もうちょっとガマン(?)すれば、スナップをつけなくていい服を作れるくらいめめちゃんが大きくなりますが、そう思うとこんな赤ちゃんらしい服を作れる限られた時期にもっといろいろ縫っておきたい気もします。

着用画像はまた後日。

オノマトペ戦争

私がめめちゃんによく読んであげる本に「じゃあじゃあびりびり」があります。
ナイロビの限られた行動範囲でしか生活していないめめちゃんには、踏切や犬、ネコにはあまり縁がないので、ピンときていないかもしれませんが、外で飛行機の音が聞こえると「ぶーんぶーん」と言うようになりました。

ところが、この本が我が家で小さな文化摩擦を生み出したんです。

めめちゃんが「これよんで」と『じゃあじゃあびりびり』を夫のところに持っていったので、夫が読んであげようとしてビックリしてました。

じどうしゃ ぶーぶーぶー?
あかちゃん あーんあーん?
かみ びりびり?
みず じゃあじゃあ?
そうじき ぶいーんぶいーん?

そうなんです。日本語のオノマトペ(擬声語)とフランス語のそれには大きな違いがあって、違いがあるだけならまだしも、フランス語では存在しないものもあり、日本語のオノマトペは夫にとってあまりに不思議なもののようです。オノマトペが非常に豊かなのが日本語の特徴のひとつなのでしょうがないんでしょうけどね。だから、この絵本を夫がフランス語のオノマトペに代えて読もうとしても、代えが見つからない(かみびりびり、みずじゃあじゃあ)ものもあり、なかなか苦戦していました。

我が家では、私はめめちゃんに日本語だけで、夫はフランス語だけで話しかけると決めていて、どちらの言葉も同じ位バランスよく話せるようになればなあ、と願っているのですが、擬声語ひとつとってもなかなか一筋縄ではいかないようです。


2011年12月10日土曜日

もうすぐクリスマス

ケニアは月曜日が独立記念日に当たるため、三連休です。嬉しいんですけどね...でも、ナニーさんに休日出勤をお願いしてしまったダメママです。いやー、いろいろと小忙しくて。

クリスマス前なのに(クリスマス前だから?)巷ではガソリン不足やら調理用ガス不足が深刻のようです。うちはめめちゃんがいたずらしたら大変だからと、電気コンロだけの調理台を使っているので全然関係ありません。電気代がかさむよ〜、と周りに脅されていましたが、実際は他の家の電気代との差はごくわずかなんですけどね。しかも今、調理用ガスは値段が倍以上に高騰しているとか。ガソリンに関しても、残量が少なくなってからバタバタするのが嫌なので、残量が半分くらいでも時間があるときには給油に行かせるようにしています。

来週からフランスに行って参ります。好き好んでなんであんな寒いところに行かなくちゃいけないんだろう、とフランス語の先生に愚痴ったら、クリスマスのナイロビはつまらないでしょ〜と大切なことを思い出せてくれました。ありがとうございます。そう言うわけで、やや前向きに旅立つことが出来そうな気がします。いつパキングをすればいいんだとか、ベビーカーを持っていくべきか否かの葛藤とかはまた別の話ですけどね。


2011年12月1日木曜日

アフリカ布のポーチ

アフリカ独特の布って好きなんですが、服だと似合わないし、市販の小物だと縫製やデザインがイマイチ...ということで、どうせなら自分で作ってみることにしました。

それがこちら。マチ付き、ポケット付きのポーチです。総裏で縫い代はバイヤステープで処理してあるので裏も表も綺麗なできあがりになります。
このアフリカ布自体あまり厚い布ではなく、やや心もとないため、裏地にしっかりめの布を使っています。

非常によくできたパターンにすっかり気を良くした私はいくつか作ってクリスマスに夫の家族にあげようかな、と考えています。今のところ課題は、仕様書ではファスナーの指定がcm単位なのですが、こちらで買えるファスナーがインチ単位なので微妙に足りず少し隙間が出来てしまうこと。そして、仕様書では市販のバイアステープが推奨されているのに、そんなもの手に入らないのでバイヤステープメーカー(便利です!)で作っているものの指定されたよりも幅広になり、処理が難しいところ、くらいでしょうか。

写真のポーチは第一作目なのですが、もう手元にはありません。

めめちゃんのナニーさんは、私がミシン仕事をするのを見るのが大好きなようで、いつも足を止めて暫く見学していて、出来上がった物は必ず「可愛いね〜」とめめちゃんに見せながら誉めてくれます。今回のポーチはとりわけ気に入ったようで、出来上がった時は可愛い可愛いと手にもってみていた程。どうせこれから試作品としていくつか作る予定だし、私自身はそんなにポーチを使わないので、「よかったら使って」とあげたんです。そうしたら、そのちょっと前に今月分の給料を渡した時よりも喜んでいました。そう言えば、柄や色合いがナニーさんの好きそうな感じです、この布。

で、第二作目を張り切って作ったら、何故か一作目よりもできが悪くガッカリです。今回は布を1メートルしか買わなかったので、また布屋さんに行かないと。とっても素敵なアフリカ布が売っていたのに、洋服を仕立てる用に売っているので5mがひとまとまりだ、と言われた布をやっぱり買ってしまいそうです。



2011年11月30日水曜日

先日のネクタイ事件の続報です。

行方不明になっていたもう一本も見つかったのですが、今朝夫がつけてみようと思ったら何だか変なんです。ネクタイの中がゴロゴロしていて、どうやら内側の布がよれている模様。クリーニングに出したくらいで、何でネクタイの内側がよれるのか謎です。

手でもんでよれを直してアイロンをかけようとしましたが、よれはなかなか直りません。しょうがなく、裏側の左右を縫い止めてある部分を切ってみましたが、私の手には負えそうにありません。

ちょうど用事があったショッピングセンターの中に、いいクリーニング屋があるので相談に行きました。もちろん店主はインド系。インド人経営の店に入ると何となく安心します。

ネクタイを見て一言

「ライナーが痛んでますね。」

がーん。

さらに

「これは、水洗いしたんですね。ほら、ここ、ネクタイの色が変わってる」

がーん。

「うちが使ってるテーラーに相談してみても良いですが、もとどおりになる期待はあまり持てませんよ。いくらくらいチャージされるかもわかりません」

と言われてしまいました。

その場で夫に電話してフガフガ事情を説明して

「わたし今からあのクリーニング屋にクレーム行って来る!」

と行ったら、夫に

「無駄なエネルギーは使わない方が良いって。どうせクレームしても、のらりくらりかわされて、イライラが募るだけだから」

とたしなめられてしまいました。夫、悟っているのか、諦めているのか...。

確かに、また車に乗って別のショッピングセンターに行って、クレームして、怒って、暴れて、蹴って、割って(?)という長い作業工程をこなすにはまだ体調が万全ではない私。その代わり、ネクタイをインド人に託すことにしました。これ以上悪くなるはずも無いから、好きにして良いよ、と。

そのインド人に
「ちなみに、ここのお店は下請けのクリーニング工場に出してるんですか?」
と、聞いたら
「いえ、うちは自社で作業してます。ここの地下に大きな機械があるんです」
と、言ってました。やっぱりねー。どうりでいい仕事してると思いました。今度からは時間がなくても、ちょっと遠くても、ここに預けようと思いました。


今日のめめちゃんです。だいぶ調子も戻って来て、天気も朝から外で遊べる位よくて、ご機嫌で洗車の手伝いをしています。

2011年11月29日火曜日

ナニーさんの大仕事

めめちゃんは12ヶ月検診のときに、血液検査と尿検査を受けました。血液検査は結果が紛失していて(?)ラボから小児科医の手元に渡ってない模様ですが、尿検査では見事にひっかかってしまいました。尿路感染症とのこと。女の子は尿道が短いからしょうがないみたいです。自覚症状も無いので、見つからないままになってしまうことも多いそうですし。一応、抗生物質を飲ませてもう一度検査をしてみて、改善されてないようなら腎臓に穴があいている可能性もあるので、気をつけて経過を観察しましょうとのこと。

めめちゃんが、健康になるなら何でもしますよ、かあちゃん。

でも...赤ちゃんの採尿って本当に大変なんです。細長いビニール袋をぺたっと股に貼って、尿が溜まるようにするんですが、これが...女の子は非常に難しくて、絶対に!そんなビニールの中になんて入らないわけです。しかもちょっと濡れるだけで粘着テープが剥がれてしまい、そのビニールはもう使い物になりません。病院で何個も貰ってくるのに成功したことは一度もありません。

やけになって、濡れた布オムツをしぼろうかとも思いましたが、前回はうちのナニーさんが”パンパースなしで遊ばせて、尿意を催したと思われる瞬間に検尿の容器をかざす”という原始的かつ忍耐のいる方法で採尿に成功しました。いやー、これで晴れて(ナニーさんが)無罪放免、と思ったおりの尿路感染症の発覚。あと最低でも二回ほどあるらしいですよ、尿検査...。頑張って頂戴、ナニーさん!本当に、ナニーさんさまさまです。頭が下がります。

それにしても、先日その話を日本人の小児科医にしたら、12ヶ月検診のルーティーンで尿検査をするなんて聞いたことがない、と言われました。そう言えば、周りの赤ちゃんで採尿したとかいう話は私も知りません。なんでめめちゃんだけ??

ついに蚊帳投入

一週間程体調が思わしくありません。めめちゃんも私も流行の風邪を引いてしまい、洟と咳がなかなか抜けないんです。幸いめめちゃんが発熱したのは二日程でしたが、ここのところ食欲が落ち、あの手この手で食べさせようとナニーさんと奮闘していますが、敵もなかなかのものです。私は鼻づまりが酷くて、何を食べても味がせず、作るのも食べるのも全然楽しくありません。
この、喉と鼻にくる風邪がかなりはやっているようです。今日、めめちゃんの検診の予約を取りにいったら小児科が都バスみたいな混み具合でした。

さて、具合が悪いだけでも辛いのに、特に夜は何度か咳き込んでその度に目を覚ましてしまうのに、更に悪いことに最近かなり高い確率で部屋に蚊がいる日があるんです。洗面所まで行って虫除けスプレーを顔にかけたりしますが、それでも刺されないだけで蚊は顔の周りを飛び続けます。蚊取り線香は部屋に臭いが残るし、虫除けマットは健康に悪いような気がして(特に赤ちゃんには)使ってないので、残る最終手段は、必殺部屋移動です。主寝室と同じ大きさのベッドがあるゲストルームに、心に余裕があるときは夫を起こして一緒に移動。それどころじゃない時は、夫を生け贄にして主寝室のドアをきっちり閉めて一人で退散します。数時間後に夫も逃げてきますが。

ところが、昨晩は主寝室にもゲストルームにも蚊がいたんです。

今朝、夫に懇願されたので、しかたなくやっと蚊帳をつけました。ずっと前に買ったのですが、天蓋付きのベッドの蚊帳ならまだしも、天井から吊るされてダラ〜となっているのがだらしなく見えるのが嫌いで、蚊帳反対派だった私。でももう背に腹は代えられません。

今夜からもう少しゆっくり寝られるといいんですが。

そして、今度めめちゃんのベッドにも蚊帳をつけてあげたいと思います...。

2011年11月22日火曜日

次の旅行

十一月もあっという間に後半ですね。
長い休暇からナイロビに戻って来て、やっと生活の軌道がたて直ったというのに
夫は既に次の旅行の手配をしてしまいました。クリスマスのフランス行きです。
飛行時間も日本に行く程長くないし、時差も2時間しか無いので、めめちゃんには
負担が軽いのかな?と思いますが、冬のヨーロッパの寒さが心配です。予め知って
いたので、日本でユニクロのエアーテックカバーオールも買って来たんですが、
どうなることやら。前回は夜の便でパリに行きましたが、飛行機の中で二人とも
余り眠れず、早朝に着いてその日一日とても辛かったので、その教訓をふまえて
今回は午前中の便でアムステルダム乗り換えのパリに夜着くスケジュールに
してみます。
それでも、夫が一緒と言うのは心強いです。困った時に八つ当たりできる相手が
いるというのは気分的に楽ですね!

