2010年9月8日水曜日

恐怖の新学期

今週ケニアの学校は新学期(新年度)を迎えました。


別に私たちの生活には関係ないと思っていましたが、
それは大きな間違いだと気がつきました。


ただでさえインフラに対する車の数が飽和状態なのに
学校が始まったお蔭で送迎の車スクールバスがプラスされて
もうナイロビ中が凄い渋滞!東京でも渋滞は珍しくありませんが
例えば、桜田門付近が、レインボーブリッジが、246が、環八が
○kmの渋滞という感じですよね。ナイロビは道という道が車で
埋め尽くされます。ただでさえ末期的なのに、交差点にみんなが
割り込ん立ち往生で誰も進めない、といういつもの光景も
合わさって救い用がありません。あまり酷い渋滞だと
もっとマナーが悪くなって交通量の少ない反対車線に
はみ出して走っちゃうこともあります。だから普段は
一車線なのに突然三車線になったりして。




夫は昨日の夕方、普通なら15分で帰れるところを1時間かかって
帰ってきました。駐車場を出て100m先の幹線道路に合流するまでに
30分かかったそうです。


でも夕方なら学校がとっくに終わっている時間じゃないか
と思うかもしれませんが、下校の時間に発生した渋滞の解消される
前に今度は働いている人達の帰宅時間の渋滞が重なってさらに
酷い渋滞になるとかいう話。


職場の外で会議があった夫は、今朝も普通は25分で行けるところに
一時間かかって行って、そこからオフィスにまた一時間かかって戻ったら
職場での会議を逃し、午後の会議に出るために20分でお昼ご飯を食べて
去っていきました。


何だか、本来の仕事とは違うところでものすごいエネルギーを
消耗している気がするんですけど。ケニア人もこんな疑問を抱きながら
しょうがないな〜、とそのまま生きているんでしょうか。


と、思ったら夫の同僚も
まー、これが”普通”のナイロビだから慣れないと仕方ないよね
と言ってました。




アフリカではみんな我慢強くなれるのでしょうか。
それとも諦めがよくなるんでしょうか。



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