2010年10月29日金曜日

まだ生むわけには...

先日の検診で内診があって、


いつ生まれてきてもおかしくない状況


と言われました。


が、


まだ生むわけにはいきません。どうして、って心配事が。


それは、私が居ない間の食事...。たかが2泊3日(!)の入院ですけど。


ケニアの食事の特徴として


塩辛い


油っぽい


そして


トマト味の確率がとても高い


という事が挙げられます。ウチのメイドも例外ではありません。
サラダ油の消費の勢いはドイツ人のバター消費のそれに匹敵するかも、
というくらいのものですし、塩辛さは何度言ってもなかなか改善されず
しまいには「私は手が大きいので塩を掴みすぎてしまうんだと思います」
という結論に至って以来、全く塩を入れなくなって食べる段になって
私たちが調整すると言う苦肉の策を取るようになりました。


ま、この2点は注意と妥協でどうにでもなるんですが、3番目の
トマト味。鶏肉料理も牛肉料理もパスタソースも全部トマト味で
作るものが本当にことごとくトマト味だった時にはさすがの夫も


「トマト味ばっかりだな...」


と呟いていました。


出産でごたごたする前にどうしてもトマト味以外の物を教えないと
という使命感から今日は私が全日うちにいることにして、これから
一緒にロールキャベツを作る事にしました。新宿にあるアカシアという
レストランのように、ホワイトソースのロールキャベツです。
とにかく、ホワイトソース(ペシャメルソース)の作り方を
覚えてもらえれば、グラタンも口頭で説明すればできる(はず)だし
きっと応用が利くはず...。


誰かに懇切丁寧に何かを教えるのが面倒くさいからだったら自分で
やったほうがましだわー、といつもは思うのですが、今回は頑張ります。


併せて、我が家で大人気のパンケーキも覚えてもらいたいと思います。





2010年10月28日木曜日

「生地が足りません」

カーテン屋から昨日3人もウチにやってきて寸法を測ってました。
なんで3人も?そしてみんな一様にビクビクしていたのはやはり
わたしが電話口で何度も怒鳴ったからでしょうか...。
気まずかったです。


しかし、今日もまた電話がかかってきて


「ダイニングルームのカーテンなんですけど、オーダーした生地が
足りません。7m必要なのに3.5mしかありません。新しく注文しないと」


と言われてしまいました。


ダイニングルームの窓はこちら↓




素人が見ただけでも、このこぢんまりとした窓にどうして7mも生地を
使ってカーテンを作らなくちゃいけないの?と思うはずです。


電話は埒があかないので、病院の帰りにわざわざ店舗まで出向きました。


相手のいい分は


「あなたが最初に測った窓の大きさが間違ってたから生地が足りなくなった」


という、こともあろうに
”客のせいにして自分の失敗を認めない”
ものでした。
勿論、くだんの私が測った寸法というのは紛失してしまって
確認できないのでそれが間違ってると言いがかりをつけるのは
本当にずるいわけです。


「私の寸法を基に必要な生地の量を
計算したその計算が間違ったんじゃないの?」


と私の反撃。


店には3人居たのですが、それぞれが帳簿を調べたり、電話で何かを
確認したり、夫と私はしばし待ちぼうけ状態。


散々待たされたあげく、新事実が明るみに。




7mって言うのは窓の一番上から
床の上までに必要な長さでした!
窓の高さと同じでいいなら
3.5mで良かったみたいです!


「じゃあ、こちらのミスというわけじゃないんですよね?」


と確認しても


「はい、ちょっとした”誤解”です」


とあくまでも非は認めない店員。




今週の金曜日に絶対に届けてくださいね、と念を押して店を後にしました。


無駄なエネルギーを一気に使ってどっと疲れました。






この店、店員の態度とか、仕事の速さとか、そういうこと云々の遥か前に




この窓に床ギリギリまでのカーテンを付けようとするセンスのなさ致命的な何かを感じずにはいられません。







2010年10月27日水曜日

SNACKS!