めめちゃんは歩き始めたと思ったらどんどん歩くようになってみんなを驚かせて
います。ハイハイが可愛いから歩くのはもう少し先で良いかも〜、と思っていた
のですが、どうしてどうして。ヨチヨチ歩きも可愛くて夫と大騒ぎです。


2011年11月15日火曜日

あってよかった


日本に持っていってよかったものの筆頭がこの抱っこ紐。長い一枚布タイプで両肩スリングとも言うようです。
日本に持っていったのは写真↑のタイプ。これはノルウェーのellevillというブランドのスリングです。ドイツのDidymosのよりもやや薄手で結びやすいと思いますが、中心マーク(とても大事)が小さくてしかも片側にしか付いていないのでわかりにくいです。(ディディモスは両脇についていて、片側は裏に、もう一方は表についていて非常に便利)でも、たたんでちょうど良くしまえる袋が付いていて、持ち運びにもかさばりません。

めめちゃんはこれで抱っこやおんぶされるのが大変好きで、ぐずってもとりあえずこれで抱っこすれば大丈夫、という私にとって心強い味方です。日本滞在時は本当に活躍して、おかげで地下鉄の中でも電車のホームでも4mの長い布を引きずらずに巻く方法を習得しました。

箱根湯本の駅のホームでも、シャルルドゴールの出発ゲート付近でも「それ、そうなってるんですか?」と話しかけられました。自分で巻くようになると簡単なんですけど、知らない人が巻いてあるのを見るときっと複雑に見えるんでしょうね。

実はこのタイプの布は三枚持っているんです。が、今度ヨーロッパに行った時にもう一枚買おうかな(ナイロビでは入手不可能なため)と思って物色していたら夫に「また買うの?何枚目?」と呆れられてしまいました。めめちゃんが歩くようになっても、まだヨチヨチ歩きのうちはこれがあれば絶対に役に立つと思うんですけどね。服を着替えるように、抱っこ紐も着替えたい、と思うのはわたしくらいなんでしょうけど。




2011年11月14日月曜日

ネクタイクリーニング事件

しばらくケニアを離れていると、何故か「ケニアも悪くないじゃん」という気持ちになってくるのがいつものことながら不思議です。特にナイロビはその気候の良さで随分と得をしているような気がします。

そしてナイロビに戻って来れて嬉しい、という気持ちにもなるんですが、それも長くは続きません。ケニアに戻ってしばらくするとやっぱりイライラすることの多さに気がつかされます。それも思いがけないことがきっかけで。

今回、現実に引き戻されたのが「ネクタイ事件」でした。

夫がネクタイにシミを作ったからクリーニングに持っていって、と言うのでよくいくショッピングセンターのクリーニング店に持って行ったんです。別に腕がいいからとかいう理由ではなくて、買物のついでに取りに行けるからと言う単純な理由だったんですが、二本で140円という怪しい程破格なクリーニング代を聞いた時に、そこに頼むのを辞めてちょっと遠いけど腕が確かなインド人経営のクリーニング店に行くべきでした。

現在のところ、一本は行方不明。

何とか戻って来た一本は、何と!縮んでるんです!しかも直線であるべきネクタイのシルエットがヨロヨロ?よれよれ?で、先端の角が何故か丸みを帯びている始末。家で水洗いしたってこんなにならない、という位の変貌ぶりです。お店に引き取りにいった時には、行方不明のもう一本のことに憤慨して、かろうじて戻ってきた一本が縮んでいるなんてよもや思いませんでしたが...。

あーあ。夫が最近フランスの有名デパートで買ったお気に入りだったのに。

ここで、ぶうぶう文句を言ってもどうせなしのつぶてだからと泣き寝入りをするのか、時間と労力とお金を浪費するとわかっていながらきちんとした謝罪を求めて責任者を捕まえるのか。どちらにしろ精神衛生によろしくありません。

久々にケニア生活特有のイライラを味わっています。

ゲンナリゲンナリ。

2011年11月13日日曜日

マカロンに完敗

パリのシャルルドゴール空港ターミナル2F、ケニア航空の出発ゲート近くにマカロンの老舗ラデュレが売ってるんです。 出発前に買おうと思ったのですが、めめちゃんが愚図るのであやしていたら時間オーバーになってしまいました。 じゃあ自分で作れば良いんだ と、思ったのが負のスパイラルへの幕開けでした。 マカロンのって、材料も少ないし、レシピを読んでみるとそこまで難しい行程には思えないんです。 でも どうしても成功しないんです。今まで四回作って全て失敗。失敗した原因を考えて、その点に気をつけて 次に作ってみると別の要因で失敗するというメビウスの環状態。メレンゲの泡立てが足りなかったり マカロナージュし過ぎたり、足りな過ぎたり。どうやら恐ろしく繊細なお菓子のようです。 こんなにことごとく失敗するのに翌朝になると失敗作が綺麗になくなっていて(夫が食べた)、 心置きなく新しくつくってまた失敗することができていましたが、そろそろ降参です。 気を取り直して、今度はシュークリームに挑戦。これは初戦で小麦の混ぜ方が足りなかったのと 生地の固さの調整具合が分からなくて膨らみが悪かったのですが、反省点に気をつけてもう一度 チャレンジしたら見事に膨らんで、中もきれいに空洞になったものが焼きあがりました。 これで、いつでも作れるお茶菓子リストに仲間入りです。 負け惜しみじゃないですが、やっぱり小麦粉を使ったお菓子の方が作っていて楽しいんですよね。 と、いいつつシュークリーム用カスタードを作るときに残った卵白はちゃんと冷凍してあるし、 アーモンドプードルも700gストックしてあるので、いつか必ず汚名を晴らすべく 傾向と対策を練ろうと思います。

歩きました

日本にいた時は結局添い寝だったので、また一からネントレをやらなくちゃなーと 憂鬱でしたがケニアから戻って数日後には自分のベッドで寝かせて、ここ数日は 夜中に起きてもまた寝入るまで待つというのを実践したら簡単に夜七時半から 朝六時まで続けて寝るようになりました。 もうすぐ歩くかな と、思っていた矢先、おとといのことですが、おぼつかない足取りながら 四歩ほど歩きました。お友達もナニーさんもいたのに夫だけ見逃して それはそれは悔しそうです。

2011年11月8日火曜日

誕生日でした

日本から帰って来ました。
往復のフライトはあの長丁場をひたすら時間が過ぎるのを待った感じがします。とにかく、いい座席を確保できるかが勝負だと言うことがわかりました。帰りにバシネットの席を二席貰えたときはかなり楽でしたから。
帰りもパリに一泊したわけですが、時差ぼけでめめちゃんが深夜2時半に起きて元気に遊び始めたときは泣きそうでした。

今回の滞在のことはまた追って書けたらと思いますが、赤ちゃん連れでなかなか機動力がないのに会ってくれた人本当にありがとうございました。都合がつかず会えなかった人、また次回!

さて。

今日はめめちゃんの誕生日でした。盛大にパーティを開くべきだったのかもしれませんが、何しろ帰国してわずか二日。準備期間もないので、家族だけでお祝いして終わりにしようと思っていました。
今朝。ナニーさんに「今日が誕生日なの」と言ったら庭で会った近所の人にナニーさんが教えたらしく「今日の午後に庭でケーキを食べてお祝いしよう」ということになりました。風船をいくつか膨らませて、もちよりのケーキが2種類、サモサをみんなでいただきました。あいにく、めめちゃんは時差ぼけで眠くて機嫌の悪い時間帯でしたが。
夜はもうひとつ用意したケーキにろうそくを一本立てて、スカイプで夫の両親とビデオチャットでお祝いをしてもらいました。日本滞在中にちょっと前倒しして実家でもお祝いをしたので、結局合計3回です。

この一年あっという間に過ぎました。あんなに小さく産まれたのに、大きな病気もせずに誕生日を迎えることが出来て嬉しい気持ちでいっぱいです。





2011年10月22日土曜日

日本とケニアでは子育てしやすいのはどちら?

日本とケニアではどちらが子育てしやすいんだろうとずっと考えています。 ケニアでは物質的な面でやはり不便さを感じることが多いし、安全面でも気軽に外を散歩できないことがストレスに思えることもあるので、日本はさぞかし子育てしやすいんだろうなあと羨ましかったのです。 たしかに、天気のいい日に友達と待ち合わせてデパ地下で美味しそうなお惣菜を買ってピクニックをした時には、さすが日本!と唸りましたが、そこまで行くには電車に乗り、ベビーカーだったのでいちいちエレベーターを探して結構苦労してたどり着いたんでした。ケニアではいつでもどこでも車に乗って、ベビーカーの出し入れもドライバーに頼めばいいので楽ですが、公共交通を使った外出の疲れること!ベビーカーは階段しかない場所ではとても不便だし、赤ちゃんが常にご機嫌でベビーカーに乗ってくれるわけでもないけど、抱っこだけで外出するのは重くて大変!どちらにしろ、電車で外出した日は親子でグッタリ。慣れもあるんでしょうが…。そして、気軽にベビーシッターを頼めないのも大変ですね。保育園の一時預かりみたいなのではなくて、レストランで食事をしたいから自宅で夜に3時間だけという風にできたら赤ちゃんがいるママ達も息抜きできるのに。日本では実家に預けられるからシッターなんていらないのかな?(私は実家ではない場所に泊まった時に、夜と昼に一度ずつ以前の家政婦さんにベビーシッターをお願いしたおかげで、久々に雰囲気のいいレストランでゆっくり食事を楽しめました。) いろいろ比べてみると、ケニアでの子育てもやっぱり悪い事だらけじゃない事に気がつかされます。ナイロビの過ごしやすい気候、恵まれた住宅事情、ヘルパーの雇いやすさ、そして子供好きな人の多さ。 日本の子育てアイテムの豊富さは羨ましくて悔しいくらいですが、それでも私はケニアで子育てできて幸せです。

2011年10月3日月曜日

長旅の後で

着きました、日本。
3泊した中継地のパリでは人に会うので大忙しで、しかも暑くてふらふらでした。泊めてくれた友達はめめちゃんのいたずら、奇声、泣き声に嫌な顔ひとつせず耐えてくれました。感謝感謝。
旅の間は赤ちゃんと二人きりだというだけで、優先させていただく場面が多くて助かりました。ナイロビ、パリ、成田の空港では特に「途方にくれて泣きたい」瞬間に声をかけていただきました。子連れに優しい社会、うれしいです。
めめちゃんは場所見知り、疲れ、時差ぼけから本調子になるまでまだかかりそうですが、しばらくはゆっくり付き合おうと思います。

2011年9月27日火曜日

間に合いました

右肩から肩甲骨にかけての痛みを取るために薬局に行って事情を説明し、飲み薬と塗り薬を買いました。一体どんな強い薬をもらったのか知りませんが、飲んだら格段に良くなり、極めつけに指圧師を家に呼んで1時間マッサージをお願いしました。今日は男性指圧師のPさんにお願いしました。この人は女性指圧師Eさんよりもソフトタッチで、いつも半分寝てしまいます。
日本では処方箋が無いと買えないような薬(抗生物質など)もケニアでは一錠単位から買えてしまいます。家でマッサージをしてもらっても千円ちょっとで済んでしまいます。そんなケニアの利点を最大限に活用して、何とかめめちゃんを抱っこできる位までに回復しました。
このまま、自分の身体を騙しながら最終目的地まで自分も、めめちゃんも、荷物も無事に着きますように...。
出発まで6時間。何とか間に合いました。

首が回らない

昨日の夕方から違和感があったのですが、こんな大事な時に原因不明で右肩が痛くなってしまいました。動かすと肩甲骨から首筋、腕に痛みが走ります。寝違えたと言うよりもギックリ肩みたいな感じ。でも心当たりがないんです。
大変なのは横になった時。痛みのあまり寝返りがうてず、かといって腹筋を使って身を起こすのも首が痛くてできません。生後3ヶ月くらいの赤ちゃんみたいに、寝返りの途中で腕が抜けずにジタバタしてしまいます。起きても、首が回らず、腕が上がらず、ロボットみたいなぎくしゃくした動作です。めめちゃんを抱っこするときが一番辛い(腕のあげる高さが)ので低い位置で抱っこして左腕だけでずるずる引き上げています。

ひとりだったら余裕で旅行できる程度なんですが、赤ちゃん連れで利き手の肩が動かせないのはかなりのダメージです。めめちゃんがネンネ期だったり、逆にあんよが出来ていたら私への負担も軽かったかもしれませんが何しろ今は、自分では歩けないけどアクティブで、長時間抱っこするには重い大変な時期。

そう言えば昔、フランクフルト航空で見送りの人に挨拶をして出国ゲートに向かおうと足下に置いてあった手荷物を持ち上げた瞬間、ぎっくり腰になったことがあります。その乗り換えを含む12時間のフライトでは気を失うかと思いました。

でも、今回は赤ちゃん連れと言うだけで充分大変なのでぎっくり腰とか肩が痛いとか言うプラスαの冒険的要素はいらないのに...。

パリまでの8時間なら何とかなる(夜のフライトでめめちゃんが寝てくれると言う皮算用)と思うので、パリで養生して日本行きフライトに備えたいと思います。

ちなみに、今日出発です。薬局の開店と同時にディープヒート買いに行ってきます。

耳栓買いに行って笑われた

私がめめちゃんと日本に行っている間、夫は別行動なのですが、その時に必要になるかもしれないから耳栓買って来てと頼まれました。そう言えば、大型スーパーでも耳栓見たこと無いな〜と思ってアウトドア用品のお店へ行ってみました。耳栓、ありますか?と聞いたら、イヤフォンはうちにはないよ!と言われてしまいました。そうじゃなくて、耳栓!テントの中で友達のいびきがウルサいかもしれない時に使うアレ。と、説明すると、上の階のスポーツ用品店にあるかもなー、とのこと。
そしてそのスポーツ用品店では水泳用のコイルタイプのものを渡されました。私はスポンジタイプの物を探していたので、「これって寝るときも使えますか?」と聞いたら、店員がビックリした顔で「夜に?どうして夜に耳栓を使うの?」と真顔で聞くので「いや〜...夫のいびきが酷いんです」と言ったら彼女は大笑いしながら「あはははは、本当にそれで静かに寝れたら私にも教えてね!うちの旦那もいびきがすごいから私も買うわ〜」と、思わず笑っちゃう民間療法を知った人みたいな反応をしてました。
静かに寝たい、集中したい時は耳栓、って日本人では受験の頃からの常識ですが、ケニア人には浸透してないんでしょうか?

