2011年5月3日火曜日

ケニアのヘアーサロン

2ヶ月前に思い切って髪をショートにしました。それまではボブだったのですが、めめちゃんの面倒を見る時に髪の毛が顔にかかるのが邪魔だったのです。「まあ、2、3ヶ月もすればまたショートボブに戻せますよ」と美容師さん談。
予定ではフランスに行く直前に美容院に行ってスッキリとショートボブにするはずだったのに、お世話になっている日本人の美容師さんが日本に一時帰国中!帰るまで待てない旨を伝えると、助手の人が別の美容院を紹介してくれました。

フランスの田舎町で中国人経営(またはベトナム人経営?)の美容室に行くか、アフリカの大都市でインド人向け美容室に行くか、微妙な選択でしたが今朝行って参りました。

インド系のモールにあるサロンなんですが、従業員はほとんどケニア人。日本のヘアーサロンの繊細さ、丁寧さなんてありません。シャンプーの時のシャワーは耳にもろに入って、私に髪を洗われるめめちゃんの気分を味わいました。服も濡れ、首筋も濡れ、これだったら自分で洗った方がよかったような気がしました。

ヘアースタイルのオーダーは、昨日インターネットでせっせと調べて画像を携帯で撮って準備万端でした。が、押しの強いおばちゃんに負けてフットケア(ペディキュア込)もお願いしたため、椅子を45度回されてヘアカットと同時進行でフットケアもしてもらうことになりました。つまり、髪を切っている過程を鏡で見れないため、最後の最後まで一体どうなっているのかわからない、という非常にスリリングな展開。それにしても、髪を切ってもらいながら足もマッサージしてもらって、まるでインド系の小金持みたいでした。

フットケアもヘアカットも一時間程で終了。どきどきしながら鏡で自分の姿を見てみると....悪くないような、でも何かが違うような、何とも言えない違和感。喩えるなら、タイとかフィリピンのマーケットで偽物のキティちゃんを見たときのようです。そして、ケニア人女性が好んで被るカツラのようでもあり(とくに前髪部分。セットの仕方が原因かもしれませんが)。日本に帰るんだったら恥ずかしさのあまり泣いていたかもしれませんが、まあ、行き先はフランス(の田舎)なので、誰もこの髪型が日本人としてNGだとはわからないでしょう。もちろん写真は載せられません。あしからず。あ、フットケアは良かったです。かかとがつるつるすべすべになりました。

お会計は全て込みで2800円ほど。安価でした。内訳は2000Kshがカットで800Kshがフットケアかな?

ケニアの庶民が行くような道ばたの女性用サロンは、編込みしかしないのではさみを持ったことがない美容師さんばかりです。なので、やや満足度に欠けるとしても、アジア人の髪をちゃんと扱えるケニア人美容師はやっぱり貴重です(と、一応フォローしておきますね)。

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