J'ai pris le cours de Lamaze il y a 2 semaines et sur la liste de ce qu'l faut mettre dans la valise pour l'accouchement, il est écrit aussi "snacks". Alors j'ai acheté beaucoups de "snacks" aujourd'hui dans un supermarché pour manger à l'hopital avec mon mari!




Mais auqnd je les lui ai montrés, il a ri bizarrement et à la fin il les a chaché quelque part dans notre maison...


Tant pis!



2010年10月26日火曜日

月曜午前中の電話

月曜日の午前中にかかってくる電話なんてろくな用件じゃないとは
思っていましたが、ここまでとは、というお話です。


車に乗ってタウンに出て、いつもお茶をするカフェに入って携帯を見ると
不在着信が2件。どちらも例のカーテン屋から。もうこの時点で嫌な予感。
さらに夫からのSMS


「カーテン屋がウチに寸法を測りに来たいって。日時の交渉よろしく」


ここからは前回と同様に、折り返し連絡します、と散々待たされたのに
全然埒があかなくて私が道を歩きながら電話に怒鳴るという場面が
幾度となく繰り広げられるので割愛して、長い話を要約すると


オーダーを受けた担当者がお店を
辞めてしまって、それに伴い(?)
注文時にメモした寸法の紙も
紛失してしまったので、
御宅に伺って採寸したい


とのこと。


生地紛失の次は寸法紛失!?この寸法、私がお店に行く前に窓によじ登って
(妊婦なのに!)測ったもの。この寸法をもとに必要な生地の長さを
割り出すのに、ああでもないこうでもないと散々待たされたのに。
結局ふりだし?!


呆然


呆然


呆然


でも、約束では今週の金曜日が納品締め切りですよね?
大丈夫なんですか?


と釘を刺したら


はい、はいはい!


と当てにならない空返事を返されて、何だか見込みはなさそうです。


実は先週、生地が到着したか確認の電話を入れた際に納品日も確認したら
生地到着から一週間、と当初は言われていたのにいきなり
納品は11月5日です、と2週間後の日付を言われて、私が憤慨し
11月5日は出産予定日(ちょっと嘘)なのでその前後は絶対に無理。
28日までに必ず届けろ!と、わめき散らしたら
Oh, then let you surprise (じゃあ、いつになるかお楽しみと言うことで!)
と、言われてしまいました。あれから一週間経ちますが、寸法が
手元にないなら作業が進んでるわけないですね...。




夫にフガフガ憤慨しながらこの日のやり取りを話したら


多分、紛失したのは寸法たけじゃなくて、請求書もだと思う...。


と、言ってました。このカーテン、注文した生地の量が多かったので
最初に半額を払い、残りを納品時にということになっていましたが
彼らは回収すべき総額を把握していなかったとのこと。しかもオーダー時に
貰った注文書兼前金の領収書ですら後日「金額に誤りがあります〜」と
電話がかかってきたほどなので当てになりません。


カーテンくらいでそんなに目くじら立てなくても...と心の広い人は
思うかもしれませんが、この国では一事が万事そんな感じです。
実は今、家具をいくつか注文して作ってもらっているのですが、
こちらの納品は4週間とのこと。4週間を過ぎたら半額しか払わない、と
カーテンで学んだのか夫は最初に予防線を張っていましたが
どうなることやら...。


家具の方がカーテンより早くできたら笑っちゃいますけどね。







2010年10月23日土曜日

お勉強会

昨日の夜、夫と出産準備についての”勉強会”を行いました。


まだ買わなくちゃ行けない物とかあったほうがいいものとかを
チェックしたのですが、私は今まで日本とケニアのリストを基に
準備を進めてきたのに、いきなりフランスのリストで総仕上げを
すると取りこぼしというか気がつかなかった物が出てきます。


例えば


手袋。赤ちゃんが顔を引っ掻かないためのミトン、ではなくて
赤ちゃんを入浴させるときにスポンジ代わりにするそうで
片方の手をオシリ用、もう片方をその他の部位用にするといいとか。
素手でいいじゃん、と言ったら「お尻を洗った手でご飯作るの?」と
嫌な顔をされました。あれ、入浴は夫担当だと思ったんですけど
併せてご飯も作りたいんでしょうか???
でもその手袋って、軍手じゃないですよね?垢擦り手袋でもなくて。
柔らかい素材の手袋...ナイロビで見つかるかな?