ま、一応買って来たその水泳用の耳栓はやはりなんだかしっくりこないとのことで結局また探し直しです。普通は空港にも売ってますよね?ケニアはどうかな??明日チェックしようと思います。

2011年9月26日月曜日

予行練習のようなものでした

コーストに2泊3日で行ってきました。泊まったのは3月にも行ったブティックホテル。スタッフの方々が覚えていてくれて、さかんにめめちゃんが大きくなったと言って可愛がってくれました。めめちゃんは慣れて来るとみなさんに手を振ったり大きな声を出して話しかけようとしたり、愛想を振りまいて他の宿泊客にも人気でした。
前回はめめちゃんは4ヶ月でした。やっと寝返りができるかできないかの時期で、寝せておけば良かったのですが、今回はそう言うわけにはいきませんでした。大きなビーチベッドの上でさえ所せましとはいはいして、落ちそうになるので目が離せませんでした。でも、前回との大きな違いは、今回はめめちゃんはプールで遊べる程大きくなったこと。水着と水遊び用のおむつをつけてプールに入れると大はしゃぎでした。あと、浜辺に出て散歩をすれば海を指差して何か叫んでいるし、砂で飽きずに遊ぶし、前回と比べて成長を感じられて感激しっぱなしでした。
めめちゃんの食事は瓶や粉末の離乳食を持参しましたが、それらはほんとど登場せず、私たちの食事から食べられそうなものを取り分けるだけで済んでしまいました。
夜は用意していただいたベビーベッドに寝かしました。一泊目は22時頃に目を覚ましてからベビーベッドで寝たくないと大泣きするので私たちのベッドに。二泊目は午前3時頃まで頑張りました。場所見知りをしてしまい、あまり部屋が好きではなかったのでしょうがないですね。でも、数時間でもひとりでベビーベッドに寝ていられたのでおかげで私たちはゆっくり夕食を頂くことが出来ました(その間はシッターサービスを頼みました)。つくづく苦労してネントレしてよかったな〜と思いました。

日本出発も間近なこの時期にわざわざコーストに行かなくてもいいのに、と思ったこともありましたが、こうやって行ってみると離乳食や就寝のことなど布石になったような気がします。


2011年9月22日木曜日

タルトレットでレモンメレンゲパイ

先日買ったタルトレットの型で作ったレモンメレンゲパイです。型は6個あるのですが、作りたかったのは9個だったため、いくつかはビスケット生地だけ焼いた段階で型から取り出して作業を進めましたが少し生地が欠けてしまったのもありました。あと6個買い足したくなりました。ま、そんなに人が集まることも滅多にないんですけどね。でも、ちまちま作業をするのは疲れますね。しかも昨日はこのパイが冷蔵庫に入っていたせいで(?)夕飯を作れません(作りません)でした。
それにしても、今までにあまり食べたことがない味や食感が新鮮で作る度に美味しく食べています。一番面倒くさいのは生地の部分ですが、今回は生地を多めに作って冷凍しておいたので次回はもっと楽にできるはずです。
今日もみんなで楽しくたくさんおしゃべりして沢山いただきました。ごちそうさまでした。お腹いっぱいで今日も夕飯作りたくありません。どうしましょ。

花と一緒に

昨日の夕食を御一緒した方からいただいた綺麗な花束。今朝、ナニーさんが見て、めめちゃんと花束を写真に撮って欲しいと言うので、めめちゃんを花束の近くに立たせたら興味津々の様子。



2011年9月21日水曜日

餃子とトイマーケット

今日の夕方、夫の知り合いがうちに寄ったのでどうせなら夕食をご一緒しましょうとお誘いしました。
中華風コーンスープ
春雨サラダ
餃子
カボチャプリン
何の変哲もないメニューですが、ナイロビじゃ外食ではお目にかかれないので一から全部わざわざ作るんです。王将とかあれば楽なのに。
餃子以外は早いうちから準備できたので、朝らかいろいろ下ごしらえをしました。

そして、午前中の遅い時間からトイマーケットに。トイマーケットというのは衣料品を中心にありとあらゆるものが売っているマーケットなのですが、その衣料品というのが援助物資として寄付されたものが流れているらしく、ほぼ新品同様の有名ブランドの子供服があったりするんです。しかもそれが、一着50円とか。足場の悪い中、ただでさえ暑いのにテントの中でさらにすごい気温の中、文字通り山のような服からサイズが合ってセンスが良くて状態がいいものを探すのはさすがに一苦労でした。でもおかげでなかなかいいものが見つかりました。ただいま洗濯中です。乾いたら写真とってアップしますね。

午後は餃子を作りました。皮も大きさや形を揃えて作れるようになってきました。あとは焼き方をもうちょっと研究したいです。でもお客さんが一杯食べてくれると作った甲斐があったな〜と嬉しくなります。

明日はお菓子作りの日です。


2011年9月20日火曜日

キッチンで小規模爆発とマグマ流出

いつもプリンを作る時に使っているガラス製のタルト型があるんですが、直火にかけられてとても便利です。というのも、プリンのカラメルを作る時に型を火にかけて砂糖をキャラメリゼしていけば、洗い物も出ないし、カラメルも鍋にこびりついて無駄になることもありません。昨日、いろいろなことを並行してカラメルを作っていたら火に長くかけすぎたようで、カラメルが焦げてしまいそうになったので慌てて火から下ろしました。が、余熱でどんどん黒くなっていくカラメルを目の当たりに私はパニックになり、思わず底に濡れ布巾をしいてしまったんです。3秒後。バキン!!という音を立ててタルト型が粉々に。黒々したカラメルは煙をもうもうとあげながらマグマのようにキッチンの台の上にドロドロ流れてしまいました。キッチンは煙くて、むせる程のカラメルの臭いが充満しています。粉々になったガラスもカラメルもあちこちに飛び散ってしまいました。大惨事でした。(幸い?キッチンのドアを閉めて作業をしていたので夫にバレなかったものの、バレなかったせいで夫はさっさと一人で寝てしまいました。)日曜日の夜に、キッチンの台に固まり付いたカラメルをナイフでガリガリと削り取る惨めさといったら。やっとなんとか片付けて寝たらめめちゃんの夜泣きタイムがすぐに始まってしまい、心身ともにゲッソリで月曜の朝を迎えました。

もうプリンはこりごり〜、やっぱりこれからはタルトを中心に作ろうと思い、今日はタルトレット(小さいタルト)の型を買いにいきました。なのに、いっしょにプリンも作れそうなスフレ型も買ってしまいました。お気に入りのキッチン雑貨のお店があるんです。一体どれだけ散財してるの?というくらいそこでよくあれもこれも買ってます。

ま...キッチン雑貨もいいんですけどね、そろそろ旅の支度をしないと...。いよいよだなー、と思うたびに心無しか胃が痛くなるストレスに弱い私です。

2011年9月19日月曜日

恋は盲目

パパのジョギングに付いていって、芝生で遊んでいためめちゃん。パパが走って通り過ぎる度に指をさして声を上げて大喜びでした。
パパの親バカぶりを見た人は思わず苦笑いするくらい凄いものがあります。本人曰く、「めめちゃんを可愛がっていると周りが見えなくなる」そうです。それでも、甘やかしすぎないように気をつけているのですが、めめちゃんがいたずらをしているのを見つけて厳しく叱った後ですぐに「パパのことまだ好き?」と心配そうにめめちゃんに追いすがって聞いています。思わず私も苦笑いです。恋は盲目と似たような感じがします...。



2011年9月17日土曜日

エクスパットはマタツに乗らないらしい

マタツって、日産のハイエースに座席を詰め込んだ乗り合いミニバスで、ナイロビ市民の足ですよ。ただ、整備してない車両に、運転の荒いドライバー、定員オーバーだったりでよく事故に遭うし、スリや強盗もいるという噂です。

ですけど、私はこのマンションに住み始めた頃は、語学学校のあるタウンの帰りにマタツに乗っていました。理由は簡単、車がなかったから。(あれ?車はあったけどドライバーがいなかったのかな?)朝は夫の出勤にあわせて一緒にタクシーに乗ったので(夫の支払い)良かったんですけど、帰りに一人でタクシーを使うのが嫌でバスで家に帰ろうとしたんです。(バスっていうのは大型バスで、緑のバスと青のバスが市内を走ってます。)ところが、そのバスに乗ってもうちの近くまでは着かないことがわかったのです。しょうがなくタクシーを拾って家に向かう車中でドライバーが、何番のマタツにどこで乗り換えればいいのか教えてくれました。それ以来、随分とバスとマタツを乗り継いで家に帰ったものです。夫はあまりいい顔をしませんでしたが、夕方以降は絶対に乗らないことを条件に目をつむってくれました。

ただ、当時は妊婦だったため、あのマタツの中にギュウギュウ押し込められて、さすがにお腹がつぶれる〜と思ったことがあったため(そして車もドライバーもやってきたため)程なくして乗るのを辞めてしまいましたが、別に危険な目に遭ったことも、不快な目に遭ったこともありませんでした。ただ、人がある程度乗ってからじゃないと発車しないので、長時間無為に待たされることもちょくちょくあります。あと、雨の日は運賃が上がります。姑息ですよね!

その話を知り合いにすると、ビックリされます。「駐在員の奥さんがマタツに乗るの?フランスはそうなの??」と。ビックリされたことにビックリしましたけどね、私は。そういえば、ドライバーを雇い始めたばかりの頃、ドライバーの住むエリアからうちまでの道のりを聞いた時に「最初はバスでマタツに乗り換えるんです」と言うので「あ、バスは○○番でマタツは○○番でしょ?私もよく乗ったよ!」と言ったら絶句してました。

車のやりくりが難しい(夫も私も同時に別の場所で車が必要)時なんかは、私はマタツを使うから別に気にしないで〜、と今でも言いたくなります。結局いつも夫が職場の車を手配するので、私がマタツに乗る必要はなくなるのですが。でも、自分がよく行く場所と自宅のバスとマタツの路線は知っておくと何かの時に役に立つかもしれません。


コーストの隠れ家的ホテル

日本への一時帰国を前にしたこの忙しい時期に、無理矢理またコーストへ行くことになりました。お友達を誘ってあるのですが、今行かないと彼の異動までにお互いの時間が合わないのです。

泊まるのは、2月にも一度お世話になったブティックホテル(こちら)。10室しかないとても小さなホテルで、ホテルと言うよりも、むしろ凄く金持ちの友達の家に招待されたような感じになります。設備最高、サービス最高、食事もとても美味しいです。しかも、スタッフがみなさん子供好きで、めめちゃんを本当に可愛がってくれました。

ま、前回はめめちゃんが4ヶ月で、首がすわるかすわらないかという頃でした。そのへんに寝かせておけば、手足をバタバタしてたまに寝返りをする程度の機動力だったので、今思えば楽でした。今はハイハイでどこまでも行き、つかまり立ちでちょっと高いところのものもいたずらして、何でも口に入れたがるし、「ダメ!」と遠ざけたり、取り上げたりすると身体を反らしたりよじったりしながら大騒ぎします。いやー、成長したもんですね〜。と言うわけで、めめちゃんと天蓋付きの大きなベッドでゴロゴロするのは諦めて、子供用プールで遊ぼうと思って今日はめめちゃんの水着を買ってきました。お風呂は好きなんですけど、初めてのプールで驚いて泣くかな?

前回はこんな感じでした

2011年9月16日金曜日

最近の心配事ナンバーワン

ちょっとの間日本に帰ることになっているんですが、例によってパリ経由です。中東経由で24時間かけて帰るよりも、中継地点で何泊かして疲れを取って日本行フライトに備えた方が良いという理由からなんですけどね。理論的には正しいと思います。ただ、赤ちゃんと一緒にパリで数泊することが本当に休養になるのか、今考えてみると唸るしかありません。うーん。
しかもパリでは居候の身ですの。仲のいい友達と日頃から「mi casa es tu casa」(わたしのいえはあなたのいえ)を合い言葉にしているのですが、さすがに赤ちゃん連れは迷惑かかるかも、と思って「夜ウルサく泣くかもしれないし、朝早く起きて騒ぐかもしれないし、汚すかもしれないけどそれでもいいの?」と2回聞いたのに2回とも「つべこべ言わないで早くおいで」と言ってくれたので、子連れ旅行は迷惑かけて当たり前、の意気込みでお世話になろうと思います。ナイロビの友達にも相談したら「気を使っているうちに3泊くらいすぐ経つよ」とのこと。ごもっともです。

知り合いにこの計画を説明する度に、夫がナイロビからパリまで一緒でそこから別行動、と誤解されますが、全行程めめちゃんと二人きりです、と説明するとビックリされます。やっぱり無謀なことなのか、とその人達の反応を見て痛感する日々でございます。

いろいろ心配は尽きませんが、何よりもナニーさんがいないことが、私の心を重くしています。普段どれだけ頼ってるのよ、と怒られそうですけどね。日本にいる人からすれば、ケニアで子育てなんて不自由で大変そう、と思うかもしれませんが、ナイロビの日本人には、日本は子連れに冷たいから大変よ、と脅されました。そんなことを聞かされて、すっかり震え上がっている私です。


2011年9月15日木曜日

レモンメレンゲパイ

突然ですが、これ何だかわかりますか?
ポップな色と形のアクセサリーではなくて、パイ生地を焼くときに膨らまないようにするものです。普通は専用のウェイトや小豆等を使いますが、これは表面にシリコン加工がしてあってとても可愛いんです。
こんなメッシュの巾着もついています。

使うとこんな感じ

こうやって作ったのが、レモンメレンゲパイです。明日、お友達のうちでランチなので持っていく予定です。
昔、まだ母と一緒にお菓子を作っていた頃に眺めていた本にこのパイが載っていました。黄色の部分とメレンゲのふわふわがとても美味しそうで憧れていましたが、難しそうで結局一度も作ったことはありませんでした。今日初めて作ってみて、なるほどこういうことだったのか!とやっとわかりました。特に、レモン味の部分、焼かないんですね。想像していたのと質感が違いました。

これも例によってイギリスのお菓子の本のレシピですが、やっぱり砂糖の量がすごくて、大体三分のニくらいまで減らしましたがそれでも充分すぎる程甘いです。

この可愛らしいウエイトが使いたくて、フランスからタルトの本も入手しました。

今度は何を作ろうかな。


2011年9月13日火曜日

寒さ免疫ゼロ

寒いです、ナイロビ。あまりに寒くて昼寝しちゃいました(寒い→暖を取りたい→布団にくるまって本を読もう→グウ)。

さて、私の夫はさすがフランス人と言う感じで、休暇の計画に余念がありません。何しろ直近の休暇が始まる前から次の休暇や次の次の休暇の計画を立てている程。現在までのところ来年の夏のヴァカンスの予定まで立っています。あとは予約するのみとか。

