2012年6月29日金曜日

あわやカージャック被害

昨日、うちのナニーさんが帰る時にゲートまで見送ったら、別の家のナニーさんも一緒になって、一緒に帰って行ったようでした。
今日になって、ナニーさんが
「昨日はあれから、一緒にマタツに乗って、乗り換えのステージ(バス停)で待っていたんです。来たマタツに乗ろうとしたら、エクスプレスだって言われて私の降りたい場所には止まらないからそれを見送ったんですけど、○○の家のナニーさんはそれに乗って帰ったんです。そしたら、そのマタツがカージャックに遭って...みんな携帯電話もお金も取られた上に、ナイロビから遥か彼方で降ろされたって」
と、恐ろしい話をしていました。一歩間違っていれば彼女も。そして、昨日は平気だったかもしれないけど、今日も大丈夫とは限らないわけで。今日も見送りにゲートまで行く時に「マタツ、気をつけてね」と言ったら「こればっかりは運ですから」と白い歯をキラリンとさせて笑って去って行きました。

日曜の出勤は教会の後で!と宣言する程、真面目なキリスト教徒の彼女、さすがだな、と思った話があります。

「旅に出て、目的地に無事に着いたら『ありがとう』って言うんです」

日本やヨーロッパだったら、なんだそれ、って思うようなことですが、ここでは、目的地に無事に着くのは「ありがとう」に値することなんだろうな、と今回のカージャック事件のことがあって改めて感じました。


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