2012年7月3日火曜日

夏を迎える準備の全て

前衛的な短歌でいろんな人の度肝を抜いた穂村弘という歌人。でも、実はこの人はオーソドックスな短歌も詠んでいます。私が毎年毎年7月になると思い出すのが

自転車のサドルを高くあげるのが夏を迎える準備の全て

という一首。疾走感、期待、高揚がギュッと詰まっていて、夏が楽しい季節だった頃を思い出させてくれます。

さて、ナイロビは寒い冬ですが、私ももうすぐヨーロッパの夏を謳歌できます。その準備として今日は帽子を作りました。


母がくれたパターンで、生地はpindotという茅木真知子のお店のもの。スカートを作りたくて買ったのに、生地の厚さや質感が帽子にも向いていてこの生地で作る帽子は2つ目。残りの生地でめめちゃんにも作ってあげられるかな?まだリボンを通す作業が残ってます。買って来ないと。首の動きを邪魔しないように、後ろのツバが短くなっているんです。前のツバは、充分長くて紫外線も避けられそうなのに、視界を全然邪魔しません。もちろん折り曲げても可愛いです。

何か作る度に言ってますが(そして全然実現しませんが)、生地を変えてまた作りたいです。

というわけで、私の夏を迎える準備もこれで全てです。




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