10月に日本に帰って2月にも帰るので、クリスマスシーズンは大きな移動はしないのかなー、と思っていたら「クリスマスの前なら10日程休めそうだからフランスに帰らない?」と夫の提案がありました。その時は魅力的な提案に思えて、私はもしかしたら延泊して以前住んでいた北ドイツの街に足を伸ばそうかとも思ったほどでした。昔の同僚にめめちゃんを会わせられるし、友達とクリスマスマーケットにも行けるし。

でも、霧雨が降る気温15度程度のナイロビの天気で心身ともに低調気味になるくらいじゃ、冬のヨーロッパは無理かもしれない、と今日、突然危機感を抱きました。そもそもそんな真冬用の防寒着なんてわたしもめめちゃんも持ってないんです。百歩譲ってパリは大丈夫だとしても、北ドイツの冬は容赦ない厳しさです。天気も気温も日照時間も。例えば、その時期のナイロビは30度前後だとsると気温差が3、40度もあることになります。大丈夫なのかな...。

ナイロビみたいな気候の穏やかな場所ですっかり甘やかされてますが、数年したら嫌でも何でもヨーロッパに戻ることになっています。今から心配してしまう程、寒さへの免疫がなくなったことに気がつきました。ナイロビはあまりに寒いので近々またコーストへ行って来ようと思います。そして暑さにも耐えられなくなっていることを確認して来ようと思います。

2011年9月12日月曜日

みんな風邪引き

私の風邪はだいぶ良くなりましたが、何やらめめちゃんが鼻水垂らして咳をゲホゲホするようになりました。機嫌もいいし食欲もあるので少し様子を見ようと思いますが、鼻づまりが苦しいのかここ数日あまりよく眠れなくなってしまいました。ネントレの初期みたいです。いつもの時間にベッドに寝かせても暫く大泣き。やっと寝たと思ったら2時間おきに泣いて起きてしまいます。昨日は仕方なく、私が添い寝、添い乳で寝かせようと思ったら、普段はそれですぐに寝るのに、ウトウトしたと思ったらハッと目を覚ましてもぞもぞ動き回ってしまいました。もうお手上げだったので、もう一度ベビーベッドに置いたら寝てくれたので私も自分のベッドで寝ましたが、何度もフギャ!と泣いてはまたもぞもぞ眠るというのを繰り返していたようです。

昨日は、自分が病気になるのは赤ちゃんが病気になるのと同じ位大変、と書きましたが、やっぱりめめちゃんが具合悪くするくらいだったら私の具合が悪くなった方が精神的に楽だと今日は思いました。

でも一番いいのは家族みんな元気でいることですよね。頑張って治します、わたしもめめちゃんも!

2011年9月11日日曜日

風邪を引きやすい季節

ナイロビにも穏やかな季節の変化があり、今は冬から春になる変わり目です。そんな時期にカゼをひいてしまいました。おそらく夫のカゼがうつったと思われます。昨晩、急に悪化して水分を飲むのも辛いくらい喉が腫れて、身体もだるくて力が出ませんでした。散々夫に「風邪をうつされた」と非難したので、夫がめめちゃんの面倒はみるからベッドでゆっくり寝てて、と言ってくれました。
やっと夕方ごろから少し元気になったものの、抱っこして散歩に行く程は力が出なかったので普段は車に積みっぱなしのベビーカーを降ろして敷地の中をグルグル散歩しました。

赤ちゃんが病気になるのも大変ですが、自分が病気で赤ちゃんが元気なのもなかなか大変だと気がつきました。立つのでさえフラフラするのに、笑顔でめめちゃんがやって来て、抱っこして欲しくて足下にまとわりついてきたときは、さすがに夫に代わってもらいました(めめちゃんは不満で怒って泣きましたが)。

もしもよくならなかったら明日は日曜日だけどナニーさんに来てもらおうと思いましたが、何とかなりそうです。

2011年9月9日金曜日

バナナケーキ再び

懲りずにまた作ってみました。アップサイドダウンバナナケーキ。今回はキャラメルの量はレシピ通りにしたのですが、火にかける前は砂糖の多さにビックリしたものの、出来上がりのキャラメルはちょうどいい量でした。
それでもやっぱりバナナが剥がれてしまうんですよねー。完全に冷めるまで型から外さない方がいいのかな?よくわかりません。砂糖の多さにやっぱりびびって三回目があるのかはわかりません....。

なぜこんなにバナナケーキばかり作っているかと言うと、メイドさん達がランチに食べるスクマ(ケール)を買いに行くときに小銭がないと、50ksh分のスクマと50ksh分のバナナを買って100ksh札を払うんです。50ksh(50円弱)でバナナが何本買えると思いますか?10本です、10本!もちろん、日本のバナナみたいに丁寧に扱われてなくて、ぶつけた跡や傷がありますが、つぶしてケーキにすれば全然気にならないというわけです。





10ヶ月になりました

朝起きてすぐ夫に「今日でめめちゃん10ヶ月だよ!」とはりきって言ったら「...昨日でしょ...」と言われてしまいました。痛恨のミスです。

そんなズボラな母をよそにめめちゃんは元気に育っています。遊ぶのが楽しいのかあまりお昼寝はしませんが、夜はぐっすり10時間続けて寝るようになりました。食事はムラがありますが気にしないようにしています。随分歯ごたえのあるものを食べられるようになってきました。スパウトやストローよりもコップで飲む方が好きなようです。こぼしたりむせたりしますが、一生懸命飲んでいます。バイバイの他にニギニギや人差し指をたてる動作をします。それぞれにめめちゃんなりの意味があるのかはわかりませんが。

ところで今日、パリに行った前後(5月)によく被っていた帽子を洗ったのですが、その小ささにビックリしてしまいました。そういえば、めめちゃんが産まれて退院する時に、帰宅用の服を着せてもらおうと看護士さんに渡したら、新生児用の靴下ですら大きすぎてポロリと脱げてしまうほどでした。結局はだしで退院したのですが、靴下すら履かせてあげられないくらい小さく産んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。が、それが今では靴下のサイズが小さくていつのまにか脱げてしまう始末です。買ってあげないと...。


そして何よりも9ヶ月目にしてやっと父にめめちゃんを会わせてあげることができたのが大きな出来事でした。みんなで行ったサファリも楽しかった〜!



2011年9月7日水曜日

メリットとデメリット

アフリカで生活していると言うと、メイドに何でもやらせてノンビリ優雅に生活している苦労のない人達と思われますが、実際はそんなに楽じゃない、という話で今日のフランス語のレッスンは盛り上がりました。先生は長年アフリカのいろいろな国に住んでいて、一度アフリカ生活のメリット、デメリットをリストアップしたらデメリットのほうが多かったと言っていました。

一番苦痛なのは自由に出歩けないこと。特に夜。夕ご飯に招待されたのに、金曜日の夜にあの道は通りたくないなあ、と渋滞や安全面を理由につい考えてしまいます。(ところが、街を歩きたい。夜の街を歩きたい。と、いつも思っていたのに、パリに行った時に夫(パリに詳しい)にあちこち徒歩で連れ回されたら「そんなに歩かせないでよ!疲れた!!!タクシーで行きたい!!!!」と不機嫌になってしまいました。なんて我侭なんでしょ、私。)

ま、そんな風に多少の不便はありますが、私は楽しく暮らしています。東京からナイロビに引っ越す時に夫が「一緒にアフリカに行ってくれてありがとう」とお礼を言ってましたが、今はむしろ「アフリカに連れて来てくれてありがとう」と私が夫にお礼を言いたいくらいです。

どこに住んでも多少の不便や不平不満はあるわけで、そんな生活をいかに充実させるか、楽しみを見つけるか、少しずつわかってきたような気がします。


2011年9月5日月曜日

お菓子を食べ過ぎた日の夕ご飯

今日はお友達がうちに遊びに来てくれて、ベルギーやらフランスの美味しいお菓子をいただきながら楽しいひとときを過ごしました。あんなに「砂糖の量が凄い」と作っているときはビックリしたバナナケーキもパクパク食べてしまいました。

というわけで、今日の夕ご飯は軽めに(?)パスタサラダです。カリカリベーコン、レタス、ゆで卵、アボカド、シェル型パスタにマスタードの利いたドレッシングで頂きます。本当はドレッシングにアンチョビも入はずだったのに、アンチョビを買うためにわざわざいつもとは違うスーパーに足を伸ばしたのにアンチョビだけ買い忘れて帰って来た見事なサザエさんぶりです。

私がこうやって今日の夕飯は軽くていいや、と思う日に限って夫は「お昼食べる時間がなかった〜」とお腹ぺこぺこで帰ってくるんですよね。

アップサイドダウンバナナケーキ

最近、料理熱が再燃したので料理本を4冊も買ってしまいました。イギリスのデザートの本2冊、パスタの本、フランスのタルトの本。外国のデザートの本って基本的に日本人の口に合わない気がするんですが、どうでしょう。

今日は、イギリスのデザートの本からアップサイドダウンバナナケーキを作りました。アップサイドダウン、つまり焼いてからひっくり返すので底に敷いたバナナが上にくるというやつですね。小さな頃、母が作ってくれたパイナップルのアップサイドダウンケーキが好きだったな〜、と作りながら思い出したりして。

バナナを底に並べる前に、砂糖と水と煮詰めたカラメルを入れるんですが、砂糖が200g!!という大胆な分量。もちろん、ケーキ生地にも砂糖が入るので合計するとかなりの量になります。私はビビって100gでカラメルを作りました。バターが入らないのがせめてもの救いなのですが、その代わりサラダ油が160ccと書いてあります。もちろんこれも130ccくらいに減らし、スパイスも半分の量にしました。バニラエッセンスも小さじ2という量でしたが、数滴しか入れませんでした。何だかんだで全て少しずつ調整してしまいました。

ところが、キャラメルをケチったせいかわかりませんが、焼き上がってひっくり返してみるとバナナが型にくっ付いてしまっていました。がーん。フォークで慎重に剥がしてそっとケーキの上に置きましたが、やや見栄えが悪いです(と言うわけで写真なし)。味が良ければいいんだけどな〜、と思ってちょっと試食してみると、やっぱりキャラメルが少ないせいか、キャラメルが中途半端に自己主張します。ケーキ生地の中にもバナナが1カップ分入っているので、別にバナナを敷いてキャラメルの味にさせなくてもケーキ生地だけで十分美味しい、という結論に達しました。

でもそれじゃあアップサイドダウンにする必要がなくなってしまいますね。


実は今日のおやつにもその本のレシピからチョコレートスフレを作ったのですが、やっぱり甘くてくどかったです。チョコレートスフレなのにフォンダンショコラ並みの甘さ。頭が痛くなりそうでした。

やっぱり、外国のレシピで好みの味に作るのは難しいですね。このレシピ本を見ても驚くものばかり。例えばチーズケーキ。クリームチーズ500g、マスカポーネチーズ250g、砂糖220g、150gバター...これだけで1kgを超える材料です。ま、指定のケーキ型も24cm(!)と大きいんですけどね。

いくつかピックアップして、日本人(私)の口に合うようなレシピにアレンジしようと思います。

2011年9月4日日曜日

手強すぎる離乳食

めめちゃんの離乳食。その後の進み具合ですが...かなり難航しています...。

それは食事内容のせいとか食欲のせいではなくて、めめちゃんがつたい歩きまで出来るようになったせいで、ハイチェアーにも私の膝にもじっと座るのを嫌がるようになってしまったから。遊びたくて遊びたくて大暴れ。特にハイチェアーは、座らせる段階でオシリが椅子までまだ5cmくらいあるうちから泣き出してしまいます。

座らせる方を優先させるのか、食べる方を優先させるのか、選択を迫られたら「沢山食べて大きくなって欲しい」と願う親なら、どんなことをしても食べて欲しいと思うのではないでしょうか。

私たちは苦肉の策で、バルコニーの窓の縁にめめちゃんをつかまり立ちさせて食べさせています。いろいろ試した結果、この体勢が一番良く食べるんです。もともとヨダレが少なくて服を濡らすことがないので、普段スタイをしないせいか、食事の時にスタイをすると嫌がって外そうとして、気が散ってちゃんと食べないこともあるのでスタイもつけません。汚したくない服は脱がせてから食べさせます。

今日なんてめめちゃんの夕食の時間にあいにく凄い夕立が振っていました。何とか座って食べさせようとしたのですが、やっぱり無理だったので、雨が降りしきる中バルコニーで食べさせました。バルコニーまで雨は入って来なかったのですが、急に肌寒くなったのにそんな中めめちゃんはランニング姿(肌着)...。ちょっと見た人は、酷い親だとびっくりするような光景だったに違いありません。

ハイチェアーも食べこぼしポケット付きスタイも、活用できるようになる日が来るんでしょうか...。ハイチェアーを拒絶するとか、スタイが嫌で食事が出来ないとか、聞いたことないんですけど、他にこんな子いるんでしょうか??


2011年9月3日土曜日

ピザも手作り

今日はピザを作りました。これもパンより簡単でした。生地は昼間作っておいて、二次発酵が終った段階でラップに包んで冷蔵庫で保存。夕食の時間に合わせて焼いて熱々を食べました。ピザソースはスーパーで瓶に入った市販のものでしたが、次回は頑張ってこれも作ってみようと思います。

基本的にナイロビは一通りの物は何でも揃うと思っていたのですが、スーパーでアンチョビを置いてないと言われてしまって軽くショックでした。あんなに大きなスーパーなのに!こうやって私の意識下に「見つけたら即買い占め」精神が根ざしてしまうんでしょうね。アンチョビがなかったのでハムで代用して、マッシュルーム、バジル、モッツァレラチーズ、エメンタールチーズなどを乗せました。

ま、ナイロビにも美味しいイタリアンはあるんですけどね、そういうところはデリバリーなんてしてないんですよ。日本のサルヴァトーレみたいにそこそこ美味しいデリバリーピザがあれば絶対に重宝するのに、デリバリーしてくれるピザは不味くてゲンナリです。

まさかこうやってピザを生地から焼いたのが出てくるとは思わなかった夫は(テイクアウトしたピザを温め直すと思っていたらしい)ビックリ大喜びして(ピザが好き)食べていました。二人で300gの小麦粉で作った生地を完食。パンにするとどのくらいか考えるのも怖いです。熱々のうちに食べようと気が急いていて写真撮るの忘れました。次回をお楽しみに。

ポイントは生地を出来るだけ出来るだけ薄〜くのばすこと。とくに我が家はイタリアスタイルのクリスピーなピザが好きなので頑張りました。逆に厚めに焼くとアメリカタイプのピザになるんでしょうね。あとは焼く時になるべく高温で焼くこととオーブンの上段に入れてピザの表面に熱が当たりやすくするといいと思います。

ピザ生地をクルクル放り投げて遠心力で生地を薄く伸ばしていく本場の技を習得できるよう頑張ろうと思います。目標高すぎですか?

