結果、肝機能には問題が見られず、甲状腺のホルモン値が通常値を超えていました。
甲状腺は甲状腺刺激ホルモンが甲状腺を刺激することによって脳の成長に必要なT3,T4という大事なホルモンが分泌される仕組みになっていますが、T3,T4のホルモンの分泌が悪いと、刺激ホルモンが過剰に分泌されます。これが甲状腺機能低下症と言うもので、なるべく早く治療をしないと心身の発達に遅れが出るとも。
みんなが首を傾げたのは、めめちゃんの場合は刺激ホルモンの値は高いのにT3,T4の数値は通常だったこと。何度も何度も血液検査をしても数値が安定せず、甲状腺の専門医に聞いたところ、生後6ヶ月までの赤ちゃんにはよくあることだから心配ない、とのことで生後4ヶ月の段階で様子をみましょうということになりました。小児科の先生は、甲状腺機能低下症の赤ちゃんはボンヤリして動きが緩慢なので、アクティブなめめちゃんは機能低下症の心配はないですよ、と言ってました。
6ヶ月になる頃はフランスにいるので2週間前倒ししての血液検査もやはり同じような数値。じゃあ、フランスから戻ったらもう一度血液検査をしましょう、と言うことになりました。
そして今日、先週の金曜日に受けた血液検査の結果を聞きに行ったら、見事に数値が通常値(の真ん中あたり)になっていました。6ヶ月を過ぎて甲状腺の働きが安定してきたのでしょう。
何ヶ月にもわたって採血をされ続けためめちゃんが可哀想でしたが、これでしばらくは血液検査からも離れられます。黄疸から甲状腺機能低下症を疑った先生もさすがです。どの本にも黄疸と甲状腺機能低下症の関係が書かれているものはなかったのに。
でも母子手帳に書いてある成長のめやす(○ヶ月頃に○○ができるようになる)から遅れたらまた血液検査をすることになりました。でも今のところはすくすくと順調に育っています。今日の検診では、もうすぐ歯が生えますよ、と言われました。
めめちゃんを連れて病院通いした私にもお疲れさまを言いたい...。時間つぶしでよく入った病院のパティオにあるカフェの不味いカフェオレとも暫くお分かれできます!
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