2011年7月13日水曜日

ウナギ求めて54km

ウナギの値段が高騰している日本では猛暑のようですが、お値段に尻込みしないでスタミナつけてくださいね!

実は、ウナギの蒲焼きはナイロビでも手に入るんです。仕入れ先は違うと思いますが二つのお店で、タレをからめて真空パックになったものが売っています。一軒はうちから遠くなく、ちょくちょく買っていたのですが「あそこにウナギが売ってる」と口コミで広がり、リピーターも多く、前回の入荷の際にはあっという間に売り切れたそうです(私がサファリに行っている間に!)。店主には「ごめんなさいねえ」と謝られて、次回入荷のときは電話してくださるとのことでした。
ちょっと遠い2軒目にはまだ売っていると先日聞きつけて、今日はるばるそちらのお店に行ってきました。1kgで5000円弱くらい。1パックにつき2串入っています。いつも買っていたお店では、2串で1800円でした。パックあたりの重さが見当もつかないので適当に買ったら、うちの車(プラド)にガソリンを満タンにできる位のお会計になってしまいました。一言でいうと”買い占め”というやつでしょうか。すみません。

日本ならこれで満足して帰ればいいのですが、ここはケニア。忘れてはいけないのが、あと在庫はどのくらいあるのか聞くこと。在庫がなくなってから次に入荷するまで本当に長いんです。いつも買物をするあるスーパーでは、めめちゃんに使っているピジョンのお尻ふきがかれこれ2ヶ月も在庫切れでした。いつも食べている韓国米も、最後の20袋という段階で二袋(20kg)買っておいたので、来月中旬の入荷まで余裕でもちそうです。幸い、そのお店ではうなぎはまだ充分にあるそうなのですが、友人の旦那様が以前、白人の客がうなぎを買っているのを目撃してライバルが増えた、と危機感を募らせていたので安心はできません。

こうして、ウナギを求めて往復54kmも車を走らせた一日でした。

私よりもむしろ夫の方がウナギが大好きで、懐かしい味がするといって大喜びで食べます。手間暇かけて作った私の料理よりも、冷凍のウナギの蒲焼きの方を嬉しそうに食べるので複雑な気分です...。




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