餃子やピザを作ったりできるのも昼間めめちゃんの面倒をみてくれるナニーさんと、散らかす側から片付けてくれるメイドさんのおかげです。感謝の気持ちを忘れずにこれからもアフリカでいかに美味しいものを作るか、いろいろ試していきたいと思います。

2011年9月2日金曜日

おかえり、カーペット

カーペット、クリーニングから戻ってきました。取りに行ったらまばたきをしない店長が「いや〜。運がよかった」と何回も言ってました。そうです、ちゃーんと綺麗になりました!!嬉しいなあ。

電話で値段は聞いておいたので「8000kshですよね?」(8000円弱。高いのか安いのかわからないほど奥の深いペルシャカーペットの世界です)と、聞いたら店長は相変わらずまばたきをせず真面目な顔で「108000kshですよ」と、日本の八百屋の大将みたいな冗談を言ってました...。

そのお店に吊るしてあるカーペットがとても素晴らしいので、「これいくらですか?」と試しに聞いてみたら「4000ドルです」と。私が驚いたら「高いと思いますか?四千で高いと思いますか?ふふ。高くないんですよ」と、相変わらずまばたきもせずに言ってました。

取り合えず一件落着。よかったー!

2011年9月1日木曜日

皮から作る餃子

今日は思い立って餃子を作りました。冷凍餃子というのがナイロビでは手に入るのですが、どうも...味が好みではなく、これを食べるんだったら自分で頑張って好みの味を作ってみよう、と思ったのが発端です。白菜(キャベツ)、にら、しょうが、豚挽肉...材料は少し大きな八百屋や肉屋に行けば簡単に手に入ります(豚挽肉は品質が確かなお店で買った方が良いでしょう)。

ほらね、大きさがバラバラ
私の実家ではまだ週末に家族全員揃って夕食を食べていた頃はよく餃子が登場しました。もちろん、皮から手作りで。山の様に出来た皮で中身を包んで行くのはいつも父の役目でしたが、几帳面な性格な父は皮が余ったり、中身が余ったりするとそれはそれは悔しそうでした。一人で全部包むのは大変だからと誰かが手伝おうとしても、「自分のやり方があるから」と断固として拒否していました。そして、そんな父の作った餃子は、餃子工場で機械が作ったみたいに形も大きさもヒダの数も揃っていて、それはそれは見事でした。

そんな父の血を継いでいる私ですが、何しろズボラなので餃子の大きさもバラバラ、形もいびつ、まだまだ練習が必要なようです。が、味はそこそこ美味しいし、皮もちゃんと出来ました。皮を上手に延ばすのだけが難しいですね。きっと、丸く延ばせれば包むのももうちょっと綺麗にできるはず。やっぱりこれには短い麺棒が必要かな〜。

総じて言うと、手捏ねでパンを作るよりも簡単だし楽です。餃子が出来るということは、シュウマイも出来るということですよね?韓国ショップで見た大きな蒸し器買っちゃおうかな...。

チャーハンと召し上がれ!
ちなみに、テキト〜に作っていったら案の定中身が大量に余ってしまい、泣く泣く冷凍をすることにしました。後日肉団子スープにでもします...。

2011年8月30日火曜日

慣れないものを食べて気持ちが悪くなる

最近、ナイロビの日本人の間で持ち切りだったのは「ついにケンタッキーがオープンした」という旱魃が深刻な国とは思えないほどの平和なトピックです。KFCの登場は5月頃から既に耳にしていましたが、テナントとして入るはずのショッピングモールがオープンしてもテナントは半分も店をオープンしていない状態が暫く続いていました。そして7月にオープンらしいと6月下旬に聞いたものの、KFCのKの字も見当たらず。で、結局3週間程前にオープンしたのですが、凄く混んでいた(手際が悪くてさばき切れていなかった)らしく、敬遠していました。
この間の土曜日に友達が「KFCに行くんだけど今何してる?」とSMSをくれたとき、ちょうどそのショッピングモールにいて(カーペット運んでました)合流できたのですが、夫があまり乗り気ではなく(どこの国でもKFCを食べたことがないらしい)、そうこうしているうちKFCの階下にArt Cafeがオープンしていたのでそちらで食べてしまいました。
でも、聞くところによるとオープン直後なのでアメリカ人店員がいてケニア人店員を教育しているとか。と、いうことはですよ、そのアメリカ人がいなくなってしまったら、味もサービスも落ちるかもしれません。つまり、今がピークということでしょうか。

そして今日、ちらりと覗いたら開店直後でガラガラだったのでセットをテイクアウトしました。

考えてみればもう長いことファストフードを食べていません。妊娠中は食べる物に一応気をつけていたので、最後に食べたのは軽く見積もっても2010年の2月頃ということになります。

で、そのケニアのケンタッキーですが、普通に美味しかったです。ケンタッキーのグローバルスタンダードが守れている感じがします。ポテトは日本は太いタイプですが、こちらは細いタイプでした。もっと突っ込みどころが満載な方がネタとしては面白いので、美味しくて却ってがっかりした程です。サービスも日本人がこのサービスをしてくれるんだったら好感持てるのに、ケニア人がこんなに丁寧でフレンドリーだとむしろ気持ち悪く思えるくらいでした。(私「持ち帰りたいんですけど」店員「もちろん大丈夫ですよ。今お包みしますね!」みたいな)

ところが、久々にファストフードを食べたからか、単に私が年を取ったからなのか知りませんが、食べた後で異様に胃がもたれ、気持ち悪くなりました。満腹感とは違う胃の重さに暫く悩まされました。慣れないものを食べるもんじゃありませんね。と言うわけで、夕ご飯は鶏挽肉とこんにゃくの味噌炒めを作りました。やっぱりこういう食事が一番おいしい。と、思うようになったのも年を取った証拠かも知れません。



2011年8月29日月曜日

まだまだ砂糖不足

以前書いた砂糖不足の話の続きですが、相変わらず品不足は続いているようです。売っている店にはそこそこコンスタントにある(種類は少ないですが)ものの、どんどん値上がりしているようです。私は砂糖不足が始まった頃から、見つけるだびにちょこちょこ買っていたので我が家ではまだ在庫がけっこうあるんです。

なのに今日、いつも買物するスーパーに行ったらちょうど砂糖を棚に並べているところに遭遇して、つい条件反射で2kgを2袋買ってしまいました。家に帰ってきて調べてみたら、我が家の砂糖在庫が10kgを超えていて、さすがにちょっと恥ずかしくなりました。災害時に買い占めしちゃう典型的な人間かもしれません、私。

ケニア人庶民が買物をするような小さな商店やキオスクでは、値上がりもしているけど、そもそも砂糖を置いてあるお店を見つけること自体難しいとのこと(ナニーさん談)なので、ナニーさんとメイドさんに1kgずつ持って帰ってもらうことにしました。これで買いだめの後ろめたい気持ちも少しは薄らぎました。ナニーさんとメイドさんは大喜びでした。

砂糖だけじゃなくて、ウガリの粉も、トマトも、いろいろ値上がっているようです。ナイロビのエクスパットにしてみれば、値上がりの幅は誤差の範囲程度なんですが、ケニア人庶民の生活はさらに圧迫されるんだろうなあ、と心配してしまいます。




2011年8月27日土曜日

メイドが壊すのはいつも大切な物

メイドさんを雇っているご家庭ではきっと心当たりがあると思いますが、「人間だから何か壊したりするのはしょうがないとしても、どうしてよりによっていつも大事な物を壊すんだろう」という普遍的疑問が存在します。

日本にいたときの家政婦さん(愛称”悦子”)の壊したものは、夫がベルリン留学時代に買ったランプ、夫が南アフリカで買ったオブジェ、夫が友人から貰った西アフリカの灰皿など。ケニアに来てからメイドさんが壊したものは、夫が東京在住の最後に買った一輪挿し(欠けただけですが)。どれも思い出深いもの、替えがきかないものです。

さて。

我が家の居間にある大きなペルシャカーペットは2、3ヶ月前に買ったもので、色や模様の繊細さが私の大のお気に入りでした。もしも離婚したらこれは私が貰う、とすでに話がついている程。

ところが

昨日のことです。メイドさんが、今にある大きな植物に水やりをしたとき、週末なので多めに水をあげたのか知りませんが、受け皿から水があふれてめめちゃん用の遊び場(布団)を濡らし、さらに私(達)の大事なカーペットまで濡れてしまいました。

同じ失敗を以前に2度も3度もやっているので、今回ばかりは少し強めに注意したら、メイドさんは”すみません”も言わずに「計量できる容器を買ってくれればちゃんとできるのに」と開き直っていました。①謝らない②責任逃れをする、と言うのが本当に典型的ケニア人ですね。

一夜明けてカーペットを見たら....!濡れた部分の染料が溶け出して白くあるべきところがうっすら赤くなってしまいました。心無しか赤い部分も本来の色身と違うような...。

夫とガッカリしつつ憤つつも、重い腰を上げてそのカーペットを買ったお店に相談にいくことにしました。お店で事情を説明したらクリーニングとリペアも承っているそうで

「カーペットを持って来てください。できるだけ早い方がいいです。」

というので家にカーペットを取りに戻りました。道は週末の暇人の車で大渋滞。めめちゃんはベビーシートがイヤで大泣き。戻ったら駐車場は満車で大混乱。地獄絵図です。

唯一の救いはそのカーペット屋のボスが非常に的確だったことです。あ、もちろんケニア人じゃありません。インド系かパキスタン系かな?「何とかなるように祈っていてください。最善を尽くします」と。私が「いくらくらいになりますか?」と聞いたら「良いカーペットを買った人間は値段は気にせずカーペットのことだけ気にしてください」と哲学的なことも言ってました。私は良いカーペットを所有するにはまだ器が小さすぎるようです。

木曜日にカーペットを取りに行くことになっていますが、どうなるんでしょうか...。大事なカーペットの行方が心配です。あと、もちろんクリーニング/リペア代金も。


画面上部に見えているのが件のカーペット

また赤ちゃん連れサファリ

先週末、日本から遊びに来ていた父とめめちゃんと夫とマサイマラへ行ってました。

今がちょうどヌーの川渡りで有名な移動の時期(セレンゲッティからやって来る)でマサイマラのホテルやロッジは随分前に予約で一杯になってました。とあるテントロッジにしか空きが見つからなかったのですが、そこは旅行代理店の人が強く薦めてくれたのでそれを信じることにして行ってきたんです。

...本当に、本当に、いいテントロッジでした。家庭的で、サービスがきめ細かくて、赤ちゃん連れだとわかるとサファリカーにチャイルドシートを用意してくれたり、ベビーバスも、ベビーベッドも貸していただきました。もちろん専任のナニーさんもいて、夕食の時にお世話になりました(が、めめちゃんはお気に召さずかなり泣いたようです)。ドライバーも経験豊富で人柄がよく、めめちゃんを息子と結婚させたいくらい可愛いと言って可愛がってくれツーショット写真も撮ってました。

ただ、マラ川までかなり遠く(だから空きがあったのですが)、今までゲームドライブは早朝からの2時間と、日の入りまでの2時間という短時間を一日2回しかやったことがなかったのですが、今回は早朝から夕方まで一日中というプログラムでした。そんなに長い時間めめちゃんは車の移動に耐えられるのか心配でしたが、手を付けられない程グズることもなく眠ければ眠り、遊びたければ遊び、本当に長時間オリコウにしていることができました。

窓の外にはヌーや象の群れが。でも熟睡。
結局、ヌーは川を渡らなかったのですが今までにないくらい沢山の動物を見ることができました。特に、昼間は休息する夜行性の肉食動物のグデグデした姿を間近でじっくり見ました。

窓のすぐ外でライオン達が昼寝中
赤ちゃんが大きくなればなるほど連れて行くのが大変になるので、気軽にサファリに行きたいとは思えませんが、またマサイマラに行くことになったらその時も今回のロッジにお世話になりたいと思いました。

2011年8月26日金曜日

ジラフセンターとビーズ工場

ナイロビの郊外にカレンと言う高級住宅街があります。ジラフセンターとカレンブリクセン博物館(またはレストラン)とカズリビーズファクトリーというコースが半日から一日のエクスカーションにぴったりなんです。

と言うわけで行ってきました。

まずはジラフセンター。
初めてめめちゃんを連れて来たときは生後一ヶ月半でした。その時は、キリンどころじゃなくてグウグウ寝てただけ。今回はキリンを認識してビックリして身じろぎひとつしませんでした。そのうち怖くて泣くようになるんだろうな〜。

この後、カレンブリクセン博物館に行く予定だったのですが、ドライバーの強い勧めでKAZURIの工場見学へ。KAZURIというのはケニア国内はもちろん、欧米にも進出している陶器ビーズのメーカーです。


グループ毎にガイドが付いて、原料の加工から製品仕上げまで案内しながら説明してくれます。これはジョン↓。いい人でした。
わざわざ説明を中断して写真用に笑顔を作るジョン

