2012年9月12日水曜日

注意喚起のメール

今日はこのような注意喚起のメールが送られてきました。

(引用)

ごく最近、ナイロビ市内ウエストランド地区のショッピング・センター「Sarit Centre」において、女性が被害に遭う強盗事件が発生しました。手口は、犯人女性が買い物中の女性に「自分の子供が、あなたの子供と同じ学校に通っています。」等と親しげに近づき、言葉巧みに、拳銃を所持した男が待ち構える同ショッピング・センター駐車場に誘い込み、金品を強奪するというものです。
 類似事件は、他のショッピング・センターにおいても発生していることから、見ず知らずの人物の接近には、十分警戒するよう注意喚起をお願いいたします。

                            (引用終わり)

夫に話したら私だったらどうしてたかと聞かれました。そんな人には取り合わない、と言ってみましたが本当はそんな自信ありません。めめちゃんは幼稚園に通い始めたばかりなので、”私の娘が幼稚園に通っている”と認識する人が今は絶対的に少ないはず。でも、もう少し経った時点で「私の子があなたの子供と同じ幼稚園に通ってます」と何処かで話しかけられたら、相手は私を知っている(と言っている)のに私が相手を知らないのは失礼かも、と思ってつい話してしまうかも。

私のかねてからの持論なのですが、ケニアの軽犯罪は単純なケースが多く、ヨーロッパのそれはかなり技術と頭脳を駆使していると思います。ヨーロッパの有名なスリの手口は、ひとりが署名を募って気がそれた瞬間に相棒がバッグから財布を失敬とか、汚れた洋服を拭いてあげるふりをしてポケットから財布を抜き取るとか。かく言う私も某S国でスリに遭ったことがあります。現金だけ、それも大金ではなかったので諦めがついたのですが、そのテクニックの鮮やかさは天晴でした。60代のおばちゃんだったのに。

でも今回のメールを読むと、取り合えずひったくる、取り合えず脅す、取り合えず物乞い、みたいな単純明快な手口ではなくて少しビックリしました。国が発展するにつれて犯罪の手口も巧妙になってきているのかもしれません。気をつけます。


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