2011年11月14日月曜日

ネクタイクリーニング事件

しばらくケニアを離れていると、何故か「ケニアも悪くないじゃん」という気持ちになってくるのがいつものことながら不思議です。特にナイロビはその気候の良さで随分と得をしているような気がします。

そしてナイロビに戻って来れて嬉しい、という気持ちにもなるんですが、それも長くは続きません。ケニアに戻ってしばらくするとやっぱりイライラすることの多さに気がつかされます。それも思いがけないことがきっかけで。

今回、現実に引き戻されたのが「ネクタイ事件」でした。

夫がネクタイにシミを作ったからクリーニングに持っていって、と言うのでよくいくショッピングセンターのクリーニング店に持って行ったんです。別に腕がいいからとかいう理由ではなくて、買物のついでに取りに行けるからと言う単純な理由だったんですが、二本で140円という怪しい程破格なクリーニング代を聞いた時に、そこに頼むのを辞めてちょっと遠いけど腕が確かなインド人経営のクリーニング店に行くべきでした。

現在のところ、一本は行方不明。

何とか戻って来た一本は、何と!縮んでるんです!しかも直線であるべきネクタイのシルエットがヨロヨロ?よれよれ?で、先端の角が何故か丸みを帯びている始末。家で水洗いしたってこんなにならない、という位の変貌ぶりです。お店に引き取りにいった時には、行方不明のもう一本のことに憤慨して、かろうじて戻ってきた一本が縮んでいるなんてよもや思いませんでしたが...。

あーあ。夫が最近フランスの有名デパートで買ったお気に入りだったのに。

ここで、ぶうぶう文句を言ってもどうせなしのつぶてだからと泣き寝入りをするのか、時間と労力とお金を浪費するとわかっていながらきちんとした謝罪を求めて責任者を捕まえるのか。どちらにしろ精神衛生によろしくありません。

久々にケニア生活特有のイライラを味わっています。

ゲンナリゲンナリ。

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