2010年9月27日月曜日
ナイロビの”HOTEL”事情
ケニアの地方都市というよりも街道沿いの小さな集落を車で走っていると
HOTELという看板がやけに多い事に気がつくでしょう。
写真の”JAPAN HOTEL"はナイヴァシャからアバデア国立公園に向かう
途中で目にしたものです(2007年撮影)。
こんな風に小さな”HOTEL"が本当に沢山あるんですが、どれも一様に
客室があるようには見えないただの小屋です。客室が離れにあるのかな
と思って注意して建物の裏側も見たりしましたが、そのようなものもなく。
長らく心のどこかに引っかかっていたこのケニアのHOTELについて
先日思いがけないところでその謎が解けました。
授業中に先生が何かの拍子に
「ケニアでは、レストランもカフェもキヨスクもユースホステルも
何もかもHOTELだから!」
と口にしたのです。
何もかも!?
それを聞いた私は、今までに見た数々の小さなHOTELが頭をよぎり
思わず、「あ!」と叫んでしまいました。
どうりで客室がどこにもないなあって思ってた事を話すとクラス中
大爆笑。HOTELを本当の宿泊施設だと思っていた間抜けな外国人が
いたのか!というくらいの笑い方でした。
そういう小さなHOTELでは中に入るとテーブルと椅子が1セットしか
置いてなくて、メニューにあるのは飲み物だけ、というカフェが
ほとんどだということをクラスメイトが教えてくれました。
長い間の小さな疑問が解けた瞬間でした。
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