2010年11月13日土曜日

アフリカで産みました

11月7日に無事出産しました。


40週まで待たずに誘発分娩、という担当医の方針で前日の夜から
付き添いの夫と一緒に泊まり、深夜に誘発剤を投与、朝食後に
人口破水、そして13時に出産という感じでした。


こう書くと安産だった印象ですが、短時間でも痛いものは痛いし
疲れる事は疲れるので、時間の長短と心身負担の度合いは比例
しないんだなあと思いました。


産まれてきた娘は平均よりも小さいものの至って健康で
保育器に入る事なく私と一緒に4日目で退院しました。
出産前に周りから「新生児用の服なんて数週間で小さくなるから
60cmサイズを買った方がいい」と言われましたが娘にはその
新生児用サイズすら大きくて、わたしが縫った半年用の服が
着れるくらい大きくなる日が来るのが遥か先の事のように思えます。


アフリカで出産と言う事で、周囲の人に心配されたりしましたが
実際は日本で出産するのと変わらないくらいで不安に思う事は
あまりありませんでした。それもこれもずっとお世話になった
パキスタン系のイスラム女医Q先生のおかげです。優しく的確で
だけどベタベタしてなくて本当に素晴らしい先生でした。
出産を終えてしまったので、Q先生に会う機会がなくなるのが
残念なくらい私はQ先生のファンでした。それ以外にも、病院の
朗らかな助産婦さん達、これからお世話になる機会が多くなる
赤いターバンがクールなシーク教徒の小児科医、布おむつを
せっせと選択してくれるメイドF...お世話になった人にも
お世話になる人にも、お世話になり続ける人にも今回の出産を
無事に終える事ができたお礼を言いたい気分です。



0 件のコメント:

コメントを投稿