nid d'ange。日本で言うおくるみみたいなものですが、もっとしっかりと
締めたり留めたりできる密封型?のもの。「これがないと退院の時
困る」と気がついて慌ててましたが、私にしてみれば温暖なナイロビで
こんなのいるの?という感じです。日本で冬にベビーカーでお出かけ
するときのカバーに似てるので。でもナイロビで売っているのを
みたことがあるのできっと需要もないわけではないんでしょうね。


生理食塩水。しみないから目の周りみたいなデリケートな部分を
洗うときに必要!とのこと。日本で使うんでしょうか?フランスでは
防腐剤の入っていない目薬みたいな大きさの小包装で手に入る
そうですが、ナイロビでは...どうかな?




ちなみに、フランスでは赤ちゃんの名前は例え決まっていても
周囲には話さないことになっていて、出生届を出してから
”産まれた赤ちゃんの名前は○○です”と報告をするのが普通のようです。
親兄弟友人が反対してももう役所に届けちゃったから変更不可能
という状況にするために。お世話になった知人や上司やお坊さん
さらに祖父母に名付けてもらうことも日本で普通にある、と話したら
「どうして親が付けないんだ」と不思議な顔をされました。


それにしても出生届を提出するまで名前を明かさないなんて随分と
秘密主義なのねー、と思ったら、フランスでは出生届の期限は子供が
生まれてから3日後とのこと。一番バタバタしてる時期なのに!!
日本は2週間ですよね。ちなみに海外で生まれた場合は3ヶ月もあります。
でも、うかうかして3ヶ月過ぎてしまうと、ウチの場合は子供の
日本国籍保留が認められずに、出生日に遡って資格がなくなって
フランス国籍だけになってしまいます。気をつけます。
そろそろ3ヶ月という頃に「出生届はどうなったの?」と
メールくれれば助かります。







2010年10月22日金曜日

2010年10月21日木曜日

誰の子?!

ケニアは子育てにはもってこい


という意見を耳にします。多分、気候がとても穏やかなので一年中
外で遊ばせることが出来る、ある程度の年齢になれば自然を満喫しに
あちこちに出掛けることが出来る、ということともう一つ。


人件費が安いからナニーを雇える


という理由もあるでしょう。実際に、お手伝いさんとナニーさん、
あるいはナニーさんを2人(境界線がはっきりしませんが)雇っている
家庭は珍しくありません。


私はてっきり「お手伝いさんは育児以外の全てをやって、私は育児」
という図式でやっていくのかとずっと思っていました。いくら新生児は
大変だからとは言え、掃除洗濯料理を全くやらないでよかったら負担は
そこまでではないはず。週に一回の買い出しのときだけお手伝いさんに
赤ちゃんを見てもらえば全然問題ないはず。


ところが


うちのお手伝いさんの発言を聞いていると端々から
「自分が赤ちゃんの面倒もみる」
という決意?意志?がみなぎっているのがわかります。
ありがたいんですが...。




今日はメイドさんが出勤してきて


昨日の祝日も今日も天気がよくてよかったですねー。
でも、この住宅はどの家も室内はそんなに暖かくならないんです。
だから私たちのベビーには暖かい毛布が必要だと思います!


と力説してました。




....私のです。





2010年10月20日水曜日

le terrain de sport

Au Kenya, aujourd'hui c'est un jour férié. Nous sommes moin stressés ou fatigués car nous n'avons pas besoin d'aller au centre ville en passant par les bouchons!

S'il ne fait pas très chaus et si on a temps, on ira au terrain de sport à côté de chez nous. Ce terrain est libre pour tous ceux qui veulent faire du jogging ou marcher autour du terrain. Si j'étais au Japon, ce ne serait pas si difficile de trouver des bons chemins pour le jogging ou pour la promenade. Donc, ce terrain de sport est précieux pour nous ( parce que sinon nous ne nous intéressons ni au golf ni au tennis). En ce moment je ne peux pas courir alors je marche seulement autour du terrain, plus lentement que des vieux hommes indiens... Mais mon mari, il est bien motivé et il court beaucoup pendant ma promenade. 

