2011年5月25日水曜日

苦渋の決断

生まれたときからめめちゃんは独りでベッドに寝ない子でした。生後2ヶ月までは私の上で(毎晩カンガルーケアスタイル)、それ以降は私たちのベッドの真ん中に川の字で添い乳。

わかっていたんです。これじゃあダメだって。

生後一ヶ月半の時に小児科医から独りで寝れるようにしてください、と指導されて眠るまで泣かせておこうと思ったのですが、胸が痛んで一日目で挫折しました。

誰かに添い寝添い乳について何か言われると、「赤ちゃんが母親に依存して何が悪いの」とムッとしました、正直言って。

でも、今日ついに決心していわゆる”ネンネトレーニング”を始めました。

きっかけとなったのは、先日のフランス滞在。添い乳でなければ眠りにつけないめめちゃんのことが可哀想な場面がたくさんありました。夫の実家、友達の家、飛行機の中。今までは、このままでも構わない。そのうち独りで眠れる時期がくるだろう。と、思っていた私が初めて「何とか現状を変えなくちゃ」と思った時でした。

そして、今日の小児科検診にて、甲状腺の心配もなくなり、身長体重も標準して、心身も順調に発達して、薬の処方もないし、これで無罪放免、と思った診察の最後に「で、めめちゃんはよく眠れていますか?」と何かを見透かしたような先生の一言。前記のように、打開策を求めていた私は現状を話したところ、先生は「赤ちゃんにはちゃんとした睡眠が必要です。その”ちゃんとした睡眠”を教えるのは親の役目です」とおっしゃって、やはり独りで寝付けるようになるようにしましょうとのことでした。「依存しているのは赤ちゃんじゃなくてお母さんかもしれないですね」と、言われたことでハッとしました。めめちゃんのためだと思っていたことが、本当にめめちゃんのためだったのか。独りでもちゃんと眠りにつけることを教えてあげることがこれからのめめちゃんには必要なんじゃないか。

夫に話したら、今までこれが理想的な形じゃないとずっと思って来たけれど、寝かしつけたり夜中めめちゃんに起こされたりするのは自分じゃないから現状を非難する資格はないと思っていた、と言われました。

そういうわけで、今日からネンネトレーニングです。方法がいくつかあるようですが、わたしたちはいわゆる”泣かせっぱなしにするネントレ”をします。日本でも出版されているネントレの本よりも更に残酷な(?)ことに、アイコンタクトによって目が覚めるので目は合わせないこと、という小児科医のアドバイスも取り入れます。

経過等また後日報告しますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