色彩が何とも言えずアフリカっぽいんです。
成形から色付けまで全て手作業です


こちらがビーズの保管場所。75%は輸出用とかで、こちらにあるものは輸出用に製品にしたものの余りだそうです。この余りを使って国内用に製品を作るのだとか。ちなみにファクトリーショップには輸出用のものもあります(国内向けよりも素敵)。
 


ガイドのジョンになぜかビーズの上に座らされるめめちゃん。この2秒後に大泣きしました。





アクセサリーも買いたかったのですが、めめちゃんを抱っこした時にいじられてしまうので諦め、同じ素材で作られた醤油とオリーブオイルを入れるのにちょうど良さそうなミニポットと、なぜかハンドベルを買いました。買って来たハンドベルを見て「これでメイドやらドライバーを呼びつける気?」と笑っていました。

この後、カレンブリクセンのレストランでランチを食べました。すぐに飽きてしまうめめちゃんをナニーさんとドライバーが代わる代わるに遊ばせてくれたおかげで私たちはゆっくり食べることが出来ました。人海戦術バンザイ。



2011年8月24日水曜日

未知との遭遇

初めて動物に興味を示しました
毎日の様に父とめめちゃんと(そしてナニーさんとドライバーも)出歩いています。今日は紅茶農園に行ってきました。めめちゃんは何故か大はしゃぎ。広い庭で遊んで、犬を追いかけて(逃げられ)、牛やアヒルを見て、森に散歩に行けばドライバーにおんぶしてもらって大喜びでした。1930年代に建てられた農園主のお宅でランチをご馳走になり、いただいた紅茶があまりに美味しかったので買ったら250gでたったの100円で父とびっくりしました。

最近のめめちゃんは、今まで好きだった食事も嫌がるようになり手を焼いていました。それもそのはず、自分で持って食べられるものが好きなようで、モンキーバナナ(小さいバナナ)を自分で食べるようになりました。パンは散らかっても片付けるのが楽なのでついパンばかり持たせてしまいますが、今日は直径2cmくらいのおにぎりを幾つも作って(海苔もちゃんと巻いて)あげたら器用に食べていました。かなりテキトーに離乳食を進めたズボラな私ですが、それでもめめちゃんはいつのまにか”歯茎でモグモグ”が出来るようになり、何でも一生懸命噛んで食べていて可愛いです。あ、まだ歯は生えていません。

明日は何をしようかな〜。


2011年8月18日木曜日

お客様ですよ

24時間かけて日本から私の父が遊びにきました。
もしもめめちゃんがいなかったら、ケニアまでひとりではるばる私と夫に会いに来なかったかもしれません。そう考えると、孫パワーの強さをひしひしと感じます。そして、初めてめめちゃんを目にした瞬間から「可愛い」を連発して、はるばる来た甲斐があったなあ、とまだ着いたばかりなのに総括みたいなことを口走る父。この調子じゃ、目の前でライオンが狩りをしていようと、ヌーがマラ川を渡っていようとめめちゃんしか目に入らないんじゃないかと心配してしまいます。旅のハイライトはまだまだこれからですよ!

でも、めめちゃんは9ヶ月の赤ちゃんらしく人見知り全開で、抱っこされると泣き、眠かったりして機嫌が悪いと目も合せず、なかなか手強いです。滞在中にめめちゃんが抱っこさせてくれるように頑張ろうと父は決意を新たにしたようです。

日本からの救援物資もいっぱい貰いました。青のり、ひじき、あおさ等、全てめめちゃんの離乳食に使います。何とか新しい食材でてこ入れを図りたいものです。



2011年8月15日月曜日

今が一番楽な時期

ケニアは平日ですが夫の職場は公休です。
なのに、めめちゃんは今日も5時起き...。何とか押さえつけて(私が半分寝ながら)授乳しても6時前にはベッドの上で元気よく遊び出してしまい、私の顔を台にしてつかまり立ちをし(痛い)、宇宙語で奇声を発し...しかたなく夫がめめちゃんを連れ出して居間で遊び相手に(私はタヌキ寝入り)。でも7時前にはやっぱり眠いと機嫌が悪くなりベッドに戻ってきたので3人でしばし二度寝するも、あっさりバッテリーチャージが終って7時半前にはまた大騒ぎするめめちゃん。今度は私が一緒に起きて、オムツ替えと着替えを済ませ、少し一緒に遊んだ後、おんぶしながら離乳食作り開始。そして、出来上がる頃にはおんぶでグウグウ寝息を立てています...。起きる気配なし。
嗚呼。

それはそうと、仲の良いドイツの友達が3歳になった娘の写真を送ってきてくれました。もう幼稚園に行くそうです。私はこの女の子がまだ一才になる前に初めて会ったのですが、その頃の面影なんて全然ないくらいに大きくなっていました。よその子をみると子供の成長は早いと実感しますね。

そう思うと、”めめちゃんの早起きに振り回される新米パパママ”という図もいつか懐かしく思い出して笑ったりするようになるんでしょうか。あるいは、あの頃は早起きないい子だったと思いながら、遅刻しそうなのになかなか起きないめめちゃんを叩き起こしたりするんでしょうか。

まだめめちゃんが生後2、3ヶ月の頃、近所の韓国人の奥様に「育児のコツは、『今が一番楽』って思いながら育てることかしら〜」と言われたことがありました。

 ...頑張ります

2011年8月13日土曜日

早寝早起きなめめちゃん

今日も(早)朝から元気に遊んでいます。
離乳食が一日三回になり、日中は活発に遊ぶので夜は(ついに!)一度も目が覚めることなく通して眠るようになりました。19時半に寝るときも殆ど泣きません。..ただ...朝が早いんです。5時頃に目を覚まして、授乳で何とか一時間程ウトウトさせても6時に起床です。
だらだら二度寝して気がついたら10時とかいう週末はもうしばらくは来ないのでしょうか。せめて8時くらいまで寝てみたいです。


2011年8月12日金曜日

まだエコー検診を一度も受けていない

日本は猛暑が続いているそうですが、ナイロビは今日も肌寒く、曇りに時々雨が落ちる天気です。毎日毎日これだと憂鬱ですが、日本から来たら暑さに一息つけていいんじゃないかなあ、と思います。

さて、うちのドライバーMはいつのまにか結婚して、いつのまにか奥様が妊娠したんです。妊娠がわかったのは、約2ヶ月程前だったような記憶があります。予定日は来年の一月とか。ところが、未だに一度もエコー検診を受けていないらしくて、夫がエコーの費用を出してあげようか迷っていました。最後のエコーを受けてから一年も経っていないのに、いくらだったのかすっかり忘れてしまいましたが、5000円しなかったような記憶があります。でも、ケニアの一般庶民には高い金額ですね。ケニアでは妊娠全期間においてエコーは6週間おきが基本ですが、それでも健康保険に入っていなければかなりの負担。
とは言え、エコーを受けてないのはやっぱり心配です。夫がもしも援助してあげたら、その次は私が援助しようかなあ、とも考えています。

ドライバーMは本当に子供が大好きらしく、めめちゃんといつも遊んでくれます。今日は階段の踊り場で一緒にハイハイしてました。近所の友達にも「あれはドライバーじゃなくて第二のナニーだ」と驚かれるくらい。だから、ドライバーMに元気な赤ちゃんが産まれてくるように願わずにはいられません。

2011年8月11日木曜日

デジャヴ?!

毎日の様に修理人とケアテーカーが来て、水漏れ箇所を突き止めようとしていて、今日やっと「わかりました!」と言ってゴソゴソと修理をして満足げに帰って行きました。が、その数時間後、ウチの下の住人がやってきて「まだ水漏れしてるんだけど、今お風呂に入ってた?」と。バスルームで水を全く使ってないのにどうして水漏れするんでしょ...。二人で首をかしげてしまいました。

そして、それから少ししてめめちゃんをお風呂に入れて、バスタブの栓を抜いたら排水がパイプに流れずに排水溝から溢れ出てきてしまいました。慌てて半分栓をして少しずつ流しましたが、水漏れも直ってないのに、今まで問題がなかったウチに今度は水詰りが人為的に発生してしまいました。

怒るよりも先に、去年とまさに同じ展開で思わず笑ってしまいました。

デジャヴというか、歴史は繰り返すというか、本当にケニアって...。

2011年8月9日火曜日

今日から子供禁止

ナイロビから週末の旅行にちょうどいいエレメンタイタという湖があります。
その湖畔にセレナが豪華テントロッジをオープンしました。セレナと言うアガ・カーン系列、東アフリカから中東にかけていくつもあるリゾートホテルです。私の友人がそのロッジに赤ちゃん連れで行ってなかなか良かったと話していたので私たちもこの週末に行くはずでした。

ところが、昨晩夫が「旅行会社の人から電話があって、あのセレナのロッジは今日から7歳以下の子供連れでは宿泊できなくなったんだって...」との悪いニュースが。何でも、テントとテントがかなり隣接していて、夜中に子供が騒ぐ声に子連れじゃない客からかなりのクレームがあったとか。薦めてくれた友達に話したら、「でもあのロッジ、ベビーベッドもベビーバスもあったのに!」と驚いていました。夜な夜な騒ぐのはめめちゃんみたいな赤ちゃんと言うよりも、もうちょっと大きい子供だったんでしょうけど、残念です!

でも「子供禁止」という宿泊施設と言うのは結構あるんですよね。子供がいると子供を連れて行けないと意味がありませんが、子供がいない人が「こんなところに子供を連れて来るな」と思う気持ちもわからないではありません。私もそうでしたから...。

その湖のロッジはどこも予約で一杯。夏休みだし、直近の週末(しかも3連休)だからしょうがないですね。代替案はあるのですが、少し遠くなります。もうすぐマサイマラにも行くし、今めめちゃんが疲れて体調を悪くしても困るので今週末はナイロビにいることにしました。それにしても残念〜!!


残念なお話のお口直しに「布の箱の中に入ったオモチャを取りたいめめちゃんのジレンマ」をご覧ください。





おいしい離乳食のレシピ

離乳食のレシピには「その食材とこの食材を合わせるの?」と大人の食べ物からすると考えられないものが多いし、BFを使うことも多く、そんな便利な物が手に入らないケニアではあまり作りたいと思うものはありません。

でも唯一よく使っているのが『母乳と手づくり離乳食』に載っているレシピです。結構早い時期から調味料と牛乳を使うのですが、そこは適宜調整しています。(めめちゃんの小児科の先生は12ヶ月までは塩も砂糖も食べさせないという指導をしています。)でも、調味料を使わなくてもこのレシピで作るととても美味しいです。めめちゃんもこれならちゃんと食べるんです。

今日は、ごはんや鶏ひき肉、野菜をトマトジュースで煮込むリゾット風を作りました。これは離乳食後期のレシピで、まだちょっと早いかな?と心配しましたが、パクパクと大喜びで食べました。ご飯40gを1カップの水分で煮るので出来上がりはかなりの量になりましたが、ほぼ完食でした。

離乳食がなかなか進まない、といつも思っていますが、振り返って初期の頃を思い出すと、本当にトロトロのものを少量しか食べなかったので、やっぱりいつの間にか食べれるようになるものなんですね。

明日は何を作ろうかな〜。





2011年8月8日月曜日

寒いんです、ナイロビ

今が一番寒い時期に当たるナイロビ。日本やヨーロッパの冬に比べればまだまだ温暖ですが、それでもアフリカというイメージからはかなりかけ離れた肌寒さ。そして、毎日曇っていて憂鬱な天気です。東京でいうと10月半ばくらい?11月初旬くらい?
その証拠に、めめちゃんの今日のいでたちをご覧ください。長袖シャツ、コーデュロイハーフパンツ、靴下にレッグウォーマー。長らく靴下を履かせる習慣が身についていなかった私ですら朝の着替えから忘れずに靴下を履かせるようになったくらいです。

この時期にナイロビにいらっしゃる際には羽織物をお忘れなく。

9ヶ月です

無事に9ヶ月を迎えました。

8ヶ月で出来るようになったことのおさらいです。

ストローが使えるようになった
ベッドで立ち上がるようになった
ハイハイからお座りができるようになった
立った姿勢からお座りができるようになった
つかまり立ちをしながら足下の物を拾える
両手を打ち合わせてパチパチするようになった
バイバイやハーイと言うと手を上げるようになった
ダーダ、パパ、ココ、ナナなどおしゃべりが盛んになった
本棚から本を取り出して遊ぶようになってしまった
頻繁に会う人のことをちゃんと認識している模様
など

でも、この月で一番大きな出来事は後半に入ったあたりから
寝付きが非常に良くなったことです。ベッドに置くと寝返りをして
うつ伏せになってそのまま寝てしまいます。ここ2週間程で泣かれたのは
一度だけ。夜中も目が覚めることが一度はありますが、以前のように
添い寝添い乳をしないと再び眠れない、ということはありません。
よく眠れるようになったからか目が覚めるのも5時半と、なかなか
早起きですが...。

離乳食は...あの手この手でやっと食べさせている感じです。
好きなもの(バナナとか)はパクパク食べるので、めめちゃんの問題と言うより
私の研究不足ということでしょうか。あ、先日ナニーさんがいなくて離乳食を
作る時間がなかったとき、瓶のベビーフード(チーズ風味パスタ野菜入り)を
食べさせたらいつもより食いつきが良かったんです...。とほほ〜。

今週は予防接種が予定されているので、その時に身長体重も測ってきます。

何はともあれ、活発で健康でいつもニコニコ。本当にいい子です。

2011年8月7日日曜日

ベビーラップいろいろ

didymosのおかげでなかなか快適なおんぶ生活をしています。didymosは歴史も長く、既にこういうラップタイプのデフォルトと言える存在ですが、実はいろんなブランドがあるんです。

例えば、Girasol。ドイツのメーカーです(製造国不明)。特にこのオランダのサイト限定で紹介されているAMITONAシリーズの色使いが美しい〜。日本にも送ってくれる上、免税扱いになるので、送料を入れてもEU内で買うのと大差ない金額になります。