Mais pour y aller il faut marcher vers 10 minutes dans la rue principalle avec beaucoup de trafic et nous devons faire attention aux gens qui nous suivent ou qui viennent vers nous. Peut-être il vaut mieux y aller en voiture. C'est seulement à 500m de chez nous, mais ça c'est aussi typiquement Kenya...


2010年10月19日火曜日

我が家の買物改革

我が家のメイドとドライバーは昼食をうちで取ります。
雇い始めたときにパンと牛乳と紅茶と卵は自由に使っていい、と
話しておきましたが最近はウガリ用の粉も用意しています。実際は
ウガリだけ食べるわけにもいかないのでトマトとタマネギも料理して
2人は適宜食事を取っているようでした。


先日、メイドが帰宅した後で、その日は夕飯のおかずに魚を用意して
くれたので、付け合わせに何か作ろうと台所に行くと昨日まであったはずの
トマトとタマネギが見当たりません。


????


メイドに「タマネギとトマト使った?」とSMSを送ると、すぐに折り返し
恐縮しきりの電話がかかってきて


「すみません、マダム(←私)!マダムがトマトとタマネギを使うとは
思ってなかったので...」


いえ、自宅のトマトとタマネギを使うのにメイドに確認するのも変な
話じゃないですか...。


そして続けてメイドが


「実は、ウガリ用の粉も切れてるんです」


と言ったわけです。ウガリ用の粉は私は一度も使ったことがありません。
彼らがどのくらいのタームで一袋(2kg)を消費してるかなんて
気に留めたこともありません。ケニアの家には大抵キッチンの中に
食料庫みたいな物置があって、そこに乾物や室温で保存できる食料を
おけるようになっています。


私は倉庫に入って毎日、何がなくなったか調べているわけじゃないんだから
なくなりそうなものはなくなる前に言って欲しい。


と、伝えました。夫が帰って来てからこの些細な事件を説明したら


「ドライバーMと一緒だ...」


と、唖然としていました。ドライバーMも常にガソリンが切れそうになって
警告灯がついてから「あ!ガソリンがなくなります!!!」と伝えて来る
そうで(助手席からはガソリン残量の表示が見えない)、もうちょっと
余裕を持って伝えてくれれば、焦らないで対処できるのに...といつも
思っていたそうです。


国民性でしょうか。備えずに憂いばっかり、みたいな。




このトマトとタマネギの件をきっかけに、我が家では目下、買物改革が
進んでいます。メイドに作ってほしい大まかなメニューを考えて、
ドライバーとメイドの必要な食料と、定期的に買い足しておくべき物などを
一週間に一度まとめて買う、というもの。


簡単そうなんですけど、私にはとっても難しい新しい習慣です。
買物に便利な東京で、夫と2人で暮らしていたので、その日必要な物は
その日に買えば十分でした。例えば、今日はロールキャベツが食べたいなー
と思ったら仕事の帰りにスーパーでキャベツとひき肉を買おう、と
考えられるのですが、何を作るか分らないけど取りあえずあれもこれも
それも買っておこう、というのが最初はできませんでした。
特に野菜はその都度買った方が美味しいと、今でも思っているんですけどね。


でも考えてみれば、東京と同じことをここでやるのは時間とガソリンの
無駄以外に、安全面でも推奨される問題じゃないのかもしれません。
牛乳がなくなりそうだから、とかでよく徒歩でスーパーにぶらりと行って
妊婦が両手で持てるだけの量の買物をして戻って来ることがあったのですが
そのスーパーへの道だって何があるかわかりません。今まで物騒な目に
遭わなかったのがただ単に運が良かっただけで、次にはひったくられたり
するかもしれません。それは、お金を持って無駄に出歩く回数が減れば
危険に遭遇する確率も減ると言うもの。たかが卵を買いに行っただけ
なのに、道端で陣痛が来るのも何だか格好悪いし...。


そういうわけで、改革進行中です。







2010年10月18日月曜日

the Baby Club

L'autre jour, j'ai rencontré des japonaises qui ont des enfants ou qui sont enceintes, car j'ai pris part à l'assemblée du "Baby Club" japonais à Nairobi. Dans ce club il y a des bébés avant 2 ans, et pour les enfants entre 2 ans et 6 ans (avant l'entrée de l'école) il y a aussi en autre groupe chaque mois.


