2010年10月7日木曜日

たかがカーテンに二ヶ月

カーテンがないまま生活して早二ヶ月。紆余曲折ありました。
出来合いのカーテンは恐ろしく趣味が悪くて、絶句しました。
大型スーパーのオーダーメイドカーテンも、やや成金趣味というか
私たちの求めるものと方向性が違うというか。


やっと見つけたのが、膨大な生地サンプルの中から選んで生地をUKに
注文してくれるインテリアファブリックのお店。カーテンだけじゃなくて
クッションも、ソファや椅子の張り替えもやっている様子で何となく
「プロフェッショナルな感じがする...」と思ってしまった私は
まだまだ夢を見ていたのかもしれません。




お値段は目が飛び出るくらいでしたが、そう言えば私はカーテンの
相場なんて知らないので、そういうものだと思い込んでオーダーしました。


生地を注文して届くまでに3週間。縫い上げに1週間の合計4週間
かかります。仕上がったら御宅までセッティングに伺います。
生地が届いたらその旨すぐにご連絡さし上げますね!


というスタッフの言葉に、何かプロフェッショナル〜。
と、思ってしまったあのときの自分を今は諌めたい気分です




が、もちろん(!?)




待てど暮らせど音沙汰がなく何だか嫌な予感がしていましたが
先週の始め夫のところに一本の電話が。


実は、注文した生地が輸送の途中で行方不明になってしまったんです。
再度注文をして今週中に生地が届いて来週中にはお届けできると思います。


とかなんとか。先週の「来週中のお届け」と言う事はつまり今週中なわけで
今週中と言う事はあと2日しかないわけです。


嫌な予感がだんだんと具体的な面倒になってきました。


今日の午前中、張り切って電話してみると(クレーム係はいつの間にか
私の担当に)


「私、新人なんでよくわかりません。折り返します」


という声の小さい(怯えてた?)女性が対応してくれました。
30分待ってやっと折り返し電話がかかってきたと思ったら


「名前を教えてください」


という内容で、思わずイラっとして8月26日に店頭で注文して
9月27日に電話でお届けの延期を言われた旨まで説明したのに
また「折り返します」と電話を切られました。


次の電話では


「どの布を注文しましたか?」


と聞かれました。さらにイラっとして、私が知りたいのは出来上がりが
いつかということだけだからさっさとその質問に答えてほしい。先週の
電話だと今週中には届けてもらえる話だったので、具体的に明日なのか
明後日なのか教えてほしい、飽きれて言ったら


「注文の記録が見つからない」


との御返事。驚愕です。そしてまたしても、一時間後に電話します、
と言われたので


もうさっきから一時間経っているんだから、さらに一時間と言うのは
長過ぎる、と文句を言ったら「なるべく早くかけなおす」という言葉を
残して新人は退散してしまいました。


そして、次に電話をしてきたのは新人よりもややハキハキした感がある
別の女性でした。彼女は、先週電話でご主人にお話ししたけど、と言って
注文の布が紛失してしまった話を最初から始めようとするので


その話はもう聞きました


というと、開き直って「それは私たちのせいじゃないんですけどね」との
天晴なお言葉。いや〜、その道理は日本じゃ通用しませんよね。amazonで
注文したものがヤマトの配達中に紛失してしまっても、amazonは謝って
くれると思うんですけど...。


だから具体的にいつ届けてもらえるんですか?今週ですよね?
今週のいつですか?


と聞いても、ゴニョゴニョ言うだけで埒があきません。新人も先輩も
五十歩百歩です。そしてそんな彼女の口から衝撃の事実が


「再度注文した布は21日に到着します。縫うのに一週間かかるので
最短でお届けは28日になります」


ん?


でも、先週中には布が到着するって言いましたよね?それで一週間で
届けるって言いましたよね?布はいつ注文したんですか?


「先週です」









騙された


騙された


騙された


烈火の如く怒りが...




最初の説明では布の到着に3週間、出来上がりに1週間という話だった
じゃないですか。私たちはそれを信用して、あなたたちも信頼して、
お金も払ったんですよ(半分だけ)。そのくせ間違った事を説明されて、
というか、嘘までつかれて、たかがカーテンごときに2ヶ月も待たなくちゃ
いけないんですか?全然プロフェッショナルな商売じゃないですよね!


と、ちょっと授業から抜け出た廊下で怒鳴る私。電話口の相手は平謝りなので
それ以上何を言う事も出来ず


後で夫に電話をさせますから!


と言って電話を切りました。アドレナリンが一気に放出されて一日の大半の
エネルギーを使ったようにへろへろになりました。最後の力を振り絞って
夫の携帯にメッセージを。


「カーテンより赤ちゃんの方が
早く到着すると思います」










今日も疲れました。







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