私がめめちゃんによく読んであげる本に「じゃあじゃあびりびり」があります。
ナイロビの限られた行動範囲でしか生活していないめめちゃんには、踏切や犬、ネコにはあまり縁がないので、ピンときていないかもしれませんが、外で飛行機の音が聞こえると「ぶーんぶーん」と言うようになりました。
ところが、この本が我が家で小さな文化摩擦を生み出したんです。
めめちゃんが「これよんで」と『じゃあじゃあびりびり』を夫のところに持っていったので、夫が読んであげようとしてビックリしてました。
じどうしゃ ぶーぶーぶー?
あかちゃん あーんあーん?
かみ びりびり?
みず じゃあじゃあ?
そうじき ぶいーんぶいーん?
そうなんです。日本語のオノマトペ(擬声語)とフランス語のそれには大きな違いがあって、違いがあるだけならまだしも、フランス語では存在しないものもあり、日本語のオノマトペは夫にとってあまりに不思議なもののようです。オノマトペが非常に豊かなのが日本語の特徴のひとつなのでしょうがないんでしょうけどね。だから、この絵本を夫がフランス語のオノマトペに代えて読もうとしても、代えが見つからない(かみびりびり、みずじゃあじゃあ)ものもあり、なかなか苦戦していました。
我が家では、私はめめちゃんに日本語だけで、夫はフランス語だけで話しかけると決めていて、どちらの言葉も同じ位バランスよく話せるようになればなあ、と願っているのですが、擬声語ひとつとってもなかなか一筋縄ではいかないようです。
はじめまして。ブログを拝見しました。
返信削除オノマトペ、とてもおもしろい内容ですね。
弊社の雑誌でこのような海外の違いを書いた子育てコラムを書いていただけませんでしょうか?
一度雑誌の詳しい資料をメールさせていただきたいので、
弊社のメールまでお知らせいただければと思います。
有限会社マイルスタッフ 山下
info@milestaff.co.jp
(マイルスタッフで検索すると弊社のサイトが出ます)
よろしくお願いいたします。