Quand j'étais là, il y avait trois autre femmes enceintes de 7 et 9 mois qui sont très sympa. On est allées dejeuner la semaine dernière. C'était bien de bavarder en prenant le dejeuner dans un restaurant asses chic. On a passé plus de 3 heures au restaurant! Mais ce doit être plus sympa quand nos bébés pourront jouer ensemble. C'est aussi pour ça que je suis contente d'avoir faire la connaissance de ces femmes.


Aujourd'hui on a acheté plein d'affaires pour le bébé et on est bien preparés maintenant. J'ai esseyé de trouver ce qu'il manque encore mais il manque probablement seulement le bébé lui-même!!!

2010年10月17日日曜日

育児の常識(ケニア版)

先日のラマーズ法講習は、呼吸法と言うよりも出産前後についての
コンサルティングみたいな感じでした。とても役に立ったのですが
いくつか日本の常識と違うことがあったので挙げてみます。


1.6ヶ月までは母乳(ミルク)のみ。果汁も白湯もいらない。
 離乳食は6ヶ月以降に始める。断乳は2歳を目安に。


2.授乳中でも食事は好きな物を食べてよし。食べる量等に
 よって母乳の出具合の善し悪しに影響することはない。


3.授乳前後に消毒や拭き取りはしない


4.新生児でも外気に当てて大丈夫。


5.うつぶせ寝は首が据わる一ヶ月頃を目安に。


多分もっともっとあるはずです、実際に育児を始めたら。


そう言えばこの間メイドが恐ろしいことを言っていました。


もしも赤ちゃんが小さく産まれてきてもウガリ
食べさせればあっという間に大きく丈夫に育ちますよ!


...どの段階でウガリを食べさせたいんでしょう。


まさか、離乳食!?



2010年10月16日土曜日

今度はパンケーキ



最近、パンを捏ねている最中にふと
「ここで破水したらこのパン生地どうしよう」
とか怖い想像をするようになりました。


捏ね始めから焼き上がりまでの時間もかかるので、陣痛がきても
焼き終わってから次の行動へ、ということも出来ないでしょう。


でも、満足できる美味しさの物を毎日食べたい。


と言うわけで、パンケーキを焼いています。レシピは母が朝食によく
焼いてくれた我が家の定番。家庭にある材料で出来て、とても美味しいので
いつからか実家ではホットケーキよりもパンケーキの方が好まれるように
なりました。


レシピの分量で作ると10枚焼けるので余ったら冷凍しておけると
思うのですが、実際は夫が美味しい美味しいと食べてしまって冷凍する前に
食べ終わってしまいます。夫はこのくらいの厚さでも「クレープ」と呼んで
砂糖をまぶしてクルクルと巻いて正にクレープみたいに食べています。
さすがフランス人。しかも、粉砂糖で食べるのが一番美味しいとのこと。


冷めても美味しいし、もちろんレンジで温め直しても硬くなりません。
生地の甘さが控えめなので、クリームチーズを塗って軽食にもなります。
朝食にも軽食にもおやつにもぴったりとくれば、そりゃすぐになくなる
わけですね。






毎回焼き終わって重なったパンケーキをみると、子供の頃に好きだった
とらがグルグル回ってバターになる童話の最後に家族みんなが食べる
ホットケーキを思い出します。





2010年10月14日木曜日

入院荷物リスト

今日のラマーズ法レッスンでインストラクターが作成した入院に必要な物のリストです




洗面用具


ローション


リップクリーム


ミント(フリスクみたいな)


