2010年8月21日土曜日

その後のあれとこれ

メイドとドライバーを雇った最初の週が終わりました。まだ一週間目なのに(だから?)夫も私もグッタリです。便利は便利なんですけどね。


2人のお給料は前に雇われていた所と同じ額にしようと思っていました。でも夫の職場で雇われているドライバーの給料を調べたら、あまりに差があるので少し上乗せすることにしました。日本円にすると数千円の違いですが、彼らにしてみれば家賃分の上乗せくらいにはなります。メイドもドライバーよりはわずかですが給料アップで、土日の二日ともお休み(以前は土曜日も働いていたようです)にしました。2人ともとても喜んでいましたが、こちらの意思を汲み取ってくれたかは謎。


つまり、お給料は十分あげるから、信頼と期待を裏切らないようにちゃんと働いてほしい、というごく基本的な部分ですよ。


ドライバーはそれでもやっぱり小銭が欲しいらしくて、何だか怪しい事をするんですね。例えば「カーラジオが壊れているから修理に持って行きたい。2000Kshくれ」と言いだしたことがありました。洗車道具とか修理代が必要なときは、だいたいの額を事前申告して私たちからお金を預かって領収書を貰って来て清算、という当たり前のように普通なシステムを取っているんですが、このラジオの修理のときにドライバーは預かったお金とぴったりの額の領収書(手書きのいい加減なもの)を持って帰って来たんです。この修理所が前々からドライバーの顔見知りだと聞いていた私たちは、実際の修理費よりも高い領収書を書いてもらったんだなあと想像してしまいました。結局、苦笑いしてそのままにしましたが、問いただすべきだったんでしょうか。それともそんな不信感を抱いている私たちが悪いんでしょうか。そんな葛藤を一週間抱いたらそりゃぐったりですよ。




それからテレコム。信じられない事に本当に来たんです。
午前中に何時頃になるのか電話した時は前日にテレコムセンターで教えてもらった技術者の番号だったのに「番号違いじゃないですか」と酷いあしらわれ方をしされた後で、同じ番号からすぐに折り返し電話がかかって来て「今日の担当者の番号は...」と違う番号まで教えてくれる親切ぶり。もしかしたら期待が持てるかも!とドキドキして待ってました。14時以降でと言って16時過ぎに来ましたが。ま、16時過ぎも広義の14時以降であることには変わりありませんね。実は引っ越しいらい電話回線が通じてないので、来てもらってもインターネットが通じるようになった訳ではありませんが、回線が復旧したらすぐに使える状態までセットしてもらいました。
しばらくはとてもいいことをしてもらった気分でうっとりしていましたが、よくよく考えてみると、これってごくごく当たり前の事じゃないですか!しかも来てもらった時点でもう遅れてる訳だし。危うく煙に巻かれるところでした。日本だったらこれでもクレームの対象ですよね(期日より遅れて事前連絡も無くいきなり訪問)。


日本の常識はケニアの奇跡です。





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