そして見つけたダークホースがellevill。こういうタイプのベビーキャリアって、どちらかというとナチュラル派なママ達が使うイメージがありますが、ここのブランドはベビーラップを使ってもここまでシックにスタイリッシュになれるという独自の戦略らしく、サイトのモデルさんも写真も本当に綺麗!さすがノルウェー、と思わせる垢抜けたセンス(製造はインド)。でも、なかなかいいお値段です。物価の高い国はベビーラップも高いということですね。

他にもいろいろなブランドがあります。主にヨーロッパのブランドが多いような気がするんですが、それだけ需要があるということなのでしょうか?ナイロビでは外出は車を使うので、巻き直しが面倒なベビーラップは使いにくく、専ら家事の時や敷地内の散歩の時に使っています。歩いて買物に行ったりできる日本やヨーロッパにいたらもっとラップが活躍したのかと思うと少し残念な気もします。

ご近所ランチパーティ

ご近所さんにランチに招待されました。圧巻です、生春巻きと揚げ春巻きの山!他には麺類もあり、パパイヤサラダもあり、クリームコロッケもあり。私はデザートの担当だったので、金曜日は一日中あれこれ作っていました。

チーズケーキ
ルバーブムース
アルザス風リンゴタルト
オレンジとチョコレートのケーキ
ヨーグルトゼリー
(写真は撮りませんでした。)

今朝起きたら腕が筋肉痛で不思議に思ったのですが、お菓子作りの泡立てによるものだと判明しました。それだけ頑張りました。

暫くは水分も採れないくらいお腹一杯食べたのに、余ったものは各々がタッパーに入れてお持ち帰りしました。あんなに作ったデザートも結局全部なくなって、持って帰って来たのはお皿だけ。お菓子を作るのは大好きなのですが、夫婦二人では食べきれないので、こんなふうにみんなで食べられる機会があるとやっぱり作りがいがあって楽しいですね〜。

美味しいくいただいて、楽しいおしゃべりをして、いい時間でした。

2011年8月6日土曜日

時が止まったような国

去年、この家に引っ越してから程なくして、うちの下の階のバスルームに水が漏れるとかで、我が家の浴室が修理と言う名のもとに滅茶苦茶にされた出来事がありました。覚えていらっしゃるでしょうか。こちらでご確認ください。

懐かしいですね。

と、思ったら最近になってまた水漏れしているみたいです。去年と同じ恰幅のいい愛想の悪い男(工事会社のボス)がやってきて、ああでもないこうでもないと話し合っています。どうやらどこから水漏れがしているのかわからない模様。

漏れた水は下の階の浴室のボール型の電球カバーに溜まるらしく、ショートや感電が怖いので、電気をつけずに浴室を使っているとのこと。管理会社のケニア人女性(クセモノ)に階下の住人が文句を言いに行ったら

「こっちはその浴室の修理にもう○○○○シリングも使っているんですよ!」

と逆に怒られてしまったとか。修理しても直らないんだから工事会社に怒ればいいのに。

お友達に「去年直したはずなのにまた水漏れでね...」と説明したら、耐久年数が一年だったんだね、と言われて思わず笑ってしまいました。

いろいろなことが遅々として進まない国です。気候もあまり変化がないので、のんべんだらりと時が止まっているような気分にすらなります。そんな中で、日々成長するめめちゃんを見ることで、時間の経過をしみじみ実感しています。もうすぐ9ヶ月になります。早い!

2011年8月3日水曜日

日本に乾杯

ネットで買物をしてフランスに送るとケニアに持ってきてもらえることになり、ヨーロッパのサイトをいろいろ物色をしています。カードで支払いをしようと思ったら、クレジットカードのパスワード(暗証番号ではなくてネット用のパスワードを設定したらしい)を何回も間違って入力してカードがブロックされてしまいました。

がーん。

しょうがないのでスカイプからカード会社に電話して助けてもらうことにしました。

フガフガと事情を説明したら、電話口の担当の方が本当に親切で感激、感動、恐縮してしまいました。外国から電話していると知ったら「通話が長くなるかもしれませんので、こちらからかけ直しましょうか」と。親切すぎる...。大丈夫です大丈夫ですと恐縮しきりでした、私。こちらが、しどろもどろで状況を説明している間にすでにシステムでどういう操作がなされたのか確認して、瞬時に対応を考えてくれて、それ以外にも住所の変更についてとか、丁寧に対応してくださって、最後には「○○がお受けいたしました」と丁寧に名乗ってくださいました。日本にいる時はマニュアルに沿った杓子定規な対応でムカっとしたりしましたが、マニュアルがあるだけ素晴らしいことだと、ケニアに住んだ今になって気がつきました。

しかも待ち時間0分!オペレーターに繋がるまで15分待たされた末に回線が切れるとか「お客様の待ち時間は90秒です」とアナウンスが5分間に渡って繰り返されるどこかの国とは大違い。

大変癒されました。ケニアのサービスに気持ちが殺伐としたらまた電話しちゃうかも、というくらい。



2011年8月2日火曜日

ケニアに完敗

今回は完敗です...。

乗り換えようと思っていたインターネットプロバイダーZ、いつになっても工事にきません。電話をしても通じません。やっと通じたと思ったら

「そちらに伺ったんですが(ケーブルを通さなくちゃいけない)下の階の人がいなかったので退散しました。今、下の階の人がいればこれから向かいますが」

と言われ、アポ無しで平日の午後にのこのこ訪ねて行っているわけないじゃないですか、と怒鳴る私。本当に埒があかない。ここ数日、このストレスでイライラげんなりしっぱなし。契約前は毎日のように電話してきたフレンドリーだったセールス担当も携帯電話の電源を切って、クレーム無視作戦に出た模様です。

私の携帯電話の履歴に、Z社のカスタマーサービスの電話回数が30回を超えているのを見たとき、何だか馬鹿馬鹿しくなって、夫に

「もう忘れよう。なかったことにしよう」

と思わず言ってしまいました。そのくらい疲れたんです。今のネット回線は固定電話回線がなければ通じないのですが、アパート全体で固定電話の契約を切るのでもうすぐ使えなくなります。でも3Gスティックがあれば取り合えずネットには繋げるからそれでいいかな、と...。Z社に払った4000Kshは無駄になるとしても、今のプロバイダーからは何だか嬉しい手違いが連続していて、毎月マイナス1Kshの領収書をここ4ヶ月くらい貰っていて一銭も払っていないので全体的に見ると得したことになるし。何より、精神衛生上これ以上無駄なストレスは貯めたくありません。

もっと楽しいことを考えて、楽しい会話をして暮らしたいです。

2011年8月1日月曜日

パパって呼んだ?

めめちゃんが「パパ」と言ったと目を潤ませて大騒ぎの夫。

夫が持っているフランスの有名な育児書によると、「パパ」とか「ママ」という音が「父親」や「母親」をもともと指したわけではなく、赤ちゃんが発する「パパ」とか「ママ」という音に大人が「父親」や「母親」と言う意味を後づけしたそうです。例えば「パパ」と言うと周りの大人、特に男(父親)が喜ぶので、その人を見ると「パパ」と言うようになり、そうすることによって自分に注意が向くことを学んで行くそうです。それは「ママ」でもしかり。頭いいですね、赤ちゃんって。

そう言えば、世界各国の言葉にはパパ、ママ以外の赤ちゃんの喃語が「父親」なり「母親」なりを指す言葉が結構あります。例えば、スワヒリ語では「ババ」はお父さん、アラブア語では「アブ」がお父さん、とか。

日本でも、パパママと呼ばせる家が増えてきているようですが、私はあくまでも「お母さん」と呼んで欲しいので、家庭内では「パパとお母さん」で統一しています。さすがに”お母さん”と言うのは赤ちゃんには難しいので、早く呼んでもらえるようになるとは思いませんが、パパと呼ばれて(意味が分かって言っているとは思えませんが)感激にうち震えている夫を見るとやっぱりうらやましいです。

2011年7月31日日曜日

Notre visites au Kenya

Car on habite à l'étranger, pas mal de gens nous ont rendu visite au Kenya.

Les premières visites étaient ma mère et mes beaux-parants et ma belle-soeur. C'était à Noel et à cette époque là, notre fille avait seulement 2 mois mais on a fait beaucoup de choses ensemble, comme le safari, visiter le musée, dejeuner au restaurant.
Et aussi les amis sont venus de la France. Ils ne sont pas restés au Kenya tout leur sejour parce qu'ils avaient de choses à fair et des gens à qui rendre visite au Rwanda. Mais quand ils étaient au Kenya, on est allés au lac que est situé pas loin de Nairobi pour un week-end. Et un autre week-end on a passé à la plage. C'était la premiére fois que le bébé prenait l'avion dans sa vie. On a dormi à l'hôtel trés sympa pour 3 nuits et c'était trés reposant pour moi.
Les derniers qui nous rendu visite étaient aussi des amis de mon mari qui habitent a Dubai. On a fait le safari à Masai Mara. Bien sûr qu'on a emmené le bébé mais ça s'est passé bien.
Alors, chaque fois quand quelqu'un nous rend visite, nous pouvons sortir de Nairobi et decouvrir quelque chose de nouveau. Et aussi chaque fois on peut trouver un bonne solution pour le bébé et apprendre quelque chose pour le voyage suivant.
Et le notre prochain visite sera mon pére qui viendra dans 2 semaines. Avec lui on va faire aussi le safari pour 3 jours. J'éspere qu'il sera content de son sejour au Kenya et de safari à Masai Mara.
Kenya est trés loin du Japon. Mais je voudrais que mes amis et ma famille puissent venier ici le plus souvent possible...

Didymosでおんぶ

抱っこの時はmanducaとdidymosを半々の割合で使用していますが、おんぶはやっぱりmanducaの方が装着が楽なのでつい頼っています。今まではソファにmanducaを敷いてその上にめめちゃんを仰向けにさせて背負っていたのですが、あっというまに寝返りをするようになったので最近は前抱っこから後ろに回す方法にしています。服もよじれますが。

でも、didymosでのおんぶがとても楽(重さを感じにくい)という噂、本当なのかな?と、思って何度かおんぶに挑戦しましたが、抱っこに比べておんぶは格段に難しい!!!と言うのが、最初に思ったことです。

赤ちゃんと布を一緒に背中に乗せた段階ではまだ赤ちゃんが固定されてなくてとても不安定なんです。ちょっと機嫌が悪い時だと嫌がって身体を反らせたりして、落とすんじゃないかとハラハラしてしまいます。それが原因で最初はいつも中断していました。

いろいろ研究した結果、より安全なおんぶはこれ↓なんじゃないかという結論に至りました。


赤ちゃんを背負ってすぐに一度結ぶのでそこからはある程度赤ちゃんがある程度安定した状態で作業ができて、その結び目のおかげで肩ひもになる部分がずり落ちる心配がない、そして布が3重に赤ちゃんを包み支えるからです。ま、何回か練習(失敗)を繰り返して出来るようになったので、すごく簡単と言うわけではありませんが...でも実際におんぶしてみると、本当に楽!肩とか腰に全然負担を感じません。めめちゃんも5分もしないうちに寝てしまいます。やっぱり布を巻き付けることでかなり密着して気持ちよくなるんでしょうね。

やっぱり、練習あるのみです。練習すれば必ずできるようになります。

こういうタイプのラップはいろいろ出ているようですが、私はストレッチ性のある素材よりも断然Didymosのような織りの布をオススメします。本当に使いやすいです。そして、ちょっとだけ値段は高くなりますがジャガード織りが便利です。と、いうのもジャガードは表裏で色が反転しているので、ねじれがあったり裏返しになってしまったときにすぐにわかるんです。(抱き方によってはねじれていたりすると赤ちゃんが落ちちゃうこともあるので)

まだまだたくさん練習と研究(YouTubeにいっぱい動画があります)を重ねて、めめちゃんにも私にも楽なおんぶライフを目指します。

2011年7月30日土曜日

2011年7月29日金曜日

ケニアで作れる究極のチーズケーキ

実は私、チーズケーキが大好き。コクのあるニューヨークチーズケーキもレアチーズも好きですが、メレンゲを入れて焼くスフレタイプが一番好き。ドイツではどこで食べても大抵はスフレタイプで、そして大概とても美味しかったんです。自分でも作れるようになりたいなあ、と思って日本のレシピをドイツの材料でアレンジしたオリジナルレシピは友人が「小さい頃におばあちゃんが作ってくれたのと同じ味!」と言ったくらい美味しいものでした。が、度重なる引越のせいでレシピを紛失してしまい、幻の味となってしまいました。

数年ぶりにおいしいチーズケーキを作りたい、と思ったきっかけはナイロビにあるArt Cafeというオシャレなカフェ&ベーカリーのチーズケーキのせい。手前味噌ですが、私がドイツで作っていたチーズケーキの味とそっくりだったんです。

ドイツではチーズケーキにクリームチーズは使いません。クヴァークと呼ばれる乳製品を使うのが一般的です。フランス語ではフロマージュブランというのでチーズの一種であることは間違いありませんが...もちろんナイロビに売っているところはまだ見たことがありません。

そして何度も何度も試作を重ねて、やっと今回満足のいくチーズケーキができました!普通のスーパーに売っている材料で、且つ無駄が出ない工夫も凝らしました。(卵黄が2個で卵白が3個とかいうレシピはやはり無駄が出てしまいますよね。)

知り合いがウチに来たのでそのチーズケーキを出したら「Art Cafeのケーキってこんなに美味しかったっけ?」と感激しながら食べていました。ううう嬉しい!