靴下


マッサージボール


音楽


ラマーズノート


スナック


退院のときのベビー服


退院のときのママの服


授乳用ブラとパッド


以上




簡潔すぎて拍子抜け!ウチにないのはマッサージボールくらいでしょうか。


「スナックって何でもいいんですか?チョコレートでもいいんですか?
いつ食べてもいいんですか?何もって行こうかな〜〜〜」


と、目をキラキラさせていたら


「...付き添いの人用ですよ!」


と呆れられてしまいました。つい遠足気分が...。











2010年10月12日火曜日

ケニアにうってつけのパン

パン用に買っておいた強力粉をいつの間にかメイドに半分以上使われて
猛烈に怒ろうとしたら、彼女は薄力粉と強力粉の違いを知らずに
薄力粉を使い終わってから、タルト生地もビスケットも何もかも
強力粉で作っていたとのことでした。どおりで硬いわけです、ビスケット。

ケーキを作るのも楽しいのですが、あっという間に減るバターと
砂糖のストックに幾分もやもやしたものを感じてしまいます。
かといって、プレーンなパンを毎回作って美味しいと自画自賛
できるほど小麦の質が良くないケニア。クリームが入ったりする
菓子パンや、ツナマヨが入ったりする調理パンは食中毒が心配な
ケニア。

そして、そんな中からうってつけの一品を見つけ出しました。

一次発酵の段階でお湯を張ったボウルに生地の入ったボウルを
つけるとスムーズに発酵して、その後も生地の元気がいいことに
ようやく気がつきました。

成形した2次発酵の手前の渦巻き型が可愛いです。




オーブンの中ではみるみるうちに膨らんでいきます。



そうです、そうなんです。シナモンロールなんです。



ケーキなんかよりもバターも砂糖も少しでできます。小麦粉がイマイチ
美味しくないのもシナモンの匂いと味でごまかせます。チャイを飲む
習慣があるので、シナモンはどこでもかなり安く手に入ります。


あんまり何回も作るとすぐに飽きそうですけど、今のところは
楽しく作って美味しくいただいています。





On n'est pas pauvre!!

Dans la classe, le prof nous a demandé le sens du mot "tiers-monde" et un étudiant a repondu "les pays les plus pauvres". Mais cette définition ne lui a plu puisqu'il a crié, etonné,


" On n'est pas pauvre!!"


Tout le monde était un  peu surpris. Il a ajouté


"Tiers-Monde, ça ne veut pas dire " les pays pauvre", mais ça veut dire " les pays qui sont en train de se developper. On est dans le processus!!" 


Si on vit en pensant qu'on est pauvre ou qu'on est dans le provessus, ça fait une grande différence et je pense que le Kenya est vraiment en voie de developpement.
Mais le plus drôle dans ce qu'il a dit était;


" En plus, au Kenya il y a des voiture plus raffinées qu'en France! Le Kenya est riche!"


Hmmmm.... mais qui q telle voiture au Kenya, en fait? Les Indiens? Les 'white kenyans'? Les politiciens qui gagnent beaucoup par les pots-de-vin? Ou les expats?

2010年10月11日月曜日

ラマーズ法

日本では、両親学級に一度しか出ませんでした。周りはみんな夫婦なのに
ちょうど前日に夫が日本を発ってしまい、私だけ単独での参加でした。
お世話になったクリニックの主催でハーブティーとマクロビオティックの
パウンドケーキが出たりして、出産準備と言うよりも経過報告の座談会
みたいな感じでやや肩すかしでしたが、もうちょっと週数が進んだり
市町村の主催だったりすると具体的なテーマも扱ったんでしょうね。


さて、ケニアでは。


勿論、母親学級やら両親学級なんて聞いた事ありません。


でも、私のお世話になる病院では一応コースが開設されています。
もちろん義務じゃありません。


ラマーズコースです。ひっひっふ〜。


日本では、ラマーズ法ってまだ習うんでしょうか?あんまり耳に
しなかった気が。でも、ここでは唯一(心の)準備ができそうなのが
このコースだったので取るしかありません。


普通は週に一回のレッスンを一ヶ月くらい通うわけですが、出産に
立ち会う人も出席するのが望ましいとの事で、クラッシュコースと言って
集中して一気に終わらせる、週末3日拘束されるコースもあります。
さらに、そんなに足しげく病院に通うのも、週末拘束されるのも
面倒くさい。ぱぱぱっと楽に終わらせたい、というずぼら人間のために
インストラクターがわざわざ自宅まで来てくれるというコースもあります。




私(たち)ですか?




もちろん3番目です!


一回、クラッシュコースを申し込んだのですが、金曜日18時から21時
土曜日9時から17時、日曜日14時から17時という時間割を聞いた
時点で(私が)挫折してしまいまして...。その曜日のその時間帯の
あの道(ご想像におまかせします)を自分たちで運転するのは
出産よりも怖い、というのが正直なところでした。


というわけで、今週インストラクターがうちにやってきて(約束では)、
6時間かけて講習をすることになっています。夫は最後の3時間
のみの参加です。


受講した人はみんな「役に立った!」と言っていたので多分無駄には
ならないはずです。


ただ、ケニアの一般的な物価と比べるととってもお高いです。
一ヶ月通っても、週末だけでも、一日個人レッスンでも、料金は同じ
ですが、平均的なケニア人の月給の半分以上もかかります。


興味深い講習の内容はまた後日!







2010年10月9日土曜日

ケニアで布おむつ

日本からの引っ越し荷物に布おむつとおむつカバーを入れました。
その数100枚。そしてカバーは50〜100cmサイズ取り揃えて。
自分で用意した訳ではないので威張れませんけど...。


それまで妊婦世界や子育て世界に足を踏み入れた事がなかったので
布おむつがまだどのくらい幅を利かせているのか全然知りませんでした。
今もイマイチ分りません。


でもおむつは布おむつだなあ、と思っていた最大の理由があります。


それは


ゴミ問題がどうのこうのとかいうエコっぽい理由からでも


濡れた感覚をちゃんとわからせたいという子育て方針からでもなく


ただ単に


紙おむつを付けた赤ちゃんの姿が好きじゃないからという理由です。
紙おむつ姿の赤ちゃんって、もう一枚その上から何かを履かせてあげたく
なりませんか?それ一枚でいる姿を見ると可哀想な感じすらしてしまいます。
上手く説明できませんけど...。


あとは、ケニアにはきっと日本みたいな品質のいい紙おむつがない上に
割高のようでしたし、布おむつを用意しておいて絶対に損はないかな
と思った訳です。


ちなみに、フランスでは長らく紙おむつが主流でしたが、今はエコの
観点から布おむつが注目を浴びていて、定期的に布おむつを回収に来て
くれる洗濯屋まであるそうです。




まだ産まれてないので実際どうなるか分りませんが、数ヶ月ケニアに
住んでみて、日本にはない利点に気がつきました。


1.気候が良い
何日も雨、ということは余りなくて夕立のように集中的に降ることが
多く、それ以外は日差しがあってもなくても乾燥しているので
午前中干した洗濯物が夕方までに必ず乾きます。そして乾燥しているので
おむつかぶれの心配もやや減るかもしれません。


2.メイドが大活躍
2人暮らしのことろにフルタイムで雇っているメイドはやや持て余し気味で
出勤したときに洗濯機が回っていると、やる事があると喜んでくれます。
赤ちゃんが産まれても心配ない、と面倒を見てくれるつもりでいまから
張り切っています。問題は、布おむつを使う予定なので洗濯とアイロン掛け
よろしく、とまだ言ってない事です。嫌がられたらどうしよう...。

2010年10月7日木曜日

たかがカーテンに二ヶ月

カーテンがないまま生活して早二ヶ月。紆余曲折ありました。
出来合いのカーテンは恐ろしく趣味が悪くて、絶句しました。
大型スーパーのオーダーメイドカーテンも、やや成金趣味というか
私たちの求めるものと方向性が違うというか。


やっと見つけたのが、膨大な生地サンプルの中から選んで生地をUKに
注文してくれるインテリアファブリックのお店。カーテンだけじゃなくて
クッションも、ソファや椅子の張り替えもやっている様子で何となく
「プロフェッショナルな感じがする...」と思ってしまった私は
まだまだ夢を見ていたのかもしれません。




お値段は目が飛び出るくらいでしたが、そう言えば私はカーテンの
相場なんて知らないので、そういうものだと思い込んでオーダーしました。


生地を注文して届くまでに3週間。縫い上げに1週間の合計4週間
かかります。仕上がったら御宅までセッティングに伺います。
生地が届いたらその旨すぐにご連絡さし上げますね!