来週は持ち寄りのランチがあって私はデザート係なので、満を持してこのチーズケーキを焼いて行こうと思います。

レシピは門外不出です。あしからず。

2011年7月28日木曜日

ちやほやされたい

インターネットのプロバイダーを替えようとしている私たち。今のプロバイダーよりも悪くなることはまずないだろう、と言っていたのですが、どうやら逆に今のところよりも良くなることもなさそうです。

初期工事に来る予定なのに、もちろん来ません。契約の時の担当者に電話して説明したら「ゴニョゴニョ」と何か一言いわれて突然電話を切られました。そのあと何度も電話しても呼び出しは鳴っているのに無視。夫に電話して事情を説明したら、夫が電話してくれました。何と、その担当者はただいま休暇中とか。だからって電話切っちゃうの?無視しちゃうの?そして、夫が別の担当者に電話して、工事に来る人の電話番号を教えて欲しいと言ったら、カスタマーサービスに電話しろ、と言われて再び電話を切られたそうです。

お互いひとしきり電話口で怒りを炸裂させた後、「ま、でもこんな劣悪サービス今に始まったことじゃないよね」と、我に返りました。わかってるんですが、やっぱり憤慨しちゃうんですよねえ。

そして待てども暮らせども工事が来ないので、カスタマーサービスに電話をして15分も待たされた挙げ句に言われたのが「Beni様の工事は、8月1日に予定されてますが...」。セールスの人に一昨日は「明日」と言われて、昨日も「明日」と言われたのに...。

日本の過剰なまでのサービスが恋しいです。今度日本に帰ったら意味もなく携帯電話会社のカスタマーサービスに電話したり、デパートに開店時間に行ってお辞儀されたり、洋服買ってお店のエントランスまで買った物が入った紙袋を持ってもらってお見送りされたりしたいなあ。うっとり。もう丁寧過ぎて頓珍漢な日本語でも何でもいいです。客だからこそちやほやされる特権を謳歌したい〜。

後ろ姿


しつこいようですがまた着用画面です。

意図しなかったのに、後ろ身頃の柄が合っていて嬉しい!もちろん前と後ろは合ってませんけどね。

今日は小花柄のブラウスを着ています。写真を撮りたかったのに忙しいめめちゃんはずっと外にいます。たまにオムツ替えで帰って来ますが。

2011年7月27日水曜日

惜しい!

着用前にはメイドさんがびしっとアイロンをかけてくれました。

可愛い!可愛いんだけど、襟元からのぞいている白い肌着がやたらとオヤジっぽい。どこまでも裸の大将(山下清)っぽさが抜けないめめちゃんです...。

ブラックウォッチの後ろあきブラウス

本日もまたボタンホールとボタン付けが終っていないめめちゃんの洋服を完成させました。写真の青い小花模様のブラウスです。

型紙も取ってあるし、サイズが80cmで長く着られそうなので在庫のダブルガーゼのブラックウォッチで同じデザインのブラウスをもう一枚縫いました。勢いがついていたのでこちらは既にボタンホールもボタン付けも終ってしまいました。頑張ればこんなもんです。

最初にこのブラウスを作ったときは、後ろあきのデザインが赤ちゃんに向いていないような気がしていました。でも実際に赤ちゃんが活発にハイハイをするようになると前あきの服はゴロゴロするし、着せる時に寝返って着せにくいのでお座りをさせて後ろで留められる服が便利だと気がつきました。

ガーゼは好きな素材なのですが、実際に縫うと裁断する側からぽろぽろほつれてきてストレスがたまりました。でも、いつも暖かいからテキトーに半袖を着せて遊ばせていたらいつのまにか日に焼けて(ナイロビは日差しが強いんです)腕がポッキーみたいになってしまったので(深窓の令嬢っぽく色白に育てる計画は早くも断念)これからは薄い生地の長袖を着せることにしました。

こんな濃い色の服はまだ着せたことがなかったので新鮮で、少しおとなっぽく見えます。ナニーさんとメイドさんと3人で出来上がったばかりのブラウスをめめちゃんに着せて大騒ぎ。

着用画面は追ってアップしますね〜。

中だるみの離乳食

この時期になると中だるみで離乳食をあまり食べなくなることがあるとか何処かで読んだ気がしていました。

見事に今のめめちゃんがそんな感じになっています。

10日くらい前までは何でもよく食べていたんです。が、今は食べたくないと頑として口を開いてくれません。私が食べさせても、ナニーさんが抱っこして食べさせてもダメ。特に酷いのは朝食の時間で、あまりに食べないので残りを取っておいてお昼の時間にもう一度食べさせようとしていますが、それでも食べたり食べなかったり。

離乳食を早く進め過ぎたのかと思って、お粥をゆるめに作って念入りにすりつぶしてみたり、逆にもっとしっかりした物が食べたいのかも、と思ってフレンチトーストを作ってみたり、いろいろ努力してるんですが...。

先日は夕飯に、鶏挽肉と茄子が入った片栗粉でとろみをつけたトマトソースを作りました。これはいつものテキトー料理ではなくてちゃんと離乳食レシピ本を見て作りました。その甲斐もあってか珍しく全部食べてくれたので、味をしめて同じレシピ本から、白身魚のデンプやほうれん草のクリームチーズ和えを朝から一生懸命作ったのにこちらの方はお気に召さなかったようであまり食べてくれませんでした。がっかり。

もしかして、朝食の時間(午前9時)が早すぎるのかもと思ってナニーさんに「朝ご飯の時間にめめちゃんはあんまりお腹が空いてないってことはあるかしら?」と聞いたら「どちらかと言うと食事内容の問題だと思います」とあっさり言われてしまいました。ううう、責任重大です。

ちょっと味付けをすれば新鮮でよく食べるようになると言う話も聞きますが、調味料を使うのはなるべく遅くしたいので躊躇してしまいます。特に、砂糖はWHOの提言によると、一才を過ぎるまでは与えないように、とのこと。

ま、日中は機嫌良く遊んでるし、夜も大抵よく寝ているのであまり心配はしていないですが、やっぱり食べないよりも食べてくれた方が嬉しいと言うのが本音です。

めめちゃんが喜んで食べてくれる物を見つけられるように母は頑張るのみです...。

2011年7月26日火曜日

同じマンションのお友達

今日は、午前中にジムでランニングをした後でサウナに入ってヘロヘロになって、一度家に戻った後、ランチを食べに行ったらおしゃべりが止まらず3時間経過してました。

赤ちゃんや少し大きな子がいる同じマンションのママ達ととても仲が良くて、毎週一回サウナで汗を流したり、レストランでランチしたり、お互いの家に招待しあってお茶を楽しんだりしています。ママ友という言葉は好きではないのですが年齢も国籍も違う人達とこんなに仲良くなれたきっかけはやはり子供という共通項のおかげ。

子供達もみんな仲良く、みんなすくすく大きくなりますように☆

2011年7月25日月曜日

目が離せなくなってきました

先日のストローマグマグでごくごく飲むようになりました。あっという間にできるようになるんですね。

あっという間と言えば、今まではコーヒーテーブルに両手をついて立っていたのに、いつの間にか両足とテーブルに接している腰だけでバランスを取って両手は自由にオモチャを掴んで振り回したりしてます。手もどんどん器用になって、両手でパチパチも出来るし、ハイハイの時に見つけた私のMac Bookのコードをコンセントから抜くことも、本棚から本を出して散らかすことも覚えてしまいました。かと思えば、ハイハイからお座りができるようになって、部屋の隅っこでお行儀よくお座りして遊んでいたり。

そんなこんなでどんどん目が離せなくなるし、ご飯をブーっと吹きかけられたり(コントみたい!)、深夜に延々と泣かれたり、朝6時に目が覚めて大騒ぎして私たちを起こしたと思えば8時頃にやっぱり眠いとまた大騒ぎした後ひとりだけ気持ち良さそうに寝ちゃったりして。考えてみれば大変なんですが、めめちゃんは何しろ生後2ヶ月くらいまで信じられないほど手のかかる子だったので、あの頃に比べれば今は楽しい大変さと言うか、苦にはなりません。

それでも週末はやっぱり大変。月曜日にナニーさんが来てくれて、めめちゃんよりも私の方が密かに喜んでいます。


絵本は読まずに振り回します

2011年7月23日土曜日

誰かに似てると思ったら

今日のめめちゃんのいでたちはこちら

もちろんこの上から長袖のシャツは着せてましたが、朝の着替えの時にここまで着せて誰かに似てるかも?と思ったものの誰だか思い出せませんでした。

ナニーさんが帰った後、オムツを替えていたら突然思い出したんです。


体型と白いランニングと半ズボン(≠ハーフパンツ)が...。

2011年7月22日金曜日

ただいま練習中

めめちゃんが哺乳瓶を使ったのは、生後間もない頃に数回だけ。母乳が軌道に乗り始めると哺乳瓶を嫌がるようになってしまい、敢えて哺乳瓶に慣れさせることもしなかったズボラな母親のせいで(月齢に合った乳首が家になかった)結局、哺乳瓶とは縁のない乳児時代を過ごすはめになりました。哺乳瓶で飲む赤ちゃん、可愛いのにな〜。

ま、どうせいつかやめなくちゃいけない哺乳瓶を練習するより、次の段階の飲み方を練習させようと張り切っていた私は最初にピジョンのマグマグのスパウトを用意しました。他のメーカーでも出ている飲み口がシリコンで柔らかいものです。ところが、めめちゃんはこのシリコンを噛んで遊んでしまいちっとも飲めるようになりませんでした。

次に投入したのが、写真右のイギリス製の牛模様のスパウト。これは飲み口が硬いプラスチックです。これから飲むにはちゃんと吸わなければならず、それができなかった最初の頃は遊びましたが、根気よく(ナニーさんが)飲ませてあげるといつの間にか飲めるようになりました。底の部分はゴム素材になっていて安定もよく滑りません。ただ、欠点を挙げるとすれば持ち歩くには漏れやすいこと(持ち歩いたことありませんが)、容器が透明ではないので飲んだ量がわかりにくいこと、そして模様のせいでみんなやたらとめめちゃんに牛乳をあげたがることです。

最近ではストローの練習もしています。紙パックのジュースを飲ませる時にちょっとパックを押してジュースを飲みやすくすると、甘くて美味しいし、吸いやすいのでストローのコツが簡単に掴める、と知り合いが言っていたのを実践した時に、力加減を誤って思わずめめちゃんの顔にジュースをかけてしまった前科があるので、ストローはややトラウマでしたが(わたしの)、当のめめちゃんは写真左のマグマグを使って一日で飲み方を覚えました。もちろん最初はストローで遊びましたが、ナニーさんと私が「チューチュー」と口をすぼめて息を吸うのを何度も見せていたおかげで(?)、いつの間にかちゃんと吸えるようになりました。でも、吸って水が口の中に入るのが楽しいようで、飲みたくなくても口に入れてそのまま飲まずにダーっと水を出してしまいます。

とはいえ、赤ちゃんって新生児でもコップから飲めるってご存知でしたか?私がめめちゃんを生んだ病院では、新生児の人数分の哺乳瓶がないとかなんとかで、新生児にも小さなプラスチックのコップでミルクをあげていました。あげる方に少しコツが要りますが、赤ちゃんはむせたりすることなく上手に飲めるものなんです。

それにしても、いつの間にかちゃんとできるようになる赤ちゃんってやっぱりすごい!

2011年7月20日水曜日

やっと完成したオーバーオール

趣味のひとつは一応裁縫なんですが、ミシンで縫うこと以外は全て苦手。型紙をとるのも布の裁断も接着芯貼りもボタン付けも全てです。こんなに苦手なことばっかりじゃ趣味とは呼べないのでは、とか思ったりしますが、ミシンでかたかた縫っているときは最高に楽しいんですよね。あと、完成した時も。

そんな苦手分野が災いして、完成一歩手前で放置されている服が何枚かあります。(あるいは、完成してないけど誤摩化して着てる物も...。)その中の一枚、めめちゃんのオーバーオールを今日はやっと完成させました。出産前にほぼ出来ていたんですが、サイズが大きめなのを言い訳にずっと完成させないままでした。ボタンホールとスナップボタン。私のミシンはボタンホールを自動で縫ってくれる機能がついているのに、それでもやっぱり苦手意識は抜けないまま。でもやり始めればささっとできるんですけどね。スナップボタンは金づちでカンカン叩くところがもう裁縫の域を出ているような気がして苦手、というか面倒臭いです...。

さっそく今日着せています

実はこれ、大きめのときから裾を折って着ても可愛いように裏地は同系色のストライプなんです。が、あまりに長い間放置したため、めめちゃんがいつの間にか大きくなって丈がぴったり。裾を折る必要もない位です。残念!生地を変えて何枚も作ろうと思っていたのに、何ヶ月もかけてやっと一着が完成しました。

後ろ姿はこんな感じ
やっぱり赤ちゃんのオーバーオールって可愛いですね!もう1サイズ大きい型紙もあるので、やっぱりまた作ろうという気になってきました。

シュカのピクニックブランケット

マサイ族が身に纏っているチェックのブランケットをシュカと言います。お土産としてシュカだけ買うこともできるし、シュカでできたバッグや小物も手に入ります。わたしがずっと欲しいと思っていたのは、シュカで出来たピクニックマット。表の肌触りが良くて充分な大きさがあって裏が撥水生地になっているもの。お土産屋さんで売っているのは、安価で良いのですが裏地がぺらぺらしているような気がして買うのを迷っていました。

ところが今日、いつものスーパーマーケットに行ったらシュカのピクニックブランケットが売っていて、裏地が厚くて非常に良さそうだったので思わず買ってしまいました。お土産で売っている倍もしましたが...。

こういうものです↑。私が買ったのは伊勢丹の紙袋みたいなチェックです。

これを買って一番喜んだのはめめちゃんでも私でもなくナニーさん。どうせめめちゃんはハイハイでマットから出て芝生をむしるのに夢中なのですが、ナニーさんは他のナニーさん友達とくつろいでいるので...。独り占めしないで他の人達も入れてあげましょうね。