というスタッフの言葉に、何かプロフェッショナル〜。
と、思ってしまったあのときの自分を今は諌めたい気分です




が、もちろん(!?)




待てど暮らせど音沙汰がなく何だか嫌な予感がしていましたが
先週の始め夫のところに一本の電話が。


実は、注文した生地が輸送の途中で行方不明になってしまったんです。
再度注文をして今週中に生地が届いて来週中にはお届けできると思います。


とかなんとか。先週の「来週中のお届け」と言う事はつまり今週中なわけで
今週中と言う事はあと2日しかないわけです。


嫌な予感がだんだんと具体的な面倒になってきました。


今日の午前中、張り切って電話してみると(クレーム係はいつの間にか
私の担当に)


「私、新人なんでよくわかりません。折り返します」


という声の小さい(怯えてた?)女性が対応してくれました。
30分待ってやっと折り返し電話がかかってきたと思ったら


「名前を教えてください」


という内容で、思わずイラっとして8月26日に店頭で注文して
9月27日に電話でお届けの延期を言われた旨まで説明したのに
また「折り返します」と電話を切られました。


次の電話では


「どの布を注文しましたか?」


と聞かれました。さらにイラっとして、私が知りたいのは出来上がりが
いつかということだけだからさっさとその質問に答えてほしい。先週の
電話だと今週中には届けてもらえる話だったので、具体的に明日なのか
明後日なのか教えてほしい、飽きれて言ったら


「注文の記録が見つからない」


との御返事。驚愕です。そしてまたしても、一時間後に電話します、
と言われたので


もうさっきから一時間経っているんだから、さらに一時間と言うのは
長過ぎる、と文句を言ったら「なるべく早くかけなおす」という言葉を
残して新人は退散してしまいました。


そして、次に電話をしてきたのは新人よりもややハキハキした感がある
別の女性でした。彼女は、先週電話でご主人にお話ししたけど、と言って
注文の布が紛失してしまった話を最初から始めようとするので


その話はもう聞きました


というと、開き直って「それは私たちのせいじゃないんですけどね」との
天晴なお言葉。いや〜、その道理は日本じゃ通用しませんよね。amazonで
注文したものがヤマトの配達中に紛失してしまっても、amazonは謝って
くれると思うんですけど...。


だから具体的にいつ届けてもらえるんですか?今週ですよね?
今週のいつですか?


と聞いても、ゴニョゴニョ言うだけで埒があきません。新人も先輩も
五十歩百歩です。そしてそんな彼女の口から衝撃の事実が


「再度注文した布は21日に到着します。縫うのに一週間かかるので
最短でお届けは28日になります」


ん?


でも、先週中には布が到着するって言いましたよね?それで一週間で
届けるって言いましたよね?布はいつ注文したんですか?


「先週です」









騙された


騙された


騙された


烈火の如く怒りが...




最初の説明では布の到着に3週間、出来上がりに1週間という話だった
じゃないですか。私たちはそれを信用して、あなたたちも信頼して、
お金も払ったんですよ(半分だけ)。そのくせ間違った事を説明されて、
というか、嘘までつかれて、たかがカーテンごときに2ヶ月も待たなくちゃ
いけないんですか?全然プロフェッショナルな商売じゃないですよね!


と、ちょっと授業から抜け出た廊下で怒鳴る私。電話口の相手は平謝りなので
それ以上何を言う事も出来ず


後で夫に電話をさせますから!


と言って電話を切りました。アドレナリンが一気に放出されて一日の大半の
エネルギーを使ったようにへろへろになりました。最後の力を振り絞って
夫の携帯にメッセージを。


「カーテンより赤ちゃんの方が
早く到着すると思います」










今日も疲れました。